6/20 産業環境委員会〜関連書籍と。
新しい構成メンバーとなって初の委員会でした。昨年はお誘いいただき初めて産環委員会所属となりましたが、今年は無会派の中でお話し合いをしてそれぞれの所属を割り振りました。今年も産環となりました。よろしくお願い致します。今日の報告事項にあった、ゴミ屋敷対策とPCB無害化施設が西加平にできること、に関連して。セルフネグレクトの問題高齢者のセルフネグレクトの問題を追ったルポですが、足立区の取り組みが紹介されていて、本屋で思わず手に取った本です。次回一般質問はこのテーマに取り組もうかと考えていましたが、急遽6月議会で質問をおこなうこととなったので子どもの貧困対策の続きを質問しましたが、こちらは継続して勉強しているところです。ごみ屋敷対策、「ごみが捨てられない」ことにも様々な要因があります。昔かかわったことのある方は、幼少期にネグレクト(育児放棄)をうけ、身辺のことができな(習慣づいていな)かったり、ごみの分別がわからなくて捨てても返されてしまい、怖くてごみがだせなくなっていたり。一時は関わることでできるようになっても、習慣として継続することは、とても困難でした。他人である行政が私生活に入り、解決していくことは困難でしょうが、人らしく生きる尊厳を守ることでもあるので、尽力願いたいと思います。PCB、環境ホルモンについて変電所等の電気機器の中の絶縁油にPCBが含まれているものがあり、無害化する処理を(東電系企業が)2ヶ月に渡って行うという報告がありました。西加平の施設なので、うちからも近く、区役所へ自転車でいく時に通りかかる場所です。環境中に漏れ出すような事故のおこらないことを願います。『奪われし未来』 シーア・コルボーン『複合汚染』 有吉佐和子PCB、環境ホルモンダイオキシン類と称される環境ホルモンのひとつですが、人体に取り込まれるとあたかも体内にあるホルモンかのような働きをし、本来のホルモンの働きを阻害してしまいます。内分泌かく乱物質と呼ばれます。国内でも、九州でのカネミ油症事件が有名です。↑上の2冊は高校生の時に読んだ本です。「環境論」というクラスがあり、選択していた時に読みました。社会の中の価値観を考え直すきっかけになった本であり、当時は衝撃的でした。なんとなく信じていたことがガラガラ崩れ、何に依って生きるべきか、考えさせられた本でした。(『橋のない川』、『命こそ宝』、『太陽の子』などもそういう書籍群です)資本によるあくなき利潤追求に、規制をかけることが必要という視点を知ったのでした。大学では、マクロかつミクロな視点で環境問題を考えることを学びました。Think Globally, Act Locally 地球規模で考えて、身近な地域規模で活動しなさいそのとーり!と、今も思う言葉です。↑合わせて読むと面白いですし、電子書籍も発売されているのでぜひみなさんも一読下さい♪…いつもはこのブログ、スマホでアップしてますが、パソコンから書くと長くなっちゃいますね。たまには…。