なぜ「火」を見ると癒されるのか”+「炎の瞑想」と「炎の輪で包むこと」 | hermioneのブログ  かるやかな意識のグリッド(の風)にのる

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バシャーリアン。読むことで意識が変わるようなファンタジーや物語に出会ってゆきたい。

 

朝、宇宙は暗いのではなく、光のない炎、色のない熱のようなエネルギーで輝いている、と思った(悟った?)あと、タイムリーな記事に出会いました。
この中から引用します。

「『龍の魔法学校』で教えている「ヒーリング」も

 

「光」を使うのですが

 

相手を「光」で包むようなことをします。

 

「光」で相手を包むと

 

自分も同時に癒されるという体験があります。


癒す側がすっきりしてしまう。

 

「龍の魔法学校」のみなさんが

 

すごく元気になって帰って行かれるのは

 

一日中、癒し、癒されるからなんですね。

 

つまりは、

 

外側の「光」を意識すると

 

内側が満たされるのです」

 

 

★相手を「気」の円で包むとか、スカラー波のパワー球※で包むとかのヒーリングに、さらに「光」を足すとよいのですね。

※スカラー波はこちら

https://ameblo.jp/hermione3/entry-12405774961.html

 

 

そして「火」「炎」と、「光」は似ていて、少し違うカテゴリーです。もちろん、さんさんと照らす朝日を見ることは、時差ボケ解消にもなるし、松果体にとてもいいのですが。

が、私が今朝方、感じたのは「目に見えない波長の光」というのがあって、それはたとえば「熾火」の熱のようなもので、暗いと思われる宇宙空間を実は満たしているのでは、ということでした。燠の底力というか、すさまじい熱波。

 ……

 

☆ワーグナーの楽劇『ワルキューレ』の一幕のとちゅう、逃亡中敵の家に泊めてもらった主人公ジークムントが暖炉の火が消えてゆくのをひとり見つめながら、さきほど見た家の主の妻の輝くまなざしをそれに重ね、

 

 「光は消えた 夜の闇がわたしの目をおおう。

 それでも胸の奥深くに光のない灼熱が燃えている……」

  tief in des Busens Berge  glimmt nur noch lichtlose  Glut.

    

  とつぶやくところがあります。すると、その妻(実は幼いときに生き別れたジークムントの双子の妹)がそっと出てきて、いまのうちに逃げて、と教えにきます。そこから二人の熱烈な愛のシーンになるのですが(燠の暗示)……。

 

 このlichtlose Glut(光のない炎熱)の歌詞とメロディがふと出てきて、ワーグナーのどこだったろう、と思っていて、さっきやっと思い出しました。

『ワルキューレ』も炎の物語。近親相姦のふたりを逃がして大神の怒りに触れたワルキューレ(九人姉妹)の長女ブリュンヒルデは、最後に山頂の岩の上で眠りにつかされますが、父の大神は、わし以上の勇者でなければ彼女を手に入れるな、と娘のまわりを燃えさかる守りの炎の輪で囲むのです。

炎はすごい。

 

★シンクロはさらに続き————前に一度書いたことがある阿部牧郎さんの『炎の瞑想』、原本が見つかったので、あげておきます。

ページの続き

「ありとあらゆるときに、あなたの中には炎が静かに燃えていて、あなたの体はその炎のオーラです。

 自分を物質の肉体としてではなく、光の体としてイメージし続けます。このイメージを持ち続けている間、あなたはある種の瞑想状態にあります」(p.134)

 

 体の中心に炎心があり、体は内炎というか外炎というか(理科でやりましたね)、そんなイメージです。うん、温かい。これは色を派手に金色にしなくてもいい気がします。ほんとうに熱い炎は青色ですし。

 

 阿部さんはこれをOSHOのコミューンで教えてもらい、やっているうちに、本当に自分が光り

輝いているような気がし、存在感が強まって、みなにそれを指摘されるようになったそうです。すべてのものは光でできている。

 この瞑想は一度「女性の愛とパイロキネーシス(発火能力)の記事で軽く紹介したことがあります。

https://ameblo.jp/hermione3/entry-12404263597.html

 

※阿部牧郎『わずか数分で心が整う12の瞑想』興陽館 2016 

   イラストはあの「いのうえむつみ」(『ワクワク! マンガで引き寄せDreams Come Trueレッスン』(ヒカルランド)の著者で、双子猫タレちゃんシオちゃんの飼い主)さんです。

 

         ★おまけ

 

呼吸する色の不思議を見ていたら「火よ」と貴方は教えてくれる  穂村弘『シンジケート』