開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ -36ページ目

師匠曰く「50歳なんざぁ、まだまだガキだ」

4月から始まる新しい周易講義の資料を作るため、我が師匠、横井伯典の講義録を改めて聴き直しています。

最初はMDに、その後はデジタルレコーダーに録音しておいた、私が通ったクラスのレッスンを録音しておいたのですが、その量は半端無いです。

約10年、師匠の教室に通い、その全部ではないけれど、けっこうな量の録音が残っていて、今はその録音をランダムに聴いています。

と、先日、聴いていた録音の中の、師匠の一言がとても心に響きました。

その一言とは・・・


「50歳なんざぁ、まだまだガキだ」


なぜこれが心に響くのかと不思議に思われるかもしれません。

50歳といえば、かなりの大人。人によってはかなりの地位に昇っている方もいらっしゃるでしょうし、功成り名を遂げた方もいらっしゃるでしょう。

そこまでではないにしろ、世間で見ればちゃんと結婚をして子供も成人し、規模の大小は問わずとも自宅を購入した方も多いことでしょう。



が、自分のことを振り返ってみると、現在の住まいは借家だし、長女は大学を卒業して社会人になっていますが、次女と長男(末っ子)はまだ学生。

蓄えもさほど無い(カミさんは持っているかも?)し、これと言って大きな仕事を成し遂げたわけでもない。


算命なり四柱推命で私の宿命干支を見ていただくと、識者の方なら納得いただけることと思いますが、働き盛りの時期に思いっきり翻弄される運命のようです。

実際、三十代から四十代、五十代の前半にかけて、けっこうとんでもない運命を味わってきました。

しかし、なんで自分がこんな目に遭わなくちゃいけないの?

とは思いませんでした。


というのは、けっこう若い時に干支学に出会ってしまったからです。

が、頭で、知識でそれを学ぶのと、自分の人生でそれを味わうのでは雲泥の差がありました。

こんなことになるんかい~!

というのが正直な感想です。

が、学生時代の友人などと久々に会って話すと、それぞれに安定した人生を送っている者も多く、それにひきかえ自分は何をしてるんだろう、と思い落ち込むこともあります。

そんなブルーな気分の時に聴いた師匠の声で「50歳なんざぁ、まだまだガキだ」と言われると、ああそうか! まだまだ私はガキなんだ。まだまだもがいていても良いんじゃないか、と思えて、胸にわだかまっていたものがスーッと消えていきました。



干支学を始め、周易やタロットなどの占を学び始めた頃は、こんなに凄い技術を身につけたら、もう人生恐いことなんて、無いじゃん!

な~んて思っていた私は馬鹿でした。思いっきり馬鹿でした。

4月から一緒にセミナーをさせていただく東海林先生ともよく話すのです。

「勉強すればするほど、自分の宿命が良く無いことが分かるよね~」 と。

でも、師匠に言わせればまだまだガキ。これから先の人生、干支学の暗示も見据えながら、実際にはどのような現象が起こってくるのか、じっくりと味わっていきたいものです。


4月から始まる周易講義は、師匠横井伯典から伝えられた、実践から掴み取った使える判断をお伝えするつもりですので、乞うご期待。


新セミナー決定

4月からの東海林先生とのコラボセミナーが決定しました。

一年半かけて、東海林先生が気学、わたしが周易を担当させていただきます。

詳細は東海林先生の「福猫占術講座」をご覧下さい。


東海林秀樹の福猫占術講座

本籍地を移す?

これは私がグループレッスンをしている生徒さんが立てた易の話です。

本人の許可を得て記事にさせていただきました。

世の中にはいろんな占い師さんがいて、いろんな商売の仕方があるもんだ、と思いました。

この方、お知り合いの方に「すごい占い師さんがいるんです。私もその方に見てもらって、ずっと縁が無かったのに、こういう人といつ知り合って結婚する、ってピンポイントで言われたんです。一度行ってみませんか」と誘われたのがきっかけで、都内にある、その占い師さんの事務所に出かけたそうです。

ただ、行くにあたって易を立ててみたところ、出たのが

天山遯初六

だったということで、私に相談がありました。

この易を見て私は「行ったら取り込まれそうだから中止が良いんじゃないの」という話をしました。

が、この生徒さんは、知人の義理もあり、1回だけ、と自分に言い聞かせてその占い師さんの事務所に行ったそうです。

で、その結果・・・見事に取り込まれそうになりました。

次回のレッスンの時にこの時の様子を聞かせてもらったのですが、それを聞いていた他の生徒さん達に、それは絶対におかしい。カルト宗教の勧誘と同じじゃない、なんでそんなに何回もお金払うのよ、それもけっこうな大金じゃないの! とさんざん言われてました。

でも頭ではそう思うんだけど、もう1回行ってみようかと思うんだけど・・・

と、ここでまた、他の生徒さん達から「易の方がよっぽど確かじゃない。いい加減に止めなさいよ」と、けっこう強く言われて納得。


その後、誘ってくれた知人にも、もう行かないと話して、天山遯と逃げることになったのですが、最初に行った時に、「本籍地は移せるんだから、○○神社(この生徒さんの自宅のそばの大きな神社)の住所に移しなさい」と言われたそうです。

で、それが気になる、というので、それでは易を立ててみたら、ということご本人に易を立ててもらいました。

占的は「本籍地を移して良い」「今のままで良い」「方針」の三つです。

ご本人が出した易は以下の通りでした。

本籍地を移して良い、は

風沢中孚上九


今のままで良い、は

山天大畜六五

方針(どっち?)は 
水地比上六


でした。

最初の、風沢中孚上九が出た時点で、心の中で思わず吹き出してしまいました。

風沢中孚上九には「乾音天に昇る」という言葉があります。

乾音とはニワトリのこと。ニワトリが天高く飛び立とうとしてすぐに地面に落ちてしまう、という意味です。

柄にも無いことをしてもしょうがない、と易は言うのでしょう。

次に山天大畜九五ですが、山天大畜は「大きく留める」「大きく蓄える」という意味で、九五は「チャンスがあって、それを上手に活かせる」という意味。

つまり、ここでは大きく留める意味を使って、今のままで良い、と判断しました。

そして方針の水地比上六。水地比は「親しむ」卦ですが、上爻では親しめません。


ということで、この三つの易を総合して判断すれば、本籍地を移す必要は無い。今のままで良い、という結論に達しました。


その占い師さんの商売を邪魔するつもりは毛頭ありませんし、おそらく私には無い特別な能力もお持ちのようですが、あのような商売の仕方はいかがなものかと思いました。

しかし、縁のある方、お金のある方には有り難いお言葉を授けてくれる存在なのかもしれませんね。