フィーバークイーンⅡ(三共)
■大当り確率254分の1
三共のドラムデジパチで最終完成形と言っても過言ではないほど
絶大な人気を誇りました。
前身機フィーバーキングでは巨大ドラムゆえに、玉の流れがかなり
いびつになり、ステージの癖が露骨に存在しました。
クイーンではその欠点がワープステージで見事に改善されています。
又、再始動だけではなく、要望の多かった戻りや無音のプレミア当りも
追加されており、それが又、絶妙のバランスとタイミングで出現する事、
リーチアクションは存在しないものの効果音がドラムの動きと見事なま
でに同調していた為、大当り図柄が近づくだけで興奮できたのです。
この機種は抽選方式が変わっていて、ドラム始動時には大当りの判定は
行なっていません。回転時に判定するのはリーチの抽選(11分の1)のみ
で、リーチになってから今度は停止位置の判定を行ないます。
全てのドラムが停止した時点で揃っていれば大当りだったのです。
つまり、「惜しいリーチは本当に惜しかった」というわけです。
大当り後の4回転のみはこのリーチ後の判定がパスされる為、リーチがか
かればほぼ大当りとなります。但し、必ずパスされるわけではないので、絶
対ではありません。
しかも、この書き換え率(リーチ後の判定無条件合格)が台によって微妙に
異なっていた事も特筆すべき点かもしれません。
(最低で18%、最高で28%)
連荘し易い台は、本当に連荘率が高かったのですw
又、特定の図柄のリーチのみ書き換えを行なわないようになっていました。
保留玉でこれらのラインで当った場合は、自力となります。
尚、こういう仕組みの為、Wリーチは本当に期待度が倍増となります。
登場後間もなく新セルになりました。
画像ではわかりにくいのですが、この変更の際に、ドラムの上部について
いるナンバーランプ(1~0までの10個)の配列が変更になっています。
初代は「0~9」だったのですが、新セルでは「1~0」とされています。
これは当時のラッキナンバー営業用に使用されていたのですが、どうも
停止ランプに偏りがあったようで「3・7で継続」とした場合、見た目よりも
持ち玉遊技になりにくかったのが原因のようです。
クイーンは三共の代表的機種として、定期的に後継機が登場しています。
しかし、一発判定しか認められない現在のデジパチでこの台の熱さを再現
する事は不可能と言えるでしょう。
■おまけ
*動画はnobさんのブログ からリンクさせて頂いています
2段階や戻りの当りも見たい方は→こちらをクリック
オリオン(大一)
■大当り確率8分の1
権利物のスペックながらどのホールでも一発台として使用して
いました。しかし、実はれっきとした3回権利物となっています。
中央役物に入賞すると内部の8つ穴の回転体で振り分けられ
V穴に入賞すれば大当りです。
入賞と同時に左チューリップが開放し、デジタルが回転を始めます。
チューリップはスタートチャッカーになっており球が2個入賞すると
閉じます。この時点で、
現在回転中+2回のメモリー
が確保された事になります。
この状態でストップボタンを押してデジタルを停止させます。
「000」以外なら大当りです。
後は右打ちで権利を消化し、終了後に保留分(既にデジタルが
始動している)を同様の手順で消化させていきます。
一見複雑なようですが、要はVに玉が入ればストップボタンで
権利発生と考えて問題なしです。
但し、この台は「デジタルの回転時間がそのままなら5分」という
のをストップボタンで止めているわけですので・・・・
権利発生と喜んでそのまま放置すると、普通に権利が終了してい
たりします。同様に、権利中にストップボタンを押したりするとパンク
になります。又滅多に発生しませんが、デジタルに「000」が揃った
場合、1回分損します。
何かと制約は多かったものの、基本的には一発台のゲーム性を踏襲
していましたので人気は高かったです。
振り分けが低いので入賞もそこそこ期待できましたしね。
ブラボーキングダム(平和)
■大当り確率225分の1
連荘システムにモードという概念を生み出し、その過激な出玉
性能や攻略法の発覚で社会問題にまで発展した異色作。
登場初期からはまりと連荘は話題になっていたのですが、それ
以上に、「何故か普通の台よりよく回る」という回転率が注目され
ました。
実際、新装でもないのに無制限で40回転(40個交換)以上という
お店がゴロゴロありました。
その時の感想は正直「別に対して連荘するわけでもないし、単なる
噂だったのかなぁ・・?」と思いながら打っていたのですが、これが
連荘を意図的に押さえるホールの戦略
だったとは夢にも思いませんでした。
実際、連荘部分を考慮しなければ盤面の作りや、ドットの演出は明
らかにマイナー機種の風格が漂っていますからね。
導入してからしばらくすると、自分の範囲内のお店はどこも稼動が
落ちていました。
従来の機種とは明らかに違うシステムだというのは、おぼろげなが
ら予想はされていたのですが、肝心の解析でシステムが判明しな
かった為、運任せの連荘機?という評価が続いていたのです。
このまま、新機種が登場すれば撤去されていくものだと思っていた
のですが、ようやくその全貌が明らかになると、今度は鉄火場として
どこのホールでも盛況を極める事となります。
【連荘システム】
内部的には225分の1が9つのモードに分類。
その中の一つだけに大当たりがあるので、
大当り確率25分の1のモードが1つ
大当り確率が0のモードが8つ
存在する事になります。
このモードは保留ランプが3つ以上点灯した状態からリーチが
外れると次のモードへ移行するようになっていたのです。
つまり、「大当り後の保留ランプで外れリーチがかからなければ
天国確定」以後は保留ランプの3つ目を点灯させるなければ、
天国モードが継続したわけです。
回る店ほど連荘しなかったのがこれでお分かり頂けましたでしょうか?
これまでの常識を覆すようなシステムなのですが、発覚してしまえば
攻略法自体は非常に簡単です。その為、専門誌のみならず一般週刊
誌等でも広く掲載され、一斉を風靡する事となりました。
その為、キングダムの島は常に店員のマークが厳しくなり、殺伐とした
雰囲気が漂っていました。
自分はそういう状況を好ましく思ってないタイプですので、逆に攻略法
が発覚してからは打たなくなりましたが・・・・
【追記】キングダムの動画を公開されている貴重なサイト
中段りりすさんのHP へGO
■ゲームで遊ぶ
- アクアルージュ
- HEIWA パチンコグラフィティ Vol.2
PS対応。
綱取物語とブラボーエクシードも収録されているマニアまかせなソフト。
只・・・・・ゲーム化された連荘機というのは結構ノーマル機になっていたり
するので、あの連荘システムがきちんと再現されているかどうかは不明。
カーニバル(ニューギン)
■大当り確率:300分の1
新要件以降に誕生した3回権利物の中ではかなりのロングラン
ヒットを飛ばしました。
デジタル表示は左にオ-ルマイティ図柄を採用しているものの、特に
予告や演出があるわけでもなく、どちらかというとシンプルな部類に
入ります。
このようなシンプルな機種は、極稀に固定客がつき人気機種に化ける
事があります。その為、ヒットした理由が分からないので、一時的に各
メ-カーが似たような機種を登場させるわけです。
まぁ、そのほとんどはあっという間に客が飛ぶわけですが・・・
同じような機種でも「シンプルだけど奥が深い」と「単調で退屈」という様に
全く逆の評価となってしまうのは、ゲーム性云々ではなくどうやら登場した
時期というのが重要なようです。
今はそうでもありませんが、ホールには同じ機種しか打たないという頑固な
常連客が存在し、そういう客層がそれまで打っていた機種が入れ替えられ
た時に一斉に移動する事があるようなのです。
自分の予想なのですがカーニバルの場合、それまで「ドリームX(W)」の常
連が一斉に流れたような気がします。ちなみに、このカーニバルからギンギ
ラパラダイス→海物語へと移動が進んだのではないでしょうか?
これらに共通するのはとにかく「リーチがわかりやすい」「当り易い状況が明
確」。そして最も重要なポイントとして・・・
どつきがいがある!
と言う点ではないでしょうかね?
カーニバルのリーチはノーマルでは絶対に当らず、スロー回転のまま1周
を過ぎ、色が変化した「スーパーリーチ」に発展しなければなりません。
発展した場合、停止する位置は大当り、もしくはその前後のみとなっている
のですが、外れる場合はほぼ、手前で止まってしまう為、ある意味非常に
叩きがいのある機種と言えるかも知れません。
完全ノ-マル機でありながら、連荘性が幾度も話題になったように、常連客
が勝手にオカルトを作り出すレベルにまで発展すると、その機種は設置され
続ける限り安定した人気を誇るようになりますね。
カテゴリの目安
機種紹介は特に時系列を考慮せずに行なっている為、文中の説明だけ
ではいつ頃の機種かわかりにくいかも知れません。
そこで、おおまかなパチンコの歴史を紹介しておきますので、大体この
頃か・・・という目安にしてもらえると助かります。
1980年:デジパチ「フィーバー」誕生
1981年:羽根物「ゼロタイガー」誕生
*この間にデジパチは30秒規制・15秒規制を受ける
1985年:デジパチに10カウント規制
*いわゆる1300発機と呼ばれるのはこれ以後の機種となります
1987年:おまけチャッカーデジパチ登場
*以後のデジパチは2000発機、おまけチャッカ-機と呼ばれる
1990年:「ドンスペシャル」登場により、連荘機が登場
*連荘デジパチはここから登場
:CR機システム開始に伴いパッキーカード登場
:新要件施行により「釘曲げ」が禁止となる
(一発台・おまけデジパチの全面禁止)
1991年:前年10月に施行された新要件機が登場
*これ以前の機種に関しては旧要件機。以後の機種は新要件機と
呼ばれる。
要件というのは風営法で具体的に定められた基準。パチンコにおける
許容範囲を記したもの。
この要件に沿って、現状に合わせて組合で内規として定めたものが
いわゆる「新基準」というもの。
1992年:連荘機ブームが羽根物・権利物等にも波及。アレジン登場。
1993年:CR花満開登場
:ダービー物語事件発生
1994年:旧フルスペック機(突入率3分の1・2回ループ)全盛
1995年:CR機にリミッター自粛
1996年:社会的不適合機発表。撤去開始
:CR機に5回リミッター規制
*リミッターCR機はこの頃の機種
1999年:リミッター撤廃
*以後のCR機はリミッター解除機と呼ばれる





