「悪くない」というゼロベース | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」



HahaCoLabo(ハハコラボ)

母娘関係研究所

加藤なほです。

 

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月曜のお昼、みなさんいかがお過ごしですか?


今日の名古屋は青空が広がっています。


いいお天気で、とても気持ちがいいです。



わたしは今、
2年前に陶芸作家さんから買った
一番のお気に入りのカップとソーサーに

とびきり心を込めてコーヒーを淹れて
青空を見ながらいただいています。


《こちらの記事》の最後にご紹介した、わたしの人生の師、永松茂久先生の本を片手に。

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記事にするまでもうちょっと待っててね。


みなさんはランチタイムでしょうか?

 



今日はわたしごとになってしまいますが…


かつてわたしは、月曜が来るのがイヤイヤでイヤでイヤででたまらず…


というか、

休みが不定期で連休なんてめったにとれない会社に勤めていたことがあり、

その会社に勤めていたときの休みの日の夜は、いつもサザエさん症候群でした 泣



夫とまだ結婚する前、
絶縁もする前、

少ない日曜のデート、
彼(現夫)の一人暮らしの家に行っては、
サザエさんのエンディングが聞こえてくると


「もうイヤだ…

あんな家に帰りたくない…

(過保護・過干渉の母が待ってるし、彼との交際をよく思ってくれなくてすごくイヤだった)

仕事ももう行きたくない…」


と暗い気持ちになりながら、名古屋から1時間かかる田舎へと、赤い私鉄に乗って帰っていて。



名古屋駅まで送ってくれる彼につい無意識に、


「あー仕事やだ…
明日も会社、行きたくない。
〜さんがいやだ…」 


とうっかり口にしてしまうことも多く、
その都度彼に言われてたのは、


「そういうこと言うから、
ますます仕事がイヤになるんだよ。

それに、
こっちも気分が悪くなるよ」


という言葉。





ちーん…





彼は当時仕事がうまくいっていたから、
わたしの暗くて重い発言はそれはそれはイヤだったろうなぁ と今ならわかるけれど、当時はすごく苦しかった〜!

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パートナーって不思議なもので、
山と谷が交互に来ません??


相手がいいとき、こっちどん底とか、その逆とか。


おもしろいよね。
(たまにつらいけど)  


だから、
”パートナー” してるんだろうね。





この空の下、かつてのわたしと同じような気持ちの人もいるかもしれない… なんて思って書いています。

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休みたいけど、
休んじゃいけない…
と思ってがんばっちゃう人…


休めても、
なんだか家事とか何かせかせかしてしまって、なんのための休みかもわからなくなっちゃう人…


なんだかわからないけど泣けてくる、
ときおり消えたくなる思いがやってくる人…


わたしもそうでした。





「リラックスってなんだっけ?
どうやってするの!?
安心感って何??」

と悩んだことも…泣

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そんなときも、あった。


そんなときも、ある。




 
そんな気持ちを否定せず、
あることにしてあげたらいいのだけど、
当時はそんなこと知らなくてね。
  


どう心を扱ったらいいのかなんてわからなくて、いつもなんだか満たされてなかった。


何を感じてるのかすら
多分、よくわかってなかったと思う。



だから…、



いつも自分を探してた!

今もブレるから、たまに探してる 笑

 



ふらっと本屋に行って、
お金がないからめったに本は変えなくて
立ち読みしては本たちに救われ、  


ケイコとマナブを読んでは、
手が出せる体験レッスンを渡り歩いて自分の好きなことを探してみたり、


親友に会いに行ってはぐだぐだ愚痴を聞いてもらったり、

(よく聞いてくれてたなと感謝しかない 涙)


でも満たされず、変わりばえしない日々を憂いて、日々を悲観的に生きてた。


だって
どうせ
でも
オンパレード、口癖口癖 笑







わたしが変われたそのきっかけは、
やっぱりこの本
「毒になる親」
なんだよね。

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…母親に殺意を抱いて、
殺しそうにもなって、

そんな自分が恐ろしくて怖くて
勇気を出して絶縁もしたけれど、

わたしは、
この本に出会って変われました。



自分をどうにかしたくて、たくさんの人に会いに行き、刺激を受け、学びを得、自分を変えようと努力し始めたのは、この本に出会った後。

(動き出すまでにまた数年かかるのだけど…)





今だから言えるけれど、

”毒親育ち” 
”毒親”

って気づくことは悪いことじゃなくて、
すごくいいことだって、わたしは思っているの。



だからと言って、
誰かに対して
「あなたも毒親育ちよ!」「あなた毒親よ!」
とかいうのはしないようにしたいよね

自分がどう思うかが大切なことであり、
他人の気づきを奪ったり、押し付けたりするのは、
ときとして相手は、
批判された否定された
と感じるときもあるし、
そもそもわたしたちはその痛みをよく知っているものね





でもね、

毒親育ちかも
毒親かも

って気づくと、


そこで、


誰かが悪い

(親を敵にする とか 自分いけなかったって自分を責めたり)

ってしちゃうんだ。



これはすごいわかる。



でもそれって、
実は辛くなるんだ。





母を敵に仕立て上げ、
もしくは、自分がダメな親なんだと自分を敵に仕立て上げてしまう。



殺意を抱いたわたしが今だから言えることなのだけど、
  

本当にそれは、
辛くなるんだ。


自分を追い詰めるから。



だから、
”誰も悪くない”
に立てるとすごくいい。



でもそれは、
とても難しくもあるんだ。


(パラドックスじゃん!って思う方もいるかもしれないけど、そういう方は ”この世はパラドックスかも” を受け容れるとラクになるよ)





じゃあどうしたらいいのさ!?

ってことだけど、

”誰も悪くない”

というゼロベースのところにまず自分を立たせるために、

安心安全な場で気持ちを出す
わかってもらう

そうすることで、

自分を受け容れること なんだ。



それを繰り返すと、自然とゼロベースに立てる。





あなたを重たくしている、

過去
しがらみ
劣等感
罪悪感
コンプレックス

といったようなおもりが減るからね。


お守りを減らしてからだと、
夢ややりたいことへと向かっていきやすいんだ。


だから、
おもりをとってくれる
あなたにとっての安心安全な場を早く見つけてね。



わたしは、東京・名古屋・大阪で会をしているので、よかったらきてね








男の子がとっても苦手で男友達が一人しかいなかったわたしが、男の子たちとわちゃわちゃやってるもう一つのブログ、更新しました↓







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 夜の22時にメッセージが届きます


 
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