”リバース・メソッド————結果は原因と関係ない。言葉の最終到達点を押さえよう”  | hermioneのブログ  かるやかな意識のグリッド(の風)にのる

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バシャーリアン。読むことで意識が変わるようなファンタジーや物語に出会ってゆきたい。

 ↑名前にはまって買ってしまった(定家蔓?)

 

今朝、「きょうも曇りだ」————まあ、あまり明るい気分になれないことがあります。

「ここのところの低温や冷房で喉がしんどい」「おなかが冷える」などなど、マイナス切符を切って朝、自分にわたしています(笑)

 そうして、出てくる気分を見ると、なかなか良い結果にジャンプ、ワープしにくい(「絶好調になる」など、ちょっと・・・・・・)ことに気づきます。だって因果関係が……

 

☆しかしここでまず思い出したのは、あやこさんの「反対を言う」ワーク。ワークというほどでもなく、会場で、言葉遊びのように、言葉(評価)を逆転させるもの。

 

・わがまま→自分を大事にしている

・引っ込み思案→慎重

・おっちょこちょい→フットワークが軽い

・口が悪い→正直・率直

・体が弱い→繊細

 

 のような感じに、自分が「良くない」と思っていることを、別の角度から定義しなおしてみる、というものです。

 ————すると意外に、「思いつきにくい!!!」

 

 他人のことだったら、「軽薄→立ち直りが早い」などと言ってあげられそうなのですが、自分のことだと、ものすごく固着して、決定ハンコが捺されている感じです。

 これをなんとか逆転(リフレーミング)という強硬措置は、他にもいくつかありました

・・・・・・(ずいぶん理論武装した私)

 

☆「未来不安」→「未来日記」で時間を逆転させて日記を書く。叶っている未来を書いてしまう。

 

☆もうひとつ、ここで思い出したのは、リバース・メソッドです。これはクスド・フトシさんの本がオリジナルですが、「カリスマブレス職人」リールゥさんが以前にわかりやすく紹介してくださったものを記事化したことがあります。 

上の自分リブログ中に、本来のリールゥさんの記事のアドレスも貼ってあります。リールゥさん分の引用。

 

リバース・メソッド

 

 やり方は、

 

 1・自分が今、やりたいこと、夢、目標としていることを思い浮かべる。

 

 2・その時に湧き出る「でも・・・・」というできない理由があれば書き留める。

   例)「独立起業する!でも、お金がないからできない」

 

 3.「でも」の前後の文章を入れ替える

   例)「お金がないからできない・・・・でも、独立して起業する!」

 

 という、簡単なことなんだけどさ、なぜ、これがいいのか?

 

 ってことが、目からウロコだったのだ!

 

 本によると、

 

 私たちの脳の働きの一つとして、意識の終点を現象化(意識として上がってきて目に映る)する!

 

☆このやりかたのツボは、人間の意識は文章の最後のところに止まって定着する、ということ。

「お金がないからダメ→でも独立して起業する」って、因果関係では無理と頭で思っているのに、最後の「起業する」が頭に残って、これが結論となってすりこまれる。

 

 オリジナル、クスドフトシ本(『無意識はいつも正しい』)については

 

https://ameblo.jp/hermione3/entry-12411372238.html

 

 リバース・メソッドについての原文がのせてありますが、上でリールゥさんがパラフレーズしてくださったものとほぼ同じ。

 

 クスドさん本には「われわれの意識の最終地点は「今」だから、最終の文言が到達点」というような文章があり、そうすると、応用編

 

(ミラクルが信じられないような)現状(体調が悪い・やる気がしない・何かつまらない)→ でも「ミラクルな1日になった」

 

にすればよいわけです。

 「でも」の因果関係は? 

 「それは要りません」(「プレバト」の夏井いつき先生口調)

 

最後に言った言葉が決定打!

 

 ということになります。

 

☆これだと未来日記も、「未来はわからない」→「だから不安だ」を逆転させ

「不安だ」→でも「すばらしい未来になった」にしているのと同じ。

 

————

 さらにもうひとつ思い出したのがミヒャエル・エンデの『魔法のカクテル』(1989)なのですが、あのファンタジーでは聖ジルベスターの像が、悪人の企てを阻止するために、除夜の鐘を定時よりさきに鳴らしてくれます。時間のかけらを先にクリスタルにして、渡してくれる。

 

 「永遠のなかでは、時空を超えて生きているんだよ。過去も未来もなく、因果関係もなく、あるのはつねに変わらないひとつの全体だ。だから、今わたしはきみたちに鐘の音をプレゼントできるんだよ。鳴らすのは真夜中の十二時になってからだけどね。永遠からくる多くの贈り物と同じように、結果が原因より先に起こるのだ

 

 このファンタジーについては 

 

ジゴクアクニンジャネンリキュール————驚異の逆さ言葉のアコーディオン呪文

 

 をごらんください。

 

結果がさき、言葉の最終到達地点で決定せよ。

 

 これはたぶん英語でもそうなるのではないでしょうか。因果律ということではなく、最後の言葉が意識に刻印される!!

 

 「天気や気分はいまひとつだが、ミラクルな1日になりつつある!」

 

※いま大嶋信頼ブログの今日の分を見たら、まさにリバースの話でした・・・・・・(シンクロ怖い)