利己的な人は、自分を愛しすぎているのではなく、愛さなすぎるのである(エーリヒ・フロム) | 『TMダイエット〜T理論と気功で頑張らずに痩せる!?〜パクリ気功団の挑戦』

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東京・新宿にて、「まといのば」公認のパクリでダイエットを中心にセミナーを開催しております。ブログにてそのお知らせをしております。

利他と言われると構えてしまわれる方もいらっしゃるかもしれませんが、もっと軽く考えていきましょう。

 

例えばある事業主の方にPayPal決済をお願いするとします。しかしその人は多忙でなかなか請求書を送る暇がありません。

 

ではどうすればいいか?

 

すでに複数回やり取りをしているのなら、こちらから送ることです。今はPayPalも一度取引した相手なら請求書の発行を待たずして支払い側から送金することができます。

 

些細なことかもしれませんが、多忙な相手からは思いの外(ほか)感謝されます。

 

利他というと何かとてつもないことのように僕たちは考えてしまいますが、これくらいのことでも始めるにはいいと思います。もちろん「まといのば」本家主宰やRay主宰のような圧倒的な機能を果たしたいですし、それを僕たちも理想として日々鍛錬しますが、それを目指しつつ、今すぐにでもできる利他を実践していきましょう。

 

そうしていると自分より上位の存在が蜘蛛の糸を垂らして、それを掴んだものをひとつ上に引き上げてくれます。それが第三世代の理論である『シン・TENET』を実装するための「教師付き学習」と並ぶ要諦でした。

c.f.独創性は、あらゆる段階で、人間精神内の真実を増進させるという責任感によって支配されている。 2022年05月10日

 

「まといのば」本家主宰は過去の記事で「地味な起業」という書籍を踏まえて、こうお書きになられています。

c.f.遅かれ早かれ知るであろうが、道を知ることと、実際に歩むことは全く違うものだ(マトリックス) 2019年09月18日

(引用開始)

この「地味な起業」のスタンスというのは、みんなが会社で普通にやっていることが、実は場所を変えれば(たとえば起業家集団にとっては)、圧倒的な付加価値になるということです。

 

たとえば、エクセルが使えるとか、パワポで資料を作れるとか、サイトを作れるとか、集計できるとか、リサーチとか、そういうことを想定しています。

 

個人的には、たとえばタクシーを呼ぶとか、会場を手配するとか、集金するとか、そういうことも苦手というか、そういうことに時間を割きたくない人もたくさんいます。そこをマメにフォローできれば、圧倒的な付加価値になるという話です。

(引用終了)

 

私には何もできないと思っている人でも、関わる人を変えたり別の共同体に所属することで、自分ができて当たり前で何の優位性のないと思っていたものが光り輝き出すケースがあります。いきなり花形を狙うよりも、今までライスワークなどで培ってきたもので機能を果たし、それで徳を積みw時間を稼ぎながら自分の能力の輪を磨いていくのもひとつのルートです。

 

ただ同じ記事で本家主宰はこうもお書きになられています。

 

(引用開始)

(ただ、僕自身の個人的な感想で言えば、会社勤めしている人は「使えない」という印象です。スピード感が遅すぎ、危機感がなさすぎ、つまらないところに真面目になり、自分事として考えられず、そしてプライドだけが高い、と。これは完全に「少数の法則」ですので、僕の目が曇っているとは思います。まあ、もしかしたらこれが「ただの人」になるということなのかもしれません)。

(引用終了)

 

これを読んでキングコング西野さんのことを思い出す方もいらっしゃるでしょう。そしてきっとそれを紹介した「まといのば」の過去記事も連想して思い出すでしょう。

 

 

 

最近また西野さんが言ってはいけないとされる真実をブログで書かれていました。僕はゲラゲラ笑いながら読んで面白かったので、共有したいと思います。おそらく利他を実践する上でも参考になるのではないかと思います。

 

西野さんは『面識のない人間からの「私に何かできることがあれば」は相手の時間を奪うだけ』、『アイデア不足で困っているケースはほとんどない』とバッサリ切ります。めちゃくちゃ痛快です。

 

(引用開始)

たとえば、僕ら、何年か前に『リベンジ成人式』というのをやったんです。

晴れ着レンタルの会社が成人式前日に夜逃げをしたせいで、多くの新成人が成人式に出席できなくて可哀想だったので、成人式の1ヶ月後に、会場を確保して、着物も確保して、ヘアメイクも確保して、フォトスポットも確保して、なんなら二次会のクルーザーも確保して、被害に遭った新成人にプレゼントしたんです。

大急ぎで予算を用意しなきゃいけなかったし、スタッフ(数百名)を確保しなきゃいけなかったし、各所に許可取りをしなきゃいけなかったし、メディアの対応もしなきゃいけなかったし、もう大変だったんです。

陣頭指揮をとったのは僕の前のマネージャーの田村ゆき子という女性なんですけど、もう、「朝から翌朝まで電話が鳴りっぱなし」みたいな状態で、大変だったんです。

その時の田村ゆき子が一番怒っていたのは何かというと、「アンチの声」とかじゃないんです。

彼女が怒っていたのは、リベンジ成人式を応援してくれる一般の方からの「何か私に手伝えることがあったら言ってください」というDMです。

捌かなきゃいけない連絡に混じって、この「何か私に手伝えることがあったら言ってください」というDMが毎日何十件もくるんです。

まず、「『何か私に手伝えることがあったら言ってください』というDMが毎日何十件も届いて、仕事を止めてしまっているかも…ということを想像しろよ」という話ですよね。

あなたが思いついたことは、当然、他の人も思いついているわけだから。

普通に考えたら分かるじゃん。

でも、勢いで、そういう連絡をいれちゃう人っているんですね。

そして!

「私にできることがあれば」も何も、あなたに何ができるかはコッチは知らないのよ。

じゃあ、「サイトの制作と、そのサイトにアクセスが集中した時にサイトがダウンしない設計をお願いできますか?」と言った時に、対応できます?

無理ですよね?

あなたのスキルが分からないかぎり、仕事が振れないわけだけれど、あなたの方からスキルを教えてもらえないとなると、まずは、こちらから連絡を差し上げて「あなたは、どんなことができますか?」というヒアリングを一人一人していくってこと?

しかも、ヒアリングした結果、「今回のプロジェクトではお願いできることはありません」という結果になる可能性が多分に含まれているわけで…その時間、何っ!?

ということが起こりうるから、対応に追われている人に、まったく面識のない人間が言う「私にできることがあれば言ってね」は、相手の時間を奪うだけなので、やめておいた方がいいと思います。
 

そして…

これは今日、切に訴えたい内容なのですが、今、僕は
ミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演のフォローで走り回っているんですね。

そのことを発信しているので、ありがたいことに、救いの手を差しのべてくださる方がたくさんいるんです。

それに関しては、本当に感謝しているのですが…腹を割って喋ると「その救いは求めてない」というのがあったりします。

たとえば、僕は別に「アイデア」なんて1ミリも求めていないんです。

「こういう方法で予算が作れるんじゃないですか?」という主婦のアイデアや、
「こういう方法で集客できるんじゃないですか?」というオジサンのアイデア…

そんなものは一切求めてないんです。

というのも、主婦やオジサンがその場で思いついたような(ことエンタメに関する)アイデアは、僕はもう四千年ぐらい前には思いついて、とっくに会議にかけられているんですね。

それが「表に出ていない」ということは、「使えないよね」と判断されたからです。

思いついてないわけじゃないんです。

で、メチャクチャ鼻につく話をすると、エンタメの資金繰りと集客の打ち手に関して、キングコング西野に「こうするとイイよ」とアドバイスできる人って、ぶっちゃけ、あんまりいなくないですか?

これ「天狗」とかそういうことじゃなくて、お母さんが肉じゃがを作っている時に、隣から、料理なんて一度も作ったことがないお父さんが「砂糖を入れたらいいんじゃない?」とアドバイスしてきたら、「おい!」となりません?

あるいは、ダイエットに悩んでいる女子に、見知らぬオジサンがやってきて、「深夜のラーメンを控えるといいよ」とアドバイスしてきたら、「知ってるよ」となりません(笑)?


それと同じような感じです。


僕、朝7時から、翌朝3~4時ぐらいまでエンタメを作っているので、ことエンタメの打ち手に関しては、専門のスタッフさんが持っている専門知識を除いては、大体知ってるんです。


これ、結構あるあるだなぁと思っていて、困っている人に対して、「アイデアを出す人(アイデアを出して助けようとする人)」っていると思うんですけど、大切なのは、その困っている人が「今求めているのは何か?」を想像することだと思うんですね。

多くの場合、べつに、アイデア不足で困ってないと思います。

その最上級がキングコング西野で、キングコング西野はアイデアは足りてるんです。

本当に、今でも普通にあるんです。

「そういう時は、クラウドファンディングをやるといいですよ」とか、「今なら、NFTという手段があります」というアドバイスをされることが。

なんか口が悪くなっちゃいますが、「お前…むしろソレ、西野から仕入れた情報やろ!」という(笑)。

繰り返しになりますが、相手が困っている時って、「アイデア不足」で困っているケースって、ほとんどないので、「今、何が不足しているのかな?」と想像する優しさがあるとすごく喜ばれるかもです。

(引用終了)

 

爆笑ですw

 

そして利他を実践する上で最後の一節は大事です。

 

繰り返しになりますが、相手が困っている時って、「アイデア不足」で困っているケースって、ほとんどないので、「今、何が不足しているのかな?」と想像する優しさがあるとすごく喜ばれるかもです。

 

アイデア不足だと勘違いしてアイデアを出すのって、苫米地理論における「アドバイスをしてはいけない」を思い起こさせます。

 

そしてアイデアを押し付けず「今、何が不足しているのかな?」と想像する優しさを持つことはイコール自分を滅して相手を理解することにつながります。そういえば本家主宰も「求めているのは謝罪ではなく理解」と繰り返しお書きになられていました。

c.f.サッカーでも一人でドリブルで突破するより、パスしあったほうがGoalへは早く移動できると思うので 2022年11月17日

 

「理解」が起こると文字通り宇宙は書き換わります。書き換えを通じて人様の人生をサポートしたいと願っている僕たちにとって、目の前の人や物事を「理解」する力を持つことは必須となります。

 

そのためには自分のエゴを黙らせて虚心坦懐に読むことです。それを実現するためにも自分の心身を他者の力を借りながらコントロールしていきましょう。それもまた気功です。

 

そしてそのような利他を実践するために重要になってくるのが、まずは自分自身を愛することです。イエスも『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ(善きソマリア人の喩え)』と旧約を引いて言いました。

c.f.【イエスの聖書学】♪誰かを愛することは、神のそばにいること♪ & むきだしの愛 2013年08月19日

 

その『自分を愛する』を気功で実装するのが、能力の輪(©︎ウォーレン・バフェット)に留まることだと僕は理解しています。本来の自分と向き合い、それがどんなに醜いものでも受け入れ愛すること。

 

それもまた能力の輪の中に留まることの一面です。

 

僕たちが利他を実践する上で前提となるのは、そんなことかもしれません。

 

「まといのば」本家主宰はピーター・ドラッカーやエーリヒ・フロムを引いて、人は自分を嫌い憎んでいる、だから能力の輪も見つかっても結局それは嫌いな自分だから嫌う。それをクリアするために、本家主宰はギルド集団が必要不可欠とおっしゃいます。

c.f.遅かれ早かれ知るであろうが、道を知ることと、実際に歩むことは全く違うものだ(マトリックス) 2019年09月18日

(引用開始)

かつて多くいた(失敗した)「まといのば」のメンバーは背伸びをして、自分がなりたい自分になろうとしすぎました。

 

 

自分を本来の自分ではない誰かに変えようとして成功した人はいない。

 

成功したのは、本来の自分になろうとした人である(ピーター・ドラッカー)

 

 

自分一人でやるゴール設定の儀式の中では誇大妄想は歓迎ですが、ビジネスの現場でホラ吹きになってどうするの?とは思います。

 

誇大妄想だと気づいていないレベルで頭が不自由なら仕方ありませんが(市場が淘汰してくれるので)、そうでない場合は問題です。少なくともウソという自覚があるでしょうし、その場合、うまくいきません。短期的にはウソをつけるでしょうが、長期的にはウソをつき続けるのは、無理だからです。

(そして余計なことを言うようですが、あまりに一貫性が無さすぎるのは、ログが残るブログでは致命的だと思うのですが)

 

 

デッドプールのようなハチャメチャコメディに見えるものですら、主演脚本監督のライアン・レイノルズは成功の要因は「ほんものであること」と言いました(厳密には「一作目をつくることによって得た教訓で、第2作の役に立ったものがありましたか?」という質問に対しての答えです)

c.f.失業に向かってまっしぐらに進み、地球上でもっとも高い教養でもっとも低い収入を得る方法 2018年06月10日

c.f.成功も失敗も終わりではない。肝心なのは続ける勇気だ(チャーチル) 2018年06月12日

 

 

なぜ、それほどまでに自分を大きく見せようとするのか意味不明でしたが、理由はおそらくシンプルです。

 

利己的な人は、自分を愛しすぎているのではなく、愛さなすぎるのである(エーリヒ・フロム)

 

フロムはむしろ「憎んでいる」と言います。

 

ここでの「自分」というのは、この文章からだけは読み取れないのですが、「本来の自分」です。

 

そしてここからが話は厄介になるのですが、多くの人は、自分を嫌うあまりに「自分を本来の自分ではない誰かに変えようとして」失敗します。そして「本来の自分」になる道筋を説かれたところで、それを頑なに拒否します。

 

自分が嫌いで、憎んでいるからです。

 

能力の輪の問題はここにあります。

能力の輪の問題と言っても、能力の輪自体が問題なのではなく、能力の輪にまつわる我々の側の問題です。

 

その状態で、自分の「能力の輪」を提示されたところで、嫌いな自分を提示されるだけなのです。がっかりな自分がそこにいるだけのように見えてしまいます。

 

 

少し結論を急げば、その人の能力の輪を最大限活かすためにはGoldという名のギルド集団が不可欠になるのです(ジム・ロジャーズが自身の経験も交えて、徒弟制度の重要性を語っているのが印象的でした)。

(引用終了)

 

自分を愛することなしに利他的に生きようとするとそれは単なる自己犠牲に成り下がってしまいます。それを避けるためにもまずは自分の能力の輪をどんなに醜いものでも受け入れると決意し、それをギルドの中でフィードバックをもらいながら磨き上げていきましょう。

 

それが自分を真の意味で愛するということです。それができるとより利他を実践しやすくなります。

 

しかし本家主宰が紹介されているエーリヒ・フロムの言葉は強烈です。

 

 

利己的な人は、自分を愛しすぎているのではなく、愛さなすぎるのである(エーリヒ・フロム)

 

まずは自分を深く愛して、そのように他者も愛せるようになりましょう。そうしているとひとつ上に上がれるようになります。

 

またチャンスやキャッシュといったものも他者を介して僕たちは得ることができるようになります。

c.f.プラトンは私の友、アリストテレスも私の友、しかし最大の友は真理である 〜最高の開運法とは?〜 2018年06月16日

 

そしてここ最近『シン・TENET』を経て絶対他力に開眼した身として考えていたのが、ゴールもまたチャンスやキャッシュと同じように他者を介して与えられるものではないかということです。

 

これは結構すごい発見だぞと思っていたのですが、思いっきり10年以上の前に本家主宰が『ゴールとは「他者」のこと』と記事で書かれていました。危ない危ない。

 

その他者を不要とした時、人は死にその人の宇宙は消え、ビッグバンも消える、と。

c.f.宇宙はさびしいからできたのか? 2011年05月31日 

(引用開始)

逆に「さびしくなくなる」と宇宙は消滅するのだと思います。「さびしくない」とはどういうことでしょう。それは「意識」が他者を求めないということです。すなわちゴールが消えるということです。ゴールとは「他者」のことです。ゴールそれ自体が他者を前提とします。ゴールや夢は他者との関係性の中でしか存在しません。ですから、「さびしくない」すなわち「他者が不要」なとき、それが「死」だと思います。死ねばその人の宇宙は消え、ビッグバンも消えます。

(引用終了)

 

相変わらず釈迦の掌でジタバタしているだけですが、このまま図々しくジタバタさせてもらい、さらに蜘蛛の糸も垂らしてもらおうと厚かましくも思っている所存です。

 

と、そのためにも必要なのが、能力の輪に留まることを通じて自分を愛することと、そのように他者を愛することですね。それをセミナーやセッションでシェアして、実践を加速させていきましょう。

 

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