こんにちは^^

 

心理コンサルタントの横山ゆかです。

(内観のプロはこんな人♪

 

 

いつもブログをお読み下さり、

ありがとうございます。

 

 

 

 

・彼が思った通りのことをしてくれないだけで

彼に文句を言ったり、責めてしまい、ケンカになる。

 

 

 

・自宅で家事をしている時

夫や家族が「手伝おうか?」と言ってくれたのに

なぜだからイラっとしてしまい

「手際が悪くてごめんね」と嫌味を言ってしまい

険悪な雰囲気になってしまう。

 

 

こんなふうに、日常的に人の言動を悪くとり

感情的になるのを抑えられず

気づいたら、相手を批判したり怒ったりして

関係が悪くなる




本当はそうしたくないのに
人に嫌な態度をとってしまう自分に嫌気がさし

うんざりしていませんか?

 

 

 

「こんなはずじゃなかった。」

 

 

「本当は怒りたくないのに」

 

 

 

このような言葉をカウンセリングでは本当によく聞き

わたし自身もたくさん言ってきました。

 

 

 

自分の感情を

コントロールできるようになり

周りの人に優しく、寛容でありたい。



 

カウンセリングでは

そんな女性たちとご一緒しています。




本当はそうしたくないのに
嫌な自分になってしまったら
罪悪感や自分が恥ずかしい気持ちで
余計に自分が好きになれないですよね。



愛着障害を根底にもつ方は

人の言動を悪くとってしまう仕組みが

頭と身体に出来上がっているため

ある程度は仕方のないことですが

 

 


あなた本来の良さや魅力を潰さず
大切な人と温かい関係をもてるようになるには

どうしたらいいのでしょうか。

 

私自身の経験やクライアントさんたちの

反応プロセスを振り返り、改めて深めてみたら




自分は、本当はどう感じているか
第一感情を拾えるようにする。




これがとても重要だと考えています。

 

 

 

日常的に恋人やパートナー、職場の同僚など

身近な人の言動を悪くとり

そこから自分をコントロールできない。

相手に感情をぶつけてしまう傾向の強い人は

 

 

 

その人の言動や起こった出来事を受けて

どう感じたか。どんな気持ちになったのか。

自分はどうしたいのか。

 

 

 

こういった第一感情を

否認や抑圧、正当化などで歪めてしまい

自分の感覚をそのまま受容しない、という悪癖があり

これが物事を悪い方向に導いているんです。

 

 

 

 

  人の言動を悪くとったとき、本当はどう感じました?

 

 

 

第一感情とは、
起きた出来事や人の言動を受けて
最初に感じたこと。



例えば


電車の列に並んでいて
割り込まれたらムカっとする。



こんなふうに、簡単にいうと

出来事・人の態度を受け

本当の本当の最初(なんて表現だてへぺろ

に感じたことです。

 




人の言動を悪くとり
意に反して人に嫌な態度をとってしまう時は



この第一感情がわかっていないことが多いため
結果的に感情任せに行動して失敗する...

そんなケースが本当に多いです。

 

 

 

例えば、こういうのは人の事例を見た方がわかりやすいので
過去の私の失敗を例にしますね。

 

 

 

 

 

 

 

私の知人、友人になったつもり読んでみてください。

 

 

ある時私は、付き合っていた彼の誕生日に

少しお高めのYシャツをプレゼントした時のことです。

その日は彼の家に泊まって、プレゼントを渡しました。

 

 

 

そして次の日。

 

 

彼はそのシャツを着ず

自分がもってるシャツを選んだんです。

 

 

たったこれだけでのことで、私は激怒しました。

 

出勤前の朝だということもおかまいなしに

私は彼に詰め寄り

 

 

「私がプレゼントしたものをなぜ着ないんだ!ムキー

 

 

と彼を責め、最終的に

 

 

「あなたにとってわたしは大事じゃないのね。」

 

 

というところまで発展し

 

 

その日の朝は気まづい空気のまま、別々に出勤し

その後も夜に喧嘩。

怒りがなかなか収まらなかったことがありました。

 

 

 

 

 

 

これを読んでいるあなたは

 

彼がプレゼントしたシャツを着なかった

わたしのことが大事じゃないんだ!

 

 

まで発展しているように見えますよね。

 

 

でも実際は、少し違っていました。

 

心の中では

 

彼が私が選んだシャツを着てくれなかった

・わたしは選ばれなかった(思考)

 

・彼の好みに合わないものを

プレゼントしてしまった。

嫌われてしまうかも。(見捨てられ不安)

 

・彼の望みを叶えてあげられない私は悪い。

また失敗してしまった。私は失敗作だ。

(昔、母親に言われたことが重なった)

 

・私のことが大事なら

私がプレゼントしたものを選ぶはずだ。

(母親の愛情を求めるような感情)

私だって一生懸命やってるのに!

頑張って選んだのに!

どうしてわかってくれないの!?

 

結果、発狂。

 

 

 

こんふうに、否定的な思いこみや

昔母親に言われたことが蘇ったり

母親の愛情を彼に求める衝動があったから

彼に怒りをぶつけてしまったのです。

 

 

 

落ち着いて内観できるようになったからこそ

ここまで詳細にわかるようになったんですが

まだそれができなかった頃は

ただ感情に翻弄されるだけでした。

 

 

 

この時の第一感情は

 

 

せっかくプレゼントしたものを

彼が着てくれなかったことが寂しい。

一緒にいたのだからすぐに着て欲しかった。

 

 

 

たったこれだけです。

 

 

なのに発狂するまで

大きく膨らませてしまった私。

 

 

なぜそうなってしまったかというと

 

 

何が本当の感情

=第一感情なのか感じないように

無意識に防衛していたから。

 

 

 

これは、感情をコントロールできない女性

ほとんどの方に起きていることなので

ぜひ、自分に置き換えて考えてほしいです。

 

 

 

 

  あなたが感じていることには過去がうわのせされている。

 

 

 

彼がプレゼントしたシャツを着てくれなかった。

 

 

こんなことがあったとしても

まあ仕方ないか!

と捉え、重く受け止めない方もいますよね。

 

 

これを読んだあなたは

 

彼もちょっとは気を遣えよとは思うかもだけど

激怒するかといったら、それはどうだろう?

という方がほとんどだと思います。

 

私も今は、そこまで大きく反応しません。

 

 

でも当時、それができなかった理由は

 

 

そのままの自分ではダメだと思いこみ

自分の存在価値に自信がなかったので

人の役に立つ、人を喜ばせることで

自分を認めて欲しい気持ちが強かったから。

 

 

 

彼が、プレゼントしたシャツを着てくれなかった時

 

 

彼を喜ばせてあげられない私が悪い。

失敗してしまった。私は失敗作だ。

 

 

私がプレゼントしたものを選ばなかったのは

私は愛されていないからと

自分の存在価値と結び付け否定的になり

 

 

 

昔母親に言われたこと、

過去のトラウマ、傷みのある体験が重なり

彼に見捨てられるかも...という不安もあり

 

 

こういうドロドロしたものを

ダイレクトに感じるのが苦しいため

私は「怒り」という形で爆発させ

そのドロドロしたものから意識を反らし

彼に転嫁したんですね。

 

 

 

さらに、本当は私が

自分の過去を重ねているだけなのに

彼は私をわかってくれなかった!

と思いこんだので

 

 

せっかくプレゼントしたものを

彼が着てくれなかったことが寂しい。

一緒にいたのだからすぐに着て欲しかった。

 

 

 

こういう純粋な気持ちを

認めにくい側面もありました。

 

 

 

私をわかってくれない相手を

どうして喜ばせようとしてるんだろう...

=私の負け、彼の勝ち

 

 

みたいな図式にもなってしまい

結果的に彼を責めるという形で

私は自分の想いを

なかったことにしたかったのだと思います。

 

 

すごく屈折してますよね。

 

 

でもこれが愛着障害の方の最も困難な部分なんです。

 

 

自分の感じていることをそのまま受け止められず

無意識に屈折させてしまっている。

 

 

あなたにも、その癖があるはずです。

 

 

話は戻しますが、

第一感情を感じることがなぜ大事かというと

 

 

自分が本当はどう感じているかわかれば

それに沿った行動がとれ、

むやみに人を傷付けないからだと私は考えています。

 

 

 

もし私が

 

彼がプレゼントしたシャツを着てくれないのが寂しい。

 

と素直に認められていれば

 

「せっかく買ったから着て欲しいな」

 

と伝えられたかも知れないし

 

「着ないのには何か理由があるの?」

 

と冷静に彼の気持ちを確認できたかも知れません。

 

彼も自分の誕生日に嫌な想いをしないで済んだ。

 

 

また、あの頃の私に内観力があれば

 

 

自分が感じていることには

過去からくる否定的な思い込みのせいや

親の影響のせい。

 

 

 

つまり、彼ではなく自分の問題だと線引きでき

彼を責めたり、怒るのではなく

 

 

自分の中で何が起きているのか。

 

 

 

内面に視点を向けることができるので

発狂することはなかったと思います。

 

 

 

人の言動を悪くとり

感情的に人に嫌な行動をとって

関係が悪くなってしまう

自分自身も苦しい...を繰り返している、そこのあなた

 

 

 

ちゃんと、第一感情を掴めてますか?

 

 

 

ごまかしたり、防衛したりせず

自分がどう感じているか

純粋な気持ちを拾えていますか?

 

 

 

彼や人の言動を悪くとり

感情をコントロールできず

最終的に嫌な自分になってしまう時には

親や過去の体験がのっかって

本当の感情を回避していることがほとんど。

 

 

 

しかしながら、きちんと自分の心を振り返り

内観できるようになることで

このような事態は改善でき

感情を穏やかに整えていけます。

 

 

 

自分自身、そして感情に振り回されず

穏やかになっていけるよう

これからも一緒に頑張っていきましょう。

 

 

 

長くなりましたが

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

 

 

 

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