トランプの大統領運や如何に
先週の周易のレッスンの際、生徒さんにトランプの大統領運、という占的で易を立ててもらいました。
以前、横井先生がご存命の時は、毎年1月に新富町のホテルで横井教室の門下生が集まって新年会をやっていたのですが、その際、横井先生が立てた、その一年の国運や外交運などを書いたプリントをいただいたものでした。
その中でも印象的だったのが、オバマが大統領に就任した年に、オバマの大統領運でした。
得卦は
地火明夷上九
でした。
「不明にしてくらし。初めは天に登り、後には地に入る。」
という言葉が易経には書いてあります。
つまり、最初は調子が良いけれど、時間が経つにつれてどんどんと落ちていく、という意味です。
オバマが「地に入る」ほど落ち込んだかどうかは意見が分かれるでしょうが、最初の勢いが無くなったのは確かではないでしょうか。
この記憶があったので、私も教室でトランプの大統領運を立ててもらったわけです。
この教室で生徒さんが立てた易で得た卦は、
大統領運 風水渙 九五
不慮運 巽為風 九三
方針 雷沢帰妹 初九
でした。
風水渙は、風で水の難儀を吹き散らす卦。
これだけで判断すれば、今のアメリカが抱えている諸問題をトランプ大統領が吹き散らす、とも考えられますが、五爻の場合、
「その大号を汗のごとくにす。王居を渙すれば咎なし」
という言葉があり、自分が貯めた財を全て差し出せば「咎なし」となるであろう、という意味です。
また不慮運の巽為風九三は、
「頻(しき)りに巽(したが)う。吝なり」
という言葉があります。
自分勝手にやりたいのをぐっとこらえて、みんなとうまくやっていこうとするがすぐに馬脚を露わして恥をかく、という意味です。
柄にもないことをしようとすれば必ず行き詰まる、という意味でもあります。
そして方針の雷澤帰妹初九には、
「帰妹悌(女篇に弟)を以てす。跛(あしなえ)にして履(ふ)む。征くときは吉なり」
という言葉があります。
雷澤帰妹というのは結婚の卦ですが、初九は最も身分の低い者。正式な花嫁ではなく、花嫁の身の回りの世話をする下女のような存在。
だから期間を区切って早めに切り上げる、という意味も含んでいます。
この易を考えてみると、世間で言われている如く、大統領としての任期4年を全う出来るのかどうか。
まだ就任したばかりではありますが、今後の成り行きを見てみたいと思います。