本籍地を移す? | 開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ

本籍地を移す?

これは私がグループレッスンをしている生徒さんが立てた易の話です。

本人の許可を得て記事にさせていただきました。

世の中にはいろんな占い師さんがいて、いろんな商売の仕方があるもんだ、と思いました。

この方、お知り合いの方に「すごい占い師さんがいるんです。私もその方に見てもらって、ずっと縁が無かったのに、こういう人といつ知り合って結婚する、ってピンポイントで言われたんです。一度行ってみませんか」と誘われたのがきっかけで、都内にある、その占い師さんの事務所に出かけたそうです。

ただ、行くにあたって易を立ててみたところ、出たのが

天山遯初六

だったということで、私に相談がありました。

この易を見て私は「行ったら取り込まれそうだから中止が良いんじゃないの」という話をしました。

が、この生徒さんは、知人の義理もあり、1回だけ、と自分に言い聞かせてその占い師さんの事務所に行ったそうです。

で、その結果・・・見事に取り込まれそうになりました。

次回のレッスンの時にこの時の様子を聞かせてもらったのですが、それを聞いていた他の生徒さん達に、それは絶対におかしい。カルト宗教の勧誘と同じじゃない、なんでそんなに何回もお金払うのよ、それもけっこうな大金じゃないの! とさんざん言われてました。

でも頭ではそう思うんだけど、もう1回行ってみようかと思うんだけど・・・

と、ここでまた、他の生徒さん達から「易の方がよっぽど確かじゃない。いい加減に止めなさいよ」と、けっこう強く言われて納得。


その後、誘ってくれた知人にも、もう行かないと話して、天山遯と逃げることになったのですが、最初に行った時に、「本籍地は移せるんだから、○○神社(この生徒さんの自宅のそばの大きな神社)の住所に移しなさい」と言われたそうです。

で、それが気になる、というので、それでは易を立ててみたら、ということご本人に易を立ててもらいました。

占的は「本籍地を移して良い」「今のままで良い」「方針」の三つです。

ご本人が出した易は以下の通りでした。

本籍地を移して良い、は

風沢中孚上九


今のままで良い、は

山天大畜六五

方針(どっち?)は 
水地比上六


でした。

最初の、風沢中孚上九が出た時点で、心の中で思わず吹き出してしまいました。

風沢中孚上九には「乾音天に昇る」という言葉があります。

乾音とはニワトリのこと。ニワトリが天高く飛び立とうとしてすぐに地面に落ちてしまう、という意味です。

柄にも無いことをしてもしょうがない、と易は言うのでしょう。

次に山天大畜九五ですが、山天大畜は「大きく留める」「大きく蓄える」という意味で、九五は「チャンスがあって、それを上手に活かせる」という意味。

つまり、ここでは大きく留める意味を使って、今のままで良い、と判断しました。

そして方針の水地比上六。水地比は「親しむ」卦ですが、上爻では親しめません。


ということで、この三つの易を総合して判断すれば、本籍地を移す必要は無い。今のままで良い、という結論に達しました。


その占い師さんの商売を邪魔するつもりは毛頭ありませんし、おそらく私には無い特別な能力もお持ちのようですが、あのような商売の仕方はいかがなものかと思いました。

しかし、縁のある方、お金のある方には有り難いお言葉を授けてくれる存在なのかもしれませんね。