「二人大名」野村万作、高野和憲、野村萬斎、野村太一郎    
「紅葉狩」森常好、野村四郎、観世淳夫、谷本健吾、長山桂三、馬野正基、森常太郎、舘田善博、梅村昌功、中村修一、内藤連
 

飛鳥山薪能は一年で最も楽しみにしている能です。

派手な演出と豪華な演者勢ぞろいで、毎年見応えがすごいんです!

今年もチケット発売と同時に購入し待ちわびていました。

が、狂言が終わり紅葉狩りがスタートしたところで雨が降りはじめ・・・中止となってしまいました。

6人(も!)の女が舞台に揃いさあはじまるぞ!というところでですよ~。

寸止めッス。

悲しみ。

楽しみは来年に持ち越しとなりました。

 

 

店名を記録し忘れてしまったのですが、会場外で販売していたおでん激うまでした。

ファントム、ジョン・オーウェン・ジョーンズ

クリスティーン、ヘレン・パワー

 

観劇の予定は組んでなかったのですが、直前に行けなくなった方からチケットを譲っていただきました。

ケン・ヒル版ってなんだろう?とググった所、オペラ座の怪人にはアンドリュー・ロイド・ウェーバー版とケン・ヒル版の2バージョンが存在するんですね。

最初に舞台化したのはケン・ヒルで、オペラ座の怪人を世界的な知名度にまで育てたのが後続のアンドリュー・ロイド・ウェーバー、と。

オペラ座の怪人は4年前ロンドンのウェストエンドで観たことがあったのですが、その時の公演はアンドリュー・ロイド・ウェーバー版。

今回は差異も楽しみに劇場に向かいました。

会場は東急シアターオーブ、席は1階9列センターブロック。

舞台が目の前で俳優の表情やセットの隅々まで観やすかったです。

感想は・・・ファントム役ジョン・オーウェン・ジョーンズの歌がすごい!!!この一言に尽きる。

最初歌声が暗闇の中から聞こえてきたときは背筋がゾワッとしました。

バージョン違いやストーリーよりも、もっと彼の歌を聴いていたい、ただそう思いました。

他の出演者の方々も圧倒的な歌唱力で聴かせるのですが、彼の声の前には霞んでしまう。

ジョン・オーウェン・ジョーンズという歌手は、何かが根本的に違うのでしょうか。

すごい歌手を知ってしまったー。

内容はゴシックホラー&コメディ調で、初期バージョンということもあってか全体的にクラシックな舞台でした。

キャッチーな名曲を散りばめエンターテイメントに特化したスペクタクルなアンドリュー・ロイド・ウェーバー版と比較すると、退屈だった・・・かも。。。

ミュージカルより劇に重きが置かれた構成で、個人的にコメディ演劇に興味が薄いこともあり、そう感じてしまいました。

ただ資料的価値としてケン・ヒル版を観れたのはよかったです。

今度はジョン・オーウェン・ジョーンズ主演アンドリュー・ロイド・ウェーバー版が観たいなー。

 

出演:梅若実 / 野村萬斎 / 大空ゆうひ / 桂南光(語り)

 

現代能ははじめてだったので、恐る恐る2階A席センターの席を取ったのですが、会場の新宿文化センターの大ホールは能の鑑賞には大きすぎでした。

1階S席を取るべきだったと後悔!オペラグラス必須の観劇となりました。

お話はあってないような。

旬なキャラクターを使い能未体験の方にどうぞ今度は古典芸能の方にお越しください、と紹介するためのPV的な印象でした。

プロローグくらいのボリュームでいよいよこれからはじまる、というところであっさり終わります。

隠された謎…は安倍晴明が好きなら人ならみんな知ってますよね!

上演時間も短かったです。体感休憩時間合わせても1時間半あったかなかったくらいじゃないかなぁ。

梅若実(玄祥)さんの存在感は言うまでもなく、大空ゆうひさんの気迫のある声、色気&不気味さの両立する魅力に惹きつけられました!

現代劇の俳優が古典芸能の演者と共演するのは難しいのではないかと想像するのですが、萬斎さんが古典から現代に舵を取り、大空さんが現代から古典にシフトする形で両者の演技の熱量が一定に保たれており、違和感がなかったです。

演出家としての野村萬斎さんは素晴らしく、シンプルなセット、ライティング、映像にも関わらず、統一された美が舞台全体を支配していました。

東京五輪の開会式が楽しみになりました!

 

晴明神社からお花が。

新宿駅に向かう途中にあるつるとんたんで夕ご飯を食べました。

歌舞伎町のホスト街・夜ということで店内の客層がおもしろいことに。

一、松寿操り三番叟
二、俊寛

三、幽玄(羽衣、石橋、道成寺)

 

2017年の坂東玉三郎さんと鼓童共演の舞台「幽玄」がなんと歌舞伎座で再演。

気づいたら東京公演が終わってしまっており、悔しい思いしました。

なので今回の歌舞伎はチケット発売前から楽しみにしていました!

座席は2階1等西の桟敷席前方。

舞台に対してちょっと斜め過ぎるかなぁ、と懸念はあったものの、やはりテーブル席は快適でイイですね。

花道がよく見えましたし、何よりも舞台が近いのがよかったです。

 

 

松寿操り三番叟は幸四郎さんだと気づかず、人形を模したユニークな舞踊で、興味深く拝見しました。

後でパンフレットの名前を見てビックリしました!

この方は本当に天才なんですねー・・・。

待ちに待った幽玄は、能の演目がモチーフということもあり浮世から離れた世界を表現するのかと想像していたのですが、蓋を開けてみると能に引っ張られず歌舞伎らしく、力強く、娯楽的で、人間味のある舞台となっていました。

石橋と道成寺は神楽っぽさも。俺は神楽が大好きなので楽しかったです!

玉三郎さんの天女の舞は軽やかで体重を感じさせず、美しい・・・。

ラストの天に帰る場面では廻り舞台の回転→花道と繋げる演出が秀逸で、天女が空に飛び立つ絵が浮かびました。

少し前に梅若玄祥さんの羽衣を拝見したのですが、玄祥さんのヒトならざるモノの美しさと比較し、玉三郎さんの天女は女性美を感じました。

鼓童の和太鼓は振動が心臓に響き渡りライブ感がすごい。人数も多いので絵的にもカッコいい!

能の地謡に該当すると思われる鼓童による合唱パートは、能とは異なりストレートに歌で、西洋音楽的でもありました。

能が観客を幽玄に誘うのに、あの独特の発声が大きく作用しているんだなとあらためて実感しました。

となれば鼓童は袴ではなくいつもの褌スタイルで、人(男)の魂の力強さを聴かせてほしかった気もします。

予想とは違った印象でしたが、一瞬も目が離せない大迫力の舞台で、興奮冷めやらぬまま帰路に着きました!

 


 

第1部、「パ・ド・カトル」「牧神の午後」「オネーギン」「眠りの森の美女 第3幕よりパ・ド・ドゥ」

第2部、「ムーア人のパヴァーヌ」

第3部、「薔薇の精」「confession~告白~」「Six Years Later」「レクイエム」「ドン・キホーテ 第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ」

 

予定がすっぽり空いたので、直前にチケットを買って行きました。

プログラムをみるに、ガラとは色んな演目の見せ場を集めたベスト版的公演、という意味なのかな?

バレエの素地はなく知識も乏しいのですが、ロシア旅行の際ボリショイ・バレエ(白鳥の湖)を観て感動し、以来年1回は観に行くようになりました。

子どもの頃姉のバレエの練習風景を見学したり発表会を観に行った記憶はあるんですよね。

幼少期の体験が潜在意識に刷り込まれ大人になって興味を呼び起こし・・・なんてことはないか。

座席は2階最後尾センター。一番安い席。歌舞伎座3階B席くらいの感覚でした。

俺は圧倒的にクラシックバレエが好きなのですが、今プログラムはクラシックとモダン混合でした。

結果的にモダンバレエも楽しめました!

モダンや創作ダンスは観ているとムズムズするような居心地の悪さを感じる事が多く苦手意識があったのですが、ロシアの有名バレエ団から派遣されてきたダンサー陣ですから、力量が圧倒的に高い!

ダンサーの自意識やナルシズムがアートとして昇華されており、プロの作品として鑑賞に没頭できました。

クラシックは今プログラムのメインと思われるムーア人のパヴァーヌとドン・キホーテが圧巻。

身体能力の高さに口をぽかーんと空けて見惚れました・・・!

来年はS席で観たいなー。