ご飯を食べて少しゆっくりしてから、我が家にカギをかけました。
     
    

このところテントとその中身の全てを、何も残さず丸々盗まれるという事件が数件起きているからです。ムキー

しかも盗まれてるのが、家と同じ物だと言うから怖くて。

盗難記事を見た後から、ホームセンターへ行ったり100均を見たりして、色々試してやっと頑丈なのが作れました。


12:39 いよいよ蓮華岳へ あし
     

小屋の玄関を背にして登って行きます。

最初はけっこう急な登りです。
小屋までで6時間近くも歩いたあとでかなりバテてるので、お昼休憩はしたものの歩きだすと直ぐに太ももがキツくなりました。

でも10分も登ると良い眺めになりました。

     

テント場はガラガラですね。
結局、家のを入れて3張りにしかならなかったです。

家のテントは、小屋の後ろの緑色のです。
盗まれずに有って良かったです。ニコニコ

少し歩いたら、こんな気持ち良い場所に出ました。
   

右側の方へ歩いて行きます。

するとライチョウに出会うことが出来ました。ラブ
   

ライチョウは警戒心が無いので、こんなに近くまで寄ることが出来ます。

ここから先は、こんな広々とした所です。
     


後ろを振り返れば、かなり前から見えてた剱岳が更に大きくドーンッ
     


ここら辺は、コマクサの群生地だそうです。13:55
コマクサの花は既に終わって、茶色く枯れた葉っぱだけが残っていましたが、本当に群生していて一面に広がっていました。
コマクサの群生では燕岳が有名ですが、比では無い規模で広がっていましたよ。
     


2度3度、小ピークを越えて今度こそは山頂かなぁ?
何か立ってるし・・・って思った所は、祠が有るだけで山頂ではありませんでした。
    

とても危険な所を登って小屋に着いたし帰りも同じ道を下るので、山の神様に安全登山を祈願しました。


14:03 山頂に着きました。
ゆっくり写真を撮りながら登ったので、1時間20分掛かりましたね。
     

私の後ろ側から登って来たんだけど、私の前方にはもう少し高くなってる所があって、三角点がありました。

     

山頂からの眺めも良かったけど、この三角点のとこの方がもっと眺めが良かったです。




連休は天気が悪くなるって言われてたから前倒しで来たけど、平日だから静かな山歩きが出来たしテント場も空いてたし、天気も良かったのでとても嬉しかったです。

山頂では、ちょっと黒い雲が掛かり始めていたけど、下山して小屋の所から上を見上げると真っ青な空に覆われていました。えー
これは、登山あるあるですねぇ。
まあ、ガスって無かったから良しとしましょう。


日が暮れるとすごく寒くなって、シュラフに入っても足が冷たかったのでダウンジャケットを足に履いてからシュラフに入る形で眠りました。

上半身は、半袖と薄い長袖とフリースだったけど寒くは無かったです。



下山は同じ道を降りるし小雨が降ってたので、写真をほとんど撮らなかったのでここから下山まで一気に書いてしまいますネ。

登る前の予定では、天気が持てば翌朝に針ノ木岳へ登ってから下山するつもりだったんだけど、小屋番さんの話では「午前中が30%で午後は60%の降水確率で、30%って言っても街と違って降りますよ」ってことだったので、針ノ木は諦めて明日は早々に下山することに決めました。


夜中の0時頃から雨音で目が覚めました。
風は強く無かったけど、雨は断続的に強くなったり弱くなったりして降っていました。雨

川を渡る所が何か所もあるし、岩壁を降りる所もあるし・・・これ以上強くなったらどうしよう。ショボーンって気持ちもあって、雨音を聞いてからはウトウトくらいしか眠れ無かったので、予定通りに3時に起きました。

朝食はラーメンの用意をしてたんだけど、雨が降ってるし食欲もあまり無かったので、コーヒーを飲みながらパンを食べて終わりにしました。コーヒーパン

幸いにテントを撤収してる間は雨が止んでくれたので、スムーズに撤収することが出来ました。
いつもテント場を後にするのは、1番最後になってしまう私達だけど、今回は1番最初でした。
って言っても3張りの中で・・・ですけどね。爆  笑
  
雨が降る予定だったからレインウェアのズボンまで履いて用意したけど、小屋まで上がって見ると遠くに明るくなってる所がみえたので、これなら土砂降りにはならないだろうと予想して、ウェアのズボンは脱ぎました。

5:28 下山開始。
小雨降る中、登りで苦しんだ急な九十九折を下ります。

雨でザレた道が濡れたので少しはマシになったけど、それでも足が滑ってしまう傾斜なのでストックでブレーキを掛けながらゆっくり下りました。


8:04 後ろを振り返るとすっぽりとガスに覆われていました。
ガスに撒かれる前に降りて来られて良かったです。
     

この後も雨は時々強めに降って来たけど、連続しては降って無かったので良かったです。

川の増水も無く、無事に渡ることが出来ました。

同じ道を降りてるのに、昨日は晴れで今日は雨
岩の色も道の色も濡れて変わってしまってるので、全く違う場所を歩いてる気分でした。

あんなに怖かった岩壁も、難なくクリア。
あまりにもあっけなく降りれたので、私は『あの岩壁』では無いと勘違いして、「あの岩壁はまだかなぁ? あれ~こんなに下の方だっけ?」って思いながらずっとドキドキしていました。 

やがて周りは樹林帯になり、沢から離れてしまいました。
もうアノ岩場は過ぎたんだよ。さっきの所がそうだったんだよ。だってもう直ぐ大沢小屋だもん」って主人。 

ずっとドキドキして緊張しながら歩いてたのに、損した気分でした。爆  笑

その位に下山はあっけなく進み、9:58 休憩を除いて、4時間ちょっとで下山出来ました。拍手

苦しんだ登り。
素晴らしい眺めだった小屋とテント場。
太陽の日差しを浴びながら登れた蓮華岳。

とても達成感のある2日間でした。

扇沢駅の所では、霧雨程度の小雨が降っているだけで、道路はほぼ乾いていました。
車まで行く間に、雨が強くならなくて良かったです。

そして早い時間に下山出来たし、前倒しで登ってるのでこれから連休だし。ルンルン

帰ってから色々片付けたりすることを考える気持ちにも余裕がありました。

帰りの高速も空いてたので、18時には高速を降りて夕飯を食べる事ができました。ラーメン

だから19時半という早さでの帰宅。
お疲れ様でした~~~。ニコニコ


今年のテント泊は、今回で終わり。
結局、今年は夏休みと今回の2回しかテント泊しませんでした。

以前は5月になるとテント泊をはじめて、11月の連休まで毎月のように行ってたんですけどね。
体力が落ちましたね。

これからは来年の春頃まで、息子を山へ連れて行くリハビリ登山をします。

その後は、私のリハビリ登山をしっかり行って、来年の夏休みには甲斐駒ヶ岳か仙丈ケ岳を狙っています。

来年は50代最後の年になるので、頑張って思い出を作りたいと思います。チョキ


   


昨夜は早く寝たので、目覚めはスッキリしていました。
腰が痛くなっちゃったので、シップを貼っておきました。

朝食を食べて身支度をして、5:04登山口を入りました。
    

初めは樹林帯の緩やかな登りでした。
でも足元は大きな石がゴロゴロしてて歩き難かったです。

1度車道に出ます。
まず塀の上に出るので、左へ歩いてから下へ降ります。
車道を少し歩くと左側に登山口があります。

ここもさっきまでと同じような登山道です。
登山道を抜けると、大きな岩が積み重なった所に出ます。
真っ直ぐに進んで行くと、再び樹林帯に入ります。

少し歩くとまた車道に出ます。
斜め前辺りに登山道が続きます。

確か合計で4回車道に出たんだけど、3番目の所の状況が思い出せません。

最後に車道へ出たら坂を登るように歩いて行きます。
すると左手に広い所が現れます。
そこに『針ノ木岳登山道』という黄色い道標があります。
ここからが本格的な登山道となります。

5:53  始まりはこんな感じです。
     


軽くアップダウンを繰り返して、沢を渡ります。
渡った先の登山道からは、岩が大きな所を歩くようになりました。6:30
     


アップダウンをしながら歩いて行くと、広い所に出ました。
     

ここは、ほぼ真っ直ぐに進むと登山道が続いています。

ここからは、笹が多くなりました。
道は緩く歩きやすかったです。

6:59 大沢小屋に着きました。
     

営業は既に終わっていて、ドアに『針ノ木小屋は10月6日まで営業しています』と書かれていました。
この小屋に、外のトイレはありませんでした。

扇沢からここまでが3kmで、ここから針ノ木峠までが4kmと書いてありました。
こう見ると、約半分くらい来たんだなぁって思えちゃうんだけど、GPSの地図で見るとまだ1/3位の位置になってます。

始まりが緩々の登山道だったから、疲れて来た後半がすごくキツくなるんじゃない?怖いなぁ~」って思った私の予測は・・・・後のお楽しみ。爆  笑


登山道もキツくなってきました。
そして道がすごく狭くなったり崩れそうになってたり、今までの様子とは一変しました。

沢沿いを歩いて行くので、雪渓が溶けた雪解け水のゴーゴーと流れる音が大きくなっていきます。

遠くに雪渓の残骸が見えだした頃、最初の鎖場が現れました。7:44
    


上から見るとこんな感じで難しい岩場では無いんだけど、沢が直ぐ下なので高度感があって怖かったです。
     



8:07 沢を渡ります。
     

くくり付けてあるとは言え、丸太の橋が苦手な私は手すりに捕まってカニ歩き。

この橋を渡った後からは、針ノ木大雪渓に入ります。8:08
     

初めはこんな河原みたいな所を歩きます。
踏み跡がほとんど無いので、キョロキョロ見てピンクリボンを確認しないと、登山道を外れてしまうので注意です。
私は2度ほど登山道を外れてしまい、先へ進めなくて戻りました。

雪渓は残骸しか無かったので『高巻きコース』というのを歩くんだけど、これがキツいアップダウンで、しかも崩れそうな所も多かったです。


8:33 下から見えた雪渓の所まで来ました。
    

小さく見えるけど、空洞になってる所には私が立って入れそうな高さでしたよ。

少し登ると、ピンクリボンの所にピンクの小さな鯉のぼりが付いてるようになりました。
キツくて萎え始めた心を癒してくれました。
    


山肌のあちこちから水が出てるので、高い所を歩いてるのに川の中を歩いてるみたいな所もありました。8:37
    

主人の後ろ、どこに登山道があるか判りますか?ニヤリ


高い所から川を渡ろうとしてる人が見えました。
その人が見てる先を見ると、大きな岩盤を降りて来る人が居ました。びっくり
赤い丸の所です。
     

この川を渡るのは、先の人が渡った後を付いて川の中を歩きました。
水量が多くて、岩は滑るし怖かったです。

渡り終わって後ろを振り返ると、2m位下流に短い丸太橋がありました。
まあ、どっちにしても私には怖いものでしたけどね。爆  笑

大雨の後は、ここは渡れなくなるので天気予報には十分注意が必要です。

8:51 川を渡った後の岩場です。
     

上の赤丸に人が居ます。
1段登った上に、また鎖場があります。
     

上から見るとこんな感じ。
     

更にもう1段ありました。
     


大きな岩場でした。
岩場大好きな私だけど、沢の水音が大きくて怖さが倍増しちゃって、楽しいと言うより怖い方が上回ってしまいました。

岩場自体は、それほど難しいものでは無かったですよ。
3点確保を守ってればね。グッド!


相変わらず細くて危険な道を歩いて行くと、ちょっと広くなりました。
岩々な所だったので足元ばかり見て進んで行くと、先へ進めなくなってしまいました。
後ろを振り返り主人に「そっちに行かれる道がある?」って聞いてた時に、たまたま山岳警備隊の人が通って教えてくれました。

そこには蓮華岩という大きな大きな岩があったんですよ。
私はその岩を避けて右へ行ってしまったんだけど、岩の左側を通るのが正解でした。
見たらちゃんとピンクリボンがありました。てへぺろ

10:06 更に傾斜はキツくなりました。
     


10:15 広くなってる場所があったので休もうとしたら、レンゲ沢という水場でした。
ここが最終の水場になります。
    

飲んでみると、まるで氷水みたいに冷たくて美味しいお水だったので、空いた水筒全部に水を入れました。
これが後で自分を苦しめることになるとは・・・・

でも体力がある人は、ここで水を汲んで行くと良いですよ。
小屋で買わなくても済みますからね。
『体力・余力がある人は』ですけどね。爆  笑


この水場から見上げると、遠くに山の斜面を登って行く人が見えました。
え~、あそこを登るの!?ガーン
     
初めに私が、「こんな緩々な道だと後半になってキツくなった頃が怖いなぁ」って言ったの覚えてますか。ニコニコ
予想した通りになってしまいました。


10:44 ここから長い長い九十九折が始まります。
    

でも上が見えてるじぁない・・・って思うでしょう?
ここの登りは、そんなに甘く無いです。
とにかく、長いんです。
しかも傾斜がキツいんです。

    


どこまでも、キツいんです。
水場で水をいっぱいに汲んだことを後悔しました。

ザックの重い主人とは、ドンドン離れてしまいました。10:52
     

でもこの位置から少し登ると、上に道標と小屋の屋根が見えました。


11:14 出発から6時間10分掛かりました。
休憩時間を除いても、5時間55分くらいは歩きました。拍手
     


小屋前からの眺めが最高キラキラ




苦しんで登ったご褒美、こんな素敵な眺めを頂きました。


ここのテント場はあまり広く無いので、受付を直ぐに済ませました。
小屋番さんの話だと明日から天気が悪いので、キャンセルが相次いでるそうです。
だからテント場も混む事は無いだろうから、好きな所へ張ってくださいって言われました。



     

テント場はフラットで良い場所でした。
右上に見えるのが小屋でその後ろが蓮華岳への登り口、左側に2つあるのがトイレです。

トイレがユニークで、名前が付いてるんですよ。
『槍見』と『瞑想』って。爆  笑

『槍見』の方は、窓が付いてて窓から本当に槍ヶ岳が見えるんですよ。

トイレの中は広くて、和式のボットンだけど臭くなくて、綺麗に掃除されててトイレットペーパーも予備まで備えてありました。

テント場からも小屋前と同じ展望の良さ。
その展望が見えるように、玄関は南側にテントを設営しました。

荷物を中に入れて落ち着いた所で、パンを食べてお昼ごはんにしました。

・・・・・続く・・・・・

     
















     










連休の天気予報が悪かったので、前倒しして19日木曜のお昼前に家を出て扇沢の駐車場に向かいました。

無料駐車場には16:10頃に着いたのですが、前日から登山の方か路駐もあって不安になったんだけど、第二駐車場が空いてたのでそこに停めました。
主人が走って扇沢駅の方へ行ったかと思ったら、直ぐに走って戻って来ました。
もう1つ上の駐車場が空いてたぞ!」って。

直ぐに無料駐車場の中で1番駅に近い所へ移動しました。
車の台数は多かったけど空いてる所も多かったのでラッキーでした。
3つある無料駐車場には、トイレがどこにも無いんですよ。
だからトイレは駅まで行かなければなりません。
駅に1番近い無料駐車場に入れて、本当にホッとしました。

    

写真のように駐車場の入り口まで行かなくても、途中から車道に出られるところが3か所ありました。

着いた時間が早かったので扇沢の駅まで行って見る事にしました。

    

大きな駅ですね。
2階にはレストランもありましたが、行った時にはもう閉店時間でした。
建物の奥の方にトイレがあります。

トイレの入り口には水道があって、『破砕水』と書いてありました。
説明読んだけど、忘れちゃった。(^^;)
とても冷たくてまろやかで美味しい水でした。

そこでは、登山帰りの人が靴を洗えるように、たわし状のマットが敷かれていました。
イノシシなどの持ってる病気を、別の場所へ持ち出さない為に靴を洗って帰るように、登山口の所に書いてありました。


行先別の時間と費用です。
    

室堂までは、家の予算ではとても行かれないですね。(^^;)


トイレは1段下の有料駐車場の所にもあります。

ちなみに駅から1段下がった所の駐車場は、12時間千円でした。
更に1段下がった所の駐車場は、24時間千円でした。
たった数mの違いで、倍の料金になっちゃうんですね。

更に駅から5分も掛からない所に、家が停めた無料駐車場があります。爆  笑


そうそう!
前泊をする時には、駐車場へ来る前の道でコンビニを見たら直ぐに必要な物は購入しておきましょう。

駐車場に近くなると、何もありませんよ。
ちなみに、家が寄ったファミリーマートが最終のコンビニでした。
そこを通り過ぎた時、周りの雰囲気から嫌~な予感がしたのでUターンして買い物したんだけど、判断は正解でした。


扇沢の駅のレストランは、16:30頃で終わりのようです。
トイレの近くに売店もあるけど、同時刻で閉店でした。
19日は平日だからかも知れませんけどね。

飲み物の自動販売機はありましたよ。


車に戻ってお弁当を食べて、歯磨きの為に駅のトイレに行って帰る頃は、もうかなり暗くなっていましたが、息が白く見える程に冷えて来ました。

朝は3時に起きて5時に出発の予定です。
逆算して、19時前には寝る事にしました。
冷えそうなので、シュラフを出して入って寝ました。

ハイトワゴンの軽自動車で、後部座席に大きなザックが2つ。
足を伸ばして寝る事が出来ず、腰が痛くて目が覚めてしまいました。

起きる予定の3時少し前だったので、そのまま起きてしまいました。

・・・・・続く・・・・・













小持山と大持山というのは、武甲山の隣の山です。
一般的には、武甲山から縦走して周回するんだけど、先週山をお休みした私には、全てを歩く元気は無いので、半分だけ歩く事にしました。

   

現在地から上に伸びてる所を歩いて、シラジクボへ出て左に行って周るコースです。
武甲山も、全部を周るコースも、今回と同じく小持山~大持山を周るコースも、過去に何度か歩いています。
ちょっと飽きちゃったので遠ざかっていました。(^^;)

今週末からの連休でまた北アルプスへ行くので、今日はガッツリ歩いておきたかったし、午後からは雨の予報が出てたので近場ということでこのコースを選びました。

8時ちょい前に駐車場に着いた時は、既に路駐車が何台もありました。
ここは人気の山ですからね。
でも家の車は軽なので、ちょっとした隙間にも止められるからと中へ入ってみると、運良く軽なら停められるスペースを見つけました。

私達の後からも続々と車が入って来ちゃって、入り口と出口が共通の駐車場でUターンも出来ずバックで何度も切り返しながら出て来る人がいたので、見かねて主人が誘導してあげたりしてたので、出発は8:45頃になってしまいました。


まずは表参道を登ります。
かなり上までコンクリートの道ですが、これが結構急なんですよ。
自分のペースを崩さないように足を運び、息切れしないように歩いていると9:04分岐に着きました。

    

ほとんどの人って言うか、全員ですね。爆  笑
真っ直ぐ武甲山を目指す中、私達は左に折れてシラジクボを目指します。

前にもここを登った事があるけど、急なんですよねぇ。

    

そして深い樹林帯なので、時々日が射しこむだけで薄暗いんです。
それでも以前来た時よりは、木の手入れがされてて隙間があって明るくはなっていましたね。

こういう樹林帯って誰もそうだと思うんですけど、好きじゃ無いんですよね。
まして急な登りともなると、苦行でしか無いですよね。爆  笑

そして私は『夕方』というものに何かトラウマがあるようで、記憶は全く無くて何が原因か判らないんだけど、夕暮れ時になると胸騒ぎが始まって息苦しくなっちゃうんです。
眩暈なんかもしちゃったりして、そのまま放置すると発作を起こすほど。

だからこの樹林帯の薄暗さは、私にとっては夕方って感覚になっちゃって、自分で時計を見て「まだ9時だよ!昼前だよ!」みたいに言い聞かせたり、主人にも「まだお昼だよね」なんて聞いて確認したりするんだけど、胸騒ぎがキツイんです。

それで今回も途中で心が折れそうになって、シラジクボから引き返そうか?なんて考え始めて居た頃。
こんな物を見つけました。

     

茎がこ~んなに伸びたキノコって、滅多に見た事がありません。
私、キノコは可愛いので好きなんですよ。
わぁ~大きなキノコ~ルンルン」なんて言って写真を撮ってたら、モヤモヤしてた心がスッキリしちゃいました。爆  笑
それでシラジクボまで歩く事ができました。

10:19 シラジクボに到着です。
武甲山と小持山との鞍部になります。

私が今年買ったキャラバンの靴は、踵をしっかりホールドしてくれるんだけど、どうも極わずかにサイズが合って無いようで、靴下が靴と肌の間で動くのを感じるんですよ。
それで私は足にけっこう汗をかくほうなので、靴ずれしちゃうんです。

初めて履いて山へ入った時に、水膨れになるほどでソルボのカットバンを貼って応急処置をして、その後からは家でカットバンを貼ってから出かけていたんだけど、今回はすっかり忘れちゃったんですよね。

ここまでのキツイ登りで踵が痛くなって、これからの約3時間を歩ききれるか、ここで少し考えました。

主人がソルボのカットバンを持ってると言うので、少し先に進んで切り株に座って両方の踵に貼りました。
すると痛みがかなり弱くなったので、沈んでた気持ちも上がって来て小持山を目指す事に決めました。


小持山は、登り始めて少しした頃に振り返ると、武甲山の南側が見えるんですよ。
普段見てる面の裏側です。10:47
   

武甲山って言えば、削られて段々になった痛々しい姿が有名ですよね。
でも本当は、こんなに大きくて綺麗な形の山なんですよねぇ。

更に登って行くと、変な生き物を発見。目 11:03
   

写真では、頭が左下になってます。
カタツムリが歩いた後みたいな粘液が体中についていて、所々岩と糸を引いていました。
頭はハンマーヘッドみたいになってて、動きながら閉じたり開いたりしていました。

この写真をFacebookに載せたところ、山岳カメラマンの三宅岳さんがコメントで教えてくれました。
コウガイビルという名前の生き物だそうです。
『ヒル』と付いているけど、ヤマビルとは全く違う種だそうです。

私も『コウガイビル』で検索してみると、湿った所に生息してて川の傍とか岩の下などに居るそうです。
人目に付く所に出て来るのは珍しいようです。
大きさは15cmくらいでしたが、良く成長すると30cm近くにもなることがあるそうですよ。


この辺りにくると、登山道が岩々になって来ました。
岩々大好きな私は、さっきまでのモヤモヤはどこへ行った?って位に元気になりました。
そして登山道の両脇は、小さなピンク色花が群生してたりキノコがいっぱいあったりで、道は急だけど気持ちはドンドン楽しくなっていきました。音符


11:17 小持山に着きました。チョキ
     

以前来た時は、武甲山が良く見えたり周りがもっと良く見えたんだけど、木が成長しちゃって眺めが悪くなってました。
山頂表記にも木の枝が覆い被さっていたので、手で持ちあげて写真を撮りました。

ここでお昼ご飯にしました。
ヤマハギかなぁ?
大きな枝ぶりで咲いてて、蝶やミツバチが飛び回っていました。

黄色い大きな蝶が主人の帽子に止まって、主人が動いても留まっていましたよ。ニコニコ


11:45に小持山を後にしました。

するといきなりの急な下りです。
    

こんな岩を降りたり。
    


こういう所が大好きな私は、すっかり疲れが吹っ飛んで楽しくて仕方ありませんでした。
ガーッて下って少し登ると、雨乞岩に着きました。12:12
    

ここはすごく展望が良いところです。
今日は曇が多かったので残念でしたが、下を覗けばすっごい高度感。
回りの山脈も綺麗でした。
ここは見えてるだけの広さしか無いですよ。
落ちないように気を付けてくださいね。ニコニコ

ここからまた下ります。
   

しばらく下ると、ちょっと高いが明るくなっていました。
そこへ登ると大持山山頂でした。12:34

小持山から50分で着きました。
なんかあっけなく着いちゃったって感じでした。
小持山よりは広い山頂だけど、展望は全く良く無いです。
途中経過の感動もほとんど無かったので、山頂だぁ~!って喜びも特に無しです。爆  笑
何度か来てるっていうのも、あるのかもですけどね。

ってことで、写真を撮っただけで、さら~っと先へ進みます。
この先には、急な下りがまってる・・・・その事が気になっていました。

小さなアップダウンを繰り返し、空が明るい所へ登ると広い所に出ました。12:44
丸太が3本くらいだったかなぁ。
ベンチのように置いてあります。

そして後ろを振り返ると、小さな道標があります。
   

いよいよ急な下りのはじまりです。
ここの丸太に座って、靴の紐を閉め直しました。

私も主人も、ここから妻坂峠まで、ずっと長い長い急な下りが続いてると記憶してたんですよ。
ところが、下り始めは確かに走りだしてしまいそうな急坂だったんだけど、こんな平坦な場所もありました。13:08
     

こんな平らな所があったなんて、全く記憶にありませんでした。
秋だと言うのに、初夏の綺麗な新緑のような黄緑色の葉っぱです。
写真では色がボケちゃってますけどね。
もっとずっと綺麗な色でしたよ。

そしてこの平坦な道が終わると・・・・やって来ました。
急で長い下り坂が。
     

この写真は既に半分くらい下って来た頃です。
立ってるだけで足が滑っちゃうほどの急だったので、写真を撮る事もできませんでした。

この位置でも、主人が横を向いてるように、真っ直ぐ前を向いて降りれません。
だって後ろから誰かに押されたみたいに、勝手に足が動いて走りだしちゃいそうだったんだもの。
横向きでブレーキを掛けながら、慎重に降りていきました。

13:46 妻坂峠に着きました。
   

ほぼコースタイム通りの1時間くらいで着きました。
途中で登って来る人にも出会いましたが、みなさん酷く疲れた顔をしてました。
ここは登りには使いたく無い道です。

ここからは、最後の下りです。

途中までは樹林帯の土の道なんだけど、半分くらい降りた辺りでは、まるで河原の中を歩いてるみたいな石がゴロゴロした所をあるきます。
途中で小さな沢を渡りますが、そこにはパイプから水が出ていたので、主人は火照った汗だくの顔を洗ってました。

再び土の道に戻って下って行って、14:20頃に登山口を出ました。
ここから駐車場までは直ぐです。
林道を歩きますが、途中でショートカットすれば鳥居の所に出ます。


私が前に来た時は、この駐車場にはトイレが無かったんですよ。
でも綺麗なトイレが3棟出来ていました。

   

足元にはタオルが敷いてあって、中へドロを持ち込むことを少しでも減らすことができます。
中は水洗の洋式トイレで、綺麗に掃除されてて小さな花まで飾ってありました。
この駐車場に来るまでは、普通の車道からかなり走って来てるので、ここにトイレがあるのは助かります。

駐車場に入ると、あんなにパンパンだった車が、残り数台になってました。
武甲山だけ登って帰る人が多いんですね。

登り初めは心が折れそうになったり、足がいたくなったりしてたけど、1度も足が攣る事も無く最後まで歩く事が出来ました。チョキ

最近、足が攣らないのは水分を意図的に多く飲んでるからだと思います。
今まで3~4時間の登山だったら、お昼ごはんの時の分は別として、500ml飲みきれない時もあったんですよ。
普段からあまり飲まないので。

夏休み登山の時に、汗だけで自然に水分を多く飲んでいたら、急登でキツかったにもかかわらず、1度も足が攣らなかったことから確信して、それ以来飲みたいって思わなくても飲むようにして、今までは1口か2口しか飲んで無かったのを、今は3口か4口飲むようにしてます。

そして飲みたく無くても、キツイ登りを登ったら飲むとか、汗が出たら飲むとか、意識して飲むようにしています。

登山を初めて9年目にして、やっと水分の飲み方が判ったとこですね。( *´艸`)
今までも、喉が乾く前に飲む って言うのは実践してたんだけど、それでは足りないんだって事が、身をもって判ったってことですね。ウインク


さてさて、次の登山は金曜日です。

針ノ木小屋にテント泊して、針ノ木岳と蓮華岳へ登る予定です。
でも残念ながら、㈯ ㈰ ㈪ どれも雨や風で登山に適さないって予報になってるんですよねぇ。

予報が代わってくれる事を願うばかりです。    
    



金峰山へ行ったのは3回目。
でも1回目は登山初めて1年が経ったころで途中敗退してるので、山頂に立ったのは2回目です。

金峰山は、初回が雨で薄暗くて怖くてパニック発作起こしそうになっての敗退だったから、悪いイメージしか無かったんですよ。
2回目に行った時の事はなぜかほとんど覚えて無くて、「悪いイメージを払拭させる為に行こう」って主人に言われて行ったんですよ。

8時前に駐車場に着くと、既に満車で奥の砂利道の所へも数台停まっていたので、そこへ停めることにしました。

出発は8:03。
金峰山までの距離は4.3kmなので・・・・・3時間くらいかかるかなぁ?っと思いながら歩きだしました。

    

    

歩き始めは広くて気持ち良い樹林帯。
前日に雨が降ったのか、所々がぬかるんでいました。

直ぐに階段が始まり、傾斜もキツくなりました。
って言っても、そんなに急では無いんだけど、早起きしたせいか私の体がイマイチ何か気が乗らないというかダル重の感じで、ちょっとの登りもキツく感じていました。


     

ここは朝日峠です。
この巨大なケルンは、ハッキリと覚えていました。

少し登っては道が緩くなって、また登っては緩くなって・・・の繰り返しの登山道。


9:13 ガラ場のキツイ登りになりました。
     


ここを登り切ると、岩々の所へ出ます。
     


富士山が見えていたので。
     

富士山に笠雲が掛かってる時は、天気が下り坂って言いますよね。
この後、周りには雲が多くなってきたんだけど、登山道の上は青空も見えて日差しが痛いほど暑かったですよ。
ただ風は強かったですね。
そして風はヒンヤリ秋の風でした。

この岩場を過ぎるとまた樹林帯に入ってしまいます。
でも金峰山への登山道は、薄暗い樹林帯の所もあるけど、縞枯山みたいに枯れた木が立ってる所も多くて比較的明るい登山道です。


9:28 朝日岳に着きました。
     

朝日岳の山頂は、登山道の1部でしかありません。
でも木で作ったベンチみたいな物はあるので、ゆっくり座って休めます。

     


もうヘロヘロに疲れていたので、ここで10分位座って休みました。
定番になってるグレープグルーツを凍らせたものが、こういう時は見に沁みて美味しいんですよねぇ。

9:41 出発です。
この先は急降下。
上に顔を向けると、五丈岩が遠くに見えます。ダウン
    

ガレ場で歩き難い下りなんですが、以前来た時は足がズズズ・・・って滑っちゃった記憶があるのですが、多くの人が歩いて踏み固められたのか、岩はゴロゴロしてますが歩き難さは無かったです。
けっこう長い下りですよ。

下り切るとちょっと広い所に出て、急な所を登り返します。
途中で体が異様に重くなったので、パンを1つ食べました。
すると少し体が軽くなりました。
でも疲労感はかなりありました。
登山口から2時間くらいの事です。


ヘトヘトで足元ばかり見ながら無言で歩いていると、「森林限界に出るぞビックリマーク」と主人の声。

暗い所からいきなり、北アルプスみたいな景色が広がっていました。音譜

こういう所へ出ると、気分は一気にアップ
疲れもすっ飛んでしまいます。爆  笑

先を見ると岩の山。
まずはここを超えます。

10:50
やっと山頂手前の岩山が見えました。
     

前に来た時も、この岩山の岩は平らな面が少なくて歩き難かったのをハッキリ覚えています。
足元ばかりみていると登山道から外れてしまいます。
登山道を外れても山頂には行かれるのですが、ちょっと大変みたいですよ。

そして10:58 予想してた通りに約3時間で山頂に着きました。
    

すると主人が「本当の山頂はこの上なんだぜ」って山頂表記の横の岩を登って行きました。
     

ここが1番高い所です。
私は主人の所まで登らなかったけど、1段下でも素晴らしい眺めでした。
   

今思うと、ここで360度展望の動画を撮れば良かったんだけど、さっき登山道を外れても山頂に行かれるって書きましたが、この後ろから登って来る人もいたし、下からここへ登って来たそうにしてる人もいたので、長居はせずに降りました。




五丈岩に登ってる人が居て見て居ましたが、どこに掴もうかどこに足をかけようか。。。。すごく悩みながら登ってたので、見てるだけでハラハラしちゃって怖かったです。
数人がトライしてましたが、上まで登れたのは1人だけでした。
降りて来る時の方が怖そうでしたねぇ。
男の子って何歳になっても、ヤンチャ坊主なんですね。ニコニコ


風がすごく強くて、身体を冷やしちゃ良く無いからってウィンドブレーカーを着たけど、日差しは強くてすごく暑かったです。
しっかり休んで、11:20に山頂を後にしました。

帰りは同じ道を戻るので、写真は撮りませんでした・・・・っていうか、マジバテしちゃってて、そんな気分になれなかったってとこでしょうか。爆  笑

それでも下山はいつも早い私達。
朝日岳へのガラ場登りでえーんって感じだったので、ちょっと座って休んだだけで、後は歩き通して13:51に登山口に戻って来ました。

登山口を入ってから5時間50分。
休憩時間を抜くと、5時間ちょっと歩いたことになります。

金峰山は『ゆる金』とか言われるくらいに、初心者向けの緩いコースと言われていますが、私にとっては十分ガッツリのコースです。
確かに途中では平坦に近いような所も多くありますけどね。
アップダウンが激しくて、体力を必要としますね。

どうだった?また来たいか?」って主人に言われて即答。
もう絶対に来ない!爆  笑

可哀想な金峰山。人気があるのになぁ。」だって。( *´艸`)

だって、苦しんだ割には達成感も感動も少ないんだもん。
不思議だけど。
この山は、私と相性が悪いんだよきっと。爆  笑




今年に入ってから息子が、「また山へ行こうかなぁ。前はヒッキーしてたけど今は働いてるから、前より歩けると思うんだよな」って自分から言ってきたんです。

でも私は昨年の夏休みに五竜へ行った時、ゴンドラで行ったのに登り始めからバテて、かなり辛い思いをしたので、今年は早くから夏休みに向けてのトレーニング登山をしたかったんです。
体力筋力の無い息子に付き合って低山やコースタイムの短い所ばかりを歩いていたら、思いッきり夏休みを楽しむことが出来ないから。

それを息子にも伝えて「夏休みが終わったら連れてくからね」って約束してたんです。

そしたら2日前に息子から「山行く?」って言ってきたんです。

かなり酷い鬱の息子が意欲を見せるのは珍しいことで、「良し!行こうねぇ」とは言ったものの本当に行くかどうか当日の朝になってみないと判らないのが息子くん。

今朝、早く起きてきたので「山行くの?」って聞くと直ぐに「行くかぁ」って返事。OK

じゃあ行こう!って気が変わらない内に出発しました。爆  笑

主人には2日前に息子が行きたいって言ってることは伝えてあったので、行かれそうな山を探してくれていました。
山を決めるのは、いつも主人任せな私です。てへぺろ


以前、ときいそ町の都磯山へ行ったことがあるんだけど、その直ぐ傍なんですよ。

車は、ここに停めました。
     

駐車場から出て左へ3分位歩くと、右へ道が分かれています。
そちらへ行って2分位歩くと右側に登山口があります。
   


登山口を入ると直ぐに急な階段です。
     


主人が直ぐに落ちてる枝を拾いました。
?って思ったら、クモの巣があったようです。

クモの巣は、山頂までず~~~~~~とすごくあって、主人は手が痛くなっちゃいそうなほど、ずっと枝を振ってました。
その後ろを歩く息子も、ストックで振り払っていました。
     

誰も全く歩かないのかなぁ」って言うと息子が「少なくても7月には誰か歩いてるよ。入り口に熊の目撃情報が7月って書いてあったから」だって。爆  笑

このクソ暑いのに低山なんて来る人は居ないですよねぇ。


ここは山頂の標高が24?mと低い山なのに、なかなかどうして急登て楽しませてくれますよ。
それに土が粘土質で滑るし、その中に石が埋まってるからとても歩き難かったです。
下山も同じ道を降りるので、滑って怖そうだなぁって思いました。


目の前が開けたと思ったら大きな岩がありました。
男鹿岩です。
    


主人が指してる方から登れました。
良い眺めでしたよ。
    


この岩から先は少しの間、岩が周りにあるような所でしたが、岩登りするような所は無くて残念。爆  笑


すると山頂までで1番の急な所になりました。
息子くん、バテバテでストックに寄りかかってます。
     

でも先の明るい所が山頂です。


途中で2回ほど座りましたが、飲み物を飲んでグレープフルーツを食べさせたら、直ぐに歩きだしました。
顔を見ても、昨年のように本当にバテた顔はしてませんでした。
やっぱり1年近く、週3日くらいでも働くようになったことで、体力も筋力も少しついて来たんでしょうね。


約1時間20分ほどで山頂に着きました。
     

ここは以前、パラグライダーが飛び立つ場所だったそうです。
でも事故が何回か起きた事で、廃止になったということです。

なのですごく広くて平らで、高い木の無い山頂です。

あっ、私が最近山頂で片足をあげてるポーズをしてるのは、Facebookのお友達がやったポーズがきっかけで『〇〇(お友達の名前)ぴょん倶楽部』って言うのが出来たからなんですよ。ニコニコ



この山頂は暑いし、お昼ご飯は下山してから近くのうどん屋さんで食べる事になってたので、ここではグレープフルーツやカルパスを食べて休憩しました。

息子が来る時に寄ったコンビニで日本酒の小瓶を買ったんですよ。
以前、棒の峰へ行った時に「こんな景色を眺めながら酒飲んだら旨そうだなぁ」って言って、良い眺めの山頂に着く度に「酒買ってくれば良かった」って言ってたのを今日は思い出したみたいです。

ただお酒なんか飲んんで直ぐに山道を歩いたら、酔いが回って大変な事になるから少ししか飲ませなかったですけどね。

息子は「そんな事ないだろう?少しくらいなら大丈夫だよ」って言ってたんですけどね・・・・・

下山の時に、足がふらついていたんですよぉ。爆  笑

本当に100mlも飲んで無いのに。
滑りやすい所でコケそうになってたし。

山頂でお酒は、もう飲ませないことに決めました。爆  笑


下山はアッと言う間で、40分かかったかなぁ?って感じでした。


1年ぶりの登山としては、こんなもんでしょうね。
息子は「もう気軽に山行くなんて言わないだ」なんて言ってだいぶ疲れたみたいですけどね。
毎週声を掛けて、嫌だ!って言わない限りは連れ出す予定です。爆  笑
     




グッスリ眠ったのに、まだ疲れが取れて無い感じで目覚めました。
水を汲みに行くと、ホースからはチョロチョロしか出ていません。

小屋の人はまだ寝てるみたいで電気が点いていません。(ここは素泊まりオンリー)
仕方なく洗面所で水がチョロチョロ出てる下にコッヘルを置いて、水が溜まるのを気長に待ちました。

昨夜は食べて無いのに、疲れからか私も主人も食欲がありません。
ラーメン1つ作って2人で半分こ。
コーヒーなど、飲み物はいくらでも飲める感じなんですけどね。

昨夜の大雨でテントはびしょ濡れ。
山が近いので、明るくなっても日差しは届いてきません。

新しいテントだからか、素材が今までのと違うからか、2人で持ってバサバサ振るとかなり水滴が取れました。

テント撤収は素早く終わり、小屋でお水をもらって7:21 下山開始。
あ~、これで山ともお別れだな」っとぼそり。
     


とても苦しんだ3日間だったけど、1日1日はとても長かったけど、振り返ってみるとアッという間だったように感じます。
   


ピンクテントの右側の木の下がテント場です。
奥へ伸びてる道は、噴湯丘への道です。(行かなかったけど)
    



小屋前から川下へ数m歩くと、大きな大きな丸太橋があります。
本来はこの上を渡るんだけど、本当に丸太ん棒なだけ。
上の方が歩きやすいように削って無いんです。
   


私は丸太の橋が大の苦手。
子供の頃に落ちたというトラウマがあるから。
主人も、ちょっとなぁ~って感じ。

そのまま少し下流へ歩くと、上に登れそうな所があったので、そこから登って登山道に戻りました。
写真の丸太橋が細く見えるのは、周りの石が大きいからです。
上から見降ろしてるから短く感じるけど、下から見るともっと長かったですよ。

川沿いの道を歩くんだけど、入り口はちょっと荒れてて(昨日の雨でかな?)、こんな道が続くの?って思ったけど、こういう歩きやすい道でした。
   

ネットでこの道の事を見た主人が、「ここまでの道と比較したら、ヴィクトリーロードだって書いてあったよ」と言ってました。
だから、こういう道がダムまで続くのかと思ってたら、川沿いではあるんだけどちょっと登ったり下ったりもありました。

橋を何度か渡ります。
昨日大雨が降ったから水量が多くて、でも濁って無くてとても綺麗でした。
     


こんな風に、手入れされて無い所も通ります。
今日は林道+車道だと思ってたから、スパッツを履いて無くて素足。
葉っぱがチクチクして痒くなっちゃった。
     


おっ階段?って思ったら、見えてる所だけでした。
     



こんな風に短いトンネルは、何か所もありました。8:40
     


8:49 今までの橋は黒い板だったんだけど、ここの橋は木のままの色。
右から来て左へ行くんだけど、左側には避難小屋がありました。
     



丸太橋の所を通過したのが7:20
1時間20分掛かりました。
50分って、日帰りザックの若者のスピードかしら?

ダムまで、あと1時間30分って事は、私達の足では2時間以上ってことですね。ショボーン
     


これが避難所。
ドアを開けて中は見なかったけど、使われてる形跡は無かったです。
   


9:22
登山道の出口です。
ここから先は、車も通ります。
     

     


舗装された道だったら嫌だなぁって思ったんだけど、ダムの直ぐそばまで砂利道でした。
この頃になると、主人の歩みが遅くなりました。
疲れと、足の小指が靴に当たって痛くてしょうがないからだそうです。
もう先の時間は予想できてるので、ゆっくりゆっくり歩きます。


9:31 ここを『流木の墓場』と命名しました。
川が広いから細い木に見えるけど、どれも抱えられないほどの大木ばかりです。
こんな広い川なのに、こんな大木が流されるって、どれだけの水量だったのでしょうね。
    


9:54 登山道を出てから1つ目のトンネル。
出口も入って来たとこも明るく見えるから、「涼しい~」って余裕。
     



10:02 川の色がエメラルドグリーンに変わって来ました。
ダムが近い証拠です。。。。。って言っても、奥に見える白い所辺りですけどね、ダムは。
まだまだ。
    

この辺は、トンボがいっぱい飛び回ってました。
柵に止まったトンボを、主人が指をクルクルしてパッと捕まえちゃいました。
凄~い。私も子供の頃に良くクルクルやったけど、1度も捕まえたことはありません。ニコニコ



     
10:30 このトンネルは真ん中辺でカーブしてるので、出口が見えなくて中はま~暗。
ちょうど車が出て来たけど、音はしてもライトがしばらくは見えなくて、とっても不気味でした。
ヘッデンを出して歩いたけど、真っ暗すぎて平衡感覚とか変になって歩き難くて怖かったです。



この後、もう1本長~~~いトンネルがあります。
でも真っ直ぐだったから、入り口と出口の穴は明るく見えてました。

そのトンネルを抜けると・・・

10:46 やっとダムが見えました。!!
    

正面に見える建物の所に公衆電話があります。
アルプス第一交通へ電話すると、七倉山荘の所に待機してるタクシーが来てくれるので早いです。
簡易トイレもここにありますよ。



10:49  3時間20分かかって、やっとダムの真ん中に着きました。
疲れた~~~。えーん
でもやり切った達成感は、ハンパないですね。拍手


私達がダムに着いた時、4人乗りのタクシーとワゴン車が見えたから、電話しないで車の所へ行っちゃったんだけど、予約車だったのでザックを置いてから電話をかけに行きました。
タクシーの人が無線で連絡してくれたらよいのにぃって思ったんだけど、電話をかけないとダメなんだと言われました。

電話して来た車がワゴン車で、ちょうど下山して来た人達も入れてみんなで8人も乗れたので、七倉山荘まで1人400円で降りることが出来ました。



11:05  七倉山荘に戻って来ました。ルンルン
    

ここでお昼ご飯を食べました。
3泊4日の山旅中で、1人前をちゃんと食べれたのはココだけでした。爆  笑

後で温泉に入った時、体重を計ったら2㎏も痩せてました。
良くこれで、あれだけハードな山歩きをすることが出来たなぁって思います。

やっぱり『アルプスマジック』ですね。
普段の力以上のものが出せちゃうアルプスです。


帰って来ても、肩こりと太ももの疲れは残ってたけど、他体調は悪くならなかったのが良かったです。

靴もザックも、翌日に丁寧に綺麗にしました。
お疲れ様でした。危ない所は助けてくれてありがとう」って思いながらね。ウインク

今回の靴は、2012年に初めて北アルプス(燕岳)へ行く時に買ったオールレザーの重たい靴。
前は、低山でもこの靴を履いてたくらいにお気に入りの靴なんです。
私の為に作られたって位に、足にマッチするんです。

1年ぶりに長旅を共にしたけど、初日の登りで股関節の調子が良く無くて、足をつくバランスが悪かったから小指がちょっと痛くなったけど、2日目からは全く痛みも無く、足首から先の疲れも痛みも感じずに歩けました。(私の足首は万年捻挫)
今回は試練ものりこえたし、私の最高の相棒です。ハート


ふ~~~、内容が濃い3泊4日だったから、すごく長編になっちゃいました。爆  笑

全部読んで頂けた方、ありがとうございました。

とってもとっても苦しくて、でもとってもとっても楽しい3泊4日でした。ニコニコ



ここまででヘロヘロに疲れてる私と主人。
この立札を見て、テンションだだ下がりダウン

それでも歩かなければ下山が出来ません。

歩き始めはハイマツで足元が全く見えないような道。
少し歩くと開けた登りになって、そこを下ると目の前が開けました。11:21

    

この先には、何か所かこんな所がありましたよ。

     

3時間くらい前に怖い思いをしてるので、こんな所は怖くて慎重になりました。11:29


かなり下って行った先に、登り返しがありました。12:07
湯俣山への登りです。
     

時間が12時を過ぎていたので、ここへ入って直ぐに倒木があった所に座って、柿の種とカルパスを食べて休憩しました。
残ってる食料は、ロールケーキだけ。
疲れ過ぎて甘いものは食べたく無かったので、このロールケーキは自宅まで帰ってきてゴミ箱へさようなら。

湯俣山の登りは、急な所もあるけど全体に緩やかでした。
分岐があったんだけど道標は無くて、とりあえず左に上がって見ようって行ったら、湯俣山の山頂でした。12:27
     

この石と三角点があるだけで、広さは半畳くらいの丸い土地なだけ。
写真を撮って先へ進みます。


13:44 この表示を見て、またまたテンションが下がります。ダウン
     

南真砂岳の所の「この先長い・・・」の表示から3時間半。(昼休憩は10分位だった)
それなのに、まだやっと半分来ただけ。。。ショボーン

この頃になると、主人の疲労が酷くなって来ました。
主人は私の2倍もの重いザックを背負って、あのガレ場と格闘したんですからね。
そして小指が靴に当たって痛いと言って、座れる所があると座って休むようになりました。
時間的に、夕方までには晴嵐荘に着くという予測がついたから。

ここの下りは急だって聞いてたけど、足が勝手に進んじゃうような事は無く、登るにはキツイかも知れ無いけど下るにはそれほど苦では無いと感じました。
ただ、長くて疲れた体には堪えるだけ。



14:50 『湯俣岳 1/2 晴嵐荘』という表示があった所から1時間5分で、や~~~と川が見えました。
でもまだまだ遠い~。
     


この頃になると、温泉の硫黄の匂いもしてきました。
もう少し。もう少し」って心で言いながら頑張りました。

私は1.5ℓで主人は2ℓの水を持っていたんだけど、この辺りで底をつきました。
最後の1口を、主人が分けてくれました。感謝です。

小屋に着いたら、お腹チャポチャポになるまで飲みたい!」って気分でしたね。     


15:21 だいぶ近づいてきました。
後から聞いた話ですが、お湯の湧き出てる所だと思います。
    


登山道は狭くてちょっと危険な感じのところでした。
グングン下っていきます。



15:33 本日の宿泊所、晴嵐荘に着きました。拍手
途中でハプニングがあったり、ちょくちょく5分位の休憩をとったけど、野口五郎岳からここまで9時間かかりました。
     

玄関前のテラスには、私達を追い抜いて行った人や、ガレ場を過ぎてから会った山岳警備のお兄さんなどがいて、「お疲れ様でした。」って言ってくれました。キラキラ

お礼を言って直ぐに小屋に入り、テントの受付をする主人の横で『飲み物ください!』と言うと、冷蔵庫には冷えてるのがお茶2本しか無くて(あとはビールが詰まってたびっくり)その2本を買って主人と一気飲みしました。

ここのテント場は、小屋の直ぐ目の前です。
河原の少し高くなってる所って感じで、石がゴロゴロしてる間に少し石をどかした場所があるって感じの所。
平らな所にテントが張れるのは、6張くらいって感じです。

でも大きな木の下なので、強い日差しは避けられて良さそうです。(雷が鳴ったら怖いけど)

水は、外の流しにホースから出てる物を『ご自由に』ということでした。
テントを張って水を汲みに行って、その場でまた500mlを一気飲み。
野口五郎小屋の水はすごく不味かったけど、ここのお水はすごく美味しかったです。

その後、着替えを持って晴嵐荘の中へ。
ここは24時間、玄関が開けっ放しでトイレは中のものを使います。
お風呂も朝の8時までは、入り放題だと言われました。
お風呂はが1人いくらだったか、私は受付の時にお茶に夢中になってたので聞き逃しました。^^;

私が入った時は、3人位が入ってたので写真を撮れ無かったんだけど、翌朝は誰も入って無かったので撮りました。

    

右の角から、源泉かけ流しです。イエローハーツ

でもお風呂の入り口に、『今日は激熱です・・・』って書いてありました。
触って見ると、本当に激熱でとても湯船に入る事は出来ません。

身体を流すお湯も、洗面器に取って横にあるホースから出てる水で温くして使ったほどです。
でも!なんと! 石鹸完備です。ルンルン

山の中で温泉に入れる所は何か所かありますが、お湯で体を流すだけです。
ココは石鹸があるので、綺麗に洗ってとてもサッパリできました。


行動食も無くなったので、何か買おうと受付を覗きましたが、カップラーメンが3種類あるだけでした。ダウン
食事もカレーなのかビーフシチューなのか判りませんが、黒っぽいルーが掛かってるものを食べてる人がいたけど、メニュー書きらしき物はありませんでした。

かき氷はあったんですけど、お風呂から出て来たら、もうかき氷を作る窓が閉まってて終わりって感じでした。


玄関を出ようとしたら、「雨が降って来ましたよ。通り雨みたいだけどかなり強く降ってます」って人に言われました。

しばらくテラスに座ってたけど、屋根がネット状で雨が入って来るので玄関に戻って雨宿りしてましたが、主人が「お前の靴が濡れるぞ」って。ガーン

天気が良かったので、テントの入り口は片方だけフライを広げて、もう片方は閉じていたんです。
私の靴は、フライが掛かって無いほうに置いてありました。アセアセ

ダッシュでテントへ戻ると、やっぱり靴は濡れていました。
靴の中に中敷きを立てて置いていたので、それがカバーになって靴の中は湿っただけで助かりましたけどね。

『通り雨だと思う』って人が言ったので、そう思ってたのですが・・・・
1時間以上激しく降って、その後は強く降ったり弱く降ったりで結局は2時間以上降ってたと思います。

そんなんで、夕飯を作る事も出来ず、眠気が強かったのでいつの間にか眠ってしまいました。。。。。。

続く










朝3時頃から動き出す人の音で目が覚めました。
目が覚めた途端に、頭痛がドンッ

昨夜はほとんど眠れ無かったので、最悪のコンディションです。
今日のコースタイムは、地図上では4時間45分となってます。
私が普通に歩いても、6時間を超える予想です。

朝食は5時前に呼ばれましたが、テーブルまで歩いて行くのさえ辛いほどの頭痛です。
椅子に座って少ししたら落ち着いたけど、気持ち悪さもあって全く食欲はありません。

昨夜もろくに食べて無いので、ちゃんと食べなきゃ動けないというのは判ってるのですが、サラダを口に入れてもムカムカしちゃって。
ご飯を2口分くらいお椀に取って、お茶をかけて流し込みました。

ほとんど主人に食べてもらって、味噌汁とお茶でお腹を満たして部屋に戻りました。
     

今日は下りが急で長いコースなので、両ひざにサポーターをして備えました。

身支度をして外へ出ると、とっても良い天気です。

5:58 出発です。
    

綺麗な稜線が見えますが、残念ながらあの上を歩く訳ではありません。
その向こう側を歩きます。
でももしかしたら、左端っこに見えてるのが山頂かも知れません。


20分ほどで野口五郎岳山頂に着きました。
   

すご~く広くて平らな山頂です。
360度の大パノラマ。キラキラ
槍ヶ岳も目の前にド=ンッ (他の山は名前が判らないアセアセ

     

私が登ってる所は、登れるようになってる訳ではありません。
ただ単に石を積み上げてあるだけなので、崩さないように気を付けながら上がりました。





槍ヶ岳の手前に見える、気持ち良さそうな稜線は歩きますよ。

主人は1時間でもゆっくり居たいって言ったのですが、私が息苦しくて頭が痛くなってしまったので、主人には「先にゆっくり行ってるから、まだ山頂に居て良いよ」と言って先に下り始めました。

すると主人は少しして降りて来ちゃいました。
この先は見えなくなっちゃうし、分岐もあるから間違って進んだら大変だから」って。

そんなに先へ進まないで、下へ降りたら待ってるつもりだったのに。。。。

6:54 山頂を振り返る。
     


野口五郎岳って格好が良い山じゃ無いけど、人気があるんですよねぇ。
その理由は、いつでも誰でも気軽に行かれる所では無いからだそうです。
健脚な若者でも、1泊は必要だからとか。
それだけ北アルプスでも奥の方にあるって事ですね。


7:33 真砂分岐に着きました。
     

行き先名が良く見えないほど風化しちゃっています。
分岐名に至っては、全く不明なので地図で確認しました。

壮大な自然に抱かれて歩くのはここで終わりです。(っと思ってたけど、まだまだ楽しめました)
湯俣へ向かって歩きます。

こちらの道は、あまり多くの人が歩かないのか、ハイマツが伸びてたり草が生い茂っていたりで、歩き難い道でした。
でも少し行くと、こんな広い所に出ました。
槍ヶ岳は、これで見納めになるでしょう。

    


ここを下った所は、お花畑になっていました。
でも登山道が狭くて危険なので、しゃがんで写真を撮る余裕はありませんでした。

崩れかけた階段を降りて行くと・・・・・
突然、登山道が無くなりました。

地図を確認すると、間違いなくここを前進するようになってます。
主人が試してみましたが、茶色い土のところが怖くて渡れないって。アセアセ

     

写真は、傾けたりしてないですよ。
真っ直ぐに立ってて、この傾斜の所です。

少し辺りを見回して考えた末、『手前のガラ場を滑り降り、向こう側へ渡れそうな所を渡って、向こう側の木の所から上に上がって行こう』(赤線の所)という事になりました。

私が先に降りました。
大きな石のガラ場だから、少し下ると靴の下に石が溜まって止まります。
少し靴を動かすと、また滑りだします。
まるでスキーの滑降のような体制で降りて、ここなら!って所で木の方へ移動してみました。

木の所に着いた私が、ガラ場を滑り降りてこちらへ来る主人を撮った写真です。
赤線の所が動線です。
     


遠くから見たら普通の木だと思ってた物は、なんとハイマツでした。ガーン

枝の下をくぐるのに、膝を着いて四つん這いになって必死に登りました。
ハイマツの枝が無い所は、草を束に掴んで登りましたが、傾斜が50度以上あるような場所で、ほふく前進をしてる状態です。

掴んだ草が抜ければ、ズズズーーーーと下へ落ちてしまい、また必死に登ります。
石を掴んでも、割れてしまったり土から抜けてしまったり。

力が尽きたら終わりです。
死ぬかも知れ無い」  本当にそう思いました。
その頃、後から来た主人が私に追いつきました。
登山道が直ぐそばに見える所まで登った時、大きな岩が目の前にはばかり、どうやって先へ進んだら良いか迷ってた時、主人が横から登って行きました。

それを見て、私もそちらへ移動して必死に這い上がって行ったのですが、もう少しで登山道に手が届く・・・・って辺りで、力が尽きてきました。
先に上がった主人が、ストックを指出してくれたのでそれに掴まって引き上げてもらいました。

時間にしてどれくらい格闘してたか判りませんが、残ってる写真の前後で見ると35分位も斜面と格闘していたようです。
登山道に戻って、茫然と格闘した辺りを眺める私です。
  

約10㎏のザックを背負って、私の足元の急斜面を登って、この細い登山道に登る事が、良くできたなぁってつくづく思います。
これが『火事場の馬鹿力』ってやつでしょうね。

声を出して、山の神様とザックに付いてるお守りの神様に、お礼を言いました。
助けてくれて、ありがとうございました!!



この先も細尾根が続いて休めなかったので、広い所へ出た時に座りこんで休みました。
どこかで見られていたのか、後から来た人に「大変でしたね」って声を掛けられました。

少ししたら後ろから山岳警備のお兄さんが来て、「あそこのガラ場は、道を作っても1回雨が降れば流されちゃうんですよねぇ。膝を曲げると滑り落ちちゃうから、膝を曲げずに靴の横をけり込んで足場を作りながら歩くと良いですよ」って教えてくれました。

ガラ場に着く前に、この人に会いたかった~。えーん


その後は、なぜか手と足がすごく痺れていました。
長く正座した後みたいに。
筋肉の使い過ぎかな?

手の痺れは、熱中症の初期症状の可能性もあるので、水分をたっぷり飲みたかったけど、この先どれだけ時間がかかるのか予想が出来なかったので、1口ずつ少しずつ飲んでしのぎました。

高い所へ登ると、さっき格闘した所が見えました。
そして、その後歩いた細尾根も。
尾根に上がった時、反対側に落ちてたら・・・・確実に死でしたね。
    


ヨレヨレに疲れて登ったり下ったりしながら、南真砂岳まで来ました。10:12
     

この道標の後ろ側が山頂です。

道標に、『長いです。気を付けて』って書いてあるけど、本当に長かった~~~~。
野口五郎岳からここまでよりも、長かったと思います。
疲れ過ぎて、そう感じただけかも知れ無いけど。

・・・・って言う訳で、この先は『続く』ということで。
  

     




朝6時頃から烏帽子岳へ登って来たので、テント場に戻って来たのは8時過ぎてました。
予定では、8時半には出発だったんだけど、テント撤収やらなんやらで出発が9時半頃になってしまいました。アセアセ

烏帽子小屋から野口五郎小屋までのコースタイムは4時間。
8時半出発予定だったので、遅くても13時には着くだろうと想定し、この日の昼食は小屋で食べようということで、用意していませんでした。

ところが30分も遅くなってしまって、しかも前日の疲れや朝登った烏帽子岳の疲れなどもあって、スムーズに歩く事が出来ませんでした。


テント場を下まで下って登り返すと、こんな眺めの良い登りになりました。9:46

     

樹林帯と違って、こういう所はけっこう急でもテンションが下がる⤵事無く歩けるんですよねぇ。


10:15には、この眺め。
これから前方の素晴らしい稜線を登っていくのかと思うと、ワクワクが止まらない。ルンルン

    


10:46 後ろを振り返ると、歩いて来た稜線が綺麗に伸びてます。
    




11:50頃、稜線歩きとお花畑コースとの分岐に着きました。
主人は稜線コースが良いと言ったのですが、稜線歩きは高い所まで登らなければなりません。
もう疲れてるから、あの上まで登るの嫌だぁ。もう綺麗な稜線も歩いて来たし、私はお花畑コース(巻き道)を歩くからあなたは稜線を歩いて来たら?」って言いました。

散々悩んだ末、主人もお花畑コースに入って来ました。爆  笑

私も主人も、お花の名前は全くと言って良いほど知りません。
ただ「綺麗だねぇ」って眺めながら歩きました。

するとこんな所がありました。11:56
     

流石に真夏なので、薄い所はかき氷みたいにサクサクでしたけどね。


12:13 お花畑から登ると、こんな壮大な眺めが待ってました。
    

私はこういった自然の大きさを感じるのが好きです。
これがあるから、登山を続けてると言っても過言ではありません。
ケーブルカーやゴンドラで高所まで登れる山もあるけど、そういった所で見れる景色とは全く別物です。

スケールが違います。
そして、歩いてこの場所に立った者だけが見れる景色です。キラキラ
その感動は、やっぱり歩いてこの場所に来た人にしか判らないと思います。



歩いてる登山道は、こんな感じの所です。
     

砂地のようになって登山道が判りやすい所もあれば、先の方を見てどこを通れば良いか探しながら歩くような所もあります。
でも、これがまた楽しみの1つなんですよね。

しっかり踏みつけられた登山道を歩くより、とっても楽しいです。音符


12:37 ちょっと座れそうな所を見つけては休んでいましたが、お昼の時間になってしまいました。
小屋でご飯のはずだったけど、まだまだ先のようなので柿の種を食べてエネルギー補給です。
3日目分のパンを少し食べましたが、私は疲れると甘いものが食べれなくなっちゃうんですよね。
少し食べると気持ち悪くなっちゃったので、しょっぱい柿の種を食べた訳です。

     

このブログを書きながら写真を見て居たら、私の後ろの岩がイルカの顔に見えてきました。
燕岳への途中にあったイルカ岩を思い出しました。ニコニコ



12:54 晴れて暑くなって来ました。
こんな所を歩いてる時に気温を見たら、なんと29℃にもなっていました。
暑い訳ですねぇ。
太陽からの暑さもありますが、砂浜にいるような下からの照り返しの暑さも多かったです。
     


13:06 こんな大きな岩の所もありました。
    

予定では、小屋に着いてる時間だけど、まだまだ先みたいです。タラー



13:24 山の南側はすっかり雲に覆われてしまいました。
     


13:52 他の山では、岩の上を歩く時の目印は、だいたいが赤いとかなんだけど、ここら辺では白いペンキで書かれていることが多かったです。
岩が白っぽいので、目立たなくて判り難かったですねぇ。
     


13:55 「小屋はまだかなぁ。疲れたなぁ」とか思って歩いてるころです。ニコニコ
     


でも、ここを登り切ると小屋の青い屋根が見えました。拍手


14:01 野口五郎小屋に到着です!!
   

   

小屋には温度計が付いていましたが、24℃を指していましたよ。


時間を見ると烏帽子小屋のテン場から、4時間半で着いちゃいましたね。
あれ?もっと長く歩いてる気分でした。
やぱり昨日の疲れが残ってるからでしょうね。

直ぐに受付をして部屋に入りました。

     

狭くて暗い部屋でした。
他の部屋は外に向いてる窓が付いてるから明るいんだけど、この部屋は小屋の中央部分で両側部屋からの明かりが漏れてくるだけです。
電球を点けたんだけど、それも30Wくらいしか無いような暗さでした。

ずっと明るい所を歩いて来たので、目が変になってるのかなぁ。?
ヘッデンを点けないとザックの中が見えなかったです。

私達が着いた時には、既にご夫婦1組が寝ていましたが、私達の後から続々と登山者が小屋に入って来ました。

小屋の人が「今日は混んでるから、2人で1畳にお願いします」と言って回っていました。

何度か小屋泊の経験もありますが、2人で1つの布団に寝たのは初めてです。
しかも隣にくっ付いて知らない人が寝てるなんて・・・・

Facebookの友人によると、1年に数回あるか無いか・・・・っていう混み方だそうです。
やはり、台風10号が上陸する前に山旅をやっちゃおうって考えの人が多かったんでしょうね。

着替えて横になるとすごく眠くなりました。(トイレに更衣室が1箇所あります)
でも16時前から寝ちゃったら、夜眠れ無くなりそうだからと頑張って起きていました。

後で思い出したんだけど、小屋について直ぐに眠ったり横になるのは良く無かったんですよね。
高山病になり易いそうです。

私は眠っては無かったけど、横になっていたのが良く無かったのか、食事に呼ばれて起きた時、若干の気持ち悪さと頭痛に襲われました。


夕飯は17時の1便でした。
到着順に(予約は関係無く)先着50名までは普通の食事が用意されるんだけど、それを過ぎた人はカレーライスになっちゃうそうです。

私達は50名以内だったようです。

    


天ぷらが5品と煮物に煮魚、サラダに酢の物にオレンジまで付いて豪華です。
でも・・・疲れ切った私の胃は、天ぷらを食べたらムカムカしちゃいました。
他の物はほぼ食べれたけど、ご飯は手つかずで主人にあげてしまいました。

でも喉はすごく乾いていて、お茶は3杯もお代わりして飲んでしまいました。

部屋へ戻って歯磨きしたあと、布団を敷いて横になると直ぐに寝てしまいました。
消灯になって常夜灯に代わった時、フッと目覚めて寝る前に飲む薬と睡眠薬を飲んで再び眠りました。

ところが、隣の人のいびきや布団がガサガサ言う音や、周りの音がやけに大きく聞こえて、ウトウトくらいしか眠る事が出来ませんでした。


明日に続く。。。。。