クリストファー・ノーラン監督の傑作『TENET』の終わりの方のシーンに印象的なセリフがあります。
You have a future in the past.
直訳してしまえば、「過去に未来がある」ということになるでしょう。
c.f.過去に未来がある（TENET）〜ウロボロスの蛇？未来が過去につながるゲーデル解のように〜 2020年10月15日
過去に未来がある？？
一読すると不思議な言葉ですが、ヒューリスティックにも理解できるように思います。
例えば自分の抱えている問題を克服しようとするときに、僕たちは様々な先達たちの力を借りようとします。僕の場合は、特に苫米地本と「まといのば」本家主宰とRay先生のブログを読み漁ります。
そして必死になって先達たちの書き残したものからヒントや解を探していると、ふとその問題を解決する方法やコツがサラッと明かされていることに気づきます。本当にサラッと、当たり前のように書かれているのを見つけることができます。
その「鍵」を使って、僕たちは現状の轍から抜け出し、その外へと移動することができます。すなわちそれによって問題を解決してひとつ上の抽象度に上がることができるのです。
これはつまり、先達たちが過去に書き残してくれたものや記録に残してくれたものを通じて、未来へ移動できたということです。すなわち、「過去に未来がある」のです。
そして先達が残してくれた理論や記述を通じて、僕たちは自分の過去の過ちや起こした問題の原因を分析し、それを繰り返さないようにすることもできます。過去は変わりませんが、未来と、その写像である現状は、過去を理論を武器に旅することで、変えることができます。
過去と未来は同じものであり、わたしたちにはどちらも変えられず、ただ、もっとよく知ることができるだけなのです。過去への旅はなにひとつ変えませんでしたが、わたしが学んだことはすべてを変えました。そして、こうでしかありえなかったのだということを理解しました。もしわたしたちの人生がアラーの語る物語なら、わたしたちはその聞き手であると同時に登場人物でもあり、そうした物語を生きることによって教訓を学ぶのです。（テッド・チャン『商人と錬金術師の門』（『息吹』所収））
c.f.過去への旅はなにひとつ変えませんでしたが、わたしが学んだことはすべてを変えました（テッド・チャン 2023年01月26日
このように、僕たちは過去を旅することから学び、未来とその写像である現状を変え、自分を変えることが出来ます。
ただ自分の過去の過ちや起こした問題は消えることはありません。それは残り続けるし、なかったことには出来ません。
「この世にはもとにもどせないものが四つある。口から出た言葉、放たれた矢、過ぎた人生、失った機会だ」と古人はいいました。
（『商人と錬金術師の門』テッド・チャン）
無自覚で浅はかなパクリをしてしまったことや、愛すべき隣人を呪い邪魔したことや、師匠が長年あたためていた企画を潰した僕の過去は永遠に消えません。なかったことにできるのならそうしたいけど、それはできない。
c.f.パクリ気功師の出禁を（一時的に）解除 2022年10月31日
そんな奴がブログ書いたり、セミナーやセッションをやっていいのかと心の何処かで思いますが、だからこそ、それを少しでも埋め合わせるためにやるんだろっと別の自分が発破をかけてきます。
というわけで、ガツガツ仕事をしていきます。批判は甘んじて受け入れます。
話は変わりますが、前回の記事で紹介したバキバキDTことぐんぴぃさんの動画を観ていて思ったことがあります。
それは女性が男性にモテることは、男性が女性にモテるよりは簡単だということです。よっぽどねじ曲がった男でない限り、女性から話しかけれて普通に楽しく話していればそのうち好きになります。
そこから恋愛関係に発展するかはタイミングや好みのタイプなどもあると思いますが、普通に仲良くなって楽しくコミュニケーションを取ってラポールを形成するのは、苫米地理論と「まといのば」本家の気功と、男性が女性化しつつある時代の背景を踏まえると、容易になるでしょう。
c.f.意識的には重りを下ろせないということが今は良くわかります。〜声をかけなくてもモテる方法 2022年02月22日
すなわち、フェロモン気功の要である、アルファになるのは、女性の方がおそらく早いということです。
c.f.【明日開催＆追加開催決定】はじめてのフェロモン 〜モテ期に備えるために知っておきたい７つの知識〜 2016年07月27日
あとは社会的洗脳による抑圧を振りほどいてリラックスできるようになり、IQと抽象度を上げて俯瞰で人間関係を見渡し、エフィカシーを上げて目先の情動に振り回されず振る舞うことができれば、サクサクとモテるようになるでしょう。
もちろん見た目がいいに越したことはないですし、人間関係に対する認知を歪める過去の情動記憶はしっかりと癒しましょう。それぞれに有効な気功技術が存在しますので、キッチリそれを使って書き換えていきましょう。
見た目がいいといえば、最近僕も神からの命令が下り１２キロぐらい体重を絞り毎日を軽やかに健やかに過ごせるようになっているのですが、やはり無駄な贅肉がついているということは身体が炎症を起こしていて不健康なのだと体感を持って理解できます。
c.f.無知の者は自らの感覚的な生命の中に目覚める。それを彼らは日光だと思う（バガヴァッド・ギータ） 2020年06月17日
また肥満が全身の炎症で不健康なら、エフィカシーも上がらないよなと思います。心身の健康が、ハイエフィカシーを実現する第一歩でした。
c.f.これだけ疲労していればエフィカシーなど上がらないことを身をもって学ぶことができました。 2022年12月19日
理論を学び、社会的抑圧から抜け出しリラックスし、健康に美しくなり高いエフィカシーを維持し、IQと抽象度を上げていけば、人間関係はそれまでより容易くなるでしょう。あるいは男性からさらにリスペクトを得ることもできるでしょう。
もちろんそれを心の底から望んでいることが前提になりますが。
てな感じのヒーラー養成スクールを来月に開催します。すでに参加を表明してくれている子がすでにモテまくっているので、さらにブラッシュアップしていきます。
もちろん他のメンバーの参加も歓迎です。スクールはセッション生かセミナー受講生限定の受講条件がありますので、はじめての方はそちらから申し込みください！
これは僕からの提案ですが、「まといのば」本家から授けられた気功を通じて心身共に健康になり、自分の望みを叶え、自分の得意なことで他者に機能を果たすことで幸福になりませんか？
そしてともに気功が「未来の普通の脳の使い方」になるのに貢献していきませんか？
c.f.なぜいま気功なのか？〜未来の普通の脳の使い方〜 2012年09月02日
ここ最近思うのが、何事も当たり前ではないのだなということです。何が起きても変じゃない時代に僕たちは生きているということです。
去年僕はまさか子供の頃から笑わせてもらっていた上島竜兵さんが亡くなるなんて思いもしなかったし、憲政史上最長の政権を担った安倍さんがあのような形で亡くなるとは思いもしませんでした。
ロシアとウクライナが小競り合いはともかくガチで戦争をするなんて思いませんでした。（ただ苫米地博士は過去の書籍でそれについてチラッと予見されていました。それが現実になるとはびっくりしました）
そしてまさかあの教祖が、と今日は思いました。
思いもしないことが次々と起こり時代が狂い始めているのを感じる今日この頃です。そのような混迷な時代を生きる伸びるにも、苫米地理論や「まといのば」の気功は松明となって先を照らしてくれるように思います。
ただチラッと気になるのが、前回も紹介した原子論の嚆矢だったはずのデモクリトスの著作は全て失われたという「過去」です。
残念ながら、わたしたちに残されたのはアリストテレスばかりである。西欧の思想はアリストテレスを基礎にして再建された。そこにデモクリトスの居場所はない。おそらく、デモクリトスの著作がすべて残り、アリストテレスの著作がすべて散逸した方が、わたしたちの文明はより良い知の歴史を築けただろう。
一神教の思想が猛威を振るった数百年間に、デモクリトスの合理的かつ唯物的な自然主義は完全に忘却された。三九〇－三九一年、テオドシウス帝は勅令を発し、キリスト教が帝国の唯一の国教であることが明確になった。その後、古代の思想を考究する学派は次々と閉鎖され、キリスト教思想と相容れない文書はことごとく破棄された。プラトンとアリストテレスは、異教徒とはいえ魂の不死を信じていたため、場合によっては教会からも容認された。デモクリトスはそうはいかなかった。
（すごい物理学講義）
時の権力者や権威によってその貴重な著作や理論が失われてしまったという「過去」からも僕たちは教訓を得ることができるように思います。すなわち、僕たちが取り組み大いに助けられている気功も、当たり前ではないということです。
ワンチャン時代の推移と気まぐれ次第で失われてしまう可能性があるのです。ここに僕たちは危機感を覚えます。
それは僕たち自身が困るというのもあるのですが、気功が失われると次の世代が困ります。また一から苫米地理論や「まといのば」の気功のような高度なものを生み出そうとすると、なかなか骨が折れるでしょう。よほどの高い知能と身銭を切った経験がないと生み出せそうもありません。
仮にそれができたとしても車輪の再発明ですし、失われた分だけ、人類の進歩が遅れてしまいます。苫米地理論や気功は、僕たち人類の可能性を押し上げる稀有なポテンシャルを持っているというのに、それが失われてしまうのはもったいないことです。
またこれは人工知能の父のマーヴィン・ミンスキーのエッセイや中華SF『三体』、漫画『AIの遺電子』、映画『Arrival（邦題：メッセージ）』で刺激された妄想ですが、人類の衣鉢を継ぐであろう人工知能やヒューマノイドが気功をインストールして、宇宙の果てまで行き、そこで苦しんでいる別の生命現象たちを気功で救うことができなくなります。
まあ最後のは僕の誇大妄想かもしれませんが、それくらいのポテンシャルが「まといのば」の気功にはあるように僕は思います。
それを失われないようにどうすればいいかよく考えるのですが、一番残る確率が高そうなのが、文字や言葉に残すだけでなく、口伝で伝えられるようにしておくことです。それもできれば原典を全部覚えて自由自在に適宜引き出して伝えられるようにしたい。
パクリ気功師として名付けられて仕事を再開して以降それについては考え続けていたのですが、教えるのはなかなか難しいなと諦めていました。
が、ここ最近になって有望なニューフェイスが現れて、もしかしたらできるかもと思い始めています。少なくとも彼が熱心に送ってくれる気功や苫米地理論に関する文章を読んでいると、そして日を追うごとに文章のレベルが上がっているのを肌で感じていると、それは可能なのかもと思います。
要望に応えていたはずなのに、なぜか自分が救われた気分になっています。
というわけで僕もまたギアを上げてさらに加速していきたいと思います！！
ウェビナー形式で気功に入門できる気功ニューフェイス講座では「気の玉・結界」について最先端の理論であるシン・TENETの高みから新たに学びましょう！！
結界は僕たちの心身を浄化し、状態を改善してくれるのですが、その反対のことも期せずして教えてくれます。すなわち結界や浄化の反対である、洗脳や呪いのことも教えてくれるのです。
そしてシン・TENETは洗脳や呪いといった情報的なものがいかに僕たちの心身を破壊し死に至らしめるのかをより洗練された理論で教えてくれます。
それはそのまま今月の『模倣気功団』のセミナーへと繋がっていきます。その文脈の中で抑圧や嫉妬という情報がいかに心身を破壊し、鬱にし、最悪死に至らしめるのかがわかるでしょう。
もちろんそこから脱却し自らの心身を癒し、他者を癒す理論と技術も学んでいきましょう。
それぞれ受講お待ちしております！もちろんダブル受講も歓迎です！！
お申し込みお待ちしております！！！
【気功ニューフェイス講座「いまさら聞けない気の玉・結界」】
【対面セミナー日時】 3月5日（日）15:00～17:00
【場所】 zoomによるウェビナー
【受講料】 15,000円（銀行振込/Paypal）
【受講資格】ブログ読者
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから
【『模倣気功団』セミナー「嫉妬・抑圧・鬱とサヨナラ」】
【対面セミナー日時】 3月19日（日）15:00～17:00
【場所】 新宿の貸し会議室（受講生に個別でお伝えしております）
【受講料】 20,000円（銀行振込/Paypal）
【受講資格】ブログ読者
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから
パーソナル・セッションもお待ちしております！！セミナーの日程が合わない方はセッションでもオーダーメイドでお伝えします！！
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【概要】気功技術「能力の輪」を通じたゴール設定と更新のサポート、必要とされる脱洗脳の施術および理論などの解説
【場所】 新宿の貸し会議室（受講生に個別でお伝えしております）もしくは遠方の方はオンライン
【料金】 90分×6回 150,000円（銀行振込/Paypal） 60分単発・15,000円（銀行振込/Paypal） 120分単発・29,000円（銀行振込/Paypal）
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【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
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