ジストニアを発症して15年以上が経ちました。

 

この間、私の症状は

・メガネ

・ブレスレット

・腕時計

・洋服

・髪型

などなど

体にかかるあらゆる重さに反応してきました。

 

もっと言えば

1cm角ほどのテープにすら反応。


 

こうした重みは、体が必要とする場所に必要なだけ加えられると症状が安定し、

不必要な場所に不必要に加えてしまうと

症状は返って悪化しました。

 

 

2015年のことになりますが、

治療院の先生にこのことを話すと、

次のように説明してくれました。

 

 

・物をつけると症状が安定するのは、

脳がバランスを取れるようになるから

・体のバランスを取るのは同側の脳

・現状、私は左脳が弱い

・左側に物をつけて症状が安定するのも、左脳がバランスを取れるようになるから

 

 

 

 

同じ年の日記を振り返ると、

左手首に腕時計とヘアゴムをつけて

体調をコントロールしていたようです。

 

しかし、そうかと思いきや数日後には

「ヘアゴムは余計かも」

と書いたりして

その日その日で必要な小物が違っていました。

 

 

先生の話がまだ理解できなかった当時の私は

頭を抱え、

書き残した日記がこちらです。

 

 

「少しの重さの違いに体が反応してる?」

 

「必要な重さが変わるとはどういう状態か?」

 

 

 

 

今思うに、

必要な重さが変わることと

平均台や片足立ちでバランスを取ることは

似ているかもしれません。

 

 

平均台や片足立ちをするときも、

例えば左にバランスを崩しそうになると

左半身にグッと力を入れたりして

なんとか中心に軸を戻そうとしますよね。

 

小さくバランスを崩した時は、小さなバランス調整で済むし、

大きくバランスを崩した時は、大きなバランス調整が必要になる。

 

 

小物たちも同じなのかも。

 

左脳が小さくバランスを崩した時は、左に少ない小物で済むし、

左脳が大きくバランスを崩した時は、左に多めの小物が必要になる

といった具合に。

 

小物たちは、

動作の代わりの役割をしてくれていたと言えそうです。

 

 

なので2015年の私に答えを出すとしたら、

こんな感じになるでしょうか。

 

 

●少しの重さの違いに症状が反応するのは、それだけ脳が繊細にバランスをとっているから。

 

●必要な重さが変わるのは、その日その日で脳のバランスが違っていて、必要とする重さが違うから。

 

 

少しは過去の私に貢献できたでしょうか。

そうだと良いなと思います。

 

 

 

 

私が病気に至った理由や経緯は、

何となく大まかにつかめ始めている気がしますが、

まだ理解しきれていないことが多いです。

 

でも、もしかしたら、無理に知ろうとするよりも

時の流れに身を任せた方が

必要なタイミングで必要な答えに出会える気がしています。

 

アンテナは常に張りつつ、

そのタイミングが来るまでは興味の赴くままに

見たり、読んだり、聞いたりしているのが良さそうです。

 

 

それではこの辺で☺︎

今日もありがとうございました。

 

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