才能に気づくには?①言われ続けた言葉「お前は何もできないね」 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 

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母娘関係研究所 

加藤なほ です。

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先日、第二の母としたわせていただいている ゆうこりん と食事をした日にあることを伝えていただいたのですが、
 
「わたしの中では普通だけど、
これってみんなそうではない!?
これ、わたしの才能!?」
 
と思ったことがあったんです。
 
 
 
これって、
自分の中の受け取る力が育ってないと、
「これ、わたしの才能かも」
って気づくことすらできない
と思ったんです。
 
 
 
そう、人からずっと言われていることなのに、自分の魅力を伝えてもらっているのに、受け取る力がないと、気づかぬうちにスルーしている可能性がある。
 
 
 
 
この結論たどり着くまで長くなりますが(笑)、わたしの過去のことを書きながらこのことについてシェアさせてください
 
 
 
そして、あなたについて見つめることができるワークをこの記事のラストに今日はつけたので、よかったらやってみてくださいね。
 
 
仕事経歴の話になるのですが、
わたしにとって、
 
アメブロで思いや考えを発信し、
サービスをつくり込み、
それを告知し、集客し、提供する
全部自分の責任
その上で全部自分の自由
全部自分次第で決まる
 
というこの仕事は、大学を出てから数えたら4つ目の仕事。
 
 
5年以上この仕事をしていることになり、一番続いているのがこの仕事でということになります。
 
 
仕事って楽しいんだ!!
ずっと考えてられる!!
没頭できる!好きすぎる!
趣味だこれは!!!
(楽しすぎてがんばってる感覚もなくなる という意味)
 
 
 
「一生この仕事をしていたいんです。
60代になったらこれをやりたくて、そこに向かって今こうしているというのもあるのだけど。
 
働き方の軸はコレで、
スタンスはこれ、
やるべき使命はこれです。
 
で、60代でこれをやりたい と。
 
そこに向かうまでにこうなって、
あ、お葬式はこんなふうにしてもらいたいので、こんなふうに生きていく。
 
で、あっちに(死後の世界)還ります」
 
と最近は周りの人にプランを豪語するほど。
 
 
 
こんな自分を、
 
人間関係がうまくいかないこともあって、頻繁に転職をし、お金のために、生きていくために働いていた5年前のわたしが見たら、 
 
驚いてひっくり返ると思います。
 
 
人生540度変わってるじゃん!!
って。
 
このブログの最初の方を読んでいただいた方はわかると思うのですが、わたしは本当に自分を生きていませんでした。
 
 
いつもどこか母のいいなり、親の敷いたレール、社会の中で王道?とされたようなレールに乗って生きていて、
 
就職や転職の際には
"何がしたいんだろう…"
って考えたけれど、深く人生を考えたことはなかったのだと思います。
 
 
諦めていたんだと思う。
 
 
人生こういうもの
これがふつう
って。
 
 
考えたつもりなっていただけで、自分の深淵、本当の本音に触れようとしなかったんだと思う。
 
 
自分を生きていなすぎて、自分の感情に鈍くなりすぎて、親の言うこと、世間でよしとされることに流されていたから。
 
 
答えは自分の中にしかないのに、自分で考え、自分で決める力が育っていなかったから、外ばかりに正解を求め、
「これはあってる?
これは正しい?」
と誰かや何かに決めてもらう生き方をしてきました。
 
 
 
自信がないからプライドばっか高くて、弱いところを隠すために強がって生きてきたしょぼしょぼ娘は、
 
"できること"
ばかりを探して仕事を選ぶ
というスタンス。
 
 
"やりたい!!"
が基準ではなく、転職活動をするにはその都度書かなきゃいけない履歴書を前にいつもため息。
 
 
基準は100%過去の自分、
未来に希望をもてなかったから。
 
 
そして過去をみては、
「わたしにできることって何にもない。
アピールポイントもないし、何書いたらいいんだろう…」
って参考例をネットで探して、パクる…
 
 
気持ちの入らない履歴書、
パッとしない履歴書の出来上がり…
 
 
 
それは、
転職活動だけじゃなかった。
 
 
ピアノのレッスンは弾ける曲を弾いているのが好きで、弾けない曲を弾くのは嫌。
 
最初は弾けないところからのスタートなのだけど…
 
 
ダンスをやってみたかったから、いろんなところに体験に行ったけれど、できる子たちをみてはすぐにやめた。
 
 
できない自分を見たくなかった。
そんな自分はダサいと思ってた。
できることだけしていたい。
 
 
できないわたしはダメなんだ
という自分の中にあるこの気持ちを、
直視する勇気、ありのままの自分を認める勇気がなかった。
 
 
だから、できる自分だけ見てたかった…
 
 
できないと感じている自分を"見た上"で
できる自分を見る
のと、
できないと感じている自分を"見ず"して
できる自分だけ見ている
のとではもう、人生は全然違うのです。
 
「ほんと、お前は何もできない」
 
家の中はピカピカ、家事は完璧、何でもそつなくちゃきちゃきできる祖母に怒られるたびに、わたしが小さい頃から言われ続けてきた言葉。
 
 
 
「わたしは何もできない…」
 
わたしの中にしっかりとこびりついたセルフイメージ、常に鳴り響いていた言葉。
 
 
 
 
 
本当にこのままの人生だった。
 
 
"何かができなきゃ価値がない"
"できなきゃいけない!!"
と思い込んで生きてきた。
 
 
できなきゃいけないから、
"人より秀でなけれならない"
みたいなのがやはりついてくる。
 
 
だから、比較の世界に身を置くことになるし、そこからぬけられない、誰かと無意識にいつも戦うループにいつもハマる。
 
 
自分よりできない人がいるとどこか安心し、そして自分よりできる人がいると落ち込み、勝てる場所に行きたくなって消えたくなる。
 
 
負ける自分を認められない、
勝つことが全て…
 
 
 
それは苦しかっただろうよ 涙
よくがんばったね 涙
 
 
 
 
 
こんなんじゃダメだ!
もっとがんばらないといけない!!
できないのはダメ!!
何でもできなくては!
 
って責め立てる自分が頭の中にいつもいて、毒親育ち、アダルトチルドレンって気づいたときも、
克服しないといけない!!
このわたしじゃダメだ!!
ってどんどん自分を責めた。
 
 
これが諸悪の根源だとも知らずに、どんどんわたしは落ちていったのだけど、心療内科にいったりするのだけど、
 
自分を責めてることすら気づかないくらいに自分いじめが定着化してたし、もうデフォルトだったんだよね。
 
 
どれだけ
"自分はダメだ"
って思っていたんだろう 涙
 
 
 
 
 
 
 
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WORK
 
①あなたは親や身近な人に、どんな言葉を言われてきましたか?
 
②あなたの中で、常に鳴らしている言葉はありますか?それはどんな言葉?誰に言われた言葉ですか?
 
③それらはあなたの人生にどんな影響を与えていると思いますか?
 
例 〜なときに、◯◯な影響をわたしに与えてくるかも…
 
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