今日の記事で「まといのば」本家主宰はこう書かれています。
(引用開始)
Moon river, wider than a mile
I'm crossing you in style some day
Oh, dream maker
You heart breaker
Wherever you're going
I'm going your way.
Two drifters, off to see the world
There's such a lot of world to see
*途中の「dream maker. You heart breaker」が良いですね
あなたは夢を作る人、一方であなたは心を打ち壊す人(Heartbreakは失恋)
「ティファニーで朝食を」はあの「冷血」のトルーマン・カポーティーの名作。
ティファニーで本当に朝食を食べれると思った人が殺到したとか、しないとか。
ティファニーがそういうサービスを開始したという記事をどこかで書きました(またきっと森野くんが見つけてくれるはずw)。
(引用終了)
ご用命いただいたので、予定を変えたので「ティファニーで朝食を」の該当箇所について書きます!(よーし、オラに任せろ!)
と言ってもティファニーで朝食が食べれるようになったことは、主宰がすぐ下にリンクした記事にお書きになられていました。
(引用開始)
ティファニーでは2017年から本当に朝食が食べれるようになりましたが、そんな話をしているはずもなく、これはもちろんトルーマン・カポーティの小説のタイトルであり、(当初はマリリン・モンローが演ずるはずでしたが)オードリ・ヘップバーンが演じたホリーが思い浮かべられます。
(引用終了)
該当箇所を散々探し回って結局主宰がリンクしていた記事に書いてあったのを見つけて超ショックでした。朝食だけに。
2017年にティファニーで朝食が食べられるようになったことは、確かに報道されています。
小説というフィクション(情報空間)が物理的なティファニーのダイニングに写像しました。これぞ超情報場仮説(そうなん?)。
小説『ティファニーで朝食を』で、映画ではオードリー・ヘップバーンが演じたホリーはこういいます。
「これまで試した中でいちばん効果があったのは、タクシーをつかまえてティファニーに行くことだったな。そうするととたんに気分がすっとしちゃうんだ」(トルーマン・カポティ『ティファニーで朝食を』p.65)
あなたにとって「とたんに気分がすっとしちゃう」「いちばん効果があ」るものは何ですか?
それがもしかしたら(いやおそらく)僕たちが留まり続けるべき能力の輪(©︎ウォーレン・バフェット)に導いてくれるかもしれません。能力の輪について本家主宰はこう書かれています。
c.f.自分の能力の輪がわかっているなら、そこにとどまっていればいい(ウォーレン・バフェット) 2019年08月06日
(引用開始)
ウォーレン・バフェットは能力の輪という言い方をします。
これはセミナーなどでは紹介したことがあるかと思いますが、非常に重要な考え方です。
輪の内側にあるものについては専門家のように深く理解しているが、輪の外については理解できないのです。
そしてバフェットはこう言います。
「自分の能力の輪がわかっているなら、そこにとどまっていればいい。
その輪がどれくらいの大きさかはそれほど重要ではない。
しかし、その輪がどこで終わっているかを正確に知ることは非常に大切である」。と
我々もその輪がどこで終わっているかを正確に知りましょう。
そもそもその輪がどこにあるかも知りましょう。
今回の魔法系ヒーラー養成1Dayスクールの隠れテーマでもあります。
その輪は意外と小さいものですし、内なるエゴは自分はもっと有能だと騒ぎます。そのエゴには黙ってもらいましょう。エゴくんは災難と競争と見栄と不幸しかもたらしません。
そして、この輪の外について「自分は何も知らない」という偉大な人が言うときにそれを謙虚と周りは評価します。しかし謙虚でも何でもなく、彼らはその輪の中にとどまり、その輪の境界を良く知っているだけなのです。
そしてその輪の中にとどまる限りは、幸福であり、成功もできるのです。
我々は輪から遠く離れたところで、無駄なあがきをしているのです。
才能の源泉は輪の中にあります。それは半径30センチくらいかもしれませんが、我々が生きていくには十分な広さがあるのです!
(引用終了)
それを過去の記憶を召喚したり、興味のあることやランダムに飛び込んできたものにトライしながらあたりをつけて見極めていきましょう。それにメンタリングのパーソナル・セッションが加わると相乗効果を引き起こせます。
そしてone more thing!
「まといのば」本家の数日前に記事の記述されているソクラテスが勘違いしていた作品が作者を生み出すという立場について。
(引用開始)
ソクラテスは勘違いしていました。芸術家とは、自分の頭の中にあるものを芸術作品にしていると。もちろんそういう面はあるのですが、真のインスピレーションは頭の外からやってくるのです。我々は媒介として、それをきちんとキャッチし、まっすぐに出したいのです。そのキャッチと正確な表現のためにテクニックが必要なのです。それを「透明な身体」と呼んだりしています。
作品とは自分の子供のようなものだ、とトゥールミンは言いましたが、一方で、作品によって私が生み出されたという立場もあります。作品が、私を描く、のです。
(いま適切な引用が思い出せず、ここに引けないのですが、、、そのかわりに、村上隆さんのピカソとウォーホル評を!そして天才マチス!)
(引用開始)
マチスはおそらく天才にしか見えない何かを見たはずでしょうが、ぼく自身は天才の見た風景を表現することはできません。
ピカソやウォーホル程度の芸術家の見た風景ならわかる。時代の寵児になる程度の彼らのような芸術家たちは天才でも何でもなくて、ど根性物語をやり通しただけです。顔を売ることで未来へのチャンスを探し続けていくという路線なら、ぼくも彼らとほとんど同じですから、何を考えているかはわかります。
(引用終了)
(引用終了)
作品によって私が生み出されたという立場を提唱したのは、「まといのば」でも紹介されている『食べて、祈って、恋をして』で有名なエリザベス・ギルバートでした。
※こちらで日本語字幕で観ることができます!
エリザベス・ギルバートは著作『BIG MAGIC』のなかで以下のように提唱します。しがない物書きとしては少しわかる気がします。
(引用開始)
みなさん。いいですか。芸術作品と人間の子どもはまったくの別物です。作品を自分の子とみなす発想は、激しい心的苦痛をもたらします。この点に関しては、私はひどくまじめにそう思うのです。作品を自分の産んだ子だと心から信じていたら、その体を30%切りとらなければならない日が来てしまったら、とても困った事態になるでしょう。しかもそういう可能性はおおいにあります。誰かがわが子を批判したり訂正したり、大幅な修正を提案したり、自由市場で売り買いしようとしたら、きっとあなたは耐えられないでしょう。作品は発表したり共有したりすることすら、できないかもしれません。見守りお世話をしてくれるあなたがいなくては、無力でいたいけな赤ちゃんは生きていけないでしょうから。
あなたの作品はあなたの子ではありません。いうなれば、あなたこそが作品の子どもなのです。今まで書いてきたすべての作品なくして、今の私はありません。どのプロジェクトも、それぞれのやり方で私を大人にしてくれました。書き上げた作品と、作品によって変わった自分のふたつが、私を今の私にしてくれたのです。創造性は私を育て、大人にしてくれました。子どものように振る舞わないようにするにはどうすればいいかを教えてくれた、あの短編小説『巡礼者たち』での経験を皮切りに。
(引用終了)
僕たちが設定されたゴールの写像(影)であるように、僕たちは自分が生み出していると思っている作品の子どもだということです。すなわち作品が先にあって、僕たちはそれを受け取る媒体のようなものです。
情報空間に先に作品があり、それを媒体である僕たちが受け取り、文章にしたり、絵にしたり、踊りにしたり、音楽にしたり、演劇にしたり、数式にしたりして、物理空間で他者と共有して楽しみます。
そうして受け取った作品を形にするためにウンウン唸っているときに僕たちは成長します。だから僕たちは作品の子どもなのです。
これは先に情報空間があり物理空間はその写像であるという第二世代の理論と、利他に生き上位の存在に蜘蛛の糸を垂らしてもらって引き上げてもらうという第三世代の理論とも整合するように思います。
c.f.独創性は、あらゆる段階で、人間精神内の真実を増進させるという責任感によって支配されている。 2022年05月10日
まあエリザベス・ギルバートはクリエイティブは気楽にやりなよ(Take it easy)といいたいのかもしれませんが、「まといのば」の理論や記述を経て、僕にはそのように見えます。
以上、脱線しまくりですが、ご用命の品(+α)でした!
気楽にやってサクッと力をつけて、軽やかに現状の外に移動していきましょう!今後僕もますます能力の輪の中に集中してスピードを上げて駆け上がっていきたいと思います!!
セミナーやセッションでその成果はシェアしていきたいと思いますので、お楽しみに!!
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