開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ -26ページ目

都議選考

いよいよ日曜日に都議選が迫ってきました。

 

私は基本的に政治についてはあまりアクティブな発言はしないのですが、先日のレッスンの際、生徒さんの一人からこんなことを言われました。

 

「私、今度の都議選にはとても興味があるんです。都民の一人としては小池都知事を支持しているし『都民ファースト』を応援しています。それで都議選でどうなるのか知りたいんです」

 

ということで、占的は私が考えましたが、実際にはその生徒さんに易を立ててもらいました。

 

その結果がとても興味深かったので備忘録的に記事にしました。

 

都民ファースト議席を増やすかどうか、自民党は議席を増やすかどうか、ということで占的を考えてみました。

 

これはいつも師匠に言われていたことですが、「易は占的が全て。占的がはっきりしなければ易は判断できない」ので、シンプルな占的にしてみました。

 

その結果は、

 

都民ファースト議席を

増やす 雷風恒九四

減らす 山風蠱六二

方針  地雷復六五

 

ん!? 予想もしなかった易だったのですが、とりあえずは自民党も出してもらいました。

 

自民党議席を

増やす 天雷旡妄六二

減らす 山澤損六四

方針  山天大畜上九

 

 

 

まずは都民ファーストから見ていきましょう。

 

議席を増やす、が「雷風恒九四」易経にはこう書いてあります。

「かりして獲物なし」

 

議席を減らすは「山風蠱六二」で、これは「母のことに幹(かん)たり、貞にすべからず」

 

方針の「地雷復六五」は「復(かえ)るに敦(あつ)し。悔なし」とあります。

 

議席が増えるかどうかを易に問うて「かりして獲物なし」となれば、これは議席が増えるとは考えにくい。

 

次の山風蠱六二は、本来は母親が失敗したけれど、その過失をガミガミ責めるな、という意味ですが、この卦爻には女性がからむのが特徴。

これについての詳しい説明はレッスンの際に生徒さんにはお伝えします。

 

そして方針の地雷復は「一陽来復」を意味し、復活を意味する卦ですが、六五は言葉は良いですが、実際には中途半端で手応えが無いもの。

 

 

かたや自民党が議席を増やすで出た天雷旡妄六二は耕していない、肥料を施していない田畑で豊かな実りがある、という易。

 

そして議席を減らす山澤損六四は易経にはこう書いてあります。

「その疾(やまい)を損す。もしすみやかなれば喜びあり。咎なし」

つまり、心配していたことが「損す」無くなる、という意味。

 

方針の山天大畜上九は、簡単に言えば何でも好きなように出来る、という意味。

 

 

この6つの易を総合して考えてみると、都民ファーストには今ひとつ勢いが無く、自民党はしぶとく勢いを保つのではないかと思えます。

 

さて、その結果はいかに。

 

師匠からよく言われたのは、「何でも良いからすぐに結果が出るものをやれ。間違えたって良いんだ。間違えたら何故間違えたかをとことん考えるんだ。それしか易が上達する道は無い」ということです。

 

このブログを読んで下さるような方はかなりマニアックな方だと思いますし、易を身につけたいと思ってらっしゃる方もいらっしゃると思います。

 

これは生徒さんにはいつも言うことですが、まさに師匠の言う通り。

何でも良いから身近なことで易を検証されることをお勧めします。

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新しい占術

先日の周易のグループレッスンでのこと。

 

生徒さんの一人がこんな易を持ってきて、解釈のアドバイスを求められました。

 

中筮法は自分に使えるか、という占的。

 

使える 山水蒙3

 

まだ早い 火地晋初

 

方針 風天小畜2

 

 

私が普段使っていたり、教えているのは略筮法といって、筮竹を3回捌けば易卦が得られる方法で、明治時代の易聖高島嘉右衛門が使っていた方法ですが、6回筮竹を捌いて卦を得る中筮法という方法もあります。

 

この生徒さんは勉強熱心で、色々な占術に興味があり、あれもこれもやってみたい方。

 

私の教える略筮法だけでなく、中筮法もやってみたいと思ったのでしょう。それで自分で易を立てて、自分に中筮法が使えるかどうかを問うたわけです。

 

 

で、結果は先に書いた通り。

 

識者ならば、あるいは笑ってらっしゃるかもしれませんが、私が教室でこの生徒さんにした解説は以下の通り。

 

まず「中筮法を使えるか」という問いに出た答え、山水蒙六三。

 

この卦爻は師匠から「金色夜叉」と教えられました。

 

六三は欲深い女で、金を持っている男を見るとすぐにパンツを脱ぐ。だらしないね、バカだね、お前は。と易が言うのです。

 

つまり、この生徒さんに対して、新しい占術があるとすぐに手を出そうとして、バカかお前は、と易は言っています。

 

そして「まだ早い」という占的に出た答えは火地晋初六。

 

火地晋は夜明けの象。気持ちは良いけれど実質的なものは何も無い。また、「晋すすむ」という卦の最初で、まだ進むに進めない時という解釈も出来ます。

 

火地晋=夜明けと考えれば、朝日が地平線から見えてきてキラキラ光っているのを、中筮法にあてはめてみれば、この占術がいかにも魅力的に見えるのでしょう。でも、それは気分だけ。そんなものに手を出すより、今はじっとしている方が良いんじゃないの?

 

そして方針は風天小畜九三。内卦の3陽爻は揃って上に進んでいきたいけれど、2爻はこれまで寄り道をしていた初爻を引っ張っていかなければならない。自分一人で行動できないから手間と時間がかかる。で、結局は動けない。

 

以上の3つの卦爻を総合的に判断すれば、お前にはまだ中筮法をやるだけの力は無いから、今やっている略筮法をもっとしっかりと判断できるように精進しなさい。今は中筮法に手を出すべきではない、ということでしょうか。

 

プロの占術家であれば、自家薬籠中の占術を幾つか持っていることと思いますが、皆さん、そこに到達するまでには長い時間がかかっていることでしょう。いろいろな占術を身につけるのも良いですが、まずは一つだけでも、これなら自信を持って使えるという占術を身につけた上で新しい占術に挑戦されるのが良いのではないでしょうか。