スフィンクスV2(平和)
回転体の役物自体は珍しくはないのですが、それを縦(役物後部)ではなく横(ステージ)
に配置する事で羽根物の可能性を一気に押し広げた平和の意欲作。
ステージに配置された回転体は常時一定速度で回転を続けており、羽根に拾われた
玉は上段ステージ後方から、この役物の外れ穴を突き抜けて手前のVへと入賞する
事になります。
穴と穴の間隔を一気に玉が通過しないとなかなか大当りしないのですが、一旦大当り
になるとこの外れ穴に玉が貯留されていく事で継続をフォローするようになっています。
役物だけでなく、スフィンクスをモチーフにするというアイディアやトータルのデザイン等も
当時としては非常に凝っており、ゴージャス感を打ち出していたようなイメージがあります。
玉の動きだけでなく、入賞する瞬間も楽しめるこの役物は他メーカーにもかなりの影響を
与えたようで、似たような仕組みで少しずつ独自のアイディアを加えた羽根物が次々と
登場するようになりました。
回転体ステージという羽根物らしからぬ役物があっという間にファンに認知されたのは、
やはりこの台の完成度の高さによる影響が大きかったのではないかと?

ブリッジ(ニューギン)
天下に入賞すれば以後は、定量まで右打ち消化という典型的な純正一発台。
中央の役物は左右に入賞口がありますが、実はここ通常時も右打ちすれば
コンスタントに玉が入賞します(左は完全に潰されています)。
但し大当りしていない状態だとそのまま下に落下するだけなので、全く意味はありませんがw
大当りになると役物左にあるポケットが画像のように右側に移動するのです。
このポケットに入賞すると下部のチューリップとの連動があり、これで出玉を増やすというわけです。
ポケットの動きがブリッジと呼ばれた由縁ですね♪
入賞ルートが出来るのではなく、入賞口そのものが動くという何とも大胆なアイディアなの
ですが、さすがにこれは反則ではないかと・・・w
こんな仕組みが認められるのならパチンコの基本的な部分が崩壊してしまうのでは?
さすがにこれはまずいと気付かれたのか以後は禁止されてしまったのではないでしょうか?
多分、同様のスペックを持った機種は登場しなかったような気がします。
・・・というかですね。
この台に関してはノーマルゲージでも打ち方の工夫でパンクが回避できるわけですから、
もし認められているなら一発台は今も残っているはずですからねw

いなかっぱ大将2(藤商事)
■大当り確率235分の1
CR権利物でヒットしたジャマイカ と似たようなゲーム性を持つ2回権利タイプ。
スタート通過で中央のデットデジタルが作動し大当りになると(47分の1)下部アタッカーが
開放します。ここに玉が貯留されると、今度はサイドのデジタルが始動し「7」で停止(5分の1)
すると権利獲得となります。
コテコテのデザインや、分かりにくい2段階方式がまずかったのか、思った程設置は伸びません
でした。現金機権利物の島自体が既にホールからかなり削られている状況で、似たようなゲーム
性を持った奥村のラッキーボウル がヒットしていたという、時期的に運が悪かったという背景も
ありますが・・・・
大当り確率を調整した3回権利タイプ(73分の1×4分の1)もありましたね。
マイナーマシンとして姿を消すかと思われたのですが、この頃は保通協の検定仕様の強化に伴い
新台が全く適合しないという時代でして、困り果てたメーカーはお蔵入りマシンや新セルバージョンの
再販で急場を凌いでいました。
そこで藤商事もこの台を「どないやねん」として再販を行ないました。
コテコテ感に更に磨きがかかったわけですが、やはり設置は芳しくなかったような・・・・
個人的にゲーム性に問題はないと思うのですが、受け入れられなかったのは2段階目の抽選が
あまりにも地味過ぎたからではないでしょうか?
デジタルが揃った時点で大当りと勘違いして、2段階目をパンクしている人も結構いましたしね。
ちなみに3回権利の方はフルーツパークという名前で再販が行なわれています。
こちらはかなり洗練されたデザインになっているのですが、多分ジャマイカを意識して
いたのではないでしょうか?

ミルキーバー(ニューギン)
■大当り確率329.5分の1
3回権利物で根強い人気を誇った液晶機。
ニューギンの権利物はカーニバルの頃からシンプルな演出で人気を得ており、それが
一種のブランド化となって安定した人気を誇っていました。
残念ながら始動口がスルータイプのスペックは現在の規定では禁止となっています。
・払い出しのないスタートで大当りになるのはおかしい
・スルータイプのスタートだと、他の機種よりも打ち込みが増える
なんて、もっともらしい理屈がつけられていましたが個人的には現金機なのに権利物だけ
確率変動を認めていると、CR機との差別化が図れなくなる為だったのではと思っています。
新機種が出なくなった事で設置していたホールは逆に何があっても外さない、という考えで
使っていたようで、みなし機撤去期限の最後まで現役で頑張っていました。
常連比率が高く稼動も安定していたのですが、ラッキナンバー営業のお店が無制限イベント
なんかを行なうと、朝からフル稼働というのも珍しい光景ではありませんでしたよね。
セルが剥げていたり、液晶に黒玉(液晶の劣化)が発生していてもそんな事はおかまいなし
というような状況はちょっと今の入れ替えサイクルでは考えられないかも知れません。
大当り1回で6000個前後の玉が獲得できて、止め時も明確。
何気に今のパチンコに求められているのはこういう打つ時間が限られていてもある程度の
出玉が期待できる台ではないでしょうか?
その人気を裏付けるかのように、何度も再販が行なわれ新セルバージョンが登場しています。
*画像はnobさんのブログ
からお借りしています(大当りの動画も閲覧できます)
デジパチでは珍しくなかったのですが元々シェアの低かった権利物で、これだけ新セルが
登場している事でもこの台の人気を伺い知る事が出来ます。
初代セルが左側になるわけですが、この時点ではメーカー側もまさかそんなにヒットするとは
思ってもいなかったようで、ちょっとしたミスを犯しています。
盤面の上部の文字を良く見ると・・・・・
CAHNCE
2代目セル(多分最初の画像)が登場した時はこれに気付いて急遽変更したのだと思いましたw
そして、この台はニューギンのオリジナルキャラ「すももちゃん」のデビュー作でもあります。
登場時はそんな気はなかったのでしょうが、上記理由により予想外のロングランヒットとなった
事や、三共のムムちゃん、三洋のマリンちゃんといったキャラが認知された事に引っ張られて
いつの間にか人気が上がっていったような気がします。
デビュー作でいきなりセミヌードを披露しているのは恐らくこの子だけではないかと・・・・・w
巨乳とコスプレに更に磨きがかかっていますねw
液晶でもあまりの過激さ?に画面上では「自粛」の文字で隠されていましたが、実は一瞬だけ
オールヌードも確認する事が出来ます。

よ~く目を凝らすとうっすらとみえてきたのではないでしょうかw
粗いドットのアニメ絵ですが、良くこんな画面で検定を通過できたものだと。
・・・というわけで、じっくり確認したい方の為に完全版も御用意致しました。
下の画像をクリックすると一つだけ本物の画像が隠されています。
一発で選ぶ事が出来たら明日はいい事があるかも♪
(・・・というか単なるエロパワーチェックw)
麻雀王6(京楽)
■大当り確率???(多分225分の1位)
パチンコは実際に打ってみると、面白い、面白くないの判断はそんなに難しくありませんよね。
でも、その台がヒットするかどうかは運の要素も重要になります。
超人気機種がホールを席巻している時期に、どんなに面白い機種を出しても設置が伸び悩む
のは言うまでもなく、ほとんど期待していなかった台でも入れ替え需要とマッチすれば注文が
殺到したりと・・・・
そんな中、最も悲惨な歴史をつむいだのはこの台だったのかも知れません。
旧要件時代の京楽と言えば、ダービー がヒットするまでデジパチのシェアはほんのわずかしか
ありませんでした。
そこで、ドット表示を利用し、麻雀をモチーフにしたデジパチを開発する事で一気にヒットを
狙ったのです(多分)
それまでにない斬新な図柄とテーマはファンのハートを掴むに違いない!
そうして完成したのが「麻雀王4」だったのです。
初の麻雀デジパチとして注目を浴びる予定だったのですが、何故かこの台は認可後、お蔵入り
となってしまいます。
不具合があったのか、更なる改良を追求したのか??・・・そこから3ヵ月後ようやく正式販売と
なったのがこの台だったわけですが、そのわずかな期間で何と!!
ニューギンから登場したエキサイト麻雀3 が大ヒットを飛ばしていたのです。
ほぼ同時期に登場し、同じテーマのデジパチでありながらも片や歴史に残る人気機種となり
もう一方はその存在すらファンの記憶から忘れ去られてしまう。
運が悪かったで済ますにはあまりのも不幸な台という気がしてなりません。
・・・という自分もこの台の存在は全く知りませんでしたが(汗









