開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ -46ページ目

火雷噬嗑上九って・・・

火雷噬嗑上九

校を何いて耳を滅る。凶なり。
(かせをにないてみみをやぶる。きょうなり)
象に曰く
校を何いて耳を滅るは、聡不明なればなり。
(かせをにないてみみをやぶるはそうふめいなればなり)



なんとも不気味な言葉が書かれていますね。

これは古代中国の刑罰にあるそうです。

木の板に、頭の大きさだけの穴を開けて、これを頭の上から勢い良く振り下ろすそうです。

ということは・・・

頭の大きさぎりぎりに穴が開けられているので、耳は削がれてしまいます。


人の言うことを聞かないと、エライ目に遭う、ということを暗示しているのでしょう。

「聡不明なればなり」

この火雷噬嗑上九の他にも易経の中には出てくる言葉です。


これは私の解釈ですが、易に「バカだね、お前は」と言われているのだと思います。

で、私、よく易にこれを言われます。聡不明なもので・・・


この記事を書こうと思ったのは、ある知らないアドレスのメールからでした。

競馬のG1レースの予想を教える、という内容のメールでした。

「本来なら数万円の料金で教える内容を、今回は特別に無料でお知らせします」と、それはそれは言葉巧みに書かれていました。

ふ~ん、もし、これが本当なら、世の中には奇特な人もいるもんだね~

普通はこんなことはあり得ないよね。でも、これは良い機会だから、易に聞いてみるか。

ということで、立筮してみたところ、得た卦が、「火雷噬嗑上九」でした。


ちょっとでも、「もしかしたら」と思った私に対する言葉なのでしょう、これは。

また、易に叱られてしまいました。

得意な占術

プロの占い師さんであれば、皆さん、2つや3つは得意な占術をお持ちのことでしょう。

占い師にとって占術というのは、いわば大工さんの大工道具のようなもので、手に馴染んだ占術は使い勝手が良いものです。

が、ノコギリだけでは家を建てられないように、クライアントさんの要望によっては、占術を変えることもしばしば。

というか、それが当たり前でしょう。

が、なんでもこなせるスーパースターのような占い師さんならともかく、多くの占い師さんは、2~3の占術を使ってらっしゃるのではないでしょうか。

よく言われるのは、「命卜相」がそれぞれ一つ出来ればプロとして通用する、ということ。

が、人によってそれぞれ得意な分野があるようです。


また、プロの占い師さんでも、友人の占い師さんに、自分が使わない占術で占ってもらって、それがかなり当たったりすると、俄然、その占術に興味が湧いてくるものです。


と、前置きが長くなりましたが、先日、以前算命のレッスンをした、ある占い師さんからお電話をいただき、新しい占術を習いたいのだけれど、いかがなものでしょう、という相談を受けました。


この方は、算命、九星気学、タロットなどを使われるのですが、特にタロットの腕は上々で、とても的を得た判断をされるので、クライアントさんからの信頼も厚いのです。

この方が、気学の四段掛けで、ある占い師さんに鑑定したもらったところ、とても良く当たっていたそうです。

なので、自分もこれを勉強したいのですが、という相談でした。


そこで、電話口で話を聞きながら、周易で見てみたところ・・・


勉強運  澤風大過 初六
不慮   山澤損  六三
方針   雷水解  九二


という易を得ました。


澤風大過を得た時点で、あ~なるほど、と思ったのですが、山澤損六三で思わず吹き出しそうになってしまいました。

方針の雷水解九二には、ちょっと考えさせられましたが、最終的にお話したのは・・・


「ちょっとした思い付きでやっても無駄。あれこれやろうと思っても、すぐに飽きるよ」


ということでした。


澤風大過は初爻と上爻が陰爻なので、動機と目的がはっきりしていないという意味から、ちょっとした思い付きだろうと推測しました。

山澤損六三は、爻辞と通りで、あれもこれもと手を出してもダメ、ということでしょう。


が、方針の雷水解九二には、ちょっと悩まされました。

爻辞自体はとても良い言葉が書いてあるからです。

が、卦は「雷水解」で、解は解けるです。

この問題自体が解けてしまうのだろうと判断して、このようなお話をさせていただきましたが、結果はどうなるでしょうか。


そのうち答えをいただけることでしょう。



買い物占

この春から大学に通うことになった次女が、新しい財布が欲しいということで、某大手通販ショップをいろいろと検索していたところ、自分の長財布が欲しくなりました。

今も長財布は使っているのですが、小銭入れがついているタイプで、あまり好みではありません。

なぜ好みでない財布を使っているかというと、これはカミさんのプレゼントだからです。

が、これももう十年以上使っていて、けっこうやつれてきたし、そろそろ新しい、小銭入れのついていない長財布が欲しいな~、と思っていたところでした。

そこで、娘の財布が決定した後で、自分用の財布を探していたところ、某海外有名ブランドの中に、好みにぴったりなものがありました。

ということで、これはどうだろうかと、易に聞いたところ、

山澤損 九五

と出ましたので、即、ポチッとしました。

山澤損、というのは、卦の名前通り「損(投資)」を意味するのですが、九五の場合は、思わぬリターンが得られることを意味します。


が、待てよ・・・と思い、カートに入れたままで、他のものも探してみました。

すると、国産メーカーのもので、気に入ったタイプのものがあったので、これはどうかな、と易に聞いたところ、

火雷噬嗑 六五

と出ました。

火雷噬嗑六五は、占ったことに対して、とても結果が良いことを意味します。何をやってもうまくいきます。


う~ん・・・これですっかり迷ってしまいました。

どちらも捨て難い!

となれば、やはりこれは最終的には易に聞くしかないでしょう!

ということで、方針(どうしよう?)という占的で易を出してみたところ・・・

なんと・・・

水澤節 六三

とのこと。

あ~、そういうことね。

水澤節六三というのは、ここで引き締めておかないと、後悔することになるぞ、という警告です。あまり必要が無いものを衝動買いしようかな、と思う時に、良く出ます。



では、と、念のため、長財布を買うことについて、という占的で易を出してみたら、

水地比 上六

でした。

これで決定ですね。

水地比というのは、親しむことを意味する卦ですが、上六の場合は、親しむ相手がいない、という意味です。


この易を見て、すっかり買う気が失せてしまいました。

こんなことも、易の効用でしょうか。