空求人は、よく目にする求人
空求人というのは、いろんな種類があって、一口に空求人といってもいくつかパターンがあります。
常時出されていて、いい人がいたら採用しようと言う、「いい人いたら求人」(私がそう呼んでいるだけです。)も、ある意味空求人です。
書かれている採用人数は、ほとんど採用していないわけですから。
会社としては、いい人がいたら採用したいから無料媒体で網を張っておきたい気持ちもよくわかります。
でも応募する側から言ったら迷惑ですよね。
ハローワークで求人検索をしばらく見ていればわかりますし、気になるときには窓口で「以前はいつ求人出していましたか?そのとき採用ありますか?」と聞いてみましょう。
何度も出ていて採用が全然なかったら・・・・わかりますよね。
ハロワの求人が取り消しになるとき
ハローワークに出ている求人票が取り消しになるときは、
・有効期限が過ぎた(掲載日の翌々月末日)
・会社から求人を取り下げて欲しいと連絡が来た
・窓口で会社に求人の問い合わせの電話をしたときに、決まったから取り消して欲しいと言われた
・電話やファックスで採否の確認をしたときに、会社から求人を取り消して欲しいといわれた。
この4つがほとんど。
ごくまれに、会社に問題がある場合、調査などが入るときに求人を保留にするときもありますが・・・・
つまり、会社から言われない限りは、わからないのです。
もちろんハローワーク側でも、出された求人に対して採否の確認のときなどに確認はしていますが、担当者がいなかったりなど、わからない場合もあります。
求人が出されていれば、必ず募集していると言うわけではなく、すでに募集が終わっている場合もあります。特に掲載から期間が開いている求人。
会社から連絡がない限りは、本当のことは正直わからないのです。
ハロワの空求人って?IT系
ハローワークに出ている求人情報の中で、空求人と言われるもの。実際には必要じゃないのに出しているとか、聞いたらもう決まっているとか、色々あるとは思います。
ネットなんかでも書かれていたりしますが、その理由はいくつかあれど、ハローワークが故意に出しているわけじゃありません。
例えば、SE(システムエンジニア)やPG(プログラマー)などのIT系で多い空求人。
「案件があったら採用する」
仕事が取れそうなときに人材を確保するために先に求人を出して、人集めを始める。
優秀な人材が会社として欲しいが、頼める案件が今すぐない。
仕事が決まってから求人を出して欲しいと個人的には思うのですが、仕事が決まったらすぐかかるので、そうも言っていられなかったり。
ハローワークとしては、正直求人を出す段階ではわかりません。
電話して見て、面接に行ってみて始めてわかる。
迷惑な空求人の一つです。
似たような求人に、小さい派遣会社が人材集めのために人がすでに決まっている案件をまだ載せておいて、問い合わせが来たら、会社に来させて登録させると言うのもあります。