「受け入れる」ではなく「受け止める」
私が講座の中で10年近く伝え続けていること。それは自分と考え方や価値観が違う人と出逢ったときに相手に対して「それは間違っている」とか「それはおかしい」と否定するのではなく「受け止めましょう」ということです。「受け入れる」ではなく「受け止める」です。自分と違う意見を無理やり受け入れるのは違和感があるでしょうし、無理があると思います。でも「へえ~、あなたはそう思うんだね」と言うことはできますよね?それが受け止める、ということです。人は誰でも「肯定されたい」という気持ちをもっているのでいきなり自分の意見を「それは違うよ」と否定されたら嫌な気持ちになりいいコミュニケーションはとりにくくなってしまいます。人はそれぞれ考え方、価値観が違って当たり前。なのでまずは「受け止める」。そしてそのあと自分の考え方や価値観と違うときには「なぜそう思うのか?」とその奥にある思いや考えを聞いてみる。そんなことを意識して会話していくと、相手のことがよく理解できるようになるし、何よりいい関係性がもてるようになりますよ。今日のしつもん:あなたは誰に受け止めてもらいたいですか?