女性社員・スタッフさんの育て方がわからない
経営者・リーダーは「ハロプロから学べ!」
キズカスカンパニーの加藤です。
このブログは、女性組織づくりの専門家の目線から、
女性だけで構成されているハロプロのメンパーやグループを例に、
「女性社員の育て方、活かし方」について書いております。
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今日は、クリスマスですね。
そして明日は、現メンバーでのカントリーガールズ最後の
コンサートが行われます。
終了後には、各メンバーさんからコメントが出ると思いますので
また改めて・・・
3週間ぶりの更新で、かなり長文となってしまいました。
お付き合いいただける方、お時間のある方は、
最後までお読みいただければ幸いです。
さて今日のブログは・・・
『【会社を辞めても・・・】
元モーニング娘。尾形春水さんへの批判動画を観て思うこと』と題してお送りいたします。
今回の内容については、様々なご意見があると思いますので、
コメントは、ご自身の心の中に書いてください。
2018年6月20日に、モーニング娘を卒業された尾形春水さん。

卒業理由は・・・学業を優先するため。
卒業からちょうど1年が経過した、今年6月19日に
Twitter、Instagram、TikTokを開始し、
8月からは、YOUTUBERとしても活動を始められました。
それについて最近、あるYOUTUBERさんが「尾形春水さんの批判動画」を
アップされ、6万再生を超えていました。
興味のある方は、YOUTUBEで「尾形春水」と検索していただければ
出てくると思います。
芸能人へのSNS等による批判については、先日亡くなられた
“元KARAク・ハラ”のニュースが記憶に新しいと思います。
その原因は、2018年10月以降、SNSでの痛烈な誹謗中傷に苦しめられて
いたと言われていたと言われています。
尾形春水さんに対しての批判動画は、途中まで観ましたが、あまりにも
気分が悪くなり途中で中断しました。
例えば・・・
・学業を優先すると言ったのに、YOUTUBEなんて始めて何様!
・オーディションに合格できなかった人の気持ちを考えろ!
・本気で活動していなかった!
・元アイドルとして、辞めた人間がアイドルについて語るな!
といった感じです。
さらには、尾形さんのYOUTUBEチャンネルのコメント欄にまで
批判コメントを書く人が増えています。
皆さんの中にも会社(アルバイト)で働いたことのある方なら
こんな経験はありませんか?
・正社員(アルバイト)として入社して、数日で辞めた。
・仕事が自分には合わなかったので辞めた。
・やる気満々で入社したのに、周りと上手く行かず仕事に身が入らなくなった。
・別にやりたいことがあると言って辞めたのに、すぐに他のお店でバイトを始めた。
・仕事の長く続かなかったのに、あたかもその仕事のプロのような口ぶりで人に話す
私自身、身勝手に会社を辞めたこともありますし、
採用した方から連絡も来ず勝手に辞めてしまったという
経験があります。
しかし、すべての人に言えることは・・・
「会社を辞めても、何かしら仕事をして食べていかなけれならない」ということです。
今の時代、引きこもり(心の病含む)で、両親からの援助や
国からの助成金で、仕事に出ることなく生活している方も
もちろんいらっしゃります。
しかし、ほとんどの方は・・・
「自分で仕事を見つけ、収入を得なければ生きていけない」
と思います。
尾形春水さんも、生きていくために「YOUTUBE」を選び、
批判動画をアップされている人も、生きるために「YOUTUBE」を
選んだと思います。
まだ20歳を超えたばかりの一人の女性に対して、
30代か40代?の男性が、未来ある女の子を
間接的に批判するのは・・・?
尾形さんのことを【スポットライト症候群】を揶揄されていましたが、
最初の批判で6万再生以上され、これ以降何度も動画をアップされ
尾形さんを批判し続ける人が、本当にハロプロファンなのか?
※本人は、ハロプロを応援しているそうです。
もし、今このブログを読んでいるアナタがYOUTUBEを始め、
昔の仕事仲間や友人から・・・
「アイツ。ろくに仕事もできなかったのに何様」
「オイオイ。SNSでそんなに力を入れているなら、仕事にも力をいれろよ!」
なんて言われたら、気分が良いものでしょうか?
10年、20年前なら、陰でそんなことを言われていても、
直接自分の耳に届くことは少なかったですが、
今は「匿名でSNSに書き込める時代」ですから、
もしかしたら、一緒に仕事をしている隣の席に人であっても
特定できず見えない敵と常に戦うことほど、メンタルが
やられることはありません。
批判に対して、真っ向から戦えれば、さらに相手が逆上し、
小さな問題でも、大きくなってしまうことさえあります。
それにより【福岡IT講師殺害事件】のような事件に
発展することだって皆無ではありません。
これは私の勝手なイメージですが、尾形春水さんは
「気を使いすぎて、自分自身を追い込んで(疲れて)しまうタイプ」
だと感じます。
努力なしに、モーニング娘の中で、4年以上活動することなど
できないはず。
卒業時に、佐藤優樹(まーちゃん)さんも言われてました。
ハロプロに限らず、仕事をする限り「プロ」でなければいけません。
しかし、その中には「圧倒的に仕事が出来る人」もいれば、
「一生懸命やっているのに、仕事についていけない人」だって
組織の中には、必ずいます。
組織には「2:6:2」の法則があると表現する人がいます。
2:6:2とは・・・
・TOPの2割が、会社全体の売上の2割を作っている。
・中間の6割の人が、可もなく不可もなく普通に仕事をしてくれている。
・下位の2割の人が、全体の売上の20%の足を引っ張っていると言われています。
※アメリカのある研究機関では、下位の2割の人が、全体の売上の
約17%を妨げていると発表されています。
私もこの比率は、組織づくりに合致していると感じます。
だからといって下位の2割の中には・・・
「会社のムードメーカーとして、組織内のバランスを保っている人」
もいますし、その人がいることで
「職場の批判の対象として、ストレスのはけ口になっている人」
がいるのも事実。
だから、学校や会社でも、相変わらずイジメがなくならないのも、
納得できると思います。
10人いれば、1~2名が【批判の対象】になるんです。
表向きは、親切に接しているように見えて陰で批判する人。
皆さんも経験があるかも知れませんね。
仕事のできない人ほど、自分より仕事のできない人を批判し、
仕事の出来る人ほど、自分より仕事の出来る人を批判する。
誰にも「得て不得手」があります。
今のハロプロは、プロばかり集めて、落ちこぼれは追い詰めらる。
もちろんプロだから仕方がないのですが、どんどん居場所がなくなるから
辞めざる追えない。
しかし、周りに対して劣等感を持っている人ほど「ムードメーカー」が
多いものです。そういう人ほど「いつも笑顔」なんです。
仕事のできる人が多い中で居場所がないという苦しさを
自ら経験(知って)いるからこそ、上手く行かない人の気持ちを
察することができるから、相手に対して優しくなれる。
逆に仕事の出来る人ほど、不愛想なワンマンが多いと思いませんか?
就いた仕事や配属された職場によって、仕事が楽になることもあれば、
これまでも経験が生かせず、もがき苦しむことだってありますし、
それのよって【仕事ができない人という烙印】を押されてしまえば、
その職場でいることが窮屈(居づらくなる)になってしまいます。
尾形さんは、今20歳。
人生100年とするなら、あと80年生きるためには、自分に合った
仕事を見つけるために、様々なチャレンジしなければいけません。
それは、誰もが同じだと思います。
私自身、小さいながらも会社の社長ですので、
どんなに良いことを社員対しても、批判されます。
それは、会社(責任者)だから仕方がありません。
しかし、個人が個人(中には人格まで)に対して、
批判することはどうかと感じます。
まあこういう人に限って・・・
「イジメはいけない!」
なんて言ったりするものです。
自分より「注目されている人」「評価されている人」「お金を持っている人」
などが、SNSのターゲットになりやすい時代。
セカンドキャリアで、犯罪を犯したり、事件を犯したのであれば、
批判や中傷をされても仕方がありません。
しかし、将来のために自分の足で歩き始めている人を
批判するのではなく、応援してあげることも大切なのではないでしょうか?
過去には、私も勝手に辞めた社員を痛烈に批判したことがあります。
しかし、50歳を超えた今では「あいつ。頑張っているかな」と
思うこともあります。
相手のことを思いやれるくらい、気持ちに余裕ができるには、
過去の過ちがあって、反省するには人それぞれ時間が掛かります。
今は、批判動画を出されている人も、10年後、20年後に
「若気の至りでした」と反省できたら、一段階成長したと
思うかも知れません。
逆に、反省もせず、批判を続ける人には、必ず罰が回ってきます。
このブログでは、メンバーの個性を活かしきれていないと感じた時
【アップフロント(会社)を批判する】ことはあっても、
ハロプロのメンバー個人を批判することはありません。
※読み返してみていただいても結構です。
10代・20代で気持ちが常に右左に揺れ動いている年齢の時に、
恋愛禁止、毎日歌とダンスのレッスンに明け暮れ、週末はコンサート。
それでも・・・頑張っていないと言えるのでしょうか?
嫌なことがあって、露骨に顔に出せば【やれ〇〇だった】と
批判されてしまうのが芸能人。
それをしないのが【プロ】と思う方もおおいかも知れませんが、
ではあなたは職場で嫌なことがあっても、顔や態度に出したことはありませんか?
それを出さないのが【プロ】であれば、仕事をしているほとんどの人が
【アマチュア】ではないでしょうか?
50歳を超えても、未だに顔に出てしまいます。
12年以上経営者をしておりますが、まだまだ【アマチュア】です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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