昨日、ブラックホールのワザ(大嶋信頼先生が「心よ」から教えてもらったというもの)について書いていたら————
夜中にびっくりなことが。
まずこの「クスリ絵」の本は神聖図形として(子豚ちゃんのFのカインの文字が気になって)、見つけた新刊だったので、取り寄せてみました。著者丸山修寛氏は医師で、クライアントさんとの場での実績を持っているだろうと思われたからです。内臓や部位別に、いろいろな図形がのっていて、どれもひじょうに美しく、また、ずん、としみこむようなものでした。
「この絵を治療に活用するようになってからは八割以上の患者さんが、その場で症状が軽減するか、数時間後に症状が消えるということが起こるようになりました。このように一気に改善されなくても、触れると体がポカポカしてくる、見ているだけで気持ちが前向きになるなど…」
とあり、確かに場を生命化するような感じがあります。
ことに下の図形は「テマリ カタカムナver」とあり、「脳の働きが強まる」「覚醒効果」などと書いてあります。あ、「沈着冷静と瞬発力」(笑)な感じがします。
カタカムナという言葉は一応知っていましたので、この著者はカタカムナの研究を医療に使っている方だった、と思い出し、ふだんは古代文書にあまり関心がないのですが、下の『カタカムナ』の本を取り寄せてみ
ました。
(古代文書————神代文字とか竹内文書、アワノウタとかは、きいたことはあれど、古代より宇宙人のほうに惹かれるので、手を出したことがありませんでした。)
カタカムナ文字は配線図のようなプチプチした○や半円の図形めいた文字です。
そしてこの本が夜中にポスト投函されたのですが、見ると裏表紙が
昨日の記事にのせた「アルファとオメガ」図形のそのままだったではありませんか。
そして中をぱらぱらと見ると、患者さんの不調や症状が、剥がれて漏斗状にブラックホールの中に吸い込まれるといった記述があちこちにありました。
おい、おい……
☆超科学による治癒効果を謳ったようなものは、現場で結果を出しているお医者さん(松久正さんや越智啓子さん、帯津良一さん)の著書ならと、手を出すことが多いので、今回も内科医である丸山修寛さんの渾身の研究成果と思われるこの本に取り組んでみました。量子力学の重力波の話や超ひも理論、それが80首あるカタカムナ歌やカタカムナ文字のDNAコード化などと絡めて語られていますが、かなり難しいモノを圧縮しているので、理論のところは省略。
まず「カタカムナ」とは半分のこと。三次元に出現している部分と、四次元以上にある力の部分のうち、三次元に流れこんでいるのは半分だけなので、医療効果があがらない。この力の部分というのが重力波のうちのスカラー波(重力波のうち横波は存在が確認されているが、縦波のもの。光速に制限されず、物質を通過。ベアデンという物理学者が提唱)。
丸山医師によれば、「カタカムナ歌(ウタヒ)」を詠唱したりすると、半径2・5メートルのスカラー波の場の球体があらわれ、その中に入った患者さんは 体が熱くなったりゆるんだりし、症状が軽減、改善、あるいは治癒するとのこと。
この球体は「ミスマルノタマ」(ミスマルは荻原規子さんの古代史ファンタジーにも出てきます)にあたるものであり、その中では人体の微小空間の中にこのスカラー波が作用し、「ミニブラックホールがスカラー場の中に出現して病気のもとや、いらないものを吸い込んで消してくれているのかもしれない」(p.174)
しかもこの「カタカムナ歌」や「カタカムナ図形」で患者さんを治療しているうち、丸山医師は、自分の頭の後ろまわりに、そのブラックホール云々が「視える」空間スクリーンができてきた。さらにカタカムナ歌の黄金螺旋をデザインした紙などを患部に貼るだけで、痛みが消えたり……。(このグッズへの流れは、大昔のヒランヤ流行を思い出します。植木鉢の下に置いたりしていました(笑))
そもそもこうした重力波は、ブラックホール連星の衝突から生まれてきた、という記述もあり、おいおい、
「脳裏で視ると、患者さんの身体から病気をあらわす黒い影が一瞬で剥げ落ちるように見える。さらに空間が大きく揺らぎ、身体の一部又は全部が、ブラックホールの形状にそっくりな漏斗状の管に吸い込まれていくように視える。この一連の映像は、黄金ラセンカタカムナが四次元世界を三次元世界に導入することにより、四次元世界の重力波と深く関係しているブラックホールとつながっている可能性を示すものである。(p.147)
ブラックホール「つながり」で、ここへ来てしまいました。しかもブラックホールって凄い。2.5メートルという具体性もですが、頭の後ろの空間で視ている、という話は旺季志ずかさんが「内向き意識」でソースとつながるときの話と同じです……。
☆しかし、自分で何かを体感できなければ意味がありません。ぴきぴきぷちぷちしたカタカムナ文字は全くわけがわからなかったので、「カタカムナ歌(ウタヒ)」を見てみることにしました。
本には5,6,7首めがのっているのですが、5首目は
・ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト アウノスヘシレ カタチサキ」
ヒフミヨイ=12345 ムナヤコト=6789,10
そして7首目は
・マカタマノ アマノミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ ミスマルノタマ
きいたことのある宇宙創世3神の名前が織り込まれています。勾玉、ミスマルもそうです。
読んで唱えてみると————妙になつかしいやわらかく、あたたかい感じがします。胸の裏側の組織にふかふかとしみてくるようです。これを唱えるだけで、半径2.5メートル空間が出現するらしい。
しかしこの言葉がスカラー波を高次元から導入し、三次元に固定する力がある、という丸山医師の説明は————たくさんの患者さんの治験例が具体的に(MRIの結果や数値なども含め)のっているので、そうなのかとも思いますが、理論がずばりこうなのかは、私にはわかりません。
この理論にのっとって電磁コイルとかいろいろグッズも出ていますが、おおもとはこの「歌」なのだそうです。
☆ということで————
わかったのは
「ブラックホールはただものではない」
「これを唱えるだけで、2.5メートルの半径の癒しの空間が出現する呪文がある」
(本の副題に「魔法みたいな奇跡の言葉」とあります)
この二点です。
※丸山修寛『クスリ絵』ビオ・マガジン社 2018,9,15
『カタカムナ 魔法みたいな奇跡の言葉』静風舎 2017.12