『前回の......ゼンカイジャーは!?トジテンドとの最後の戦いに挑んだゼンカイジャーたち!ボッコワウス大王に勝利したと思ったら、なんと最後には神様が待ってたチュン!全てを賭けたじゃんけんぽい!の結果......介人は見事、全部の世界を解放したんだチュン!そして並行世界を旅するようになった介人たち......魔進戦隊キラメイジャーと焼き肉食べたり、トジテンドの残党と戦ったりして、大変だったチュンね?と、そんなこんながありまして、オイラたちは久々に、ゼンカイトピアに帰って来たんだチュン!』
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ゼンカイトピアのカラフルに戻って来た介人にジュランたち。
「ただいまゼンカーイ!」
「お帰りみんな!」
店の中には大量のカシワモチ?
「ヤツデと美都子の、カシワモチバンバン?」
「さてはカラフルの新しいメニューですね!?」
早速いただこうとすると、ヤツデ婆ちゃんに止められる......
「私達だって食べたくて仕方ないのを我慢してるんだから......!」
これは全部「カシワモチ王」へのお供えものだという......
マジーヌは我慢できずに食べてしまうが
「て、手が早くてすまぬ!」
「何て羨ましい......って、どうすんだよ!」
「吐きなさい!隠して!」
ーーー今日のカシワモチを取り立てに来てやったぞ!
店にカシワモチバッジを付けた武装集団がやって来る......
マジーヌにカシワモチを食べられたことがバレると
「貴様ら!?カシワモチ王様のカシワモチを!?粛清だ!!」
たちまち乱闘に!
「店で暴れるな!何してんだよ!」
何とか武装兵たちを店の外へ追い出すが......
介人は一瞬、変なイメージを受信して立ち止まる......
カラフルによく似た店で、知らない人たちが会話している場面......
更に店ののれんも「.....茶......ら」に......
なっていた気がするが、見間違いだった......?
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広場へ行くと、カシワモチ作りに駆り立てられる人々が......
「お前ら!ちゃんとレシピ通り作れよ!」
「カシワモチ王様に献上するカシワモチを!もっともっと作るのだ!」
「丁寧に作れよー!」
ーーー皆の者!
ーーー跪け!控えおろう!
「ヨホホイヨホホイヨホホイホイ♪俺は界賊、この世のカシワモチ全て俺のもの♪」
聞き覚えのある歌が......
「この世界のカシワモチは全て、このカシワモチ王......ゾックス・ゴールドツイカー様が牛耳った!」
王冠を被ったゾックスと、弟妹達が現れた!?
「お前ら!カシワモチが欲しいか!ゴールドツイカー一家に、忠誠を誓うか!?」
「「くれてやんぜ!!」」
跪く人々にカシワモチがばらまかれる......
「カシワモチ中毒ですよ!ゾックスさんもみんなも!」
「ってことは......またカシワモチワルド!?」
ーーーまたとはなんだカシワモチ?
いつか戦ったコイツ......
「トジテンドにもカシワモチワルドがいたかもしれんが、俺はドクターイオカル様によって作られたワルド軍団の一員!別人だカシワモチ!」
「ネタ被り、ありなんすね?」
「ネタ被りだと!?俺の作戦は、世界中の人々をカシワモチ中毒にするという、誰にも真似することができない作戦だカシワモチ!」
「んーと、それも二度目なんだわ......」
「でも前と違うのは......ゾックスちゃんと、双子ちゃんまでカシワモチ中毒になっちゃってるってこと!?」
「......奴ら、すごかったカシワモチ......」
カシワモチ中毒の人々をも抑え、あっという間に世界中のカシワモチを独占したゾックス達......
更に介人の家族を脅してレシピを手に入れた......
「俺が支配するつもりだったのに......気づけば、奴らが支配してたカシワモチ。」
「界賊のあんちゃん、カシワモチ欲しさに昔のワルに戻ったってことね?」
「でもそれも!カシワモチワルド倒せば元に戻る!」
ゼンカイジャーvsカシワモチワルド
以前戦った時とは違い、ゼンカイジャーフルメンバーで戦闘できるのはアドバンテージだったが......
「おい!ウチのカシワモチに手出してんじゃねーぞ?」
カシワモチ王ことゾックスも変身して乱入!
「全てのカシワモチはあたしらのもんなんだよ!」
どうやらカシワモチの中にはワルドも含まれている様子......
ゾックス相手に本気を出せず撤退する介人たち。
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「早くみんなのカシワモチ中毒、解いてあげたいけど......」
商店街まで逃げてきたところ、目の前に見覚えのある戦士が......
「父ちゃん?どうしてハカイザーの姿に?」
「ごめん介人......カシワモチのためなんだ......」
功博士もカシワモチ中毒になっており、「ゼンカイジャーを捕まえたらカシワモチあげる」とフリントらに吹き込まれた模様!?
襲い掛かってくる功......ハカイザーと、機動隊から逃げるゼンカイジャー!
「全力で確保!」
「捕まえたら、カシワモチ一生分もらえるぞ!」
何とかセッちゃんの並行世界ゲートで逃げるが......
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逃げた先はトジテンドのステイシーの部屋。
「そんなことになっていたのか......」
「はい。ゾックスさんたちとカシワモチワルド、更に市民の皆さんまで協力関係になっているので、ややこしくて......」
「その3勢力を引き離せば、勝機はある......まずは市民が、ゾックスに逆らうよう仕向けるのがいいか?」
「何だか、悪だくみっぽい......」
「流石、元暗黒王子......」
「関係ないだろ......普通の作戦だ。」
「こうなったら、正面対決するしかないか?」
介人の言う正面対決とは......
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介人がやって来たのはカシワモチトピア。
こちらのスーさんとも久々に出会う。
「カシワモチトピアにあるカシワモチ、全部教えて!」
「あるよ、お安い御用さ!」
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ブルーンはキノコトピアへ。
「キノコトピアにも、カシワモチはあるのですか?」
「あるよあるよ。お前さんのとことは、ちょっと違うかもしれないけどね?」
更にガオーンはターさんやサトシ、ポットデウスらとカシワモチ作り......
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カラフルでひたすらカシワモチを作るヤツデと美都子。
「基準値クリア......」
「カシワモチ......食べたいな......」
店に迫る怪しい影......
「マジちゃん......?」
「どうしようやっちゃん......捕まえたら私達も、カシワモチ貰えるかも!?」
(息子 孫と友人を差し出す。。)
「あああ!待つす待つす!カシワモチならここに!」
マジーヌが持ってきたのはコオリトピアのカシワモチ......
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追っ手を逆に捕まえるジュラン。
「あーそこのお二人さーん、お話がございまーす。まあ落ち着いて落ち着いて。」
差し出したのはオンガクトピアのカシワモチ......
「アンコと餅がすげえハーモニー奏でてて、舌鼓打っちゃうって評判よ?ぶっちゃけ、病みつきよ?」
「「......うまい!?」」
「でしょでしょ?」
介人やガオーンも「カシワモチトピアのカシワモチ」「バカンストピアのカシワモチ」をあちこちで配っていく......
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ゼンカイジャーの闇カシワモチは大評判に......
「カシワモチ王にビビッておこぼれ待つより、自分好みの闇カシワモチの方がいいかも......」
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今日も上納されたカシワモチを食うゾックス。
「??味が変わった......?」
王冠とマントを脱いで外へ......
「なあ兄貴、何がそんなに気になるんだ?」
「レシピ通りじゃねえカシワモチを収める奴がいるってことは、俺に従う気が薄れたってことだ......一体何があった?」
見つけたのは、スーさんに別世界のカシワモチを差し出す赤いの......
容赦なく発砲するカシワモチ王!
「見つかっちった!?」
「あー、闇カシワモチだ!!」
「「いーけないんだ!いけないんだ!」」
「この俺に逆らったらどうなるか......分かってるよな?」
「そう言われても俺は逆らっちゃうの......分かってるよな?」
ゼンカイジュランVSツーカイザー。
マジーヌ達も合流するが、オーレンジャーフォームに押される......
しかしあることに気づくゾックス。
「?介人が、いねえ......?」
(カシワモチ王になってても介人が一番?)
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その頃介人はクロコダイオーの中へ......
「どこだ!?カシワモチワルド!?」
現れたのはカシワモチワルド......ではなく、フリントから協力依頼を受けたハカイザー!
「悪いな介人......ゼンリョクでカシワモチ!」
「もう!大人しくしててよ!父ちゃんとは戦いたくないんだ!」
ステイシーザーが参戦しハカイザーを引き受ける......
「よろしくゼンカイ!」
「ステイシー、君に俺が倒せるのか?」
「倒す必要はない......僕の役目は、あなたの足止めだ!」
ステイシーザーVSハカイザー。
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「この漫画も、飽きたカシワモチ......」
くつろぐカシワモチワルド。
の前にゼンカイザーが!
「あー!見つけた!」
「な、何でここに!」
「全力で、探したんだよ!」
「た、助けてカシワモチ王!ハカイザー!......だ、誰も来ないカシワモチ......何でカシワモチ!?」
「みんな、好きな物は色々なんだ......カシワモチ一色に洗脳したって、統一しきれるもんじゃないんだよ!」