■CRギンギラパラダイス(三洋)
■大当り確率
設定1:223分の1
設定2:241分の1
設定3:257分の1
今更語るまでもなく、現在の三洋の地位とホールでの人気を確立する事
となった海物語の元祖機種。
突入率3分の1・2回ループ機デジパチの販売が自粛された頃に2分の1
1回ループの権利物として登場し、瞬く間に全国を席巻する事となりました。
ここから海物語登場への経緯は既にめるまがで配信済みですので、興味
のある方はバックナンバー で「海物語の物語」をご覧ください。
ここに転載しようかと思ったのですが、結構長い文となっていますので・・・
CRギンギラパラダイスは連荘自粛でどんどんスペックが悪化していく
デジパチをあざ笑うかのように、抜群の人気を誇りました。その人気は販売が終了した後でも一向に衰えず、新台が20万円だったに
もかかわらず、中古機相場で100万円を突破した位なのです。パチンコ機種の歴史をチェックしてみると、リミッター機種登場前後で各メー
カーからほとんど新台が登場していない時期がある事に気づかれると思います。これは新台の検定に諸元表の提出が義務付けられ、申請したほとん
どの機種が不合格となってしまった為なのです。
ギンギラパラダイスはそういう時期に丁度登場した事も重なって、入れ替え
る機種が登場してこないという偶然にも恵まれロングランヒットとなり、ホー
ルでの主力機種として成長していったわけです。
スペックの異なる現金機版もいくつか登場しており、CR機ほどではないにせよ
いずれもロングランの人気を誇りました。
ギンギラパラダイス2
■大当り確率247分の1
確変は存在しない2回ワンセットタイプ。シリーズ中最も安定感があったものの
設置は少なめ
ギンギラパラダイスV
■大当り確率239分の1
3回ワンセットタイプ。ラウンド振り分けはあるものの8or16Rなんで
かなり良心的かな?
ギンギラパラダイス
■大当り確率323分の1
3回1セットで現金機は最も人気がありました。
確変図柄の必要がない為か、この台だけは10図柄としてカサゴが存在します。
これが幻の魚「カサゴ」
以後のシリーズでも全く忘れられた存在となっています。
CR機の生産が追いつかない時に一時改造物でこの現金機のROMを流用した
ものが設置され、「図柄の違うCRギンパラ」として話題になった事がありました。
パニック(三洋)
■大当り確率:200分の1
デジパチが1300発規制(10カウント・10R)を受けてから、以後に登場
する機種は「大当り図柄の増加」を前面に押し出すようになりました。
それ以前はほとんどの機種で「777」(+上部デジタルも7)のみが大当り
でしたが、純粋に3つが揃えば大当り、奇数なら全てOKというのが、規制
初期のメインスペックとなりました。
この時代、スタートチャッカーは3箇所というのが規定で定められていまし
たので、一見只の穴にしかみえない天下のワープルートのような場所が実
はチャッカーになっていました。
当時はこの「ヘソ+天下」というスタイルがデジパチの主流デザインとなっ
ていました(天下ではなく肩の辺りに合った機種もあります)。
そして今では考えられませんが、「出玉1300個・40玉交換」という営業方
式でも、デジパチはほぼ「1回交換」で営業されていたのです。
それだけに回りの方は申し分なく、新装開店だと大当りしなくても徐々に出
玉が増えたりもしましたw
さすがにこれでは営業にならないとホールが思ったのか、この頃からラッ
キーナンバー営業というスタイルが徐々に広まってゆきました。
その後、無制限営業→換金率アップ→台移動自由
という具合にホールでのルールがどんどん変革していったわけです。
一見、どこも「お客様の御要望にお答えして」という名目を上げていますが、
実際は「回転数を落とす為の言い訳」にしか過ぎないわけです。
この頃は、夕方から稼動するサラリーマン等がホールでのメイン客層だっ
たわけですが、1回交換だと稼動時間というギャップはあまり影響しません。
そのメインを犠牲にし、何のメリハリもない単なる確率の偏りだけで出玉感
を煽るというのが現在の「皆に平等方式営業」だそうです。
確かに、どの台を打っても期待値が同じなら「平等」かも知れませんが、
実際に打っている人達に「公平」か?と考えた場合、単にホールが楽をし
たいだけにしか思えないんですけどねぇ・・
ゼロアタック(西陣)
1990年代、大手御三家と言われたのが平和・三共・西陣。
(実際、この三社でホールの設置機種の8割を占めていたのでは?)
ゼロタイガー (平和)・キングスター (三共)と相次いで登場した羽根物
に、西陣が満を持して開発したのがゼロアタックです。(多分)
見た目は非常にオーソドックスなのですが、この台の最大の特徴は
何といっても・・・
羽根から直接Vへ入賞する
という点でしょうか?
羽根に遊びが多く、拾われた玉がそのまま停留する事が多かった為
羽根が閉じるとその勢いでダイレクトにVへ入賞し易くなっていたのです。
その為、他機種と比べると寄り釘はマイナス調整され易かったのですが、
大当り時のスピード感が受けて、ゼロタイガーを入れ遅れたお店がこぞっ
て導入していたように思えます。
*当時のホールは近隣のお店と同じ機種を入れないように設置に工夫を
凝らしていました。その為、大手の機種を優先的に導入する為か、三共
の機種しか設置しないお店(当然平和・西陣だけのお店もありました)が
結構存在したのです。
ゼロアタック設置店には何故かゼロタイガーがなかったりします。
(ある程度間を置いてから導入するパターンはあります)
この頃の新台入れ替えというのはせいぜい正月前・盆前・GW前でした。
ここでホール同士、どの台を入れるかという探りあいみたいなのがあった
のではないでしょうか?
あそこがこれをいれるなら、うちはこれ。見たいな感じで同一機種で客を
奪い合わないような配慮がされていたのだと思います。
今と違って一度導入した機種は何年も稼動させるのが当たり前の時代でし
たからねぇ・・・・
ブラボーストロングα-1(平和)
■大当り確率210分の1
新要件デジパチ第一弾として平和が発表した、新表示方式採用の
デジパチ。規制を利用して確率が上限ギリギリまでアップしています。
「液晶反射板」という宇宙戦艦ヤマトにでも登場しそうな、近未来的な
装置を利用しているわけですが・・・要するに
表示部を直接見せるのではなく、光の反射を利用しているので背景の
手前に浮遊したように図柄が映されているのです。
擬似3Dシステムとでも言えばよいのでしょうかね?
リーチアクションには図柄が手前に迫ってくる演出もあり、デジタルの
美しさもあり、設置直後はかなりの人気機種となりました。その割りに
あまり、記憶にないのは体感機による攻略法が発覚した事により設置
期間があまりにも短かった為でしょうか?
残念ながら平和はこの直後に液晶モニター機を登場させた為、後継
機が登場する事もありませんでした。このまま歴史に埋もれさすには
あまりにも惜しい機種なのですが・・・・
といいながら、デジパチではありませんが一般電役機でこの表示部を
採用した機種は登場しています。
■コスミック(大当り確率144分の1?)
■アトミック(大当り確率144分の1?)
キングスター(三共)
平和のゼロタイガーに続いて登場したキングスターは長らく
ホールでの人気を2分する事となりました。
当時はどのホールでもこの両機種が設置されて当たり前の状況
だったのではないでしょうか?
羽根物というジャンルのスペックがまだ統一される以前の機種で
すので随所に独自の工夫が組み込まれています。
・拾われた玉が全てVを狙う
ヒコーキタイプは入賞した玉が上下段で振り分けされてしまうの
ですが、キングスタ-は拾われた玉は全てスロープからVへ向う
ステージに到達する可能性があります。
・羽根の開閉がランダム
通常時はそんなに違和感は感じませんが、大当りするとひたすら
ランダムに開閉を続けます。開閉は回数ではなく時間で管理されて
おり、「1R=30秒」となっていました。
役物内にアーチ型のランプがあり、10秒毎に3分の1ずつ消灯して
いき、これがラウンド終了の告知となっていたのです。
キングスターはどちらかというと大量出玉タイプとして使用される事が
多く、10カウント規制以前は「通常では起こりえないような役物の消耗」
(ステージを削ってVに乗り易くしたり、乗りにくく調整)がどのホールでも
当たり前のように行なわれていました。
当時、自分の最短打ち止め記録を達成したのも、「寄り釘最高・アタッカー
激渋タイプ」の調整をしているお店でした。
Vへの乗りはひどかったのですが、ほぼ全ての玉が羽根の開閉範囲を
通過するような調整でしたので、当ればほぼ完走して1000発以上の出
玉が期待できたのです。
この時、打ち止めに要した時間はわずかに「20分」でした。
あまりのあっけなさに、自分でもびっくりした記憶が残っています。
キングスターはその後何度も後継機が登場していますが、10カウント・
貯留・液晶等時代の流れに合わせた機能を追加する度に、元祖の魅力
が失われているような気がします。
■おまけ動画
*エスパーさんから転載許可を受けています










