日々、カウンセリングをしたり
プライベートで起こったできごとを
振り返って考えることが多いんですが
 
 
自分の本当の想いを人に伝える
 
 
相手も自分も不快な想いをせず
オールオッケーのコミュニケーションが
いかに難しいか、痛感する毎日です。えー
 
 
特に愛着障害の方は、そうですよね。
 
 
 
普段の生活でも
 
 
 
自分の意見や気持ちを
話しているつもりなのに
相手にわかってもらえない、、なんで!?
 
 
とか
 
 
話し合っているつもりでも
なぜだか、怒って伝えてしまったり
 
 
うまくいかなくて
歯がゆくなった経験はありませんか?
 
 
 
 
恋人やパートナーと近しい人とは
風通しのよいやりとりがしたいし
毎日機嫌よく、穏やかでありたいですよね。
 
 
 
わたしたちのコミュニケーションは
 
 
会社だったら仕事を円滑に進める
 
 
家庭だったら、家族で協力しながら
みんなが居心地よく過ごせるようする
 
 
恋愛だったら、お互いを尊重しながら
のびのびと過ごせるようにする
 
 
こんなことがゴールですよね。
 
 
 
だからこそ、思っていることを
正確に人に伝えるって
大切だと思っていますが
 
 
愛着障害が根底あるわたしたちは
 
 
心の問題、例えば
 
 
自分に自信がないとか
自分の気持ちがわからないとか
解決されていない心の問題があるせいで
コミュニケーションに偏りがあるとわかってきました。
 
 
そのひとつとして
 
 
不満とか不安とか焦りとか
感情だけを訴えるように相手に伝えてしまい
本当にして欲しいこと
自分の目的を相手に伝えられてない
 
 
 
その結果、相手に何か誤解されて
距離をとられてしまったり
 
 
 
伝えたいことが伝わりきれておらず
中途半端なやり取りとりで
お互いモヤっとしてしまう。
 
 
 
こんな消化不良なやりとりに
なってしまうことです。
 
 

 

  感情を話すだけではただのデトックス、訴え

 

 
 
実際の体験となりますが
 
 
私には、ずっとお世話になっている
メンターがいて
定期的に会って話します。
 
 
情緒不安定だったころは
気分がすごく落ち込み
 
 
「この先どうなるのか不安なんです」
 
「何やってもダメな気がする。」
 
 
こんなふうに感情だけを書いて
ばっとメールを送ってしまったことがありました。えーん
 
 

実際にセッションが始まると

メンターの表情がしっくりこない。
 
 
戸惑っているというか
距離を置かれているような。。。
 
 
開口1番言われたのは
 
 
「それであなたはどうしたいの?
私とのセッションをやめたいってことなのかしら?」
 
 
と、聞かれたんです。
 
 
私はというと、これからのことを考えて不安で
うまくいかないことにイラだってて
ただ、それを伝えたという
感覚しかありませんでしたが
 
 
メンターからの質問で
 
やべー、いつもの癖、でちゃってる!
 
 
って気づいたんですね。。びっくり
 
 
 
自分の中の抱えきれない焦り
不安、うまくいかないことへのいら立ち
をただ伝えただけで
 
 
どうして欲しいのか
その感情を伝えることで
わたしは何を表現したかったのか。
 
 
ここがわかってなかった。
 
 
 
だからメンターも
動きようがなかったのだと思います。
 
 
大反省です。ショボーン
 
 
 
あの時の自分の言動を振り返ったら
 
 
・これまで頑張ってきたけど
上手くいかない部分があって辛い。
これからどうしたらいいのか
一緒に考えてほしい。
 
 
 
こんなふうに、感情と一緒に
自分の本当に知りたいこと
確認しておきたいことなど
目的をはっきり伝えれば良かったと思います。
 
 
 
 
 
 
恋愛や人間関係がうまくいかない
しっくりこない...と感じているあなた
 
 
周囲の人と
こんなコミュニケーション、してませんか?悲しい
 
 
実際にカウンセリングでも
このようなやりとり、とても多いです。
 
 
それがいい、悪いの話ではありません。
 
 
ただ
 
 
・不安
 
・会えないのは寂しい
 
・あなたに会えなくて
わたしはどうしたらいいの?
 
 
自分の感情だけ伝えても
 
相手の人は「訴えられてる」と感じてしまい
 
 
・何かしてあげないとダメかな
・どうしたらいいの?
・うーん、ちょっと重い
 
 
こんな不穏な感情を感じてしまうことが多いです。
 
その最大の不穏は
 
何をしてほしいのかがわからないから
 
だと考えます。
 
 
わたしは、カウンセリングを受けて
自分を取り戻していくと
今度は、感情がでやすくなり
 
 
 
「感情は、押し込めないでいい。
人に伝えてもいいんだ!
むしろ、伝えることが正しい!」
 
 
と、極端な考え方をしてしましたが
 
 
正確には、「伝え方は選ばないといけない」
だったと思います。
 
 
感情だけ伝えてしまうと
 
 
相手はなんとなく、
感情をぶつけられていると感じて
嫌な思いをしてしまったり
距離をとりたくなってしまうこともあって
 
 
知らない間に心の距離が離れている。
親しくなれない。
 
 
なんてことになったら、悲しいですよね...
 
 
自分の気持ちを人に伝えるって
 
本当はすごく気を遣うべきことで
 
伝え方やいい方を思慮しながら
 
相手のことも配慮しながらやることで
 
それが、相手に誠実であることだとわたしは思います。
 
 
 
誠実さ、相手に対する
恐れをもちながら関わるから
ほどよい距離感で
健全な関係ができるんです。
 
 
もし、何か自分の感情を伝えるなら
 
 
何を伝えたいのか
自分はどうしたいのか
相手にどうしてほしいのか
 
 
感情を伝えた先のゴールを
自分の中でしっかり明確にする
 
 
これがすごく重要です。
 
 
でも実際は、難しいですよね。悲しい
 
 
でも書いた通り
 
愛着障害が根底にある方は
 
 
そもそも自分が何を感じているか
わからなかったり
 
 
自分のこころで何が起きているのか
振り返る力=内観するスキルが弱いため
思考と感情が上手に整理できず
気持ちや考えがまとまらないからです。
 
 
なので、まずは自分のこころで
何が起きているのか
振り返る力、内観力を高めたり
自分の感情を見つける練習をしていくことが大切。
 
 
 
自分のこころの在り方を
少し変えるだけでも
コミュニケーションは変わっていきます。
 
 
例えば、強がって、本心を隠してしまう
⇒素直に自分の気持ちを言える
 
 
こんな裏のない、まっすぐで
お互いを信頼できる
安心したものに作りかえていけるんです。
 
 
そうしたら、大切な人とも
笑顔で一緒に過ごせるようになっていけますよ。
 
 
諦めず一緒に頑張っていきましょう!
 
 

 

 
 

自分らしさを取り戻し

毎日を笑顔で過ごしていきたいあなたへ

 

 

 

 

<心理コンサルタントプロフィール>

 

<公式ホームページ>

 

 

<お問い合わせはこちらから>