第三十三話「打壊演太女功徳」。打ち壊しって、本当に壊すんですね。
このブログは、ドラマからマーケティングのヒントを探しご案内しています。以下、一部ネタバレを含みます。
打ち壊し
とうとう江戸でも打ち壊しが広がっていきました。何とか食い止めようと、蔦重は田沼に提案をします。米が無いなら、お金を配れば? 今で言う給付金でしょうか。
それを知らせるには読売? いえ、打ち壊しの最中に耳を傾けるものがいるだろうか・・・。
蔦重が何やら準備しているところにやってきたのは次郎兵衛と富本斎宮大夫。そして、市中では打ち壊しの中、何やら聞こえてきました。
宣伝カーで注目させる
以前東京出張での出来事、渋谷の街を歩いていると何やら音楽が聞こえてきました。音が鳴る方に視線を向けると、大きなトラックを使った宣伝カー。蔦重の仕掛けを見て、それを思い出しました。
取り壊しの騒ぎの中ですから、いつものような読売では声が届かないでしょう。現代でもただでさえ、身の回りではいろんな音が鳴っていますから、音から入るのは得策でしょう。
五感に訴える
このように、視覚だけでなく聴覚や嗅覚といった五感に訴えることで、人々の関心を引き、集客へとつなげることができます。これは、集客のための最初の一歩として非常に効果的な方法です。
