昨年の治療院にて。

先生は、私の顔面の不随意運動を

真似しようとしながら

こんな説明をしてくれました。



「体が正常な人は
関節がしっかりしてるから、
(顔面を)そんなに自由自在に動かせないんだよね。

動かしたくても、
顔面が窮屈だから動かない。

窮屈に感じることが正常なの」

と。



実のところ、

先生からこう言われる少し前から

上唇あたりがキツくなってきた

と感じていました。



キツイというのは

「辛い」とか「しんどい」

という意味ではなく、

先生が使った意味のキツイ。


まさしく「窮屈」なんです。



これを言葉でどう表現すれば伝わるか

悩ましいところですが、

1番私の中でしっくりいくのは

 
上唇の吸盤力が増してきた


だと思います。



健康な人は、上唇の裏側が

歯茎に柔らかく、でもしっかりと

密着している感覚があるのではないか?

推測しています。



(もちろん、

元からそういう唇なので

感じることは難しいと思いますが)



私の中で、

上唇にその傾向がみられる有名人で

まず思いつくのがレニー・ゼルウィガーさん。





上唇の裏側が、

歯茎に張りついているかのような

安定感を感じませんか?



あとは、

キーラ・ナイトレイさん。





日本人で言えば

元バレーボール選手の狩野舞子さんや、



タレントの鈴木紗理奈さん。


(画像をお借りしています。)



彼女たちに限らず

唇にジストニアがない人は、

上唇の「吸盤」が支点となるため

唇を懸命に動かさなくても

バランスが取れるのだと思います。



一方

ジストニア持ちのわたしの上唇は

歯茎との密着がゆるい感覚があります。






吸盤のない上唇はバランスを失い、

不随意運動を出さざるをえないのでしょう。



しかし最近は、

上唇が歯茎に密着するような感覚があるので

健康な人もそうなのではないか?

と想像を膨らませているわけです。



そして密着が強くなっているお陰で

四方八方に唇が動く範囲が狭くなり、

歯茎がツレて

若干痛みを感じるようにも。

(関連記事 : 左の前歯とジストニア)



今までは吸盤が弱すぎてツレルこともなかったけれど、

そこから抜け出せているからこその

キツさ

窮屈感

痛み。



良い傾向だと思うので、

貴重な感覚を存分に味わっておきます。



それではこの辺でニコニコ

今日もありがとうございました。



余談ですが、

上で紹介した人たちは全員、

小鼻の強さも際立っているように見えます。

しかしその話はまた別の機会に!

(関連記事: 小鼻)

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