前日の仕事が欠勤者の分までやるという超ハード。
そして先週は山へ入って無いという事も考慮して
コースタイムが短い山で、少しでも気温が低い所ってことで
槙寄山に決めました。
桧原村からは2度くらいかなぁ
登っている山ですが
今回歩いたコースは初めてでした。
坪山で有名な上野原市西原のびりゅう館の無料駐車場に車を停めて、びりゅう館から見ると川の向こう側にある道を歩いて登山口を目指しました。

時間は9:34ですが、この暑さのせいか車の台数は
少なかったですね。
歩き始めから暑さの為にテンションが

それでも川向こうの道へ入ると、建物の影があったので
何とか気持ちを繋いで歩いていました。
ここで1日に数本しか無いというバスが通りました。
貴重な物を見れて楽しい気分になりました。
このバス停の向かい側に進みます。 9:45

ココからは傾斜がさらにキツクなって行って、鼻呼吸が出来ずに口でハーハー息をするようになってしまいました。


進むペースは亀さんみたいにノロノロです。

9:54 行き止まりでお宅にぶつかりました。
見るとお宅の石垣に道標が付いていました。

ぐるっとお宅の敷地を回るように裏側へ行って、ここからが
登山道です。
初めは草ボーボーでしたが、直ぐにイノシシ避けのドアが
あって、その先は整備された登山道になっていました。


10:06 ドアを入って涼しい道にホッとしたのですが
何だか私の体調が変です。
緩く登ってるだけなのに、ハーハー口呼吸をして体もすごく怠くなっていました。
傾斜がキツクなって九十九折に入った時、私の足が止まりました。
地図を見てこれから歩く道の傾斜を確認しました。
自分の位置とここまで歩いて来たスピードなどを考えると
この体調では進むことは出来ないと判断しました。

1度はこのまま下山しようかと思ったのですが、とても心地良い風が吹いていたので、日陰で麦茶を飲みながらしばらく休んでいました。
するとさっきまでの息苦しさとだるさが無くなって、気力も
戻って来たので行かれる所まで行ってみようって気持ちになり歩き出しました。

するとアチコチに色々な大小のキノコを見つけました。
キノコ好きの私は、一気にテンションがアップ。
名前は全てGoogleレンズで調べました。
キイボカサダケ

手のひらサイズのニガイグチ

このキノコはあちこちに多く生えてましたよ。
これは調べなくても分かったけど一応確認して
タマゴダケ

主人の手より大きい アカヤマドリ かなぁ

数歩進んではキノコを見つけて写真を撮ってるので、中々
先へ進めませんが、これが軽い休憩にもなっていたようです
アワタケヤドリ

泡がモコモコしてるクモの巣がありますよね。
初めはソレかと思いました。
11:21 急登のつづら折りが終わって広い所に出ました
登って来る間、ずっとココみたいに落ち葉が積もった道
だったんですよね。
だからキノコがいっぱい生息できるのかなぁって思いました
すっかり『夏』って雰囲気になりましたね。
でもここはあまり風が入って来なくて暑かったです。
あれ
蝶
って思って近づいたらカワラタケ でした。

これはハッキリ分からなかったんだけどテングダケかなぁ

下の茎の所が蝋人形の指みたいで、ちょっと気持ち悪かった
11:37 風がスーッと入って来て「涼しい~
」って
声を上げてしまった場所。

ずっと樹林帯だったので、登り始めて最初に下界が見えた
所です。
この写真を撮ってる時、後ろから主人が私を撮っていました
暗いけど、なんだか良い感じ。😊

11:39 平坦な所に出ました。

地図では標高1001mと記載されている場所です。
山頂表示は見つかりませんでしたけど。
ここは風が気持ち良く通っていました。
山の中のオアシスですね。
またもや大きなキノコを発見😍
これも アカヤマドリ かなぁ

このキノコは随分大きくなるみたいだけど、何日くらいで
この大きさになるのかが気になったほどでした。
キツイ登りもキノコに癒されながら歩けました。
分岐に近い道では、両側にニリンソウがいっぱい生えていましたよ。
11:50 分岐に着きました。
どちらから進んでも山頂に着けます。
でもパっと見た感じ、左からの方が傾斜がキツそうだったので、右の道を選びました。
右の道は巻道になっていて、緩く登っていく楽な道でした。
11:57 主人が西原峠に着きました。

私の歩いてる道を真っ直ぐに進んだ方向が、桧原村から
登って来る道です。
西原峠からの登りは緩かったです。
2回は登ってるはずだけど、覚えて無かった。😅

ここを登りきると山頂です。12:02

山頂で1人の登山者に会いました。
今回は山頂まで誰にも会わなかった静かな登山が出来ました
丁度お昼だったからか、短波放送でコロナの感染が広がっているから十分に気を付けるようにと市長からの放送がありました。
こんな田舎で発症したら、救急車が直ぐに手配出来たとしても到着に1時間近くかかってしまいましからね。
田舎の人って近所付き合いも良いから、アッと言う間に
広まってしまうでしょうしね。
登り始めて直ぐはヤバイって思った体調も、すっかり元気になってキノコに癒されながら山頂まで歩いて来れたことは
良かったなぁって思いました。
山頂の展望は1か所だけ。
決して良い展望とは言えないけど、ずっと樹林帯を歩いて来た後のこの景色は、やっぱり頑張った者へのご褒美ですね。
今回は保冷剤と冷凍したグレープフルーツを持って来る予定
だったのに、すっかり忘れてしまいました。💦
でも主人がスースーするボディーペーパーを持っていたので
それで体を拭いたら一気に涼しくなりました。
虫が多い山頂だったけど、帽子に付けてるオニヤンマくんが良い働きをしてくれていました。
近づいて来た虫にオニヤンマくんを向けるとサッと逃げて
行ってましたからね。
30分ほどご飯を食べて休憩したのち下山を開始しました。
下山は登って来たところの反対側へ進みます。
道標が無い分岐だったので、ヤマップの地図に書き込みしてる所です。
他の方の役に立てたら嬉しいから。

最初から急な下りで、直ぐに膝に嫌な予兆がありました。
整体で教わったストレッチをして、太ももや膝周りの筋肉を
ほぐすようにして歩きました。
でもキノコを見ると元気になれました。
ハッキリは分からなかったけど カワリハツ でしょうか

キノコ三兄弟ですね。😊
離れ過ぎててGoogleレンズで判別不能だったけど、毒々しい濃い黄色の丸いキノコが広がっていました。

本当にアチコチにキノコがあって、しかも種類も多くて
癒される登山道でしたねぇ。
さ~て、ここからは急な九十九折の下りに入ります。

ここへ来るまでも、何回も太ももや膝辺りの筋肉を
ストレッチしなが歩いて来たけど、ここを降りる時は
一段と痛みが増してしまいました。
かなり前に三頭山へ行った時の事が頭をよぎりました。😨
この山は、ず~~~と登って来ました。
つまり下山では、ず~~~~と下りって事です。
途中にアップダウンでもあれば、違う筋肉を使うから少しは楽なんですけどね。
一気にペースダウンしてしまいました。

それでもキノコを見ると癒されます。
これはGoogleレンズで判別不能だったんだけど、マシュマロを焼いたみたいなキノコでした。

13:53 登山道を出ました。

登山口に近づくに連れて気温が上がって暑さを感じていたけど、外へ出るともの凄い暑さでした。
これから長い急な下りです。
膝がヤバイので、後ろ向きになって歩きました。
歩き始めて直ぐに ゴロゴロッ
と音がして、顔を上げると山の上に真っ黒な雲がかかっていました。
山の中で雷は怖いから、下山した後で良かったぁってホッと
しました。
でも雲のお陰で
日差しが薄らいだので助かりました。
後ろ向きで歩いたので、膝の痛みをほとんど感じる事無く
学校前の停留所まで降りて来られました。
駐車場は目の前です。
14:15に車に戻って来ました。

今回は、登り始めて直ぐの所でゆっくり休憩した(登るか
降りるかの判断をした)し、山頂では35分くらいご飯休みをしてたし、あちこちでキノコの写真を撮るのに止まってたから、正味歩いた時間は3時間半くらいってとこでしょうか
それも帰りのつづら折りの所では、時々止まってストレッチをしたのに膝が痛くて亀足になっていたから、距離の割に
時間が掛かっちゃっていますね。
車を停めた『びりゅう館』は、お蕎麦が美味しいって事で
有名なんですよね。
前に坪山を歩いた時も「寄る
食べる
」って話になったけど、お腹が空いて無かったから止めました。
今回は暑さバテと水分をいっぱい摂った事で、山頂ではあまり食べれなかったので、寄る事にしました。
私はすっごく暑かったのでかき氷が🍧食べたかったんだけど

デザートは無かったので、もりそばを食べました。
鼻に抜ける香りはちょっと弱かったけど、しっかりコシが
あって手打ちって言うのが良く分かる麺でした。
つけ汁も良くある少し甘めの汁では無くて、出汁と醤油の
バランスが良くて甘味少なめの私好みの味でした。
今回の登山は、登山としての歩きは特に楽しい事は無かった
けど、色々なキノコに会えた事は楽しかったです。
なにせ、前回の登山がテント泊で大好きな岩山登りがあったからインパクトが強すぎて、ずっと樹林帯の中をただただ登って
、ただただ下って
来るだけでは楽しさを感じる事が出来なかったです。
もうこのコースを歩く事は無いかなぁ。
次回はもう8月ですね。
6日に山へ行く予定だけど、これほどの暑さだったら・・・
ちょっと考えちゃいますね。
お盆休みは主人が1人テント泊で出かけるので、私は仕事をしてお留守番。
6日に登れないと次は20日になっちゃいます。
でも今年の夏は格別に暑いから、仕方ないのかなぁ。