開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ -26ページ目

占いフェスティバル2017SUMMER

来る7月7〜9日、表参道ヒルズにて「占いフェスティバル2017SUMMER」が開催されます。

 

1回500円でいろいろな占い師に鑑定してもらえますが、事前登録をしていただくと、様々な特典がありますので、是非、事前登録お願いします。

 

詳細は下記URLをご覧ください。

 

http://uranaifes.com/#uranai

 

ちなみに、私は9日午前11時より参加しますので、興味のある方は是非、いらしてください。

新しい占術

先日の周易のグループレッスンでのこと。

 

生徒さんの一人がこんな易を持ってきて、解釈のアドバイスを求められました。

 

中筮法は自分に使えるか、という占的。

 

使える 山水蒙3

 

まだ早い 火地晋初

 

方針 風天小畜2

 

 

私が普段使っていたり、教えているのは略筮法といって、筮竹を3回捌けば易卦が得られる方法で、明治時代の易聖高島嘉右衛門が使っていた方法ですが、6回筮竹を捌いて卦を得る中筮法という方法もあります。

 

この生徒さんは勉強熱心で、色々な占術に興味があり、あれもこれもやってみたい方。

 

私の教える略筮法だけでなく、中筮法もやってみたいと思ったのでしょう。それで自分で易を立てて、自分に中筮法が使えるかどうかを問うたわけです。

 

 

で、結果は先に書いた通り。

 

識者ならば、あるいは笑ってらっしゃるかもしれませんが、私が教室でこの生徒さんにした解説は以下の通り。

 

まず「中筮法を使えるか」という問いに出た答え、山水蒙六三。

 

この卦爻は師匠から「金色夜叉」と教えられました。

 

六三は欲深い女で、金を持っている男を見るとすぐにパンツを脱ぐ。だらしないね、バカだね、お前は。と易が言うのです。

 

つまり、この生徒さんに対して、新しい占術があるとすぐに手を出そうとして、バカかお前は、と易は言っています。

 

そして「まだ早い」という占的に出た答えは火地晋初六。

 

火地晋は夜明けの象。気持ちは良いけれど実質的なものは何も無い。また、「晋すすむ」という卦の最初で、まだ進むに進めない時という解釈も出来ます。

 

火地晋=夜明けと考えれば、朝日が地平線から見えてきてキラキラ光っているのを、中筮法にあてはめてみれば、この占術がいかにも魅力的に見えるのでしょう。でも、それは気分だけ。そんなものに手を出すより、今はじっとしている方が良いんじゃないの?

 

そして方針は風天小畜九三。内卦の3陽爻は揃って上に進んでいきたいけれど、2爻はこれまで寄り道をしていた初爻を引っ張っていかなければならない。自分一人で行動できないから手間と時間がかかる。で、結局は動けない。

 

以上の3つの卦爻を総合的に判断すれば、お前にはまだ中筮法をやるだけの力は無いから、今やっている略筮法をもっとしっかりと判断できるように精進しなさい。今は中筮法に手を出すべきではない、ということでしょうか。

 

プロの占術家であれば、自家薬籠中の占術を幾つか持っていることと思いますが、皆さん、そこに到達するまでには長い時間がかかっていることでしょう。いろいろな占術を身につけるのも良いですが、まずは一つだけでも、これなら自信を持って使えるという占術を身につけた上で新しい占術に挑戦されるのが良いのではないでしょうか。

星と環境

私が鑑定に使う算命学では、陰占(いんせん)という、十干十二支を使う方法と、これを星に変換する陽占(ようせん)という方法の2種をメインに使いますが、同じ生年月日に生まれれば当然ながら、陰占も陽占も同じものが配置されます。

 

が、実際の人物を見てみると、同じ生年月日、あるいは同じ星を持っていたとしても、全く雰囲気や性格が異なる場合は、よくあります。

 

算命学では、運命というのは、宿命と環境の接点から生じる、と言われており、たとえ同じ星を持っていたとしても、違う環境に育てば、その星の違う一面が出てくると考えられます。

 

 

先日、ある初老の女性からの鑑定依頼を受けたのですが、幾つかのご相談の後、こんな話を切り出されました。

 

「先生、実はわたし、離婚したいんです。というか、もう決意してるんです」とのこと。

 

この方のご主人は5年前に定年退職されて以来、ずっと働かずに好きなことをして暮らしてらっしゃるそうです。

 

それはそれで構わないんですが、と彼女は言うのです。

 

これまでの積み重ねもあり、もう耐えられないんです。以前、私が入院した際、私の通帳と印鑑を渡して、ここから生活費や治療費をまかなってもらったのですが、退院して銀行に行ってみたら、私の貯金が全部引き出されていて、残高が全く無くなっていました。

 

親(ご主人の)から受け継いだ土地やアパートもけっこうあって、義母から「あなたがしっかり管理してね」と言われて権利書や印鑑も私が管理していたのですが、これもなんだかんだと理由をつけて出させて、結局お金にして自分の趣味ややりたいこと、身分不相応な車などを買ってしまったんです。

 

etc.etc

 

いろいろなご主人に対する愚痴が次から次へと出てきました。

 

そこで、ご主人の生年月日を聞いて算命学でこのご主人の宿命を算出してみると、中心には貫索星(かんさくせい)という星がありました。

 

それで私は、この初老の女性にこんな話をしました。

 

ご主人は中心に貫索星という星を持って生まれてらっしゃいます。この貫索星というのは、陽の守備本能と言って、何かを守る力が強い星なんです。それも一人で守る。一人で守らなければならないため、どうしても頑固になりますし、要領は良く無い。

また、貫索星は樹木も象徴しています。時間をかけて、大きく太い幹を持った大樹になるべき星なんです。

 

しかし、あなた様のお話を聞いていると、貫索星が本来持っているような頑固だけど我慢強い面が全く見えてきません。

ということは、ご主人はかなり裕福な家に生まれ育ってこられて、何でも好き放題にやってこられたのではありませんか? と質問しました。

 

と、この初老の女性は、

おっしゃる通りです。この人(ご主人)は戦後すぐに生まれたのですが、生まれてすぐに母が病気で亡くなりました。それで主人の父は後妻さんを迎えたのですが、後妻さんが来るとすぐに、父も病気で他界してしまいました。

 

ですから、主人は実の両親のことはほとんど知らないんです。が、後妻に入った母は、周囲の親戚からの干渉もあり、なんでも好きなものを与えて育てたそうです。主人の好物の食事を与え、好きなものを買い与え、言われるままだったそうです。

主人の父は製薬会社の経営者だったもので、裕福な生活が出来たようですが、あの戦後すぐの時代に子供用の革靴まで揃え、この革靴は私の子供が小さい時に履かせたくらい丈夫なしっかりした作りでした。

今、先生のお話を聞いて、長年の疑問がやっと晴れました。主人はそういう星を持って生まれたにも関わらず、その星を使わないままここまで来てしまったのですね。

 

と話してくれました。

 

貫索星は陽の守備本能が本来の持ち味。何かを一人で守らなければいけません。が、一人で守るためには人の意見を一々聞いていられないのです。

自然と頑固になりますし、我慢強い性格のはずです。

が、我慢を強いられる環境を、特に子供の頃に経験していないと、我慢出来ない人間になってしまいます。

 

こういった、星本来の姿、星本来の力が発揮出来ていない様子を「星が陰転(いんてん)する」と表現しますが、このご主人の場合、まさに貫索星が陰転している状態なのではないでしょうか。

 

算命学の場合は、四柱推命と違い生時を使わないだけ使う星の数も少なくなりますが、馴れてるとそれなりに色々なことが見えて来るのが面白いですね。

 

私も、陰転した貫索星の例題はほとんど見たことが無かったので、これは良い経験になりました。

 

皆さんも、星の表面的な意味合いだけでなく、実際の人物に照らし合わせて考えてみてはいかがですか?

 

星の持つ奥深さもだんだんと見えてきますよ。