この映画のあらすじを見て、
私も「優等生」と言われ、育ったことを思い出しました。
「完璧」を求められて育ってきたし、
無意識のうちに、完璧であろうと努力していたように思います。
そのせいか、よく「真面目すぎる」とか「スキがない」とか言われます。
「まじめだね」
とても嫌いな言葉・・・
小さいころから大っきらいな言葉。
<映画ブラック・スワン>の主人公と同じで、
自分の感情をうまく出せなかった子だったと思います。
感情を表現するようなもの、創作ダンスや感想文はとても苦手だったし、
人前で歌うとか踊るとか演じるといったものは大嫌いだったから・・・
そして、主人公の母親と同じく私の母も色気や男女の色恋に敏感な人・・・
あぁ、本当に似てる。
映画の中では主人公が自分で自分を慰めるシーンがあって、
それを母親に見られる という場面があるみたい。
私も似たような経験が、幼いころにあった・・・
このことはまた後日書いていこうと思います。
母親の、言葉にはない、空気で醸し出す、性への嫌悪感。
<こちらの記事>に書いた通り、
母はわたしに「レイプされたの!?」って言ってきたけど
「この人こそ、レイプでもされたんじゃ」
と、子どもながらに何度も思うくらい、
母親は性に対して、いいイメージを持っていません。
私はアダムスファミリーっていう映画が大好きで、よく見ていました。
1と2があって、2はちょっとだけ、性的なシーンがあるんです。
ある日、テレビで2が放映されたとき、母親に録画を頼みました。
後日みたとき、性的なシーンはなく、妙なシーンでつながれていました。
そう、母親が父親に頼んで、性的なシーンを録画しないようにさせたのでしょう。
明らかに編集されていました。
子ども向けの映画だからたいしたシーンじゃないのに。
一度みたこともあったし、幼くしてそういう性的なことをなんとなく知っていた私は、
母親のこの仕打ちにすぐ気づいてしまいました。
小2のことでした。
「それでも、私を産んだじゃん。
っていうことは、お父さんとそういうこと、してるじゃん。」
と思ったこともあった。
けれど、私や弟を産んだのは、
ただ、父との間に愛の結晶がほしかったわけじゃないと、スクールに通ううちに気づいてしまいました。
それは、母自身が、自らの母親(祖母)から認められるためだったんじゃないか って。
母は、私や弟を産み、祖母に預けて育てさせ、祖母を喜ばせていたはずです。
私の家は、父親が婿養子だし、祖父母に育てられたと言っても過言ではない私は、
大のじじばばっこで、「私のお母さんはおばあちゃんだもん!」と小学生の頃から言っていました。
母は、私を優等生になるよう、習い事ばかりさせ、厳しいしつけをし、
成績優秀で運動もそこそこできた私を、誇りに思っていたと思う。
そして、あとは、就職・結婚を、母の理想に通り、私がレールにのれば、
母の計画(本人は意識していないと思うけれど)は完璧だったと思う。
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