魔法(ロケットランチャー)はない。ベレッタとナイフで確実に。 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 
《15日の東京でのイベント》に続き、先週末は名古屋にてイベントを開催させていただきました。
 
 
 
 
 
 
名古屋はわたしのホーム。
 
 
久しぶりの方も
いつもお世話になっている方もいて
 
妊娠や結婚、
新しいスタート
最近あったいいこと
の報告がすごーくあふれた日でした
 
 
そんな中、元生徒さんであり、
《選靴と調靴 YELLOW BRICK ROAD》主宰の森田あすかちゃんがとても印象的なことを話していたので、このブログでもシェアさせてください。
 
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緑の服があすかちゃん
 
 
 
わたしの記憶なので、細かい言い回しはちょっと違うかもしれませんが、
 
"(前は)すぐに変われるような魔法を求めていたと思うけれど、そんなのはなかった。
 
コツコツとやっていくのが効果がある"
 
というようなことを話していて、わたしは心の底から同感しました。
 
 
会場にいた他のみなさんも
「ウンウン」
といってめっちゃうなづいていました。
 
 
仕事もそう、
起業だってそう、
結婚生活や恋愛関係や親子関係だって、
劇的によくなる魔法なんてなく、
 
思いを持って、コツコツコツコツとよくなるよう努力する。
 
 
みんな、この一言に尽きるのでは?とわたしは思うから。


 
短期で結果を出そうとするのは悪いことじゃないし、できれば早く成果や結果が欲しいと思ってしまうけれど、持久力も必要。
 
 
特に人間関係はね。
 
あすかちゃん、笑顔がかわいい♡
 
 
 
「もうどうしたらいいかわからない…
誰か助けて…」
と落ち込んでいくと、
 
孤独感、闇に落ちたような気持ち、
出口なんて見えないような感覚になる。
 
 

どうしたらこの感覚から抜け出せるのか、
どうしたら幸せになれるのか、
わからなくてわからなくて、本を読んだりだれかのブログを読んだり。
 

 
それでも現実が変わらないと、
 
塞ぎ込んだりしてしまう日々が続いたり、
 
ふとしたときに泣きたい気持ちや不安や心配が大きな闇となって覆いかぶさってきたり、
 
「こんな自分を消してしまいたい」
という気持ちになったりすることも。
 
 
 
自分がどうしていきているのかもわからず、心にぽっかりと穴が空いたような感覚になり、
 
その穴を ”依存” というもので無意識に埋めようとして、そしてまたそんな自分に苦しくもなったりする。
 
 
 
 
 
そんなとき、つい
 
「わたしを変えてくれる人はいないだろうか…」
 
「誰かわたしを救って…」
 
というすがるような思いがわいたりする・・・
 
 


 
読者のみなさんの中にも、そんな気持ちになったことがある方もいるかもしれません。
 
 
もしくは、今そんな気持ちでいる方もいるかもしれません。
 
 
精神的に未熟でもろいわたしには、そんな日々ばかりでした。
 
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あすかちゃんの言葉じゃないけれど、
 
弱っているときというのは、
 
”効果てき面な方法はないの!?”
と思ってしまい、
 
何だろう、必殺技!?みたいなのを人は求める。
 
 
 
バイオハザートでいう、
無敵なロケットランチャーみたいなやつを
 
(ロケットランチャー:リロードしなくても球は無限大にでる武器
せこいわたしは、中学時代にタイラントを倒して全クリした友人のメモリーカードを借りて、最初からロケットランチャー使ってタイラント倒すまで行ったセッコいやつです… 先日、PS4の最新のバイオハザートをやる機会に恵まれたのでゲームネタで失礼します)
 
 
こんなんをつい欲しがる↑

 

大体おはなし会のラストで言っているけど、そんなんわたしは持ってない。
 
みなさんがみなさんの力をつけていく”攻略本”は持ってるよ!わたし自身の実体験が何よりの財産!!
 
 
 
仕事をしていると、
「そんなことやって意味あるの!?」
って顔をしながら、
 
「で、何をしたらいいのですか?」
「それやって意味あるの?」
 
みたいなことを聞かれることもあるけれど、はっきり言っちゃうとそういう人ってなかなか現実が変わっていかなくて。
 
 
じゃあどんな人が変わっていくかというと、とりあえずやってみる人だなって思う。
 
 
そういう人は、
「とりあえずやってみよう」
と、自分を多かれ少なかれ信じ始めている証拠だから、もうこの時点ですでに自分らしく動き始めているんだよね。
 
 
で、やってみると

疑問が湧いたり、
気づきが起きたり、
行き詰まったりして苦しくなる
 
という何かが必ず起こるから、
 
そこでまた質問して新しい方法を試したりと自分になりに検証を重ねていくという ”続ける” という力がある人が伸びていくなぁって思います。
 

 
ひと山越える前にダウンしちゃったり、やっぱりわたしは無理なんだって諦めちゃう人が結構多くて、本当に勿体無いなぁって思う。
 
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みんな、自分で自分の力をつけていったキラキラ
 
 
 
最初からロケットランチャーでせこいことしたわたしは、タイラントを倒したときうれしかったのは確かだった。


けど、
感動うっす!
って感じだった。



ま、当たり前だよね。
 
 
先日始めてやったPS4の美しさに感動しながら、
 
「21年経って恐怖度を感じさせる制度上がりすぎだよ・・・マジでちびりそうになるくらい腕上げすぎです泣」

とならざるを得ないバイオハザードを製作されたスタッフの方々、技術に感動と感謝を覚えつつも、
 
最初の武器のない、腕を構えて ”防御” しかできない最初のシーンでもうもうもうマジで怖かったし、
「この先すぐに死ぬわ〜わたし」
と思ったよ。
 
 
だって、
自分の力のなさ、
自分が一番知ってるもん
 

 
ベレッタ(銃の名前)とナイフから始まる、あの初期のバイオハザード時代から
力を積んでロケットランチャー手に入れたわたしじゃないもん。
 
 
ベレッタ ってこんなやつ



友人にもらった魔法のロケットランチャーでどかんどかんあちこち打ちまくって、何十時間もかけてタイラントの前までたどり着いただけ。
 
(何度もうちゃー当たるし、「打ちまくっても球は無限大〜♫」とか言いながらやってた)
 

今や魔法がないわたしは、最初からもう太刀打ちできない。
 
 
わたしはその友人(のメモリーカード というか無敵の武器)がいないと、バイオハザードはクリアできない。
 
 
その友人、
メモリーカード、
ロケットランチャーへの依存、
自力では無理…
という自分の力のなさ。


ちーん。
 
(なんとなく書いたロケットランチャーネタから、依存の例えになんかうまくまとまった!!

ケルベロスやタイラントの写真も貼りたかったけど、かわいくてかよわい女子の読者たちをビビらせるのは嫌だからやめといたよ!!)
 
 
 
 
 
 
 
これはゲームの話だけどさ、
やっぱり人生はゲームとは違う。
 

自分の力で切り開かねばならない。

 
ゲーム感覚で宇宙目線で見て、優雅にきりひらけるようになりたいけど、わたしはまだまだ現実にに踊らされてる未熟な存在。
 
 
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ってなったら、ゲームならポーズボタンおしゃーいいけど、現実は待ってくれないし、時はどんどん進んでいく。
 
 
だってここは三次元。
 
 
そして、リセットボタンもない。
 
 
だとすると

だ。


それぞれのペースであれど、
子どもの頃のように、 
”できた” という喜びを感じながら、
 
(ゾンビ倒せた!
ケルベロス倒せたー!

足し算できた、
筆算できた

というように順を追って ”できる” を増やし、自信をつけ、また挑む)
 
 
自分の器に見合った時折訪れるハプニングに立ち向かい、
 
その中でまた力をつけ、
 
その喜びを感じ、自分に感動し、成長を実感するというこの上ない幸せと充実感を味わう。
 
 
そして、
また次なるハプニングが起きても、
「この前自力で越えたたから、もう大丈夫かも・・・」
と立ち向かっていくことできる、勇気を出せる自分になっていく。
 
 

そんな流れに乗ったほうが、
生きがいもやりがいも感じるし、

うー、わたしはわたしでよかった!
という感覚も持っていけるから、結果幸せなんだよね。
 
 
わたしはこの生き方をおすすめするために、この仕事をしています。
 
 
 
だから、
あすかちゃんのいうような、
 
"すぐに変われるような魔法はない。
コツコツと(自分の力で)やっていくのが最も確実で効果がある"
 
とわたしは思うし、《おはなし会》《セッション》でもお伝えしています。
 
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厳密にいうと、
 
 
きっかけがあれば 
”わぁ!世界が変わった!!” 
という感覚を得ることはできる。
 
 
けれど、
あなたの根本は簡単には変わらない。
 
 
なぜなら、
恒常性という機能がわたしたちにはあり、
そもそも簡単に買われないようにできているから。
 
(習慣はなかなか変えられない。
やめたいくせにやめられない というようなこと)
 
 
日々、自分の考え方、捉え方を見つめる意識を持ち続けなければならず、
考え方、捉え方を自分で見つめていけば、
いくらだって、いつからだって、
自分はどんどん変えることができる!
 
 
という感じだとわたしは思っていますsmileキラキラ
 
 
それを、
今は講座ではなく、お一人お一人の自転車の補助輪になるべく、
マンツーマンの形でしっかりとサポートをさせていただいている次第です。
 
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いきなり大きな山を登らない!!!
 
 
そして、魔法はないことをわかっておく!!!
 
(ACは完璧主義も多いし、自己肯定が難しく感じる方が多いから、いきなり高いところを目指す人も多くて、それがあなたを自滅させていることに気づこう)
 
 
コツコツ積み重ねていくのは誰だってできること。
 
 
コツコツがんばったから歩けたり、箸持って食べれてんだから。
 
 
コツコツできないのだとしたら、コツコツできない理由が何かあることを探ること。
 
 
今日も明日もコツコツと
一緒に積み重ねていきましょうsmileキラキラ
 
 
 
二人三脚でコツコツ力をつけていく、《こちらのメニュー》ですが、昨日を持ちまして締め切らせていただきました。
エントリーくださったみなさま、ありがとうございました♡
こちらのコースですが、ブログでの一般募集はしばらく予定しておりません。
またお時間等余裕ができましたら、募集させていただきます。
 
 
 
 
 
 
 
余談ですが、
わたしのピンヒールからコンバースまで、あらゆる靴をわたしの足に会うよう調節してくれ、
 
「このブランドの靴だったら、なほさんの足も合うと思うよ〜!」
という情報をくれたり、
 
 
この日のわたしの立ち方や歩き方をみてくれていて、あとでこっそりと心配してくれたり、アドバイスしてくれるあすかちゃんのサービスは本当にオススメで。
 
 
 
あなたの足にぴったりな靴を知れるから、靴選びがラクになるし、靴を買うときの基準が掴めるだけでなく、足から自分のことを知ることもできる。
 
 
わたしの場合、いかに足(体)を粗末にしてきたか本当によくわかったし、
 
年明けに、とある自分の体のコンプレックスを突然のタイミングで受け容れられ、感動しすぎて自宅玄関でブーツ抱えて号泣したのだけど、
 
その悩みも、あすかちゃんと出会ってなかったら、今だにコンプレックスとして小さくだけどズルズルと長く悩みつづけてたはず…
 
 
靴が合わないと歩き方も姿勢もおかしくなって、女性として美しくなくなるから、ぜひ女性のみなさんは彼女に会ってみてね。
 
 
 
すごく丁寧に話を聞いて、すごく足のこと考えてくれるのだけど、こんなにわたしの足のこと思ってくれる人他にマジでおらんもんね!!
 
 
 
 
 
 
 HahaCoLabo

(ハハコラボ)

母娘関係研究所

代表  加藤 なほ