ガザ空爆に関して
ガザ空爆に関して、様々な感想や意見が寄せられ、また耳にしま
す。パレスチナ側に同情的なもの、イスラエルの攻撃を支持するも
の、中立的・評論家的な分析、等々、立場や価値観も様々です。
戦争というのは、起こっている一つ一つが事実であり、その経験
や証言の一つ一つは重く受け止められるべきです。そして、加害者
に対する怒りと、被害者に対する同情も、人間として当然であり、
また必要なことです。
しかし忘れてならないことは、その個々の事実や経験は断片的な
ものだということです。その背景には様々なレベルでの原因や条件
があり、時間的(「歴史的」というとすぐ数千年遡られてしまうの
で避けますが)な経緯と社会(国際)的な環境や認識が大きく作用
しています。なので、紛争に対してコメントや判断するためには、
その原因とメカニズムを、現象面・意識面で、全体的・構造的に捉
え、さらにそれぞれを掘り下げる必要があります。
たとえば「イスラエル人の8割がガザへの空爆を支持している」
と報じられていることについて、考えてみます。
まず「イスラエル人」とは誰を指すのでしょうか? イスラエル
に住む人々ということでしょうか? イスラエルの選挙権を持つ人
々ということでしょうか? イスラエルには、ユダヤ人以外に、イ
スラム教あるいはキリスト教を信じるアラブ人も少なからず暮らし
ています。ハマスのロケット弾でアラブ系の住民も被害を受けたと
いう報道もありました。市民権を制限されているとはいえ、彼らも
イスラエル人です。また、イスラエルに住んでなくても、イスラエ
ル人として選挙権を持つユダヤ人が世界中にいます。そんな疑問を
もたれることもなく“8割”という数字が一人歩きします。
また別の視点から押さえてほしいことは、一般的なイスラエル人
(前述のことから矛盾する表現ですが・・・)が“ガザ”に対して
持つイメージがあります。彼らにとってガザは、テロリスト集団の
住む無法地帯であり、自分たちと同じ人間が住んでいるとは思って
いません。ガザに行ってきたなどと言うと、「よく無事に帰って来
れたね」という反応が普通です。敢えて言えば、東京の人に「釜ヶ
崎に行ってきた」みたいな感じでしょうか。
つまり、差別や偏見が暴力を容認し、虐殺を引き起こすのです。
昨年3月、初めてエルサレムの「ホロコースト博物館」を見学しま
した。人々の中に差別や偏見を植え付け、暴力的政策を拡大してい
くプロパガンダに関して学習する場所でした。そういうメッセージ
を世界に発信している国が、現代のホロコーストと呼ばれるガザで
大虐殺をおこなっているのです。
私たちは、個人的にも社会的にも、その憎悪や憤りがどこから来
るものなのか、何によってもたらされたものなのか、感情を揺さぶ
る情報ソースと共に、揺さぶられる感情のあり様についても、冷静
に問いかける必要があります。「客観的」という見方は内面に向け
られて重みが増します。
次に時間的な流れを振り返ると見えてくるものがあります。シャ
ロン政権は2005年、西岸地区で“壁”や道路等を伴いつつ入植
地政策が拡充されている一方、一部の強硬な反対を押し切って、ガ
ザの入植地を撤退しました。それをハマスは、自分たちの闘争の成
果と宣伝し、2006年の選挙で勝利しました。その結果、国際社
会はハマス政権を嫌い、パレスチナサイドは混乱、分裂し、ハマス
の支配が続くガザはますます窮地に追い込まれています。
イスラエル国内だけでなく、パレスチナ社会や国際社会の世論と
ムードのコントロールを含め、シャロン政権のシナリオ通りに推移
していると言えます。入植地がなくなりユダヤ人がいなくなったこ
とで、心置きなくガザを空爆することができます。
当初、ガザからロケット弾を撃ち込んでいたのは、ハマスではな
い、ごく一部の過激派でした。しかし封鎖による欠乏や不満が極限
状況に達して、ハマスもついに正面切って参戦したところで、待っ
てましたとばかり、イスラエル軍が大規模な作戦を開始しました。
軍事力、情報力で圧倒し、実際の主導権を持ち続けていたイスラエ
ルに大義名分が与えられるよう、何年もかけて仕組まれたのは間違
いありません。
このような暴力を助長し、戦争に導くメカニズムについて、パレ
スチナだけでなくイスラエル側でも、冷静な視点を持つ市民やNG
O・平和団体は見極めています。“苦”の側に立ち、その苦の原因
を根本的かつ構造的に追求し、あるべき共存の未来を描く想像力の
ある人々が、その可能性を訴えつつ、地道な努力の積み重ねや対外
的なアピールも行ってきました。そして大惨事が予想される政策に
対して警鐘を鳴らしてきました。
そのような市民感覚、現場感覚を持ったNGOや市民団体の警告
や努力が踏みにじられ、“苦”への感性が“力”の側のプロパガン
ダに、人権が覇権に、負けたとき、国際社会の抑止力も効かず、ア
フガニスタンでもイラクでもレバノンでも、多くの人々の命が奪わ
れ、さらなる不安定がもたらされました。日本への原爆投下を含め
非人道的な攻撃は、仕組まれた憎悪が人権を否定することで成り立
ちます。
圧倒的強者が被害者の立場を大義名分に、差別と偏見を利用し、
嘘と情報操作でたぶらかし、乱暴な正義を振りかざして土地と利権
を貪る「対テロ戦争」の文脈が、日米の次の政権に引き継がれない
よう、人権と平和の実現に向けた様々なレベルでの活動を積み重ね
ていきたいと思っています。
参考▽「テロとの戦い」の本当の対立軸
http://www.juko-in.or.jp/Message2005.htm#051009vsterr
す。パレスチナ側に同情的なもの、イスラエルの攻撃を支持するも
の、中立的・評論家的な分析、等々、立場や価値観も様々です。
戦争というのは、起こっている一つ一つが事実であり、その経験
や証言の一つ一つは重く受け止められるべきです。そして、加害者
に対する怒りと、被害者に対する同情も、人間として当然であり、
また必要なことです。
しかし忘れてならないことは、その個々の事実や経験は断片的な
ものだということです。その背景には様々なレベルでの原因や条件
があり、時間的(「歴史的」というとすぐ数千年遡られてしまうの
で避けますが)な経緯と社会(国際)的な環境や認識が大きく作用
しています。なので、紛争に対してコメントや判断するためには、
その原因とメカニズムを、現象面・意識面で、全体的・構造的に捉
え、さらにそれぞれを掘り下げる必要があります。
たとえば「イスラエル人の8割がガザへの空爆を支持している」
と報じられていることについて、考えてみます。
まず「イスラエル人」とは誰を指すのでしょうか? イスラエル
に住む人々ということでしょうか? イスラエルの選挙権を持つ人
々ということでしょうか? イスラエルには、ユダヤ人以外に、イ
スラム教あるいはキリスト教を信じるアラブ人も少なからず暮らし
ています。ハマスのロケット弾でアラブ系の住民も被害を受けたと
いう報道もありました。市民権を制限されているとはいえ、彼らも
イスラエル人です。また、イスラエルに住んでなくても、イスラエ
ル人として選挙権を持つユダヤ人が世界中にいます。そんな疑問を
もたれることもなく“8割”という数字が一人歩きします。
また別の視点から押さえてほしいことは、一般的なイスラエル人
(前述のことから矛盾する表現ですが・・・)が“ガザ”に対して
持つイメージがあります。彼らにとってガザは、テロリスト集団の
住む無法地帯であり、自分たちと同じ人間が住んでいるとは思って
いません。ガザに行ってきたなどと言うと、「よく無事に帰って来
れたね」という反応が普通です。敢えて言えば、東京の人に「釜ヶ
崎に行ってきた」みたいな感じでしょうか。
つまり、差別や偏見が暴力を容認し、虐殺を引き起こすのです。
昨年3月、初めてエルサレムの「ホロコースト博物館」を見学しま
した。人々の中に差別や偏見を植え付け、暴力的政策を拡大してい
くプロパガンダに関して学習する場所でした。そういうメッセージ
を世界に発信している国が、現代のホロコーストと呼ばれるガザで
大虐殺をおこなっているのです。
私たちは、個人的にも社会的にも、その憎悪や憤りがどこから来
るものなのか、何によってもたらされたものなのか、感情を揺さぶ
る情報ソースと共に、揺さぶられる感情のあり様についても、冷静
に問いかける必要があります。「客観的」という見方は内面に向け
られて重みが増します。
次に時間的な流れを振り返ると見えてくるものがあります。シャ
ロン政権は2005年、西岸地区で“壁”や道路等を伴いつつ入植
地政策が拡充されている一方、一部の強硬な反対を押し切って、ガ
ザの入植地を撤退しました。それをハマスは、自分たちの闘争の成
果と宣伝し、2006年の選挙で勝利しました。その結果、国際社
会はハマス政権を嫌い、パレスチナサイドは混乱、分裂し、ハマス
の支配が続くガザはますます窮地に追い込まれています。
イスラエル国内だけでなく、パレスチナ社会や国際社会の世論と
ムードのコントロールを含め、シャロン政権のシナリオ通りに推移
していると言えます。入植地がなくなりユダヤ人がいなくなったこ
とで、心置きなくガザを空爆することができます。
当初、ガザからロケット弾を撃ち込んでいたのは、ハマスではな
い、ごく一部の過激派でした。しかし封鎖による欠乏や不満が極限
状況に達して、ハマスもついに正面切って参戦したところで、待っ
てましたとばかり、イスラエル軍が大規模な作戦を開始しました。
軍事力、情報力で圧倒し、実際の主導権を持ち続けていたイスラエ
ルに大義名分が与えられるよう、何年もかけて仕組まれたのは間違
いありません。
このような暴力を助長し、戦争に導くメカニズムについて、パレ
スチナだけでなくイスラエル側でも、冷静な視点を持つ市民やNG
O・平和団体は見極めています。“苦”の側に立ち、その苦の原因
を根本的かつ構造的に追求し、あるべき共存の未来を描く想像力の
ある人々が、その可能性を訴えつつ、地道な努力の積み重ねや対外
的なアピールも行ってきました。そして大惨事が予想される政策に
対して警鐘を鳴らしてきました。
そのような市民感覚、現場感覚を持ったNGOや市民団体の警告
や努力が踏みにじられ、“苦”への感性が“力”の側のプロパガン
ダに、人権が覇権に、負けたとき、国際社会の抑止力も効かず、ア
フガニスタンでもイラクでもレバノンでも、多くの人々の命が奪わ
れ、さらなる不安定がもたらされました。日本への原爆投下を含め
非人道的な攻撃は、仕組まれた憎悪が人権を否定することで成り立
ちます。
圧倒的強者が被害者の立場を大義名分に、差別と偏見を利用し、
嘘と情報操作でたぶらかし、乱暴な正義を振りかざして土地と利権
を貪る「対テロ戦争」の文脈が、日米の次の政権に引き継がれない
よう、人権と平和の実現に向けた様々なレベルでの活動を積み重ね
ていきたいと思っています。
参考▽「テロとの戦い」の本当の対立軸
http://www.juko-in.or.jp/Message2005.htm#051009vsterr
1月6日(火)の発表予定
| 日付 | 時刻 | 内容 | 前回 (修正値) | 予想 | 結果 | 
|---|
| 1/6 (火) | 08:50 | (日) 12月マネタリーベース [前年比] | +1.9% | -- | +1.8% | 
| 16:45 | (仏) 12月消費者信頼感指数 | -43 | -44 | -- | |
| 19:00 |  (ユーロ圏) 12月消費者物価指数・速報 [前年比] | +2.1% | +1.8% | -- | |
| 22:30 | (加) 11月鉱工業製品価格 [前月比] | ±0.0% | -1.0% | -- | |
| 24:00 | (米) 11月中古住宅販売保留 [前月比] | -0.7% | -1.0% | -- | |
| 24:00 |  (米) 12月ISM非製造業景況指数 | 37.3 | 37.0 | -- | |
| 24:00 | (米) 11月製造業受注指数 [前月比] | -5.1% | -2.3% | -- | |
| 28:00 |  (米) FOMC議事録 (12月16日分) | ||||
指標結果
| 日付 | 時刻 | 内容 | 前回 (修正値) | 予想 | 結果 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1/5 (月) | 17:30 | (スイス) 12月SVME購買部協会景気指数 | 35.2 | 35.0 | 36.9 | 
| 24:00 | (米) 11月建設支出 [前月比] | -1.2% (-0.4%) | -1.4% | -0.6% | 
シカゴ日経平均先物(5日) 1月6日 6時48分
| シカゴ日経平均先物(5日) | 1月6日 6時48分 | 
| <シカゴ日経平均先物> (かっこ内は大証終値比) シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て) 終値 9280 (+210) シカゴ日経平均先物3月限(円建て) 終値 9195 (+125) 大証日経平均先物3月限 終値 9070 ※シカゴ日経平均先物(ドル建て)は | |
NY終値09/01/06 2009年1月6日 6時52分
| 
 
 | ||||||||
田 中 優 の “持 続 す る 志” 優さんメルマガ 第29号 2009.1.2
■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇
   
田 中 優 の “持 続 す る 志”
優さんメルマガ 第29号 2009.1.2
http://tanakayu.blogspot.com/
■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇
□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■□■□
あけましておめでとうございます。
仕事を辞めてから、初めてのお正月です。しかし全然暇には
なりませんでしたね。
今年は何をしようかと思うわけですが、まずは何より天然住宅
の仕組みを順調なものにしたいです。そのためには多くの人に
知らせられることからですね。
次に実現したいのは、「可能性」という夢のタネを多くの人に
届けたいですね。ぼく自身もよく絶望感に打ちひしがれるんです
よ。「こうなったらこうなる・・・」と、すぐに先まで考えてし
まう性格ですから。
でもそこから、逆手に取った仕組みを考えるんです。さらに
それが成り立つかどうか、データを集めだすんです。そうすると、
多くはないけど可能性は見出せる。可能性を見出すことが、
今の時代にとても重要だと思うんです。
今回は新年早々、暗い絶望的な話題から始まって申し訳ない
んだけど、これも現実です。みんなで追い詰めて、逆手にとって
新たな社会を作っていきましょう!!
「いないいない病」
ミツバチ失踪事件
昨年こんな事件があった。「全米でミツバチ突然消える、被害
20州超える」というものだ。「全米各地で、ミツバチの巣から
女王バチを除く大半のハチが突然消える異常現象の報告が相次い
でいる。ミツバチの「いないいない病」と命名された異常現象は
昨秋以降、東海岸から西海岸へと広がり、被害地域は20州を超
えた。原因は分かっておらず、ミツバチに授粉を頼るアーモンド
やリンゴなどの収穫にも影響が出るのではないかと心配されてい
る。昨秋にペンシルベニア、ジョージア、フロリダの3州で発生
した後、全米に拡大した。民間調査会社ビー・アラート・テクノ
ロジーによると、2008年2月13日現在、確認された被害地
域は22州にのぼる。その後、ワシントンなど2州からも報告が
寄せられているといい、被害の拡大が続いているとみられる」と。
この事件はアメリカだけではない。日本でもたくさんの被害が
出ている。ぼくが四国の山間部に訪ねていったときも、このごろ
急にミツバチが減ったので、キウイの受粉を手でしてやらないと
実をつけないと聞いた。
しかし不思議なのはそこから先だ。受粉しなければ植物は実を
つけることがない。すると作物の大半が作れなくなるのではない
か、という深刻な問題であるというのに、なぜか多くのメディア
が取り上げようとしていないのだ。
原因については、「はっきりは分からないが、感染性の病気で
ハチが大量死しているのではないか」と言う。ミツバチを連れて
アーモンドの授粉を請け負う業者の移動経路が、今回の「いない
いない病」の拡大経路と重なることが根拠だ。一方で、農薬をは
じめとする化学物質の影響も指摘されている」というものだ。そ
れ以外に「電磁波」の被害とするものや、働かせすぎた結果とす
る「過労説」まであった。
ネオニコチノイド
しかし、先日船瀬俊介さんと対談したときに、ぼくの質問に対
して船瀬さんが自分の著書を出して教えてくれた。「悪魔の農薬、
ネオニコチノイド」という本だ。確かにインターネットで調べた
ときに、「巣箱にあった花粉を調べたところ、予想を上回る50近
い数の農薬が発見される。なかでも、ネオニコチノイド系の殺虫
剤は害虫を駆除する力がきわめて強く、大規模農園の効率的な生
産には役立つものの、一方ではミツバチの神経を破壊して方向感
覚を狂わせ、巣に戻れなくさせる可能性をもつ劇薬だった」とは
書かれていた。だからそれが免疫力を下げて、他の感染症を招い
たのだろうと考えていた。つまりネオニコチノイドは、原因のワ
ンノブゼムだと考えていたのだ。しかしそんな甘いものではなか
った。
ネオニコチノイドは、これまで使われてきた「スミチオン」の
ような有機リン系の農薬が効かなくなり、さらに人体への害が知
られることになって現れたものだ。有機リン系の農薬に虫が耐性
を持つようになり、いくら撒いても効果が出なくなったのだ。し
かも有機リン系の農薬は神経毒性があり、うつや記憶力・知力の
低下、言葉が話せなくなる統合失調症になるなどの被害が現れる。
これをマツクイムシに効かそうと、じゃんじゃん飛行機から空中
散布していたのだ。進化の発展途上にある生物は、こうした環境
の変化に対して敏感に反応できる。その結果、農薬が効かなくな
ったのだ。しかし人間のように進化がかなり進んでしまっていて、
しかも世代交代にかかる時間が虫よりずっと長い生物では対応で
きない。つまり農薬は、短期的に虫を殺せるが、長期的には続か
ない。長期的には世代交代までの時間の長い、人間などを効果的
に殺傷できる薬品なのだ。
有機リン系農薬の次に進められたのが、このネオニコチノイド
だった。ほとんど立証できる証拠はないのに「低毒性」を謳い、
水溶性で持続性がある。タネを薬に漬けておけば、その後も害虫
が殺せる、地面そのものから殺虫効果が持続するというものだ。
しかも無味・無臭・無色であるために、ミツバチは有機リン系農
薬のときのように、避けることができなくなった。ミツバチはそ
れを巣の中に持ち込んでしまい、他のミツバチも汚染される。翌
朝飛び立つことはできたものの、神経毒性のために巣に戻ること
ができなくなるのだ。研究は数少ないが、「心電図に著しい不整
脈を示す患者が急増、人間の行動を抑制する神経に悪影響を与え
る可能性」が指摘されている。要はキレる形の神経毒性があるの
だ。
多くの公害病と同じように、この被害とネオニコチノイドとの
因果関係を立証することは困難だ。しかしこの散布とミツバチ被
害との間には蓋然性(がいぜんせい=密接な関係性のこと)があ
る。フランスでは裁判所が認定し、ネオニコチノイドを使用禁止
にしている。こうなるとはっきりしてくるのが農薬メーカーの圧
力だ。これほど深刻なレベルの問題だというのに知らされないの
は、最初に製造したドイツのバイエル社(商品名アドマイヤー)
の圧力と、その後すべての農薬会社が作った既存農薬とネオニコ
チノイドとのカクテルが、その大きな収益源となっているためだ
ろう。
「絶望」を逆手に取る
ミツバチが死ねば、植物は実をつけない。一年草であれば翌年
にはこの世から消える。人にも大きな被害が出るが、それを除い
ても破滅的だ。生物のピラミッドの一番下で光合成する植物を滅
ぼすのだから。今すぐにネオニコチノイドは禁止すべきだ。農薬
に頼るのではなく、時間と労力がかかっても自然の知恵を生かす
べきだ。そうでないと生物は滅びてしまうのだから。
しかし農薬で食べている人たちは「たいしたことはない」と繰
り返す。しかし誰もが気づいているのではないか? これを繰り
返していたら、利潤のために人は滅びてしまうと。そんな未来に
対抗したい。こんなプランはどうだろうか。
ミツバチは農薬に対する指標生物だ。だからミツバチが存在し
ていられた場所は有機作物の認定ができる。敵対して皆殺しにし
てきた生物種を逆に、有機認定の程度として活用するのだ。もち
ろん一種類が大量に発生すれば作物は収穫できない。だから多種
多様な生物種が少量ずつ生存していることが、その畑の健全さの
指標になる。
日本では日本ミツバチを利用した養蜂家が、日本各地を回って
蜜を集めてきた。その彼らは農家と直接の利害関係はない。その
彼らに認定させることで、今よりはるかに簡単な有機農家の認定
ができはしないだろうか。カナリヤが鉱山の指標なら、ミツバチ
は農業の指標だ。その次に倒れるのは人間なのだ。
今、国内でも大量のネオニコチノイドが使われている。中国で
も同様だ。アメリカの22州を襲いながら知られてこなかったの
は、「企業にやさしい」ブッシュ政策のせいでもある。まずはこ
の話、本当かどうかから調べてみてほしい。
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<<速報!>> 田中優 新刊 2009年1月発売!
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なの心がけ」だけでは解決できない問題の本質が見えてくる。地
球環境の本当の敵を見抜く力がつく一冊。教育誌『月刊クレスコ
』から誕生した「クレスコファイル」シリーズの第1弾! 現場
の教員や親からも環境問題を語るのに最適と好評だった連載をフ
ァイリング。
【刊行日】2009年1月20日
著者名 田中 優
本体価格/判型・ページ ¥1000/46判・96ページ
ISBN 978-4-272-40801-6
;・;・;・;・;・;・;・;
「目からウロコを落とされっぱなしでした」
「経済最優先の人間の行為が地球環境をこんなにめちゃくちゃにして・・・」
~教育誌「月刊クレスコ」連載時に寄せられた
読者からの感想より
;・;・;・;・;・;・;・;
□◆ コミュ・ブログもよろしく♪ ■□◆◇◆◇
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このメールマガジンは、今回1,183人の方々に配信して
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できるだけリアルタイムで色んな情報を載せていきたいと思って
いますので、ブログもどうぞご覧ください!
田中優のブログ ”持続する志”
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メルマガ バックナンバーはこちらで読めます。
http://blog.mag2.com/m/log/0000251633/
□◆ 今後の講演会予定 ◇■□■□◆◇◆◇■□■
1月
11日(日)神戸市勤労会館
12日(月・祝)岡山コンベンションセンター
14日(水)Naked Loft(東京都新宿区)
17日(土)全国大学生協連東北地域センター(宮城県仙台市)
20日(火)桐朋小学校(東京都調布市)
24日(木)~ ピースボート
シンガポール~ケニア
※定員に達していたり、非公開のイベントもございますので
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://tanakayu.blogspot.com/2008/11/200812.html
◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
あけましておめでとうございます。
あたらしい一年も、田中優さんのメッセージや情報を みなさ
まにお届けできることに誇りを持って、がんばっていきます。
ぜひ、このメールに返信するかたちで講演会やメルマガの感想
をお聞かせくださいませ。お待ちしております。
本年も「田中優の持続する志」をどうぞよろしくお願いいたし
ます。 (こはら)
◆◇発行責任者 田中優の“持続する志”メルマガ担当 小原
◆◇公式ブログ http://tanakayu.blogspot.com/
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あけましておめでとうございます。
仕事を辞めてから、初めてのお正月です。しかし全然暇には
なりませんでしたね。
今年は何をしようかと思うわけですが、まずは何より天然住宅
の仕組みを順調なものにしたいです。そのためには多くの人に
知らせられることからですね。
次に実現したいのは、「可能性」という夢のタネを多くの人に
届けたいですね。ぼく自身もよく絶望感に打ちひしがれるんです
よ。「こうなったらこうなる・・・」と、すぐに先まで考えてし
まう性格ですから。
でもそこから、逆手に取った仕組みを考えるんです。さらに
それが成り立つかどうか、データを集めだすんです。そうすると、
多くはないけど可能性は見出せる。可能性を見出すことが、
今の時代にとても重要だと思うんです。
今回は新年早々、暗い絶望的な話題から始まって申し訳ない
んだけど、これも現実です。みんなで追い詰めて、逆手にとって
新たな社会を作っていきましょう!!
「いないいない病」
ミツバチ失踪事件
昨年こんな事件があった。「全米でミツバチ突然消える、被害
20州超える」というものだ。「全米各地で、ミツバチの巣から
女王バチを除く大半のハチが突然消える異常現象の報告が相次い
でいる。ミツバチの「いないいない病」と命名された異常現象は
昨秋以降、東海岸から西海岸へと広がり、被害地域は20州を超
えた。原因は分かっておらず、ミツバチに授粉を頼るアーモンド
やリンゴなどの収穫にも影響が出るのではないかと心配されてい
る。昨秋にペンシルベニア、ジョージア、フロリダの3州で発生
した後、全米に拡大した。民間調査会社ビー・アラート・テクノ
ロジーによると、2008年2月13日現在、確認された被害地
域は22州にのぼる。その後、ワシントンなど2州からも報告が
寄せられているといい、被害の拡大が続いているとみられる」と。
この事件はアメリカだけではない。日本でもたくさんの被害が
出ている。ぼくが四国の山間部に訪ねていったときも、このごろ
急にミツバチが減ったので、キウイの受粉を手でしてやらないと
実をつけないと聞いた。
しかし不思議なのはそこから先だ。受粉しなければ植物は実を
つけることがない。すると作物の大半が作れなくなるのではない
か、という深刻な問題であるというのに、なぜか多くのメディア
が取り上げようとしていないのだ。
原因については、「はっきりは分からないが、感染性の病気で
ハチが大量死しているのではないか」と言う。ミツバチを連れて
アーモンドの授粉を請け負う業者の移動経路が、今回の「いない
いない病」の拡大経路と重なることが根拠だ。一方で、農薬をは
じめとする化学物質の影響も指摘されている」というものだ。そ
れ以外に「電磁波」の被害とするものや、働かせすぎた結果とす
る「過労説」まであった。
ネオニコチノイド
しかし、先日船瀬俊介さんと対談したときに、ぼくの質問に対
して船瀬さんが自分の著書を出して教えてくれた。「悪魔の農薬、
ネオニコチノイド」という本だ。確かにインターネットで調べた
ときに、「巣箱にあった花粉を調べたところ、予想を上回る50近
い数の農薬が発見される。なかでも、ネオニコチノイド系の殺虫
剤は害虫を駆除する力がきわめて強く、大規模農園の効率的な生
産には役立つものの、一方ではミツバチの神経を破壊して方向感
覚を狂わせ、巣に戻れなくさせる可能性をもつ劇薬だった」とは
書かれていた。だからそれが免疫力を下げて、他の感染症を招い
たのだろうと考えていた。つまりネオニコチノイドは、原因のワ
ンノブゼムだと考えていたのだ。しかしそんな甘いものではなか
った。
ネオニコチノイドは、これまで使われてきた「スミチオン」の
ような有機リン系の農薬が効かなくなり、さらに人体への害が知
られることになって現れたものだ。有機リン系の農薬に虫が耐性
を持つようになり、いくら撒いても効果が出なくなったのだ。し
かも有機リン系の農薬は神経毒性があり、うつや記憶力・知力の
低下、言葉が話せなくなる統合失調症になるなどの被害が現れる。
これをマツクイムシに効かそうと、じゃんじゃん飛行機から空中
散布していたのだ。進化の発展途上にある生物は、こうした環境
の変化に対して敏感に反応できる。その結果、農薬が効かなくな
ったのだ。しかし人間のように進化がかなり進んでしまっていて、
しかも世代交代にかかる時間が虫よりずっと長い生物では対応で
きない。つまり農薬は、短期的に虫を殺せるが、長期的には続か
ない。長期的には世代交代までの時間の長い、人間などを効果的
に殺傷できる薬品なのだ。
有機リン系農薬の次に進められたのが、このネオニコチノイド
だった。ほとんど立証できる証拠はないのに「低毒性」を謳い、
水溶性で持続性がある。タネを薬に漬けておけば、その後も害虫
が殺せる、地面そのものから殺虫効果が持続するというものだ。
しかも無味・無臭・無色であるために、ミツバチは有機リン系農
薬のときのように、避けることができなくなった。ミツバチはそ
れを巣の中に持ち込んでしまい、他のミツバチも汚染される。翌
朝飛び立つことはできたものの、神経毒性のために巣に戻ること
ができなくなるのだ。研究は数少ないが、「心電図に著しい不整
脈を示す患者が急増、人間の行動を抑制する神経に悪影響を与え
る可能性」が指摘されている。要はキレる形の神経毒性があるの
だ。
多くの公害病と同じように、この被害とネオニコチノイドとの
因果関係を立証することは困難だ。しかしこの散布とミツバチ被
害との間には蓋然性(がいぜんせい=密接な関係性のこと)があ
る。フランスでは裁判所が認定し、ネオニコチノイドを使用禁止
にしている。こうなるとはっきりしてくるのが農薬メーカーの圧
力だ。これほど深刻なレベルの問題だというのに知らされないの
は、最初に製造したドイツのバイエル社(商品名アドマイヤー)
の圧力と、その後すべての農薬会社が作った既存農薬とネオニコ
チノイドとのカクテルが、その大きな収益源となっているためだ
ろう。
「絶望」を逆手に取る
ミツバチが死ねば、植物は実をつけない。一年草であれば翌年
にはこの世から消える。人にも大きな被害が出るが、それを除い
ても破滅的だ。生物のピラミッドの一番下で光合成する植物を滅
ぼすのだから。今すぐにネオニコチノイドは禁止すべきだ。農薬
に頼るのではなく、時間と労力がかかっても自然の知恵を生かす
べきだ。そうでないと生物は滅びてしまうのだから。
しかし農薬で食べている人たちは「たいしたことはない」と繰
り返す。しかし誰もが気づいているのではないか? これを繰り
返していたら、利潤のために人は滅びてしまうと。そんな未来に
対抗したい。こんなプランはどうだろうか。
ミツバチは農薬に対する指標生物だ。だからミツバチが存在し
ていられた場所は有機作物の認定ができる。敵対して皆殺しにし
てきた生物種を逆に、有機認定の程度として活用するのだ。もち
ろん一種類が大量に発生すれば作物は収穫できない。だから多種
多様な生物種が少量ずつ生存していることが、その畑の健全さの
指標になる。
日本では日本ミツバチを利用した養蜂家が、日本各地を回って
蜜を集めてきた。その彼らは農家と直接の利害関係はない。その
彼らに認定させることで、今よりはるかに簡単な有機農家の認定
ができはしないだろうか。カナリヤが鉱山の指標なら、ミツバチ
は農業の指標だ。その次に倒れるのは人間なのだ。
今、国内でも大量のネオニコチノイドが使われている。中国で
も同様だ。アメリカの22州を襲いながら知られてこなかったの
は、「企業にやさしい」ブッシュ政策のせいでもある。まずはこ
の話、本当かどうかから調べてみてほしい。
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読者からの感想より
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11日(日)神戸市勤労会館
12日(月・祝)岡山コンベンションセンター
14日(水)Naked Loft(東京都新宿区)
17日(土)全国大学生協連東北地域センター(宮城県仙台市)
20日(火)桐朋小学校(東京都調布市)
24日(木)~ ピースボート
シンガポール~ケニア
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今週(12/29~1/2)発表予定の経済指標
| 日付 | 時刻 | 内容 | 前回 (修正値) | 予想 | 結果 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 12/29 (月) | 16:45 | (仏) 第3四半期GDP・確報値 [前年比] | +0.6% | +0.6% | +0.6% | 
| 17:30 | (香港) 11月貿易収支 | -143億HKD | -- | -82億HKD | |
| 19:30 | (スイス) 12月KOF先行指数 | -0.05 (-0.04) | -0.26 | -0.39 | |
| 12/30 (火) | 16:45 | (仏) 11月住宅着工許可 [前年比] | -24.4% | -- | -14.7% | 
| 18:00 | (ユーロ圏) 11月マネーサプライM3・季調済 [前年比] | +8.7% | +8.5% | +7.8% | |
| 21:00 | (南ア) 11月貿易収支 | -98億ZAR | -58億ZAR | -121億ZAR | |
| 22:00 | (独) 12月消費者物価指数・速報 [前月比] | -0.5% | +0.4% | +0.3% | |
| (独) 12月消費者物価指数・速報 [前年比] | +1.4% | +1.2% | +1.1% | ||
| 23:45 |  (米) 12月シカゴ購買部協会景気指数 | 33.8 | 33.0 | 34.1 | |
| 24:00 | (米) 12月消費者信頼感指数 | 44.9 (44.7) | 45.5 | 38.0 | |
| 12/31 (水) | 大晦日(東京市場休場) | ||||
| 18:00 | (香港) 11月月次政府財政収支 | +113億HKD | -- | +280億HKD | |
| 22:30 | (米) 12/28までの週の新規失業保険申請件数 | 58.6万件 | 57.5万件 | 49.2万件 | |
| 1/1 (木) | 元旦(東京市場休場) ウェリントン、シドニー、香港、シンガポール、パリ、チューリッヒ、 フランクフルト、ロンドン、トロント、米国休場(ニューイヤーズデー) | ||||
| 1/2 (金) | 東京市場休場 ウェリントン休場(ニューイヤーズデー) シンガポール休場(ハリ・ラヤ・ハジ) チューリッヒ休場(ニューイヤーズデー) | ||||
| 17:30 | (香港) 11月小売売上高-価額 [前年比] | +0.3% | -1.8% | -- | |
| 18:30 | (英) 11月マネーサプライM4・確報 [前年比] | +16.3% | -- | -- | |
| 18:30 | (英) 11月消費者信用残高 | +8億GBP | +6億GBP | -- | |
| 24:00 |  (米) 12月ISM製造業景況指数 | 36.2 | 35.4 | -- | |
先週(12/22~12/26)発表済みの経済指標
| 日付 | 時刻 | 内容 | 前回 (修正値) | 予想 | 結果 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 12/22 (月) | 06:45 | (NZ) 第3四半期経常収支 | -39.10億NZD (-39.25億NZD) | -60.00億NZD | -59.94億NZD | 
| 08:50 | (日) 11月通関ベース貿易収支 | -639億円 (-677億円) | -2173億円 | -2234億円 | |
| 14:00 | (日) 12月金融経済月報・基本的見解 ・わが国の景気は悪化している ・景気は当面の間、厳しさを増す可能性が高い ・輸出は海外の減速や円高を背景に大幅減少するだろう ・国内の民間需要もさらに弱まる可能性が高い ・企業収益や資金調達が悪化し、雇用・所得環境も落ち込む | ||||
| 16:10 | (独) 1月GFK消費者信頼感調査 | 2.2 (2.1) | 2.2 | 2.1 | |
| 16:45 | (仏) 11月生産者物価指数 [前年比] | +4.3% | +2.6% | +1.6% | |
| 17:30 | (香港) 11月消費者物価指数 [前年比] | +1.8% | +1.6% | +3.1% | |
| 12/23 (火) | 天皇誕生日(東京市場休場) | ||||
| 06:45 |  (NZ) 第3四半期GDP [前期比] | -0.2% | -0.5% | -0.4% | |
|  (NZ) 第3四半期GDP [前年比] | +1.0% | -0.1% | -0.1% | ||
| 16:45 | (仏) 11月消費者支出 [前月比] | -0.4% (-0.5%) | -0.2% | +0.3% | |
| 17:33 | (香港) 第3四半期経常収支 | +343.5億HKD (+347.9億HKD) | -- | +765.2億HKD | |
| 18:00 | (ユーロ圏) 10月経常収支 | -106億EUR (-88億EUR) | -- | -64億EUR | |
| 18:30 | (英) 第3四半期GDP・確報値 [前期比] | -0.5% | -0.5% | -0.6% | |
| (英) 第3四半期GDP・確報値 [前年比] | +0.3% | +0.3% | +0.3% | ||
| 18:30 | (英) 第3四半期経常収支 | -110億GBP (-64億GBP) | -119億GBP | -77億GBP | |
| 22:30 | (米) 第3四半期GDP・確報値 [前期比年率] | -0.5% | -0.5% | -0.5% | |
| 22:30 | (米) 第3四半期個人消費・確報値 [前期比] | -3.7% | -3.7% | -3.8% | |
| 23:55 | (米) 12月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 | 59.1 | 58.8 | 60.1 | |
| 24:00 | (米) 12月リッチモンド連銀製造業指数 | -38 | -40 | -55 | |
| 24:00 | (米) 10月住宅価格指数 [前月比] | -1.3% (-1.2%) | -1.3% | -1.1% | |
| 24:00 |  (米) 11月中古住宅販売件数 | 498万件 (491万件) | 493万件 | 449万件 | |
| (米) 11月中古住宅販売件数 [前月比] | -3.1% (-4.5%) | -1.0% | -8.6% | ||
| 24:00 |  (米) 11月新築住宅販売件数 | 43.3万件 (41.9万件) | 41.5万件 | 40.7万件 | |
| (米) 11月新築住宅販売件数 [前月比] | -5.3% (-5.2%) | -4.2% | -2.9% | ||
| 12/24 (水) | 08:50 | (日) 第4四半期景況判断BSI-大企業製造業 [前期比] | -10.0% | -- | -44.5% | 
| 22:30 |  (加) 10月GDP | +0.1% | -0.3% | -0.1% | |
| 22:30 | (米) 11月個人所得 [前月比] | +0.3% (+0.1%) | ±0.0% | -0.2% | |
| 22:30 | (米) 11月個人支出 [前月比] | -1.0% | -0.7% | -0.6% | |
| 22:30 |  (米) 11月耐久財受注 [前月比] | -6.2% (-8.4%) | -3.0% | -1.0% | |
|  (米) 11月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] | -4.4% (-6.8%) | -3.0% | +1.2% | ||
| 22:30 | (米) 11月PCEデフレータ [前年比] | +3.2% | +1.5% | +1.4% | |
| 22:30 | (米) 11月PCEコア・デフレータ [前月比] | ±0.0% | ±0.0% | ±0.0% | |
| (米) 11月PCEコア・デフレータ [前年比] | +2.1% (+2.0%) | +2.0% | +1.9% | ||
| 22:30 | (米) 12/21までの週の新規失業保険申請件数 | 55.4万件 (55.6万件) | 55.5万件 | 58.6万件 | |
| 12/25 (木) | ウェリントン、シドニー、香港、シンガポール、 パリ、チューリッヒ、フランクフルト、ロンドン、 トロント、南ア、米国休場(クリスマス) | ||||
| 08:50 | 日銀金融政策決定会合議事要旨(11月20・21日分) ・先行きの見通しは不確実性が高い ・金融面は実体経済の下押し圧力高める可能性がある | ||||
| 08:50 | (日) 11月企業向けサービス価格指数 [前年比] | -1.4% | -2.0% | -1.9% | |
| 12/26 (金) | ウェリントン、シドニー、フランクフルト、ロンドン、 トロント休場(ボクシングデー) 香港、パリ休場(クリスマス・ホリデー) チューリッヒ休場(聖シュテファンデー) 南ア休場(親善の日) | ||||
| 08:30 | (日) 11月失業率 | 3.7% | 4.0% | 3.9% | |
| 08:30 | (日) 11月有効求人倍率 | 0.80 | 0.77 | 0.76 | |
| 08:30 | (日) 11月全世帯家計調査-消費支出 [前年比] | -3.8% | -3.7% | -0.5% | |
| 08:30 | (日) 12月東京都区部消費者物価指数 [前年比] | +1.1% | +0.8% | +0.7% | |
| (日) 12月東京都区部消費者物価指数 [前年比:除生鮮] | +1.1% | +0.8% | +0.8% | ||
| 08:30 |  (日) 11月全国消費者物価指数 [前年比] | +1.7% | +1.1% | +1.0% | |
|  (日) 11月全国消費者物価指数 [前年比:除生鮮] | +1.9% | +1.1% | +1.0% | ||
| 08:50 | (日) 11月鉱工業生産・速報 [前月比] | -3.1% | -6.8% | -8.1% | |
| (日) 11月鉱工業生産・速報 [前年比] | -7.1% | -15.0% | -16.2% | ||
| 08:50 | (日) 11月大型小売店販売額・速報 [前年比] | -4.3% | -4.6% | -3.2% | |
| 08:50 | (日) 11月小売業販売額・速報 [前年比] | -0.6% (-0.7%) | -1.3% | -0.9% | |
| 08:50 | (日) 12/19までの対外及び対内証券売買契約等の状況 | 対内株式投資:1617億円の資本流出超 対内債券投資:1683億円の資本流出超 対外債券投資:5619億円の資本流出超 | |||
シカゴ日経平均先物(31日) 1月1日 8時58分
| シカゴ日経平均先物(31日) | 1月1日 8時58分 | 
| <シカゴ日経平均先物> (かっこ内は大証終値比) シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て) 終値 9140 (+310) シカゴ日経平均先物3月限(円建て) 終値 9075 (+245) 大証日経平均先物3月限 終値 8830(30日) ※シカゴ日経平均先物(ドル建て)は | |
NY終値09/01/01 2009年1月1日 6時51分
| 
 | ||||
| 米国株式市場サマリー(31日) | 1月1日 9時7分 | 
| (カッコ内は前営業日比) ダウ工業株30種(ドル) | |