久しぶりに↓を読み返しました。
アナフィラキシー・ショックの患者にグルカゴンを投与するシーンがあったので、
過去にブログでまとめた記事を紹介します↓
アンサングシンデレラの症例では、メインテートを服用していましたが、
メインテート(ビソプロロール)はβ1選択性であり、
β2受容体を遮断しないため、
肥満細胞からの顆粒放出を抑制できるはずです。
しかし、ビソプロロール服用患者の
アナフィラキシーショック治療に難渋し、
グルカゴン投与で救命できたとする症例報告もあります。
https://hospital.city.sendai.jp/pdf/p062-065%2035.pdf
メインテートの添付文書↓にも、
副作用として、気管支痙れんが記載されており、
全くβ2受容体遮断作用がない、ということはなさそうです。