いつからだろう、
会社と家の往復が普通じゃなくなったのは。
生きていくため
生活のためだけに仕事して
駅までの帰り道にある高島屋になんとなくよって
今思えばだけど
”心から欲しい”
ではなく、
なんとなく
とか
安いから
とか
安かったから
とか
いつものお店だから入りやすいし
とかいう理由で、
服や文具、コスメを買っていた日々から抜けたのは。
本当に本当に欲しいもの
本当は身につけてみたかったもの
ちょっぴり試してみたかったもの
心の底では入ってみたかった憧れのお店…
自分の気持ちがわかってきてから、
たんまりたんまり出てきた。
ここは、
日本だけでなく世界のステキなものが集まる、ステキな場所。
それなのに、
「わたしにはどーせ似合わないし」
「それはこういう人が身につけるもので
わたしなんかが…」
「あのお店はこういう人が行くものだし」
とナゾの理由をつけては避けたり
謎の理由でジャッジして批判したり。
体験したこともないくせにえらそうに
知りもしないくせに知ったかぶって
いろんな背景を知ろうともせずに決めつけて…
なんて恥ずかしい、小さな人間だったんだろう…
”安心安全
いつもと同じもの
いつもと同じ店
これが普通
そうこれがわたし
どうせわたしはこんなもの
チャレンジしない
無難”
だってそれなら、
いつもと同じだから傷つかないし、
失敗もない、
後悔もしなくても済む。
…なんとつまらない人生だろう
本当はもっとワクワクしたくて
喜んだり感動したり泣いたりして
生きてる！
って感じたかったのに。
そんなふうに、
巧妙に自分を騙してることすら気付かず、
”当たり前”
という偽りをつくっては
自分を偽りへとさらに染めていく。
そして、
「行くとお金使うし、
行くのやめよ…」
となってはまた行き、
本当に欲しくもないものを無意識に妥協して買う。
そして、
またいくのをやめるという謎のループにはまる。
心が満たされてないから、
無駄にお金も飛んで行く。
欲しいものも好きなものもわからないから、
何を買っても心の底からは満たされない。
だからまた、
何かを買う…
そこは、
ステキなものが集まる、
ステキな場所
ではなく、
わたしにものを売りつける場所
と、
心のどこかで思っていた、
解釈付けていたことに気づいたのは
数年前のこと。
憧れの場所を嫌ってしまったりするこの心理…
今でもたまにやるね、
人にも、
ものにもね…
ここは、
今のわたしにとって、
世界の
日本の
ステキなものが集まるステキな場所。
ネットでも買えるような時代に、
たくさんの人がたくさんのステキなものを1箇所に集めてくれている、
ステキでありがたく、ワクワクする場所。
わたしが本当に好きなものは何？
わたしが本当に欲しいものは何？
わたしに未体験を体験させてくれるものはどれだろう！
そんな感情を体験できる場所。
「名古屋駅に大きなビルが立つんだって！
なんか、夜景が見えるらしいよ！」
「高島屋ってやつらしい！」
「どの服のブランドが入るの！？」
って10代の頃騒いでは、
お金がないときは地下のお惣菜売り場にいって、視覚と嗅覚でお腹を満たす場所で、
「ここに入ってるブランドの服、
悩まずに変えたらな…
買える日が来るのかなぁ？」
って悩んだりもしたこの場所は、
あれから15年ほど経って34のわたしにとって、だいすきなステキな場所
２月最後の今日は
髪を切って
だいすきな高島屋をふらつき
夜はだいすきな先生の講座を通して出会ったステキな年上の方々との学びの時間を過ごさせていただいてきました
(一番年下であろう世間知らずなわたしを、やさしくあたたかく迎え入れてくださるみなさん)
神様、
あの頃、
生きていくため
生活のためだけに(イヤイヤ)働いていた娘は、
大きな悩みにぶち当たり、とんでもない怒りや殺意に見舞われ苦しんだことで、
心理学、
自己啓発、
哲学と出会え、
それらを教えてくださるたくさんの先生方と出会え、
それらをともに学ぶたくさんのステキな仲間に出会え、
人と関わることの楽しさを少しずつ体験し、自分を表現することを少しずつ培い、
悩みを魅力へと変え仕事とし、
使命、天職に出会え、
こうして人の夢を本気で応援する関わりに参加させてもらいながら、気づき、学び、成長する機会をいただき続けています。
およそ8年で、ここには書けないこともたくさんありすぎるくらいの変化です。
人生って本当にわからないものです。
だからあなたも
1年後どうなってるかわからないですね。
30歳を迎えたあの日、
「もうこんな人生なんて嫌だ！
わたしは幸せになる！」
と泣いて宣言した自分に感謝するとともに、
関わってくれたたくさんの人の存在、
指導してくれた恩師たち、先輩方、
仲間、友人、
そして家族に、
改めて感謝します。
そのお礼は、
わたしの使命のもと、
今見直している理念のもと、
人の力になるべく仕事をがんばり、
この国に恩返しすべく稼いでたくさん税金を納めること、
そしてお世話になった八事日赤にあれにああ書いて◯◯すること、
それらが日本の未来、世界平和へとつながると信じること。
そう思った春の香りを乗せた突風の吹く夜道。
明日から三月。
二月を完了させ、
明日はしっかりと三月をどう過ごすかをプランニングします。
桜の季節まであと少し。
冬が終わり、
春が来るよ。
▼まもなく大阪〆切です
