鼻づまりを解消し、口呼吸から鼻呼吸へ移動し、過呼吸を改善していきましょう。そうすることで体内の二酸化炭素濃度が上がり、血管が拡張しより多くの酸素を細胞内のミトコンドリアに届けることができるので、我々の運動エネルギーであるATPを口呼吸で過呼吸気味の状態よりも生成することができます。
すなわち鼻呼吸という正しい呼吸ができるようになれば、より活発に元気に動けるようになるということです。
それを参考書籍からも確認しましょう。引用します。
鼻呼吸の正しさ、基本的な二酸化炭素の体内における機能を踏まえて、今回はもう一歩踏み込んでいきましょう。実は二酸化炭素には血液の酸性度（pH値）を調整する役割もあるのです。
pH値というのは、僕たちに馴染み深いものだと、リトマス試験紙で目測することがあります。小学生の頃誰もが理科の授業で実験したものですね。
酸性のもの（お酢など）を青い色のリトマス紙に垂らすと赤色に代わり、アルカリ性のものを赤いリトマス紙に垂らすと青色に変わります。そのように化学物質には酸性とアルカリ性のものがあります。
そして僕たちの身体もそんな化学物質でできていて、酸性とアルカリ性のバランスを一定に保つようにしています。
血液のpH値が加工食品などを食べて酸性に傾けば、バランスを保つためにより多くの二酸化炭素を排出します。すなわち呼吸過多になります。
逆に血液のpH値がアルカリ性に傾くと、呼吸が少なくなります。なぜなら多くの二酸化炭素を排出するとさらにpH値がアルカリ性に傾くからです。
それについては参考書籍の記述からも確認しておきましょう。
二酸化炭素には、血中の酸素が体内に放出されるのを促すことの他にも、血液の酸性度（pH値）を調整する役割もある。pH値とは、アルカリ性か、酸性かを測る値だ。血液の正常なpH値は７・３６５であり、これに近い値を保っていないと、体に何らかの負担がかかることになる。
たとえば血液が正常値よりアルカリ性に傾くと、呼吸が少なくなる。体内に二酸化炭素を増やして酸性の方向に戻すためだ。逆に酸性に傾くと（たとえば加工食品を食べすぎたときなど）、二酸化炭素を体外に出すために呼吸が多くなる。
血液のpH値を正常に保つのは、人間が生きるうえで欠かせないことだ。
酸性が強くなり、pH値が６・８以下まで下がった場合、またはアルカリ性が強くなって７・８以上になった場合は、命の危険もある。血液のpH値は、臓器や代謝の機能と直接関係があるからだ。
二酸化炭素は、呼吸、血流、筋肉への酸素の放出だけでなく、正常なpH値を保つうえでも重要な役割を果たしている。簡単にいうと、体内の二酸化炭素が、私たちの健康状態を決めているということだ。
この体内の血液のpH値を保つのが、ホメオスタシス（恒常性維持機能）です。おや、何だかまたふりだしに戻りましたね。
ホメオスタシスがpH値をはじめとして身体の様々なもののバランスを保っています。本家ブログにそんな役割が卓越した圧縮度で書き遺されていたので、そちらを引用します。
ホメオスタシスというのは、生体の持つ恒常性維持機能のことです。たとえば恒温動物であれば、暑くなれば、汗をかいて体内の熱を放出するようにし、寒くなれば、震えることで（筋肉を振動させて）熱を産生します。一定の体温を維持すること、血中酸素濃度や血糖値や血液のpHを維持することなどの生体の自己保存の機能をまとめて恒常性維持機能と呼びます。
（本家ブログ）
過呼吸や肥満、あるいはそれにたんを発する様々な病気は、いわばこの本来健康状態で保たれるはずのホメオスタシスのバランスが崩れることで生じます。
逆に言えば、ホメオスタシスを正常に戻すことができれば、健康は自然と実現されるということです。
ではそのホメオスタシスに介入するにはどうすればいいか？
T理論で言えば、強烈なゴール設定やRゆらぎ。
M理論で言えばT理論のそれを踏まえて、呼吸法をはじめとしたメソッドということになるでしょう。
呼吸法はヨーガや仏教をはじめとした様々な宗教に通じる修行法です。救済や解放を求めて多くの人が修行に励み、修行法を伝えてきました。
それをT理論が理論化し、M理論を通じて一般にも公開されました。
そしてそんな呼吸法による口呼吸と過呼吸からの解放は、実はダイエットの減量にも繋がってくるのです。先ほど参考文献からの引用に、「酸性に傾くと（たとえば加工食品を食べすぎたときなど）、二酸化炭素を体外に出すために呼吸が多くなる。」とありました。
すなわち加工食品を食べることで体内の血液のpH値が酸性に傾き、そのpH値を元に戻すためにより多くの二酸化炭素を排出します（過呼吸）。
そこで終わればいいですが、一度過呼吸になるとそれは続くので、より多くの二酸化炭素を排出し続けます。そうなると体内の血液のpH値がアルカリ性に傾きます。
そうなるとまたpH値を一定に保つために酸性のものを摂取したくなります。すなわち加工食品を食べたくなります。
そうしてまた加工食品を食べると、アディクション（中毒）ゆえにより多く食べることになるので、また身体が酸性に傾きます。そうなるとまた二酸化炭素を排出するためにさらに過呼吸になります。
さらに過呼吸になるとpH値がまたアルカリ性に傾き、またより多くの酸性の加工食品を食べたくなります。無限ループが続きます。
聡い読者の皆さんはお気付きの通り、ここにも海水モデルを見いだすことができます。
c.f.海水を飲めば、喉が乾くように、砂糖水を飲み続けてしまうのには訳がある( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ 2019年05月02日（本家ブログ）
加工食品を食べる（酸性過多）⇄過呼吸（アルカリ性過多）
ということです。
また加工食品を食べ続ければ次第にインスリン抵抗性が生じてさらに太り続けることになります。その果てが糖尿病であり、認知症、がんです。
この地獄の無限ループから逃れるための方法が、呼吸法の一つであるクンバカです。息を長く止めて二酸化炭素濃度を上げることで体内のpH値を、加工食品に依らずとも正常に戻すことができます。
その前提となるのが、M理論でつまびらかにされたファンクショナリズムです。ファンクショナリズムは人類や生命現象を関数で表記できるという立場に立ちます。
c.f.妖怪が非気功の世界も徘徊している。ファンクショナリズムという妖怪である 2023年11月18日（本家ブログ）
現代の人類は、
快（加工食品や快適な暮らし）→ f →不快（過呼吸や肥満や不健康）
となっています。
その関数の出力を不快から健康や減量などの快に変えるには、逆説的ですが、入力を不快にせよとM理論で明らかにされました。
すなわち、
デザインされた不快（クンバカや断食など）→ f →快（適切な呼吸や減量や健康）
ということです。
ただ不快なら何でもいいわけではなく、本家主宰がおっしゃるようにその人に合わせたデザインが重要です。僕たちの多くがたとえばキリマンジェロやヒマラヤの雪山に裸でいきなり突っ込んでいけば、悲惨なことになるでしょう。
c.f.日中も呼吸が長くなっていることに気づき、頭も冴え、優先順位づけや、集中時間も長くなりました 2024年01月05日（本家ブログ）
なので冷たい水で顔を洗うことやクンバカ歩行10歩から始めましょう。そこから徐々に全身の冷水シャワーや水風呂、クンバカダッシュへと不快のレベルを上げていきましょう。
そのオーダーメイドのサポートをパーソナルセッションでは行っていきます！日々のLINEのやり取りや遠隔ヒーリングもうまく活用して、徐々に健康を改善していきましょう！！
まずは施術を通じて鼻づまりを解消し、口ではなく鼻で呼吸できるようになり、呼吸過多の状態から徐々に抜け出していきましょう！！
お申し込みお待ちしております！！！
【シン・TMダイエット・パーソナル・セッション】
【内容】パーソナル・セッション（+LINEによる体重とセルフィーと食事の記録管理）
【場所】 新宿の貸し会議室orオンライン
【受講料】
1年コース（１２回セッション）360,000円/半年コース（６回セッション）180,000円/単発セッション30,000円
オンライン1年コース（１２回セッション）240,000円/オンライン半年コース（６回セッション）/単発オンラインセッション20,000円
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