懐かしのぱちんこ名機列伝 -121ページ目

花鳥風月(西陣)

花鳥風月

■大当り確率220分の1


和風テイストのデザインをさせたら天下一品の西陣が

遅まきながら本格的に連荘デジパチに取り組んだ意欲作。


金色主体のゴージャスなセル盤に、カラフルな7セグ表示と

いかにも「気合いれて作りました」というメーカーの意欲が滲み

出ているような感じがします。


見た目だけでなく、当時としては破格の連荘率(30%強)も兼ね

備えていた事から、設置も順調に伸びたようだったのですが・・・


実際、この確率でこの連荘率なら誰でも打ちますよね?


ところが解析が判明してみたらあら!びっくり。


毎回転3分の1の確率で前回の判定をそのまま流用するという

至ってシンプル(手抜き)なシステムだったのです。


つまり、大当り確率220分の1というのは連荘込みの数字だった

わけですね。


どおりで、このスペックで普通に回ったわけだw



■おまけ

花鳥風月動画

RASさんのブログ から転載許可を受けています

★ダイナマイト(大一)

ダイナマイト


パチンコ連荘機時代を代表する権利物。

デジタルは1桁で「7」が出れば大当りというシンプルな仕組み

なのですが・・・・・・


内部的に天国と地獄の2つのモードがあり、とりあえずは天国へ

移行させる事が大当り(連荘)の鍵となっていました。


移行させる為には先ずデジタルに「3」(小当たり)を出さなけれ

ばなりません。小当たりがモード移行契機役となっていたからです。


デジタル抽選用のカウンタは大当り&小当たりの配置がかなり偏っ

ており、スルーに玉が通過する度にリセットがかかるようになって

いました。


このリセット開始位置が2種類存在し、「スルー通過→電チュー入賞

→役物V到達」までのタイミングに丁度「大当たりが集中する」(天国)

と「ほぼ外れで小当たりがボチボチ」(地獄)に分かれていたのです。


この地獄状態の中にある、モード切替数値のほとんどが小当たりと

なっていたわけです。

ちなみに天国から転落する場合は「3」「7」の両方があり、天国では

外れ図柄の「5」がやや多めに配置されています。

一応モード移行確率は43分の1程度と言われていましたが、役物の

個体差もありましたので、実際にはあってないようなもんですw


いや、本当に当りまくる台と、全然当らない台の差が極端だったんで

すよね。


又、玉詰まり等で入賞タイミングが通常と異なると直撃で大当りする

事もあり(この場合モード移行はしないのでほぼ単発)攻略要素や、

台の個体差がかなり収支に影響を与えました。


モード移行タイミングはスルー通過直後にも固まっている為、


地獄→打ちっぱなしでタイミングがずれるのを祈る

天国→止め打ちを駆使してタイミングがずれないように調整する


という、工夫もそれなりに効果を上げたはずです。


実は仕組み的には同時期に登場したアレパチの「アレキング」と

ほぼ同じなのです。


全く関係のない他社から似たような機種が登場するという事は、

パチンコ業界では別に珍しい事ではありません。


各社が様々な特許を保有している為、独自の開発を行なってい

ても情報はある程度、掴めるからです。更に、それまでにない仕

組みを登場させる時は、「こんなの考えたのですが、一緒に持ち

込みませんか?」と持ちかけたりもするそうですから。


ダイナマイトはその過激なゲーム性から販売自粛になったはずな

のですが、対策機として登場したはずの「ラッキーボーイ」は何故か


・払い出しが13→15アップ

・移行確率が43分の1→64分の1とダウン

・天国維持率がアップ


という、更に過激なスペックとなっていました。




■ゲームで遊ぶ

ULTRAシリーズ 必殺パチンコWin ダイナマイト

¥1,050株式会社ベクター

お知らせ

パチンコBGM を作って見ましたので一部公開(ほとんど未完成ですが・・)


微妙な加工の仕方が全くわからないので多分ここまでが限界。


ピンボール(京楽)

ピンボール

■大当り確率:235分の1


デジタルが揃うと役物上部の電チューが開放。

入賞した玉がフリッパーに弾かれ奥にあるVへ飛び込めば大当り。


仕組み的には役物の振り分けを使用した権利物なのですが、

玉切れ等のアクシデントが発生しない限り、ほぼデジタル揃う=大当り

でした。電チューの開放が5・6秒が長いので3個以上の入賞でほぼ

Vへ飛び込んだからです。


デジタルは3つ揃いだけでなく3と7だけは前後賞(323・343・767

・707)でも大当りとなりました。


京楽の権利物では過去に例を見ないほどの大ヒットとなったわけで

すが、その最大の秘密は連荘の仕組みにありました。


大当り後最初のデジタル回転で、「中図柄に奇数が止まれば確変突入

という、斬新な条件が組まれていた事です。


初めて自分が打った時も、盤面下部に表示されていた説明書き


「大当り後中デジタルに奇数停止で確変突入」


の意味が理解できず、一体どうすれば連荘するんだ?と思った記憶が残

っています。


実はデジタル上部にあるランプが、確変に突入すると点灯するようには

なっていたのですが、あまり目立たない存在でしたので、なかなか気づく事

ができなかったのです。


実際導入初期には確変状態で止めていく人が結構いたくらいですから・・・


この確変状態が大当り後に抽選というのは当時、かなり攻略心をくすぐっ

てくれました。


というのも、大当り中でもデジタルを回す事が可能なので出目の停止パタ

ーンに何らかの法則があれば、奇数を止める可能性をアップできるかもし

れないからです。


これは当時の専門誌でも結構ネタにしていまして、


「偶数が続いた後がいい」

「いや奇数が連続している状態の方がいい」


と様々なオカルトが登場しました。


現実味のあるものとしては、確変抽選を行なうのは権利終了後に最初に

止まった中デジタルですので、最終ラウンドとデジタル始動を同調させて、

奇数が止まりそうなら先に権利終了(玉を打ち続けてアタッカーを閉じさせ

る)、偶数ならフルオープンを利用してデジタルを先に止めて、確変チャン

スを残して終了後に期待。


という戦略がありました。実は、これは自分も専門誌で指摘する前に気づ

いたのですが、とにかく条件が厳しすぎるのです。


アタッカーの入賞カウント、デジタルの停止状況(中デジタルはスローに

なってから3コマ先で停止)を瞬時に判断して打つか止めるかを決断しな

ければならない上に、アタッカー開放用のポケットは回転体ですので、最

終ラウンド前に一度入賞も止めなければなりませんしね。


自分は、15Rが閉じてから最終ラウンドが開くわずかな間だけ、ヘソを狙う

ようにして、運良くデジタルが回った時だけ狙うようにしていました。


まぁ、実際に成功したかどうかはわからないのですが、こんなやり方でも結

構ギリギリのタイミングでデジタルが止まるので、攻略をしているという満足

感だけはありました・・・w


デジタル図柄は「0~7」までしかありませんので一見、突入率は2分の1と

思いがちですが、前後賞が存在する為、3か7でリーチがかかった時だけは

突入率が5分の3となり少しだけアップします。同様に偶数図柄でリーチが

かかれば、7分の4となるのでトータル的には(少しだけ)確変比率が上回っ

ていたのではないかと思います。



■おまけ動画

767で大当り(前後賞)

nobさんのブログ から転載しています


■ゲームで遊ぶ

サン電子
必殺パチンコステーション クラッシック2

ピンボールがゲーム化されているとは知りませんでした。他にもたぬ吉くんと

ダイナマイトが収録されています。これはお勧めかと・・・・思ったらその分値段

も高めで、中古市場ではプレミアがついているようです。

春夏秋冬(西陣)

春夏秋冬


おまけチャッカー時代の保留玉連荘機で出遅れた西陣は

その後の2000発機からは積極的に過激な台を登場させ

るようになりました。


初期は保留玉の書き換えを利用した機種も登場させてい

ますが、西陣の連荘機といえば、「モードを利用した確率

変動」を得意とし、その仕組みはほとんどが役物の作動

絡んでいました。


「春一番」の場合、液晶上部のランプの点灯パターンが

そのまま4種類のモードと繋がっており、大当り中はBGMを

利用して、モードを特定し、以後はフルオープンを続ける事で

連荘モードを継続させる事が可能でした。


この機種に関しては様々な攻略法やプロが実際に活動を行

なっており、映画等にもなりましたから覚えている人も多いと

思います。


末期はランプの一つを消す事で見た目にモードをわからなく

する事で対策したり、女性専用台で営業したりとホールもか

なり苦労したようです。


そして、あまり話題にはならなかったものの「ミラクルフォース」

では、アタッカー内の人形の動きがモード移行に影響を与えて

いたようで、何かの弾みで人形が動かないようになると、モード

がそのまま固定されてしまいました。


一般電役「ポップカルチャー」では、デジタル横の回転体が連荘

に大きな影響を与えていたようで、この部分が詰まったりすると

ノーマル機に戻ってしまったのです。


さて、ではこの春夏秋冬では一体どのような仕組みで連荘を引き

起こしていたのでしょうか?


その前におおまかなスペックを紹介しておきましょう。


基本となる大当り確率は210分の1です。

内部的にモードは、「天国(10分の1)・地獄(420分の1)・ノーマル

(210分の1)」の3種類となっており、大当りの度にモード移行抽選

が行なわれ、連荘やはまりを演出していました。


又それとは別に「はまりモード滞在時は外れリーチ40回で天国に

移行」や電源オン時は「最初のリーチでモードが選択される」という

おまけ的要素が存在していました。


外れが40回越えても当らない場合、単にノーマルではまっていただけ

という最悪の展開が確定します。(ノーマルモードでも一応天井は存在

しますが、外れリーチ248回という非現実的なものです)



実はこのおまけ要素が、連荘システムにも深く関係していたのです。



盤面左右には当時のラッキーナンバー営業用にキャラクターを施

したランプが配置されていたのですが、その中に「外れリーチ40回

以上でないと選択されないランプ」が存在していました。


春夏秋冬ランプ

これが問題のランプ。当時ラッキーナンバー営業をしていたお店の

ほとんどが、このランプを継続用に選択していたのは単なる偶然で

はなく、メーカーからアドバイスでもあったのでしょうね。

これは通常時に毎回リーチをカウントするプログラムが存在してい

た事を証明しています。


それでは、電源オンではなくリーチ時にモードが移行するのは何故?

これにはデジタル上部の役物が影響していたのです。


配置されている「御神輿」はリーチがかかると、演出としてアクションを

起こすのです。つまり、この御神輿を動かす事がモード移行に影響を

与えていたのです。(大当り中もずっと動いていますから)


要するにこの神輿は一見単なる演出のようでありながら実は

通常時はリーチ時の役物の動きの回数でモード移行。

大当り時は役物の動きの時間でモード移行。

に係わっていたというわけです。





さて・・・


ここで問題です。

もし、この御神輿が壊れたらどうなるでしょうか?




??



???





答え「ずっと現在のモードが継続される


冗談みたいですが、当時、実際に東京のホールでこの現象が起きて

しまったのです。朝一で当った台がず~~~~っと連荘モードに滞在

し続け、あまりの連荘にそれを見ていた人が「パチンコ必勝ガイド」に

連絡をし、駆けつけたスタッフが、閉店間際の出玉の山を取材し記事

にした事がありましたから・・・



確か「135連荘」したんじゃなかったかな?


神輿に玉が引っかかって役物が動かなくなっていたのが原因らしいです。



というわけで何かと連荘性ばかりがピックアップされてしまうわけなのです

が、実は初めて「全回転リーチ」が登場した機種でもありました。


右図柄の配列が一部ずれていたので信頼度は100%ではありませんで

したが、それが又逆に熱かったんですよね。


画期的アイディアなのに、いつも最後のおまけ的に紹介されて、ちょっと

可哀想だったりしますが、本来はこれだけでも紹介する価値がある名機

なんですよねぇ・・・


【追記】


モード移行は単純に大当り毎に一定の振り分けで移行していたようです。

(但し、天国へは地獄経由でしか移行しない)

天国40%・通常40%・地獄20%


モーニング機能として朝一最初のリーチが外れると5分の1で天国へ移行。


■おまけ


全回転リーチの動画

*動画はnobさんのブログ からリンクさせて頂いています

 その他のリ-チ動画も見たい方は→こちらをクリック