ボクシング(三共)
羽根物登場初期に活躍した、ジャンル未定のパチンコ台。
正確にいうならばボクシングが登場した頃はまだ権利物や
一般電役という種別は明確にスペックが定められておらず
当時はこのようにジャンルにまたがったハイブリッド機種と
いうのが数多く存在しました。
ゲーム性なのですが、まず天下役物上部に玉が入賞する
スペースがあり、飛び込んだ玉が奥に吸い込まれると、中
央のスライドアタッカーが開閉を開始します。
アタッカー下部には3箇所の振り分けがありますが、このう
ち左右に玉が入ってしまうと権利は終了です。
一見すぐ終わりそうなのですが、左右に飛ぶ込むには勢い
良く飛び込んだ玉が閉じきる前に一気に到達する必要があ
ります。
その為釘調整(羽根の手前で勢いを殺す)次第では一撃数
千発も可能となっていました。その分最初の開閉であっとい
う間に終わる事もあり、かなりスリリングなゲーム性となって
います。
但し、左右に入賞後に羽根上部に玉が残っていれば、奥に吸
い込まれる為、権利復活のチャンスもかなりありました。
停止→始動までは若干のタイムラグがあったので「終わったか?」
と思った直後に再び羽根が動き出す絶妙の間を生み出していました。
お店の方針で遊び台にもギャンブル台にも変貌してしまう為、見知ら
ぬ店で打つ場合は、先ずどのような調整をしているかという、チェック
が必要でした。
基本的には遊べるジャンルだったのですが、中には「左右の落としに
詰め物」を入れて一発台として使用しているお店までありましたから・・
当時の専門誌をチェックするとボクシングにはニューボクシングという
後継機も存在したようです。画像の機種がどちらかなのは不明なので
すが「役物入賞で30秒、もしくは10個の入賞で権利終了」と書かれて
います。これは規制後のゲーム性なのでしょうかね?
少なくとも自分の知っている限りではこのような時間や入賞数による
権利終了はなかったと思うのです。
■タンブラー(京楽)
中央3段に配置された一番上に入賞すると打ち止めが確定する、
純正一発台。
一見、単にチューリップが開いているだけにみえますが、実はこれが
反転式になっており、チューリップ部分が下にある場合、入賞ルートを
防ぐ役割を持っていました(役物は常に開いた状態である為)。
一番上が反転する事により2段目へのルートが生まれ、更に3段目に
入賞するようになっていたわけです。
入賞後は即右打ちでほぼ打ち止めに到達しますが、油断していると連続
入賞で即パンクという危険が常にありました。
この特殊なチューリップの正式名称は「カイザーチューリップ」と呼ばれ、
他にも様々な機種で使用されていましたが、新要件施行後は「入賞ルー
トを妨害する」仕組みなので一切禁止となってしまいました。
ちなみに当時マニアックな人気があったテレビ番組「カルトQ」のパチンコ
編で、誰も答える事が出来なかったという伝説をもっています。
*自分はその時の印象が強く残っている為に、未だに覚えています。
この時の解答者には、OLに扮した神保美佳さんもいたりしますw
キングハンター(ニューギン)
■大当り確率500分の1
キングハンターはこれまでも、何度かメルマガで紹介しているのですが、
一発台のスペックをもった一般電役となります。
機種の紹介に関してはメルマガのバックナンバーを
転載させていただきます。
【めるまがより】
デジパチに変わる新型スペック機・・・と期待されながらも瞬く間に姿を消し
た異色スペック機。
大当たり確率は500分の1。
大当たりすると電チューが5・8秒間開放する。とこれだけの機能しか存在
しなかったのですが、この電チューとメモリーに密接な関係があります。
先ず一度大当たりすると「メモリーが途切れない限り大当たり確率が大幅に
アップする」「電チューが開くとヘソチャッカーに誘導される為、実質メモリー
が途切れなくなる」。この2つが複合する事により、一度大当たりすれば
打ち止めに到達するまで延々と大当たりが続くのです。
他社からも同一スペック機が一斉に販売され、一時的とはいえホールには
「キングハンタータイプ」の機種が席巻する事となりました。
しかし、この機種には大当たりだけではなく「中当たり」「小当たり」まで存在
したのです。従って多少知識のある人は止め打ちを駆使して電チュー開放
を狙うだけで玉の消費を大幅に節約して大当たりを待つことが出来ました。
当時打ち初めて5分で俺が気づいた位ですからこの攻略法が広まるのは
情報媒体がなくてもあっという間でしたね。
残念ながら改良した後継機というのが登場することなくこの異色スペック機
は歴史から名前を消す事となりました。
【めるまがより・・・その2】
以前にも紹介した事がありますので、簡単にスペックだけを・・・
通常時はほぼデジパチと同じ仕組みです。デジタルが揃うとアタッカーでは
なくヘソ上部の左右の電チューが5・8秒間開きます。
この電チューは開くと、更に左右のスタートチャッカーに玉を誘導する
役目も持っています。デジタルは一度揃うと
「保留玉が切れない限り大当りを続ける」ようになっていましたので、実質
「一度揃えば、ほぼ打ち止めまで玉が出る」ようになっていました。
キングハンターを筆頭にほぼ全メーカーから同様のスペックの機種が登場
し、一発台とデジパチをミックスした機種としてホールを席巻しました。
が、これらには全て大当りだけでなく、中当たりや小当たりまで存在し、
止め打ちで電チュー開放を狙うとほとんど玉を消費する事なく遊戯が
出来てしまったのです。
登場間もなく攻略法が広まり、あっという間に姿を消したキングハンタータイ
プはその後、欠点を改善した後継機が登場する事も無く忘れ去られた存在
となってしまったのです。
画期的なアイディアだと思ったのですが、当時打っていた人でさえ単にデジ
タルを使った一発台程度の認識で終わってしまったのではないでしょうか?
【追記】
このブログを始めてから、紹介したいのになかなか紹介できない機種と
いうのがいくつかあります。
スリークッションの「グランドホーク」
大一の旧要件権利物「ハードロックⅡ」
大一の一発台「トキオ」
他にもまだいくつかあるのですが、その理由は単に
画像が見つからない。
そんな中で、キングハンターに関してはネットや古い専門誌を漁ってもなか
なか画像が見つからなかったのです。
というわけで、今回はなかなか金が掛かっています。
何故ならば、日々の更新をさぼってネタを探しにわざわざ東京まで
出向いたからです。
東京・上野に ぱちんこ博物館 というのがあるのを御存知でしょうか?
ここで紹介するのも筋違いなんで後日メルマガで配信するつもりなの
ですが、ここの展示機種は、マニアが泣いて喜ぶレトロ機種がゴロゴ
ロ転がっているのです。
でもって、気合を入れて出向いたそこで見たものは何と・・・
写真撮影禁止!!
いや、これはマジで本気でへこみました。事情を聞くと著作権の問題とか
マナーを無視した行為が頻繁に見受けられたための止むを得ない処置だ
ったわけですが、「レトロ機種の画像を採集する」という目的で入館した自分
には、悪夢のようなルールとなってしまいました。
従って、中の様子は単に一言
とりあえず行け!
としかいえません。(時間と値段の価値は充分にあり)
ちなみにキングハンターは展示されておらず、これは東京の知り合いが
古い専門誌を保管していたので、終日調べまくってようやくモノクロ画像を
発見したのでした。
というわけで、鮮明画像をお持ちの方、もしくはサイトを御存知の方は
是非とも御連絡を・・・
【追記】9.03
関東在住の「イグアナ」さんから画像を提供して頂きました。
本当にありがとうございます
サイクロン(平和)
■大当り確率:50分の1
大手の中で平和はあまり一発台の開発に力を入れていなかったの
ですが、その中で比較的ヒットしたのがこのサイクロンです。
大当り確率とありますがれっきとした一発台で、権利獲得にデジタルを
使用していた事から、比較的遊べる機種として人気を得ました。
天下のクルーンに入賞
↓
その下のスタートチャッカーに入賞
↓
デジタルが回転
↓
33・77で左右の電チュー開放
↓
左の電チューに入賞させて大当り獲得
↓
以後は打ち止めまで右打ち
という手順だったのですが、たまにデジタルが揃って即右打ちしてしま
いパンクさせてしまう人がいました。
2桁デジタルは左に3か7が停止すると一応リーチアクションもあり、玉切れ
でも買い足しをする余裕があるという親切設計でした。
ボーダーが非常に明確でしたので、一発台として打った感覚はあまりありま
せん。只、やけに連荘した気がするので打ち止め後、即止めもしにくかった
記憶が残っています。
ギャラクシーダイバー(三共)
羽根物初期の人気機種。当時の設置といえば「ゼロタイガー」(平和)
グラマン(三洋)、そしてこのギャラクシーダイバーのいずれかが必ず
羽根物の島にはあったような気がします。
基本的な作りはどれも共通しているのですが、それぞれに当り易さや
継続のし易さが微妙に異なっており、どれを打つかは好みの問題だっ
たような気がします。
ギャラクシーダイバーの場合、他機種と比べて羽根が厚めに作られて
いますので、バネの遊びによって開いたときにステージとの段差が出来
易く、個体差にかなりのムラがありました。
従って、役物の癖を把握している常連やプロには安定した出玉が狙える
機種として好まれていたような気がします。
只、この機種の場合3号とか8号とか色々兄弟機が登場したようで、画像
のセルを見た限りでは自分が打っていた機種とは異なっているのです。
ま、違いは多分セルのデザインだけだとは思うのですが・・・
それとも関東と関西でセルが違っていたのかな?
【追記】
その後結構色々な画像が集まりました。
多分自分がよく打ったのはこのタイプじゃなかったかな?
正式名称はギャラクシーダイバー3号というらしいです。
と言う事は初代は1号で2号もあったのかな??
なんて思っていたらギャラクシーダイバーは8号まで存在していました。
地域限定バージョンは10カウント規制対策機等で色々なバージョンが
存在していたためだと思われますが、逆にいうとそれだけ長期間需要が
あったともいえそうですね。





