昨日のお詫びと、心の弱さを抱えきれない私について | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

まずはお詫びを。

 

 

昨日の記事で、

 

娘が アトピーの症状が出ていることで、登校渋りをし

 

「みっちゃん、病気ならともかくそれは…!」

 

と 話した、ということを 書き このようなコメントをいただきました。

 

 

 

 

実は、私もアトピーで もう30年以上 皮膚科に通っています。

 

今は 顔など、見えるところには症状が出ていませんが、乾燥や花粉で体にかゆみが出ている状態。

 

代替医療も併用しつつ、ずっと付き合っていかないといけない疾患なのでしょう。

 

 

ですので、本気で

 

「アトピーは病気ではない」

 

と思っているわけではありません。

 

アトピーをお持ちの方で 不快に思われた方がおられましたら、お詫び申し上げます。

 

 

ただ、もうひとつ申し上げたいことがあります。

 

ネットリテラシーについてです。

 

コメントの言葉が とても丁寧であることから、善意からであることも よくわかっているのですが、一応。
 

 

アトピーの子をお持ちのママさんたちには、わかっていただけるかと思いますが、

 

我が子が アトピーだったら、いろいろと調べ、試し、なんとかしようとするものです。

 

本当に 必死です。

 

「私のせいではないか?」

 

自分を責めて 泣くこともあったのではないでしょうか?

 

私もそのひとりです。

 

アトピーが免疫疾患であることを 知らない、アトピっ子のママは少ないでしょう。

 

 

ただ、私自身が 仕事が忙しかったりすると、どうしても 娘の気持ちに寄り添えないときがあります。

 

自分の不安を抱えきれずに、あふれてしまう。

 

昨日の記事は、そのことについて書きました。

 

 

私は、ひとりの母親として そういった負の感情についても、包み隠さず伝えることを 信念としています。

 

本名で活動していますから、そりゃ こわいですけどね。

 

私にとっては 曲げられないところなのです。

 

 

それと、話が横になりますが、

 

文章をわかりやすく書くコツのひとつは、 思い切って「端折る(はしょる)」ことです。

 

「私もアトピーなのですが…」

 

「アトピーが疾患であることは 存じていますが…」

 

人にうつす病気ではない、学校に行けないほどの症状は出ていない、という意味です」

 

「食べ物に関しては、かなり気を付けています。」

 

「あとで『みっちゃん、ごめんね。つらかったよね。』と 謝ったのですが…」

 

と いちいち 断りを入れていたら、文章が長く、重くなります。

 

すんごく読みにくい。

 

ですので、本筋以外のエピソードや説明は、省きました。

 

 

で。

 

そういった、背景を知らずに、

 

「お子さんの気持ちもわかってあげて」

 

「知らないかもしれませんが、アトピーは病気なんですよ」

 

と 見ず知らずの人に 投げかけるのは、どうでしょうか?

 

 

 

「教えてあげなくては!」

 

と 思ったのかもしれないし、

 

心を痛めたときの思い出がよみがえったのかもしれません。

 

 

それは お聞きしてみないとわからないことなのだけど、その

 

”心のうずき”

 

は 自分の中に収めておいた方が 良いかもしれません。

 

 

たとえば、カフェでコーヒー飲んでるとき 隣に座ってる人が

 

「うちの子 アトピーなんだけど、登校渋りで…」

 

と話しているのを聞いて、

 

「アトピーは 病気なんですよ!知らないかもしれないけど!」

 

と、突然 アドバイスをしたりしないですよね?

 

 

話しかけるとしても、

 

「今、お話が聞こえちゃって…。

 

 私の兄弟ももアトピーなんですよ。大変ですよね。」

 

と 相手の立場に立って対話しないと、いざこざになります。

 

 

つまり。

 

(善意であっても)言いたいことを 匿名で言い放つ、

 

というのは 日常生活ではありえないことなのですよね。
 

 

というわけでですね。(どういうわけだ?)

 

昨日の記事で伝えたいことの もうひとつ、


私の願いはこちらです。↓

 

 

どうか 不安や心配、焦りを 抱えきれなくなって 

 

心があふれてしまうママたちが、

 

責められない世の中になりますように。

 

心の弱さを 認め合える世の中になりますように。

 

 

ひとに罪悪感を与えないようにしたいけど、


与えてしまう自分も許そうよ、


ということ。



そして、のぞみさん。

 

批判するな、という 批判をしてしまって ごめんなさい。

 

善意からの言葉であることは よくわかりました。

 

娘の気持ちを思うと いたたまれなかったのでしょう、ありがとうございます。

 

お詫び申し上げるとともに、何か言いたいことがあれば どうぞ講座にいらしてください。


想像で 言葉を解釈し、決めつけないこと。

 

そこで 直接「対話」できるといいなあと思います。

 


 

和久田ミカの

 

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