開運は自分を知ることから始まる 羽田一彦のブログ -25ページ目

水天需の日

先日の日筮(にちぜい・その日の運勢を示す易)は「水天需九二」でした。

 

水天需の大きな意味は「待つ」ということ。

 

はて、何を待つのだろう?

 

と思っていたのです。宅配で届くような荷物は頼んでいないし、来客の約束も無いし・・・

 

と、易を立てた時は考えたのですが、いざ当日にはそんなことは全く忘れていました。

 

が、お彼岸中だったので、浅草の観音様にお参りに行こうかなと、ふと思い立って、カミさんを誘いました。

 

「久々に浅草行かない?」

 

すると行くというので二人で出かけました。

 

以前、子供達が小さい頃は観音様にお参りがてら、花やしきに良く行ったものでしたが、子供達も成人して親が誘っても乗らなくなってしまい、家族で浅草に出かけることもすっかりご無沙汰していました。

 

観音様はもちろんですが、他にも個人的には外せないお社を幾つか参拝した後、昼食をどこかで食べようか、ということになりました。

 

 

と、この時思い出したのが、その日の日筮「水天需九二」。

 

あ、そうか! 

 

水天需には待つという意味の他に、食べ物という意味があったのを思い出しました。

 

そういえば師匠の水天需の占例に「血のしたたるようなステーキを食べた」というのがありました。

 

この場合は私の日筮とは違い、水天需の六四だったはずですが。

 

水天需六四の爻辞は「血に待つ」

 

そこで「血のしたたるようなステーキ」と連想されたのでしょう。

 

私の場合は九二で「泥に待つ」だったせいか、ステーキではなく天ぷらにしましたが。

 

これまた、子供達を連れてよく行っていた、大人の拳ほどもある大きなかき揚げが有名な天ぷら屋さんに入りました。

 

私の場合、毎日日筮を立てるのではなく、一週間分まとめて立てるのですが、一日を振り返りながらその日の日筮を考えてみるのも、易の楽しみの一つ。

 

この日のように納得できる場合もあれば、何を言っているんだかさっぱり分からないこともありますが、それはそれで楽しいもの。

 

易のと付き合いは、まだまだ続きそうです。

占いフェスで印象に残った女の子

先月7月7〜9日に原宿の表参道ヒルズで行われた「占いフェス」には多数のお客様がご参加くださり、関係者の一人として、御礼申し上げます。

 

私は最終日9日にだけ参加させていただいたのですが、一人5分という短い時間ながら、個人的にはなかなか楽しめたイヴェントでした。

 

以前からの知己の占い師さんの顔もちらほら見えていて、実力のある方たちが集まっているな〜、という印象でした。

 

9日一日で私は68名のお客様を鑑定したそうですが(事務局集計)、それこそあっという間に終わった印象です。

 

場所柄もあるのでしょうが、若い女性が多く、となればやはり相談内容は恋愛運。

 

今お付き合いしている人がいる方はこれからの二人はどうなるの?

今お付き合いされている人がいない方は、いつ頃素敵な方が現れるの?

 

私のように枯れたオッサンからすれば、皆さん元気が良くて誠にめでたい。

 

が、そんな中で一人、「私のこれからの人生、仕事はどうなりますか」という質問をされた女性がいらっしゃいました。

 

これは珍しいと、事務局で用意してくれたiPadで命式を出しながらお話させていただきましたが、少しだけ時間があったので、

 

「他に何か聞きたいことはありますか?」と質問したら、

 

「じゃあ、私の恋愛運はどうなっているでしょう」とのこと。

 

現在、お付き合いされている方はいらっしゃらないとのことだったので、易で近い将来の恋愛運を見てみました。

 

すると、出た易は

 

山風蠱 六四

 

え? なんだこれ? というのが、私の正直な感想でした。

 

山風蠱というのは、大変なことが起きた、一家の、あるいは一国の一大事が起こった。でも、跡を受け継ぐ息子が、後継者がきちんと始末をすればやがて良い方向に向かうだろう、というのが大雑把な意味。

 

でもその中でも、この六四はちょっと(いや、だいぶかな)違います。

 

「父の蠱を裕うす(ちちのことをゆるうす)」

 

とあり、大変なことが起こっているのに、何も手をつけないでぼ〜っと見ている。これではやがて何もかもダメになってしまうだろう、という意味です。

 

 

これをこの女の子の恋愛運に当てはめてみて私が言ったのは、

 

「もしかして、恋愛する気が無いの?」でした。

 

と、彼女はびっくりしたような顔をして、

 

「実は私、全然興味ないんです。そんなことも分かっちゃうんですか? すごいですね。」

 

そこで私は、

「このサイコロ(周易用)って、いろんなことを教えてくれるんだよ」

と話しました。

 

今時の若い女性には珍しい女の子だったので、とても印象に残っています。

 

今となっては生年月日も命式も忘れてしまいましたが、易だけは覚えています。

 

こんな判断が出来るのも、易の妙味ですね。

 

 

とある男女の関係(世間ではよくある話)

これは生徒さんの一人から受けた相談です。

 

 

この方は会社を経営されているのですが、その会社のスタッフの女性の一人から「妊娠したんですが、生んだ方が良いかどうか」と相談されたそうです。

 

それで自分で易をたてたそうです。

 

産む 風山漸5

おろす 火天大有初

方針 地澤臨5

 

そこでアドバイスが欲しいというので、生んだら良いんじゃないの、と答えました。

風山漸5がちょっと引っかかるけど、おろすが火天大有初だし、方針は地澤臨だし、産む方が良さそうと思った次第です。

 

が、この方、さらに易をたてていました。

 

生んだら別れる、生んでも別れない、生まないで今のまま、生まないで別れる等々。

 

え、なんでこんな易を立てるんだろうと思って、何かややこしい事情でもあるんですか、と聞きました。

 

すると、この二人は結婚していない。女性は36歳、男性は21歳で妊娠もこれで二回目。前回はおろして、今回もおろしてくれと言われている。

 

などと、複雑な事情があることを話してくれました。世間では良くある話ですね。

 

そこで私が占的を考えて、この占的で易を立てて下さい、とお願いしました。

 

その占的は、

この二人の交際に関する当面の運勢、交際運、不慮、方針。

 

この分占セットは我が師匠、横井伯典が考えたものですが、とても使いやすい占的で、私も良く使わせてもらっています。

 

その結果は・・・

 

交際に関する当面の運勢

天山遯2

 

交際運

山雷頤3

 

不慮

天火同人上

 

方針

天地否2

 

この4つの易を見て私は、このまま付き合ってもお互いに何もメリットは無いし、なにより男性がヒモっぽくなってしまっているのではないかと話しました。

 

すると、先生のおっしゃる通りの関係です、とのこと。

 

不慮運の天火同人上から推測するに、もし子供を生んだら男の方が逃げるのではないかと。

 

 

で、続けて、以下の3つの占的で易を立ててもらいました。

 

交際続けて吉、やめて吉、方針

 

その結果は、

続けて吉

坎為水5

 

やめて吉

水沢節4

 

方針

天山遯4

 

 

易を知ってらっしゃる方が見れば誰でも、この関係は止めた方が良いと判断されるでしょうが、方針の天山遯4はこの女性の気持ちそのものでしょう。

 

天山遯の遯とは逃げる意味。天山遯4「好遯(こうとん)す」とあります。好きで好きで仕方ないけど、逃げろ。と易は言います。

 

さて、この女性はどうするのでしょうか。生徒さんは全てを話した上で最終的な判断は本人に任せるそうです。