開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ -29ページ目

害についての考察

まず始めにお断りしておきますが、この記事は四柱推命なり算命学なり、干支を使った占術を勉強、研究されている方向けであり、一般の占い好きの方が読んでもあまり面白くないかもしれません。
 
干支学の技法に興味の無い方はスルーしていただいてもけっこうです。
 
四柱推命では、位相法はあまり重視されない先生もいらっしゃいますが、算命学での鑑定においては、位相法は非常に重要な技術として用いられることが多いです。
 
算命学でいう位相法とは、「刑、冲、破、害」や「支合」や「三合会局」などの、十二支同士の関係性についての技術です。
 
 
この中一つである「害」は、ストレスあるいはストレスからくる体調の異変、病気などと説明されますが、宿命および後天運で巡ってきても一つだけではすぐに現象が現れることは無いというのが、私のこれまでの経験からは言えます。
 
しかし、これが三つ以上重なって巡ってきた時には、かなりはっきりと、それも早めに現象が出たケースを幾つか見ています。
 
数年前に鑑定した方の場合、ある月にだけ、大運、年運、月運と同じ十二支が巡っており、それが宿命の十二支と害の関係になった時期がありました。
 
その時、この方は急に首をひねって(寝違えたのかどうか、詳しいことは覚えていないのですが)、それ以来、首が回らなくなってしまった。
 
その上、少しでも首を動かすと激痛が走って夜もおちおち寝ていられないほどの痛みを伴うようになってしまいました。
 
そこで私に相談があったのですが、命式を算出してみると、その月に害が三つ重なっていました。
 
「××さん、痛いのはしょうがないです。おそらくお医者さんに行っても、鍼灸や整体などをやってみても、あまり効果は無いと思われます(ここらの判断は卜占も使ってます)。でも痛いのは○日あたりまで。それを過ぎたら痛みは消えていくからしばらく辛抱して。」
 
と伝えました。
 
が、やはり激痛に堪え兼ねて数日ごとに連絡が入りました。
 
でも私は「でも痛いのは○日あたりまで。それを過ぎたら痛みは消えていくからしばらく辛抱して。」と繰り返し言うことしか出来ませんでした。
 
そんなこんなで、害が三つ重なった月も過ぎたので、そういえばどうなっただろう、と思って矢先に連絡がありました。
 
「先生に言われた通りでした。つい数日前まであんなに痛かったのに、昨日あたりから嘘のように痛みが薄れてきました。まだちょっとは痛いんですが、先月のような激痛はありません。本当に言われた通りになりました。有り難うございました。」
 
というケースがありました。
 
 
それまで、害はあまり急に現象が現れないと思っていたのですが、この方のケースを考えると害も一つや二つではさほど急に現象は現れないけれど、三つ重なると急速に現象が現れるのではないか、という仮説を抱くようになりました。
 
 
そして数年後、これは私自身のケースです。
 
私の場合、宿命で一つ害を持っています。
 
そして年、月と害が三つ重なった時期に体調を崩しました。というより、それまで感じたことが無いような胃痛を経験しました。
 
もともと体は丈夫な方で、中でも消化器系は強い方だと思っていましたし、これまでの人生でストレスで胃が痛い、などという経験もしたことが無かったので、正直驚きました。
 
テレビで胃腸薬のCMなどを見ても、自分には関係無いと思っていたので、胃が痛いというのはこういうことか、と初めて知りました。
 
その、害が三つ重なった一ヶ月間ずっと胃がムカムカしてずっと胸焼けしていました。
 
しかし、月が変わり十二支が変わった朝起きた時のこと。
 
昨夜までムカムカしていた胃が、かなりスッキリしているのに気づきました。
 
え? 何この爽快感は。昨日まであれだけムカムカしていたのに・・・
 
やっぱり干支の影響って、かなりあるんだな、と改めて感じました。
 
 
これまでも東海林先生と「干支って影響あるよね〜」と話すことが多かったのですが、干支の喜忌はもちろんのこと、位相法の現象もはっきり出てくることを改めて認識しました。
 
干支を使った占術を使われる方は、是非、位相法の影響も注意深く観察されてみてはいかがでしょうか。
 
新たな発見があるかもしれません。
 
 
東海林秀樹先生と照葉櫻子さんのブログはこちらからどうぞ
 
 

旅行、大丈夫でしょうか?

先日のレッスンの際、生徒さんの一人が、
 
「今週末からタイ旅行に行くんですが、無事に行ってこられるでしょうか?」
 
と言われたので、じゃあ、ご自分でカードを引いてみてはいかが、とその場でタロットカードを引いてもらいました。
 
 
 
 
まだタロットも始めて間もない方なので、簡単な3カードスプレッドです。
 
が、この3カードスプレッドって、けっこう便利だったりします。
 
ケルト十字などの、カードを多く展開するスプレッドの前に、問題を大づかみするのには便利だと思ってます。
 
また、今回のように小旅行など、軽い問題の場合も、3カードスプレッドで充分ではないかと思うことがよくあります。
 
 
閑話休題
この生徒さんが出したのが、写真のカード。
 
左に位置するのがペンタクル4逆位置、真ん中が女帝、右にはソードのキングが逆位置に出ました。
 
そして最後にアドバイスカードとして引いてもらって出たのがワンドのエース。
 
 
実はこの方、先月もご主人とお二人で台湾旅行に行ってらっしゃいますが、今回のタイ旅行はお友達とその娘さんとの3人、つまりご主人は同行されません。
 
という事情を知った上での判断です。
 
まず左に位置するペンタクル4の逆位置。
 
「へそくりから旅行代を出したんでしょ」と言うと、ドンピシャ。前回の台湾旅行はご主人の一緒だったのでご主人が出してくれたそうですが、今回はご主人が行かないので自分のへそくりから資金を出したとのこと。
 
で真ん中の女帝。
 
「充実した良い気分で帰ってこられますよ、きっと」
 
これはタロットの初心者でもすぐに分かりますよね。
 
 
が、最後のカード、ソードのキングが逆位置で出たのには、ちょっと頭をひねりました。
 
さて、ソードのキング、それも逆位置とは・・・
 
と、その時にご主人は一人残されることを思い出しました。
 
「ご自分は気分良く旅行から帰ってくるけれど、帰宅するとご主人はご機嫌斜めかもしれませんね」と判断しました。
 
すると
「あ、そういえば、『良いよ行ってきなよ』とは言ってくれたんですが、表情が堅かったんです。じゃあ、何かお土産買ってきます。」
 
でも、アドバイスカードはワンドのエース。
 
これは「旦那のことなんか気にしないで行ってきちゃいな!」でしょう。
 
真ん中のカードは女帝、大アルカナ。
 
で、ご主人(であろう)のカードは、キングとはいえ小アルカナ。
 
この2枚のカードが、彼女の家の力関係を暗示していると思うのは私だけではないでしょう。
 
 
今回は生徒さんが引いたカードではありますが、タロットに周易とは違った面白さを感じました。

トランプの大統領運や如何に

先週の周易のレッスンの際、生徒さんにトランプの大統領運、という占的で易を立ててもらいました。
 
 
以前、横井先生がご存命の時は、毎年1月に新富町のホテルで横井教室の門下生が集まって新年会をやっていたのですが、その際、横井先生が立てた、その一年の国運や外交運などを書いたプリントをいただいたものでした。
 
その中でも印象的だったのが、オバマが大統領に就任した年に、オバマの大統領運でした。
 
得卦は
地火明夷上九
 
でした。
 
「不明にしてくらし。初めは天に登り、後には地に入る。」
 
という言葉が易経には書いてあります。
 
つまり、最初は調子が良いけれど、時間が経つにつれてどんどんと落ちていく、という意味です。
 
オバマが「地に入る」ほど落ち込んだかどうかは意見が分かれるでしょうが、最初の勢いが無くなったのは確かではないでしょうか。
 
この記憶があったので、私も教室でトランプの大統領運を立ててもらったわけです。
 
 
この教室で生徒さんが立てた易で得た卦は、
 
大統領運 風水渙  九五
不慮運  巽為風  九三
方針   雷沢帰妹 初九
 
でした。
 
風水渙は、風で水の難儀を吹き散らす卦。
 
これだけで判断すれば、今のアメリカが抱えている諸問題をトランプ大統領が吹き散らす、とも考えられますが、五爻の場合、
 
「その大号を汗のごとくにす。王居を渙すれば咎なし」
 
という言葉があり、自分が貯めた財を全て差し出せば「咎なし」となるであろう、という意味です。
 
また不慮運の巽為風九三は、
 
「頻(しき)りに巽(したが)う。吝なり」
 
という言葉があります。
 
自分勝手にやりたいのをぐっとこらえて、みんなとうまくやっていこうとするがすぐに馬脚を露わして恥をかく、という意味です。
 
柄にもないことをしようとすれば必ず行き詰まる、という意味でもあります。
 
 
そして方針の雷澤帰妹初九には、
 
「帰妹悌(女篇に弟)を以てす。跛(あしなえ)にして履(ふ)む。征くときは吉なり」
 
という言葉があります。
 
雷澤帰妹というのは結婚の卦ですが、初九は最も身分の低い者。正式な花嫁ではなく、花嫁の身の回りの世話をする下女のような存在。
 
だから期間を区切って早めに切り上げる、という意味も含んでいます。
 
 
この易を考えてみると、世間で言われている如く、大統領としての任期4年を全う出来るのかどうか。
 
まだ就任したばかりではありますが、今後の成り行きを見てみたいと思います。