叱るとき、子どもに 何が伝わっていますか? 1 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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昨日、娘と 買い物に行きました。

お母さんが 子どもを叱っている声が 聞こえてきます。

「あんたは、もう!
 そんなことをしたら、店員さんに 怒られるよ!
 もう、一人で 家に帰りなさい!」


子どもの肩を ドンッと 押しながら、怒鳴っています。

子どもは、それでも お母さんといたくて しがみつこうとしますが、
お母さんに 押されて、床に転びます。

泣きながらも 起き上がり、また お母さんに しがみつきます。


お子さんが 何をしたのかは わからなかったのですが、
見ていて 切なくなりました。


お子さんが お母さんの言葉から 受け取ったのは、おそらく

「悪いことをしちゃった。
 お母さん、とっても 怒ってる。

 こわい。一人になっちゃう。
 お母さん行かないで。」


こんな 感じかなあ、と 思いました。


お母さんは、やってはいけないことを 教えたくて 怒っているのだと思います。
でも、その 思いは 伝わっていないようです


どんなふうに伝えたら、子どもに 伝わるでしょう?


まずは、子どもに 共感することです。

子どもが 何かをするとき、たいてい 理由や目的があります。
良い・悪い ではなく、その思いに 共感するのです。


たとえば、

「このお菓子が 欲しくなっちゃったんだね。」

「お店が広くて 走りたくなちゃったんだね。」

というように、まず 気持ちに寄り添います。



共感することの よさは、子どもの心が開くことです。


共感することによって、
子どもに「ママがわかってくれた」という気持ちが生まれます。

すると、ママの言うことにも 耳を傾けよう という姿勢が 出てきます。



子どもを 叱ったとき、

「でも~…だって~…」

と 言い訳をするときは、十分に 聞いてみてください。



「あなたは、そう思ったんだね。」

と 肯定的に聞くことで、子どもの心が 開きます。

(聞いて 気持ちを 受け止めるだけですよ♪
 言いなりになる必要は ありません。)


心が開いていない子に、何を言っても 馬耳東風です。

まず、子どもの心の窓を 開けましょう。


もしも、うちの子は 私の話を聞いてくれない、と 感じているなら

ママ自身が 子どもの話を聞いていない、という 裏返しかもしれません。



つづく

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