暴太郎VS機界 ドンブラパート | 無気力20代の平凡な日常

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『あれから1年......桃井タロウを失った私達ドンブラザーズは、桃谷ジロウをリーダーとして戦っていた......』

 

はるか達ドンブラザーズと敵対するのは

 

「俺は今度と言う今度と言う、今度と言う今度こそは!最強の者になる!」

 

「またあいつか......」

 

「これで何度目だっけ!?」

 

「何度でも倒す!みんな、フォーメーションAだ!行きますよ皆さん!」

 

 

もう何度目か分からない王様鬼へと変化した男、大野稔と戦うドンブラザーズ。

 

ソノザとサルブラザー、オニシスターが相手を足止めし、キジブラザーに捉まったイヌブラザーが上空から射撃する。

 

 

さらにドンドラゴクウの激龍の舞!

 

「もう、帰って来るな!」

 

 

王様鬼を九球玉まで追い詰め、退治する......

 

 

「みんな、ご苦労だった......この調子で頼む。」

 

はるか、犬塚、雉野がそれぞれ用事で抜ける。

 

 

「みんな、リア充なんだな?いいことだ。」

 

 

 

記憶を失った桃井タロウ。

 

今日も配達員のアルバイトをしていたが......

 

「お届け物です!ハンコかサインを......」

 

 

家の中から返事がなかったため、中に上がると

 

『桃井タロウ様 食べてください』

 

ラーメンの用意が......

 

 

「よく分からないが、ありがたくいただこう......」

 

 

するとナルトから映像が浮かび上がる......!?

 

 

『久しぶりだな、桃井タロウ......失われた君の記憶も、そろそろ戻る頃だろう......そこで君の使命だが......もし現ドンブラザーズに何かしらの問題があれば、それを解決することにある......なお、このラーメンは自動的に消滅する......』

 

 

青年の映像と共にラーメンが消滅し

 

「思い出した......俺は、ドンブリーズ......?いや、ドンブラザーズの、ドンモモタロウ......人々と縁を結び、幸せをもたらす!」

(ドンフレグランスは?)

 

 

喫茶どんぶらへやって来たタロウ。

 

 

「懐かしい......」

 

ーーーいらっしゃいませ。

 

紫の戦士がアルバイトをしている......

(えええええw)

 

 

「ご注文は?」

 

「きび団子。」

 

「承知しました。ほうじ茶も一緒にどうでしょう?」

 

「貰おう。」

 

 

「ありがとうございます。」

 

 

ーーーよくできました、ムラサメ。

 

 

ドンムラサメが奥に引っ込み、入れ替わりにマスターが登場。

 

「やはり、記憶が戻ったようだな?」

 

 

「ところで、お供たちはどうした......?」

 

「そろそろ来ると思うが......」

 

 

 

ーーーー来ませんよ、誰も。

 

やって来たのはやけに気取った格好の

 

「ジロウ?」

 

「場所を変えませんか?ここはどうも、カビクサくて......せっかくタロウさんが帰って来たんだ!せめて僕がお祝いを......」

 

 

注文したきび団子も待たずに、タロウを連れ出すジロウ。

 

 

かつてメガレンジャー鬼になっていた大富豪、豪田の屋敷。

 

 

「実はタロウさんが消えた後、譲り受けたんです。世界平和のために使ってほしいと。いや、大富豪は考えることが違う......今や、僕のスポンサーです。」

 

「それは結構なことだな?で、お供達はどうしてる?」

 

「皆さんそれぞれ、充実した人生を歩んでいますよ?今のドンブラザーズは、完璧です......こう言っちゃなんだが......アンタはもう縁が切れてるんですよ?」

 

 

「ほう......随分上から目線だな?」

 

 

メイド相手にも「髪型が違う」と「ルミちゃん」のパネルを見せて脅すジロウ。

 

「髪型はこれにするんだよ、バカーー!」

 

「申し訳ございません!」

 

タロウはその間に帰ってしまう......

 

 

 

 

カラオケ店で関係者とパーティーするはるか。

 

「「「かんぱーい!」」」

 

「先生、暴太郎戦隊ドンブラザーズ、また増刷が決まりました!」

 

「先生!そろそろわが社にも何か連載を。」

 

「先生、実は先生をモデルにした映画の話が。」

 

 

「皆の衆、苦しゅうない苦しゅうない。話は順番に聞きますわ。」

 

 

ソノザ編集長から「いい加減にしろはるか!明日は締め切りだろ、いいのかこんなことをしていて!」というお叱り。

 

 

「ちょっとうるさくってよ、ソノザっち。ネームはできてるから、後はアシスタントがやってくれるわよ。」

 

それを外から見ている男。

 

「タロウ!?」

 

 

「タロウ、ごめんね?忙しくて歓迎会行けなくて......」

 

「気にするな。すっかり売れっ子なんだな?ドンブラザーズの方は?上手くやってるのか?」

 

「それなんだけど......実はちょっと相談があって......」

 

 

 

 

塾を開いた猿原真一。

 

「いいかみんな。悩みがあるときは、空を見なさい。雲も虹も、留まることはない。悩みもいずれ、きっと消える。」

 

ここにもタロウが現れる。

 

 

「アンタが、塾の講師か。よく雇ってもらえたな?」

 

「いや、この塾は私のものだ。桃谷ジロウが買ってくれた。」

 

最近忙しく、俳句をやっていない猿原教授。

 

 

「それよりも、若い者を啓蒙する方が大切だ。」

 

「ドンブラザーズの方は、上手くやってるのか?」

 

「実はそれについて、相談があるんだが......」

 

 

フェザントコンサルタント。

 

社長席には雉野つよし!?

 

 

「何度も言わせるなよ山田!お前の企画は平凡なんだよ!いい加減にしないと、クビだぞ?クビ!」

 

 

「社長!どうか、どうかもう一度だけチャンスを!チャンスをください!お願い!」

 

今や部下となった山田部長をこき使う雉野。

 

 

そうしていると、会社にタロウがやって来る。

 

 

「社長とは出世したな?大したもんだ。」

 

「いや、ジロウさんが僕の為に、会社を買収してくれたんです。僕が社長の器だからって......」

 

「随分仲間想いなんだな?ジロウ?」

 

 

「そうだ桃井さん!これから、時間ありますか?」

 

 

ケーキ屋でバイトする犬塚と、ソノニ。

 

余りのケーキをタロウと雉野に出す。

 

「犬塚さんのスイーツが日々の楽しみで!」

 

「......アンタの店、やはりジロウに買ってもらったのか?」

 

 

「そうだ。ドンブラザーズとして命掛けで戦ってるんだ。当然の報酬だ。」

 

 

タロウはエクレアを食べ......

 

「......25点。あんた、腕が落ちたな?自分が作りたいものを作れていない。そんな気がする。」

 

「売れるモノを作って何が悪い?こっちにも生活があるんだ。」

 

 

ソノニから見ると、今の翼は余裕がなく見える。

 

 

「お前、何だかイライラしていないか?逃亡者だった時の方が、幸せだったように見えるが。」

 

「バカなこと言うな!俺はお前を幸せにする!それが俺の幸せだ。そのために俺は......」

 

 

その時雉野を迎えに来たのは

 

「夏美さん!?」

 

「またこんなところで寄り道して!ほら帰るよ!何度言ったら分かるの、翼と付き合うなって......私の元カレだよ?微妙でしょ?」

 

 

「でも、友達だし......」

 

雉野と夏美が連れ立って帰っていく。

 

 

「......雉野も大変だな?夏美は気が強いからな?」

 

「......ドンブラザーズの方は、上手くやってるのか?」

 

「ああ。実はちょっと相談したいことがあってな。」

 

 

 

『大野一子』の病室。

 

「母ちゃん、ごめんよ......俺が苦労ばっかかけたから......」

 

「お前は、自分の夢を叶えるんだよ......」

 

息子、稔に語り掛ける母。

 

 

「それが、母ちゃんの、願い......」

 

一子は目を閉じてしまう。

 

「母ちゃん!母ちゃん!母ちゃん、俺の夢、叶えるよ......!」

 

稔に怪しい影が迫る......

 

 

青服が経営するおでん屋。

 

やって来た客は

 

「タロウ......!」

 

「ソノイ......まさか、おでん好きが高じておでん屋になるとはな。」

 

「先代から譲り受けた店だが、何とかやってる。」

 (ガジャ様は今何やってるんだ?)

 

 

「ドンブラザーズは、どうした?」

 

ソノイが語り始める。

 

タロウが消えた後、ジロウは戦いのフォーメーションを決め、型に填めようとした。

 

そのことに反対したソノイと、ジロウは決闘し......

 

「......私は敗北し、ドンブラザーズを追われた。」

 

「そうか......あんたも苦労したんだな。」

 

 

「いや......今の私は、私のおでんを食べてくれるお客さんの笑顔が生きがいだ。幸せだよ......」

 

ソノイのおでんを食べるタロウ。

 

「......うまい!」

 

厳しいタロウが笑顔で食べる......

 

 

後日、どんぶら

 

「では......みんな、ドンブラザーズを脱退したいと?」

 

 

「そうなのか!?聞いてないぞ!」

 

「(翼......私の為に?)」

 

 

「私達はもう、充分戦った......」

 

確かに、辞めるためのポイントも過去にないほど貯まっている......

 

 

「僕たち......自分たちの人生を生きたいっていうか......夏美さんも、そうしろって。」

 

「地に足の着いた人生を送りたい......」

 

 

 

 

「ごめんね?せっかくタロウが帰って来てくれたのに......」

 

「お前たちの自由だ......好きにしろ。」

 

ジロウも「もっと優秀なメンバーを探します。」と皆辞めることに賛成。

 

 

マスターは解散パーティーを提案するが

 

「ああ、いいのいいの!そういうのは。もうパーティーには、飽き飽き!」

 

「そんな暇はないしな。」

 

 

「こういうのは、あっさり済ませるのが粋ってもんだ。」

 

 

はるか達はサングラスを置き帰っていく......

 

 

「おい!?お前ら!?」

 

納得していない表情で追いかけるソノザ。

 

 

 

「本当にこれでいいのか!?お前たち!?」

 

「仕方ないですよ......戦士と社長の両立は、ちょっと。」

 

 

「人生は、千変万化だ。ドンブラザーズには、飽きたし......」

 

「でも、いつからかな?ドンブラザーズに飽きるなんて......」

 

「どうでもいい。これが、新しい人生だ。」

 

「(翼......私の為に......でも、本当にいいのか?翼?)」

 

苦い顔をするソノザ。

 

 

 

 

ーーーー我がライバル!

 

今度は歯車を着けた大野が登場!?

 

「ドンブラザーズ!今度という今度という今度という今度という、今度は!お前たちを倒し!俺が最強になるのだ!!」

 

大野は機界鬼へ変化!

 

 

「あいつまた!?」

 

「これで何度目の何度目!?」

 

 

ギアガトリングをぶっ放すヒトツ鬼に、変身できないはるか達は逃げるしかない......

 

 

「逃がすか!」

 

 

ーーーやめろ!

 

「こいつらはもう、ドンブラザーズではない!」

 

機界鬼の前に立ちはだかるタロウ......

 

 

「最強!最強!俺こそ、オンリーワーーーン!!」

 

機界鬼の特大砲がタロウに迫る......

 

「逃げろみんな......自分の人生を生きろ!」

 

 

砲撃を跳ね返し接近戦を挑むタロウだが......

 

至近距離で銃弾を浴び倒れてしまう!

 

「桃井さん!?」

 

「タロウ!!」

 

 

さらに機界鬼の一撃で飛ばされるタロウ。

 

「やったーーー!ついに勝ったぞー!!」

 

勝ち誇る機界鬼こと大野......

 

 

森の中でタロウを発見......

 

「脈がない......死んでます......」

 

「待て......死んだふり、じゃないか?以前にもこんなことがあった......」

 

「そうか!ひょっとして、私達の気持ちを試すために!」

 

タロウを何とか起こそうとするが、それでも反応はない......

 

 

「おい桃井!起きろ!」

 

「そうだよ、もういいから!タロウ!?」

 

 

いくら待っても、タロウが起きることはなかった......

 

 

 

タロウの葬儀当日。

 

「まさか、本当にタロウが死ぬなんて......」

 

「僕たちのせいだ......ドンブラザーズを辞めたから......」

 

「そんな俺たちを守って......バカな奴、だ......」

 

 

「僕も残念です。でも、死んだ者はしょうがない。きっとタロウさんも、腕が鈍っていたんでしょう?」

 

「桃井......ここで一句...... ダメだ!詠めない!」

 

 

 

 

「お前たち......これでいいのか!?お前たちをずっと守ってきたタロウが、お前たちを守って死んだんだぞ!?このまま勝手な人生を送って......それでいいのか!?」

 

ソノザの叱咤に......

 

「ああ、いいわけがない......!」

 

「だな、みんな......」

 

「はい!」

 

「せめて......タロウの敵を討つ!」

 

 

 

「そうしますか!」

 

マスターがサングラスをはるか達に返却!

 

 

「戦え!ドンブラザーズとして!」

 

 

 

「俺こそ最強!オンリーワーーーン!」

 

目標のタロウがいなくなり、無差別砲撃を開始する機界鬼!

 

「みんな!フォーメーションB!」

 

ジロウの指示で戦闘を始めるドンブラザーズ。

 

 

 

タロウの葬儀場へやって来たソノイ。

 

「タロウ......いざ貰った命、お前に返そう!」

 

 

ソノイの吐き出すタロウ水が、棺を満たしていく......!

(感動シーンのはずがビジュアルがきたねえw。。ソノイの体からなんかふわーっと出てくるんじゃダメなのかw?)

 

 

機界鬼に敵わないドンブラザーズ。

 

「そんな、僕のフォーメーションが!?」

 

 

「強い......奴め、本当に最強に!?」

 

「どうすれば......!」

 

 

機界鬼がドンブラザーズにトドメを刺す直前......

 

 

ーーーーーはっはっはっは!

 

「あの声は!?」

 

懐かしい高笑いと祭囃子......!

 

 

「これって......」

 

「もしかして!?」

 

 

「まさか.....生き返ったのか?」

 

「タロウ......さん......?」

 

「タロウ......!」

 

 

 

「はっはっはっは!待たせたな!行くぞ、お供達!」

 

棺の中からドンモモタロウが登場!

 

「どこからでもかかってこい!俺に勝つことはできん!」

 

機界鬼と戦闘再開......

 

 

 

「ちょっと待った!」

 

ジロウはこの状況でもフォーメーションを指示する......

 

 

「タロウさんより、僕に従え!」

 

 

しかしはるかたちが渋ったため

 

「どうした......嫌なら返してもらうぞ!お前たちにやった店や会社も!」

 

「......俺たちを脅迫するってのか?気に食わないな。」

 

「どうやら、私達はドンブラザーズであることの使命と幸福を、忘れていたようだな?」

 

「ですね!いつもジロウさんに気を使って!」

 

「そうよ!何がフォーメーションよ!私達は私達らしく、戦えばいい!」

 

 

「そうだ......それがドンブラザーズの強さだ!」

 

 

「貴様ら!いつまで待たせる!」

 

しびれを切らした機界鬼の銃撃!

 

「話は終わった......行くぞお供達!銃には銃だ!」

 

 

機界鬼にカウンター銃撃!

 

「あ、赤いのが揃ったら急に強くなりやがった!?」

 

 

たまらず逃げる機界鬼。

 

「逃がさん!」

 

 

 

ヒトツ鬼を追っていた先は荒野へ......

 

 

そこには赤、青、黄、ピンクのメカっぽいのが!?

 

「もしかして......私達と同じような戦士がいるって!?」

 

 

続く......