女性社員・スタッフさんの育て方がわからない
経営者・リーダーは「ハロプロから学べ!」
キズカスカンパニーの加藤です。
このブログは、女性組織づくりの専門家の目線から、
女性だけで構成されているハロプロのメンパーやグループを例に、
「女性社員の育て方、活かし方」について書いております。
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1月早々に、こぶしファクトリー解散のニュースがありました。
こぶしファクトリーさんについて、過去にも書きましたので
興味のある方は、そちらもお読みいただければ幸いです。
さて今日のブログは・・・
『【セカンドキャリアという選択】
こぶしファクトリー“青春の花””スタートライン”』と題してお送りいたします。
解散については「もういっちょTV」のグラサン中島デスクの
お話が分かりやすいと思います。
※音が出ますので、ボリュームに注意してください。

この動画の中でも、ハロプロ研修歴も長かったメンバーの
浜浦彩乃さん(上記画像の真ん中の女性)が・・・
「この5人でなければ、やらない(続けたくない)」
と言われたというお話がありました。
たしかに・・・
8人だったメンバーが、たった1年の間に3人脱退し、
そんな中、アカペア×ボイスパーカッション、和太鼓など、
他のグループがやっていないことにチャレンジし、
苦しい時期を乗り越えてきた5人の絆の中に、
他の遺伝子は入れたくなかった気持ちも理解できます。
Juice=Juiceさんも、同じ時があったと思います。
5人で長く活動してきた中で、2人の新メンバー
(段原瑠々さん・梁川菜々美さん)を迎えた後、
現リーダー(当時は、サブリーダー)の金澤朋子さんが
ラジオなどで「オリジナルメンバーと新メンバー」と
何か仕切りを立てた話されるのが、当時の私は気になりました。
しかし、昨年にはさらに2名の加入もあり、そのような発言を
聴くこともなく、金澤さん自身が「グループには活性化が必要」と
いうことを理解されたからではないかと思っています。
そこは、大人の金澤(かなもと)さんだからこそ、
自分の考えを変え、受け入れることができたんだと思います。
しかし、5年近く一緒に活動してきた18~20歳のメンバーには、
受け入れられないことだったのかも知れません。
少し前に、つばきファクトリーさんを「2つのグループに分ける」という
記事を書かせていただきました。
同じメンバーが、長く同じ環境にいると「変化(成長)」がなくなります。
カントリーガールズしかり、こぶしファクトリーしかり・・・。
もし今もつんく♂さんが、ハロプロのプロデューサーをされていたら
こんな話をされたかも知れません・・・
「まとまりが良いんだけど、何が刺激が足りない・・・」と。
この言葉、どこかで聞いたことがありませんか?
そうです・・・
数千人のオーディションから、モーニング娘の9期として
3人を選んだにも関わらず「何か物足りない」と感じ、
譜久村さんを選んだ、つんく♂さんの凄さ。
譜久村さんは、2008年6月にハロプロエッグ(現:ハロプロ研修生)として
この時すでに2年半近く活動されていたので、本人も将来に多少なりとも
不安だったのではないでしょうか?
その譜久村さんが、今では20年以上続くモーニング娘の中で、
高橋愛さんのリーダー在任期間を抜き、最長リーダー。
ハロプロエッグに加入された12年前に、誰がここまで成長されると
想像できたでしょうか?
そう思うとタラレバで申し訳ありませんが、こぶしファクトリーも
「もっと早く、手を打てなかったのか・・・」
と思ってしまいます。
皆さんが働いている今の会社でも、もちろんハロプロでも、
人事の決定権があるのは「会社の上層部」
私自身、経営コンサルタントとして、クライアント先の
社員さんの「適材適所」について、かなり真剣に考えます。
それは、つんく♂さん風に言えば・・・
「グループ(組織)のバランスを取るため」。
組織って、メンバー同士のなれ合いが一番ダメなんです(衰退を招くのです)。
仲間同士で言いたいこと。注意しなければいけないことがあっても
本音で言えなくなる。
皆さんも、長年仲の良い友達に対して「厳しいこと(指摘)」を言って、
これまでの関係を壊したくはありませんよね?
それと同じ感覚です。
組織であれば、それをなくすためには「新たにメンバー(新人)を入れる」
こぶしファクトリーさんは、長年在籍している浜浦さんが
「この5人以外は(新メンバーを)入れたくない」と会社の方に
強く発言されたのであれば(本当のところはわかりませんが)、
今回の解散は、自然の流れだったのかも知れません。
カントリーガールズさんも、こぶしファクトリーさんも
素敵な曲がいっぱいあります。
やはり「辛夷の花」は、解散後もハロプロメンバーに
長く歌い継いでいただきたいと希望します。
この曲を聴くと、なぜか涙が出てきそうになるんですよね。
まあ年齢のせいもありますが・・・
人間って誰もが「凄い人」ではなく、ほとんどの人が普通なんです。
私なりのこの曲の解釈ですが・・・
「縁の下の力持ちであっても、それはとても大切なことなんだ!」と応援してくれているように感じます。
こぶしファクトリーのメンバーは、解散後それぞれの道に進まれます。
メンバーの井上玲音さんは、ハロプロに残られるとのことですが・・・

私のイメージではありますが「クールビューティーな印象」を感じるため、
リーダー向きではありません。
しかし、ハロプロ内でも中堅からベテランに入りますので、
グループを作るにもメンバー選びが難しいですね。
例えば、選抜メンバーで新グループを作ったとしても、
「兼任メンバー」と「選任メンバー」の仕事量の格差で
カントリーガールズのように上手く行かないのは、
想像できてしまいますので・・・。
モーニング娘OGの飯窪春菜さんは、井上(れいれい)さん推しですので、
飯窪さんのバーターとして、美人さん同士で一緒にお仕事されるのも
よいかも知れませんね。
20歳を超えれば、労働時間の制限やお酒の仕事もできますが、
10代のアイドルさんのセカンドキャリアって「今」を活かすのって
とても難しいことです。
・学業(学力)
・歌
・ダンス
・趣味を活かした特技 など
よく考えると・・・
先月卒業された、カントリーガールズの山木梨沙さんは、
このすべてに当てはまるって、凄い才能の持ち主です。
山木さんが師事していた、ボイストレナーの菅井先生が
このような言葉をつづっていました。


愛のある言葉ですね。
「大学を卒業して、世界に誇る一流企業に・・・」と。
※現在は”世界に誇る一流企業”と言う部分は変更されていました。
才能豊富な人が、さらに努力しているのですから、
私のように才能のない人は、その何倍も努力して
やっと同じラインに立てる。
カリスマにはなれなくても・・・
「辛夷の花」の歌詞のような、生き方で頑張るしかない。
才能のない私だからこそ、この曲に共感し、
涙してしてしまうのかも知れません。
最後に・・・
3月30日で解散される「つばきファクトリー」さん。
残り2ヶ月半。
♪タイムリミットが来る前に、いけるところまで行ってみよう♪
「シャララ!やれるはずさ」ですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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