J2第13節 松本山雅FC×湘南ベルマーレ
2012/5/6 16:00KO
松本山雅FC 1-1 湘南ベルマーレ
【得点】
山雅 船山貴之
湘南 馬場賢司
《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00137078.html
《試合感想》
両チームとも個人的に馴染み深いので、非常に楽しませてもらいましたね。
試合展開はおおよそ「プレビュー」で思い描いていた通りだったと思います。
両チームとも攻守の切り替えが早く非常に見応えのある試合でした。
反町監督が「紅白戦をしているみたいだった」と言ったのは、単に両チーム知ってる選手がいるって言う意味だけでなく、お互いに攻守の切り替えを徹底した似たサッカーをするチームだったって言うのもあったのかなと感じました。
高い位置からプレッシャーを掛けて奪いにいく、奪ったらチーム全体で前に出て行く、逆に奪われたら脇目も振らず戻って守備組織を再生させる。
お互いにそれを徹底的にやっていたのが好ゲームに繋がった要因でしょう。
その中でも山雅は常に守備の人数・バランスを維持し続ける事が出来たのが、順位を超えた結果を呼ぶポイントになった気がしています。
それと共に個人的に興味深かったのが山雅のスタメン変更でした。
反町監督はいつものスタメンからセカンドトップの2枚を変えてきましたね。
(弦巻選手・船山選手⇒木島選手・楠瀬選手)
このポジションだけは変える選手がいるってのもあったんだろうけど、気になったので勝手に勘繰ってみました。
自分的に湘南と対戦する上で最も怖さがあるのが古林選手・高山選手の両WHの縦への推進力だと思っていました。
彼らに前にスペースがある状態でボールを持たれるのは出来るだけロースコアで試合を進めたい山雅としては避けたい展開なので、玉林選手・鐡戸選手の攻め上がりを制限してでも防ぎたかったのかなと。
ただ山雅も両WHが前に出ないと攻め手がかなり制限されるので、単独突破に長ける2人を先発させることで守備に重きを置いた状態でも得点をうかがえる状態を維持する狙いがあったのかなと感じました。
その成果のせいか山雅のWHが彼らに背中を取られて走られるシーンは試合を通してもほとんどありませんでした。
そういう意味ではこの勘繰りもあながち遠からずかなと感じてしまいますね。
とは言っても、単に疲労から前に出て行けなかっただけかもしれませんが。
ザックリとそんな感想。
お互いに守備の切り替えが早く守備のバランスを整えた相手を崩しきれなかったって言う課題はあったと思います。
ただそれ以上に攻守の切り替えで走りきれるって言うストロングポイントは出せていたのかなとも感じました。
4連戦の最終戦にも関わらずタフな相手に妥協せず走りきったのは傍目に驚異的でしたね。
「引分けと言う結果は妥当」とは両チームの監督の弁ですが、なんかそんな結果とか抜きに「良い試合だったな」と思える素晴らしい両チームの戦いぶりだったと思いました。
試合終了の笛と共に座り込む選手たちに感動を覚えてものです。
とにもかくにも、これで1週間の休息を取ることが出来ます。
山雅としては結果以上に大きな自信をつける事が出来た4連戦だったのかなと。
昨季までのチームに比べて目に見えて試合毎に成長を感じているので、休息明けの試合が非常に楽しみです。
これからもこの試合同様に素晴らしいゲームに期待していきたいですね。
《気になった選手》
松本山雅FC
GK 野澤洋輔
古巣相手に見事なプレイでしたね。
見ててよく止めたなってシーンは少なくなかったけど、それ以上にプレイが止まっているときの元チームメイトとの楽しそうな雰囲気が印象的でした。
試合前のブーイングといい選手からもファンからも愛されてるんだなと感じたものです。
今後は山雅からも愛される様により一層の活躍に期待したいですね。
湘南ベルマーレ
MF ハン・グギョン
ボランチで出場。
球際の強さと高いスキルで攻守においてチームに貢献していたなと。
さすがU-23韓国代表だなと言うプレイだったと思いました。
今後勝ち点を重ねる上で重要な選手となってくると思うので怪我なく頑張って欲しいと思います。
《試合以外雑感》
・試合前雨が一番凄い時間にコンビニに出かけてしまって濡れて嫌だった。
・入り口で配られる紙類を袋に入れてくれてあって濡れなくて良かった。
・試合前になると嘘のように雨が止んで面白かった。
・選手入場の時キッズが多すぎて面白かった。
・湘南ゴール裏に人が沢山いて面白かった。
・湘南の「緑と青の勇者・・・」に山雅が「緑の勇者」を被せていて勇ましかった。
・試合後湘南側から柿本コールが起こって挨拶に出向いていて面白かった。
松本山雅FC 1-1 湘南ベルマーレ
【得点】
山雅 船山貴之
湘南 馬場賢司
《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00137078.html
《試合感想》
両チームとも個人的に馴染み深いので、非常に楽しませてもらいましたね。
試合展開はおおよそ「プレビュー」で思い描いていた通りだったと思います。
両チームとも攻守の切り替えが早く非常に見応えのある試合でした。
反町監督が「紅白戦をしているみたいだった」と言ったのは、単に両チーム知ってる選手がいるって言う意味だけでなく、お互いに攻守の切り替えを徹底した似たサッカーをするチームだったって言うのもあったのかなと感じました。
高い位置からプレッシャーを掛けて奪いにいく、奪ったらチーム全体で前に出て行く、逆に奪われたら脇目も振らず戻って守備組織を再生させる。
お互いにそれを徹底的にやっていたのが好ゲームに繋がった要因でしょう。
その中でも山雅は常に守備の人数・バランスを維持し続ける事が出来たのが、順位を超えた結果を呼ぶポイントになった気がしています。
それと共に個人的に興味深かったのが山雅のスタメン変更でした。
反町監督はいつものスタメンからセカンドトップの2枚を変えてきましたね。
(弦巻選手・船山選手⇒木島選手・楠瀬選手)
このポジションだけは変える選手がいるってのもあったんだろうけど、気になったので勝手に勘繰ってみました。
自分的に湘南と対戦する上で最も怖さがあるのが古林選手・高山選手の両WHの縦への推進力だと思っていました。
彼らに前にスペースがある状態でボールを持たれるのは出来るだけロースコアで試合を進めたい山雅としては避けたい展開なので、玉林選手・鐡戸選手の攻め上がりを制限してでも防ぎたかったのかなと。
ただ山雅も両WHが前に出ないと攻め手がかなり制限されるので、単独突破に長ける2人を先発させることで守備に重きを置いた状態でも得点をうかがえる状態を維持する狙いがあったのかなと感じました。
その成果のせいか山雅のWHが彼らに背中を取られて走られるシーンは試合を通してもほとんどありませんでした。
そういう意味ではこの勘繰りもあながち遠からずかなと感じてしまいますね。
とは言っても、単に疲労から前に出て行けなかっただけかもしれませんが。
ザックリとそんな感想。
お互いに守備の切り替えが早く守備のバランスを整えた相手を崩しきれなかったって言う課題はあったと思います。
ただそれ以上に攻守の切り替えで走りきれるって言うストロングポイントは出せていたのかなとも感じました。
4連戦の最終戦にも関わらずタフな相手に妥協せず走りきったのは傍目に驚異的でしたね。
「引分けと言う結果は妥当」とは両チームの監督の弁ですが、なんかそんな結果とか抜きに「良い試合だったな」と思える素晴らしい両チームの戦いぶりだったと思いました。
試合終了の笛と共に座り込む選手たちに感動を覚えてものです。
とにもかくにも、これで1週間の休息を取ることが出来ます。
山雅としては結果以上に大きな自信をつける事が出来た4連戦だったのかなと。
昨季までのチームに比べて目に見えて試合毎に成長を感じているので、休息明けの試合が非常に楽しみです。
これからもこの試合同様に素晴らしいゲームに期待していきたいですね。
《気になった選手》
松本山雅FC
GK 野澤洋輔
古巣相手に見事なプレイでしたね。
見ててよく止めたなってシーンは少なくなかったけど、それ以上にプレイが止まっているときの元チームメイトとの楽しそうな雰囲気が印象的でした。
試合前のブーイングといい選手からもファンからも愛されてるんだなと感じたものです。
今後は山雅からも愛される様により一層の活躍に期待したいですね。
湘南ベルマーレ
MF ハン・グギョン
ボランチで出場。
球際の強さと高いスキルで攻守においてチームに貢献していたなと。
さすがU-23韓国代表だなと言うプレイだったと思いました。
今後勝ち点を重ねる上で重要な選手となってくると思うので怪我なく頑張って欲しいと思います。
《試合以外雑感》
・試合前雨が一番凄い時間にコンビニに出かけてしまって濡れて嫌だった。
・入り口で配られる紙類を袋に入れてくれてあって濡れなくて良かった。
・試合前になると嘘のように雨が止んで面白かった。
・選手入場の時キッズが多すぎて面白かった。
・湘南ゴール裏に人が沢山いて面白かった。
・湘南の「緑と青の勇者・・・」に山雅が「緑の勇者」を被せていて勇ましかった。
・試合後湘南側から柿本コールが起こって挨拶に出向いていて面白かった。
松本山雅プレビュー 湘南ベルマーレ戦
08年天皇杯で下して以来3年半ぶりの対戦。
湘南は首位を走っていますが現在3戦勝ちなしと調子を落としているので便乗して勝ち点を拾いたいところですね。
《予想スタメン》
------------古橋達弥------------
------馬場賢治--------菊池大介------
---高山薫----ハン・グギョン---永木亮太--古林将太--
-----島村毅------遠藤航-----鎌田翔雅----
------------阿部伸行------------
《チーム印象》
・反町監督の古巣だけあってやってるサッカーのコンセプトが非常に似ている。
・攻守の切り替えが早くハードワークをするチーム。
・高い位置からプレッシャーを掛けボールを奪い取れる。
・前線の選手がそれぞれ単独突破が出来なおかつ球離れが良いので、ショートカウンターがスムーズ。
・永木選手・ハングギョン選手の両ボランチはキープ力がありボールが落ち着くので遅攻でもゴールに迫れる。
・島村選手・遠藤選手はセットプレイの時にターゲットになり怖さがある。
・高山選手・古林選手の単独突破は脅威。
・最近連戦の疲労からか走り負ける試合が多い気がする。
《参考試合》
TM 町田ゼルビア戦
第1節 京都サンガF.C.戦
第5節 ロアッソ熊本戦
TM ジェフユナイテッド千葉戦
第7節 FC町田ゼルビア
第9節 東京ヴェルディ戦
第11節 愛媛FC戦
第12節 ヴァンフォーレ甲府戦
《湘南ベルマーレのココを突きたい!》
①走り勝ってサイドの上がった裏のスペースを使いたい!
「チーム印象」でもかるく触れたけど、湘南は昨年まで反町監督が率いていたこともあって山雅とスタイルが似ていると思っています。
奪われたらチーム全員でしっかりと引いて高い位置からプレスを掛けようとするイメージがそれですね。
そして前線の選手の個の強さ・中盤のスキル等々多くの部分で湘南に劣っているのが現状でそれが順位に反映されているのかなと。
ただ同じシステム同じスタイルでやっていて更に個の強さで劣ってはいるけど、山雅にも突破口はあるのかなと思っています。
それは走力の部分です。
湘南はここ3試合勝利がない訳だけど、内容を見ても時間の経過と共にセカンドボールを拾えなくなって主導権を握られることが多い印象です。
さすが連戦に疲労が出ているのかなと感じてしまいますね。
一方の山雅は同じく連戦で疲労があるんだろうけど湘南に比べて終盤まで走って戦えている印象を持っています。
直近が山雅の場合アウェイ徳島戦であるのに対し、湘南はホームで甲府戦と条件的には湘南が良いのかなって気もしないではしないでもありませんが、なんとか走り勝って欲しいですね。
終盤高山選手や古林選手の裏のスペースを使えてそこからゴールが奪えたら個人的にはなんとも熱かったりします。
果たしてどうなっていく事でしょうか?
《湘南ベルマーレのコレに気をつけろ!》
①縦に早い攻撃を遅らせろ!
湘南の最も強烈な武器が縦に速いショートカウンターだと思っています。
ハイプレスから高い位置でボールを奪いいっきにゴールに迫るイメージなんだけど、それが驚異的なんですよね。
前線の菊池選手・高山選手・古林選手らは単独でゴールに迫っていけるのでまずはそこを止める事が大事。
また馬場選手はディフェンスラインの裏で抜ける感覚に長けていて、彼らのドリブルに食いついたところで入れ替わられるシーンが多い気がします。
深井選手やレジナルドなど単独突破が怖いショートカウンターを武器としてきたチームはこれまでも抑えてこれたけど、湘南の場合は個の強さに加えて組織としてショートカウンターをしてくるのがいやらしいところですね。
まぁ対策としては目新しいことはなくて、いつも通り奪われたら必死に戻る事になるんでしょう。
ただいつも以上にボールの失い方には気をつけなくてはならないのかなと。
ヤバくなったら蹴るって事が目の前の試合を勝つための選択肢でしょう。
とにもかくにもどれだけ走られるか、またどれだけ遅らせられるかも注目ですね。
ちなみにこのショートカウンターの基点となるのがボランチの永木選手。
彼にボールが渡った瞬間に潰しにかかった所をスッと入れ替わられると、もはや湘南の十八番ぱたーんとなるので要注意です。
②セットプレイ時の遠藤航選手と島村毅選手に気をつけろ!
湘南の武器の一つにセットプレイがあると思っています。
そしてその中でもとりわけキーマンになってくるのが「若大将」とも言われ19歳で主将を務め現在5ゴールの遠藤航選手と、ゴール前で驚異的な得点感覚を見せ大学時代には「早稲田の虎」とも言われ各校から恐れられいた島村毅選手の2枚だと思っています。
2人とも特別に長身って訳ではなく飯田選手の様に圧倒的な空中戦の強さを持った選手ではないと思ってるんだけど、とにかく蹴るボールこぼれるボールが2人のもとに集まってくるんですよね。
もともとの感覚が長けているからこそなんだろうけど、なんと言うか「持ってる選手」だなと感じています。
前線には菊池選手をはじめFKやCKを取れるタレントが揃ってるだけに、その本数自体もいつもより多くなるはず。
なんとか防いで勝利に近づいて欲しいですね。
《総評・予想展開》
巷では「攻撃の湘南VS守備の松本」と言う見方もあるようですが、個人的にはチーム全体として攻守の切り替えを徹底した似たスタイルのチーム同士の対戦だと思っています。
その中で湘南は前線の個が強く多くゴールに迫れていて、山雅は守備の切り替えが早く良いバランスで守れているので今のスコアに繋がってるのかなと。
試合のおおよその流れとしては攻守が入れ替わった瞬間の選手のアグレッシブな飛び出しと戻りに見応えのあるタフな試合になるのではないでしょうか。
ただ個の強さを含め総合力では湘南が勝っていると思ってるので、チャンスの量で湘南が勝っていくことになるのでは見ています。
山雅としては今の湘南相手なら走り勝てると思うので、序盤はあまり前に出て行かずロースコアで進めていけたら理想的なのかなと。
そして終盤20分程で相手WHの裏のスペースを使って攻勢に出て行けたらと思っています。
山雅が勝つに越したことはないけど、とりあえず攻守の入れ代わりが激しく見応えのある試合になると思うので試合自体も楽しめたらと個人的には思っています。
熱く面白い試合に期待ですね。
湘南は首位を走っていますが現在3戦勝ちなしと調子を落としているので便乗して勝ち点を拾いたいところですね。
《予想スタメン》
------------古橋達弥------------
------馬場賢治--------菊池大介------
---高山薫----ハン・グギョン---永木亮太--古林将太--
-----島村毅------遠藤航-----鎌田翔雅----
------------阿部伸行------------
《チーム印象》
・反町監督の古巣だけあってやってるサッカーのコンセプトが非常に似ている。
・攻守の切り替えが早くハードワークをするチーム。
・高い位置からプレッシャーを掛けボールを奪い取れる。
・前線の選手がそれぞれ単独突破が出来なおかつ球離れが良いので、ショートカウンターがスムーズ。
・永木選手・ハングギョン選手の両ボランチはキープ力がありボールが落ち着くので遅攻でもゴールに迫れる。
・島村選手・遠藤選手はセットプレイの時にターゲットになり怖さがある。
・高山選手・古林選手の単独突破は脅威。
・最近連戦の疲労からか走り負ける試合が多い気がする。
《参考試合》
TM 町田ゼルビア戦
第1節 京都サンガF.C.戦
第5節 ロアッソ熊本戦
TM ジェフユナイテッド千葉戦
第7節 FC町田ゼルビア
第9節 東京ヴェルディ戦
第11節 愛媛FC戦
第12節 ヴァンフォーレ甲府戦
《湘南ベルマーレのココを突きたい!》
①走り勝ってサイドの上がった裏のスペースを使いたい!
「チーム印象」でもかるく触れたけど、湘南は昨年まで反町監督が率いていたこともあって山雅とスタイルが似ていると思っています。
奪われたらチーム全員でしっかりと引いて高い位置からプレスを掛けようとするイメージがそれですね。
そして前線の選手の個の強さ・中盤のスキル等々多くの部分で湘南に劣っているのが現状でそれが順位に反映されているのかなと。
ただ同じシステム同じスタイルでやっていて更に個の強さで劣ってはいるけど、山雅にも突破口はあるのかなと思っています。
それは走力の部分です。
湘南はここ3試合勝利がない訳だけど、内容を見ても時間の経過と共にセカンドボールを拾えなくなって主導権を握られることが多い印象です。
さすが連戦に疲労が出ているのかなと感じてしまいますね。
一方の山雅は同じく連戦で疲労があるんだろうけど湘南に比べて終盤まで走って戦えている印象を持っています。
直近が山雅の場合アウェイ徳島戦であるのに対し、湘南はホームで甲府戦と条件的には湘南が良いのかなって気もしないではしないでもありませんが、なんとか走り勝って欲しいですね。
終盤高山選手や古林選手の裏のスペースを使えてそこからゴールが奪えたら個人的にはなんとも熱かったりします。
果たしてどうなっていく事でしょうか?
《湘南ベルマーレのコレに気をつけろ!》
①縦に早い攻撃を遅らせろ!
湘南の最も強烈な武器が縦に速いショートカウンターだと思っています。
ハイプレスから高い位置でボールを奪いいっきにゴールに迫るイメージなんだけど、それが驚異的なんですよね。
前線の菊池選手・高山選手・古林選手らは単独でゴールに迫っていけるのでまずはそこを止める事が大事。
また馬場選手はディフェンスラインの裏で抜ける感覚に長けていて、彼らのドリブルに食いついたところで入れ替わられるシーンが多い気がします。
深井選手やレジナルドなど単独突破が怖いショートカウンターを武器としてきたチームはこれまでも抑えてこれたけど、湘南の場合は個の強さに加えて組織としてショートカウンターをしてくるのがいやらしいところですね。
まぁ対策としては目新しいことはなくて、いつも通り奪われたら必死に戻る事になるんでしょう。
ただいつも以上にボールの失い方には気をつけなくてはならないのかなと。
ヤバくなったら蹴るって事が目の前の試合を勝つための選択肢でしょう。
とにもかくにもどれだけ走られるか、またどれだけ遅らせられるかも注目ですね。
ちなみにこのショートカウンターの基点となるのがボランチの永木選手。
彼にボールが渡った瞬間に潰しにかかった所をスッと入れ替わられると、もはや湘南の十八番ぱたーんとなるので要注意です。
②セットプレイ時の遠藤航選手と島村毅選手に気をつけろ!
湘南の武器の一つにセットプレイがあると思っています。
そしてその中でもとりわけキーマンになってくるのが「若大将」とも言われ19歳で主将を務め現在5ゴールの遠藤航選手と、ゴール前で驚異的な得点感覚を見せ大学時代には「早稲田の虎」とも言われ各校から恐れられいた島村毅選手の2枚だと思っています。
2人とも特別に長身って訳ではなく飯田選手の様に圧倒的な空中戦の強さを持った選手ではないと思ってるんだけど、とにかく蹴るボールこぼれるボールが2人のもとに集まってくるんですよね。
もともとの感覚が長けているからこそなんだろうけど、なんと言うか「持ってる選手」だなと感じています。
前線には菊池選手をはじめFKやCKを取れるタレントが揃ってるだけに、その本数自体もいつもより多くなるはず。
なんとか防いで勝利に近づいて欲しいですね。
《総評・予想展開》
巷では「攻撃の湘南VS守備の松本」と言う見方もあるようですが、個人的にはチーム全体として攻守の切り替えを徹底した似たスタイルのチーム同士の対戦だと思っています。
その中で湘南は前線の個が強く多くゴールに迫れていて、山雅は守備の切り替えが早く良いバランスで守れているので今のスコアに繋がってるのかなと。
試合のおおよその流れとしては攻守が入れ替わった瞬間の選手のアグレッシブな飛び出しと戻りに見応えのあるタフな試合になるのではないでしょうか。
ただ個の強さを含め総合力では湘南が勝っていると思ってるので、チャンスの量で湘南が勝っていくことになるのでは見ています。
山雅としては今の湘南相手なら走り勝てると思うので、序盤はあまり前に出て行かずロースコアで進めていけたら理想的なのかなと。
そして終盤20分程で相手WHの裏のスペースを使って攻勢に出て行けたらと思っています。
山雅が勝つに越したことはないけど、とりあえず攻守の入れ代わりが激しく見応えのある試合になると思うので試合自体も楽しめたらと個人的には思っています。
熱く面白い試合に期待ですね。
J2第9節 東京ヴェルディ×湘南ベルマーレ
2012/4/22 14:30KO
東京ヴェルディ 1-2 湘南ベルマーレ
【得点】
湘南 遠藤航(PK)
湘南 島村毅
東京V 阿部拓馬
《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00136303.html
《試合感想》
・ヴェルディは4-4-2。
・両サイドからの攻撃が印象的だった。
・特に森選手の攻撃参加は効いていた様に感じた。
・西選手がアクセントになっていた気がした。
・湘南は3-4-3。
・奪ってから縦に早い攻撃インパクトあった。
・攻撃から守備への切り替えが早くて堅かった。
・両WHが戻る前にそこを突かれると弱い気がした。
・セットプレイから2得点を奪ってしまったところに強さを感じた。
《気になった選手》
東京ヴェルディ
DF 深津康太
CBで出場。
圧倒的な高さと球際の強さで持ち味を発揮していたなと。
一度JFL時代の町田でプレイしたりと苦労してきた選手だとは思いますが、力のある選手だなと感じたものです。
ヴェルディでも低位置を確保しているようなので活躍には注目していきたいですね。
湘南ベルマーレ
MF 菊池大介
セカンドトップ的な位置で出場。
PK奪取に繋がったドリブルもそうだけど、単独でボールを前に運ぶプレイは湘南のサッカーにあって非常に重要な役割を担っている様に感じました。
まだ21歳と若いので今後の活躍が楽しみですね。
東京ヴェルディ 1-2 湘南ベルマーレ
【得点】
湘南 遠藤航(PK)
湘南 島村毅
東京V 阿部拓馬
《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00136303.html
《試合感想》
・ヴェルディは4-4-2。
・両サイドからの攻撃が印象的だった。
・特に森選手の攻撃参加は効いていた様に感じた。
・西選手がアクセントになっていた気がした。
・湘南は3-4-3。
・奪ってから縦に早い攻撃インパクトあった。
・攻撃から守備への切り替えが早くて堅かった。
・両WHが戻る前にそこを突かれると弱い気がした。
・セットプレイから2得点を奪ってしまったところに強さを感じた。
《気になった選手》
東京ヴェルディ
DF 深津康太
CBで出場。
圧倒的な高さと球際の強さで持ち味を発揮していたなと。
一度JFL時代の町田でプレイしたりと苦労してきた選手だとは思いますが、力のある選手だなと感じたものです。
ヴェルディでも低位置を確保しているようなので活躍には注目していきたいですね。
湘南ベルマーレ
MF 菊池大介
セカンドトップ的な位置で出場。
PK奪取に繋がったドリブルもそうだけど、単独でボールを前に運ぶプレイは湘南のサッカーにあって非常に重要な役割を担っている様に感じました。
まだ21歳と若いので今後の活躍が楽しみですね。