”優等生” という生きづらさのレッテル | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」



<母娘依存関係の象徴?映画「ブラックスワン」>

 

 

 

この映画のあらすじを見て、

私も「優等生」と言われ、育ったことを思い出しました。



「完璧」を求められて育ってきたし、

無意識のうちに、完璧であろうと努力していたように思います。

 



そのせいか、よく「真面目すぎる」とか「スキがない」とか言われます。



「まじめだね」

とても嫌いな言葉・・・

小さいころから大っきらいな言葉。



<映画ブラック・スワン>の主人公と同じで、

自分の感情をうまく出せなかった子だったと思います。



感情を表現するようなもの、創作ダンスや感想文はとても苦手だったし、

人前で歌うとか踊るとか演じるといったものは大嫌いだったから・・・



そして、主人公の母親と同じく私の母も色気や男女の色恋に敏感な人・・・

 



あぁ、本当に似てる。



映画の中では主人公が自分で自分を慰めるシーンがあって、

それを母親に見られる という場面があるみたい。



私も似たような経験が、幼いころにあった・・・

 

 

 

このことはまた後日書いていこうと思います。







母親の、言葉にはない、空気で醸し出す、性への嫌悪感。



<こちらの記事>に書いた通り、

 

母はわたしに「レイプされたの!?」って言ってきたけど


「この人こそ、レイプでもされたんじゃ」

と、子どもながらに何度も思うくらい、

母親は性に対して、いいイメージを持っていません。



私はアダムスファミリーっていう映画が大好きで、よく見ていました。

 



1と2があって、2はちょっとだけ、性的なシーンがあるんです。



ある日、テレビで2が放映されたとき、母親に録画を頼みました。



後日みたとき、性的なシーンはなく、妙なシーンでつながれていました。

 



そう、母親が父親に頼んで、性的なシーンを録画しないようにさせたのでしょう。

 



明らかに編集されていました。

 



子ども向けの映画だからたいしたシーンじゃないのに。

 



一度みたこともあったし、幼くしてそういう性的なことをなんとなく知っていた私は、

母親のこの仕打ちにすぐ気づいてしまいました。



小2のことでした。



「それでも、私を産んだじゃん。

っていうことは、お父さんとそういうこと、してるじゃん。」

と思ったこともあった。



けれど、私や弟を産んだのは、

ただ、父との間に愛の結晶がほしかったわけじゃないと、スクールに通ううちに気づいてしまいました。

 



それは、母自身が、自らの母親(祖母)から認められるためだったんじゃないか って。



母は、私や弟を産み、祖母に預けて育てさせ、祖母を喜ばせていたはずです。



私の家は、父親が婿養子だし、祖父母に育てられたと言っても過言ではない私は、

大のじじばばっこで、「私のお母さんはおばあちゃんだもん!」と小学生の頃から言っていました。



母は、私を優等生になるよう、習い事ばかりさせ、厳しいしつけをし、

成績優秀で運動もそこそこできた私を、誇りに思っていたと思う。

 



そして、あとは、就職・結婚を、母の理想に通り、私がレールにのれば、

母の計画(本人は意識していないと思うけれど)は完璧だったと思う。


 

 

 

 

 

 

 

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この記事は

2011年に書いたものですが、

こちらもオススメです☺︎

 

▼2021年の記事

「親の目を気にして仕事を選ぶ人」

 

2022年 年末の加藤なほより