スティーブ・ジョブズの娘が赤裸々に語った亡き父との愛憎劇「わたしは父を許しています」」 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 

はじめましての方へ

 

このブログは、母を殺すか自分が死ぬか  まで追い込まれたアラサーOLが、「毒親から解放されて自分らしく生きたい…」と書き始めたものです。

「幸せになるために」

 

その後、”親から解放され本当の自分を生きる3つのステップ” をふめば、誰でも本当の自分を取り戻すことができるとわかり、現在はセッションなどを通して具体的にお伝えしています

 

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ちょっと前に書いたこの記事、

→「レンタル母」って知っていますか?

の中に、

クーリエ・ジャポンにスティーブ・ジョブズと娘さんについて書かれていた

ということをちらっと書きました。

 

 

ちなみに、

クーリエ・ジャポンとはこういうメディア。

 

クーリエ・ジャポンは(株)講談社が運営する会員制ウェブメディアです(月額980円・税別)。

「ニューヨーク・タイムズ」「ル・モンド」「ガーディアン」など、世界中のメディアから厳選した記事に加え、既存のメディアがカバーしきれない編集部オリジナル記事を掲載しています。

海外と仕事をする機会が増えたいま、日本の報道だけに接していては世界の潮流を読み取ることはできません。

世界の出来事を海外のメディアはどう報じているのか、世界は日本をどう見ているのか、いま知っておくべきキーパーソンは──。

複雑にして日々変わりゆく世界を理解する“鍵”となる記事をお届けします。

海外メディアの多くは政治や経済だけでなく、アートやファッションなど文化的な話題についても大きく紙面を割いています。

ビジネスに関する情報だけでなく、日々の暮らしをより楽しむための話題が充実しているのが特徴的です。

クーリエ・ジャポンも仕事に役立つ話だけでなく、海外のビジネス相手と雑談も楽しめるような、幅広いトピックの記事を掲載しています。

《クーリエ・ジャポンとは》 より引用

 

 

 

"「回顧録」が全米で話題沸騰

スティーブ・ジョブズの娘が赤裸々に綴った亡き父との愛憎劇"

 

というタイトルで、

 

カリスマ的な起業家が、父親としてはいかに破綻していたかを暴いたスティーブ・ジョブスの娘の回顧録が、全米で大きな話題になっている。

本書を執筆した動機や父に対する複雑な愛情について、著者のリサ・ブレナン=ジョブズ本人が米紙「ニューヨーク・タイムズ」に語った。

 

という文章からはじまる記事です。

 

image

 

わたしは、ウォルター・アイザックソン著「スティーブ・ジョブズ」もリサ・ブレナン=ジョブズ著「スモールフライ」も読んではいないのだけど、このクーリエ・ジャポンの記事を読んで思ったのは、

 

一人の男性について書くだけでも、娘から見えるもの、その他の家族から見えるもの、と様々な見方があって、

 

その分様々な表現があって、

 

どの角度から見るかによって、一人の男性の印象が変わるんだろうなぁ ということ。

 

 

 

起業家として見たら、ものすごいカリスマ性を持ち、大成功をおさめた人として見えると思うのですが、元妻からみたら?今の奥さんからみたら?

 

 

娘である、リサからみたら?

 

 

その他の子どもたちからみたら?

 

 

社員から見たら?

 

 

ファンから見たら?

 

 

本人にしかわからない真実は、やっぱり本人の中にしかないものだなとわたしは思うし、

外から見て書かれたもの、言われたことが、真実かどうかなんてわからないな ということ。

 

 

人の数だけ、見方、受け取り方があり、

見方、受け取り方がある分だけ、

感じるものがあるのだから。

 

 

「だったら、わたしはどう受け取る?」

それを意識して、受け取り方さえも情報の取り方も、自分で舵取りをしたい。

 

 

 

 

 

この記事を読んでいると、ジョブズはひどい父親にも見えてきます。

 

 

でも、娘であるリサは、

「わたしは父を許しています」

「父は唯一の大切な存在であり、彼とともに過ごした時間は大きな喜びでした」

といっている。

 

 

「完了しているんだね」

って、なんだかうれしく思っちゃうのだけど、

 

彼女のこのセリフにわたしが惹かれるのは多分、

 

母親のことが憎すぎて殺しそうだった時期を越えて、今では母への恨みつらみもなく自分を生きれるようになったからこそ見えた景色があったからだと思う。

 

 

”母との関係にわだかまりを持つ自分自身”

と、

”自分自身”

が折り合いをつけれた2015年があったからだと思う。

 

 

”母との戦い”

ではなく、

”自分との戦い”

だと気づいて2年が経ったあの日、終結を迎えられたからだと思う。

 

 

”母との戦い”をしていたら、未だわたしは憎悪に苦しんでいたはず。

 

 

 

 

 

この記事、母との戦いをして悩んでいたときのわたしが読んでいたら、どう思うのだろうなぁ。

 

 

どこに反応するのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

もう1つ、わたしの中で印象に残った部分があって、それは、

 

 

「どんなに恐ろしいものを親から受け継いでも、人はそれと対峙して克服しなければなりません。

そのとき初めて、自由になれるんです

 

というところ。

 

 

二行目、ぐっときたなぁ。

 

 

 

”克服” という言葉は、わかりやすいので使うこともありますが、

この言葉は悩んでいる人にとっては少し重くのしかかることもあるのであまり好きではなく、リサの言葉をわたし流に勝手に書き換えさせてもらい、今悩んでいる人に届けたい言葉にアレンジさせていただくと、

 

 

「どんなに嫌だと感じる部分を親から受け継いでいたとしても、

どんなに許せない気持ちが親にあったとしても、

あの人と似ている自分が嫌だ と感じたとしても、

 

そう "感じる" 自分自身

を否定なんてすることはない。

 

嫌だと思っている

許せない気持ちがある

とただ、自分の内側をみて、一緒にいてあげるだけでいい。

 

なんとかしない。

 

 

それを繰り返していくと自分の中にあるものをそのまま認めていくことになるから、自分を肯定できる割合が高まっていく。

 

それが高まっていって初めて、自由になるのを感じられる。

 

 

それは、このわたしでよかったんだ と思えたとき…

 

静かな感動とともに、親への思いをも浄化されていくのを感じるだろう。

 

そしてこう思うんだ、あの親でよかったんだな と」

 

 

みたいな感じです。

 

 

 

 

 

つい、

”何が正しい、何が間違ってる”

としがちだけど、

常に自分はどう在りたいのか、どの部分から情報を得るのか意識したい

と思う、とても興味深い記事でした。

 

 

 

 

 

親子というのはこじれやすく、

簡単に切れないからややこしくもなる。

 

 

大切なのは、

自分はどう生きたいのか、どう在りたいのか。

 

 

そのために、

親のことをこう感じる自分と、どう折り合いをつけるか

これに限るとわたしは思います。

 

 

親をどうこうじゃない、

やっぱり常に

”自分はどう生きるか”

だね。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

▼著書「ワタシの母は、毒親でした。〜アダルトチルドレンの娘と過保護で過干渉な母の6年間戦争〜」

元恋人からのDV、母への殺意、絶縁、結婚…どう自分を回復させたのかをつづっています。

※オンラインでのみ購入ができます(書店さんでは購入できません)

 
 

 

 

 

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