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前回の記事はたくさんの方にお読みいただきありがとうございました。
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私は、低音感音性難聴(低音障害型感音難聴)です。
若い時に発症しました。
いつ発症したかは正直覚えてなくて、病院にかかったのは35歳を過ぎてから
35歳を過ぎて病院に行こうと思った理由は、
◯当時のバイト先で電話を受けた時に、特定の男性の声がうまく聞き取れなかった。
→ムニャムニャ言ってるだけに聞こえて、チョー困った。
それで、病院に行きました。
でも、もっと前から、
◯しょっちゅう耳が詰まった感じになり、トンネルに入ってるみたいになっている。
◯耳に水がはいっている感覚、耳が塞がった感じで、自分の声が自分の中で響く。
◯プールの水中にいるみたいな感覚になる。
こんな症状はずーっと続いていて、
大人になってからは、
◯大人数の話し声が飛び交ってる場所では、近くの話し相手の言葉を聞き分けられない。
◯電話している時に、そばで誰かの話し声が聞こえると、電話の声もリアルの声も聞き分けられなくなる。
こんな症状も加わりました。
多分、耳の詰まりや水が入ってる感覚、自分の声が響く感覚は高校生くらいの時にはもうすでにあった気もするのですが、
すべての症状に慣れっこになってて、こんなものなんだろうと思い込んでいて、病院に行くという発想にはなりませんでした。
でも、35歳の時に電話でうまく聞き取れてないことを自覚して、初めて病院に行ったのでした。
そしたら、検査の結果、
◯低音感音性難聴であること
◯最初に発症してすぐに病院に来たら、ステロイド点滴をすることで治癒する可能性が高いが、何十年も経っているから回復が見込めないこと
を伝えられました
治療は発症後1週間以内に開始するのが大切で、
私のようにほったらかしにしてると、
そのままになったり、
治ったように思っても再発を繰り返し、さらに症状も進むと言われました
でもまあ、多少の不便はあっても聞き取れないわけではないし、仕方ない、、、今までそれでやってきたし、これからもこれでやっていくしかないか、、、
と当時、病院に行って思っていたのですが、
こないだ、知人2人と一緒にいる時に、
その2人が会話をしていて、私が部屋の隅っこで電話をするという状況の時、
その2人はただちょっと話してるだけで全然うるさいわけではないのに、私は受話器の声が全く聞き分けられず。
だから、受話器と反対の耳を思いっきり塞ぎながら会話が入ってこないようにして電話に集中しようとしたのですが(←これはバイト先で電話を受ける時にも必ずやってた)、
それでも会話が雑音みたいになってるし、
電話相手の男性の声が、私が特に聞き分けにくい声質だし、
マジで聞き取れず
知人とは離れてるし、会話がうるさいわけでもないから「静かにして」とも言えず。
そして、部屋の外にも出れず。
(部屋の外はさらにたくさんの人がいて、その人たちざ会話してる状況だった)
もう、どんなに片耳を押さえて、もう片耳を電話に集中してみても、本当に聞き取れなくて、
あの時はかなり困りました
結局、部屋にいる知人に事情を話し、
静かにしてもらい、ごめんなさいねと謝られ、
相手は何か悪いことをしているわけではないので、こちらが恐縮しちゃいました
今まで数十年、聞き取りにくいシチュエーションがあるということが当たり前になっていて、それらを自覚することで、特別不便と感じたことはなかったのですが、
こないだは、聞き取りにくい音域、電話、人が近くで喋ってる、などいろんな条件が重なったために全く聞き取れず、自分でもビックリでした
でも、今までもなんとかなってきたので、これからもなんとかなるだろうし、今回のように困った時には頼んじゃえばいいし、そこに不安はないのですが、
とりあえず、久々に不便を感じた出来事でした。
昔から耳の中に水が入ってる状態で自分の声が頭で響いてる感覚が普通になってるから、
たまに、詰まった感覚じゃない時がチョー快適に感じる幸せ
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