皆さんもすでにご存知だろうが、
私の趣味の一つにD.I.Yというものがある。
(誰も知らねーよ!)
下手の横好きではあるが、
モノ作りの職人への憧れが
人一倍強い私にとっては、
ちょっとした疑似体験ができる
至福の時間だ。
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D.I.Y …
すなわち「Do It Yourself」のことだ。
Do It Yourself …
すなわち「自分でやる」ということだ。
広義な意味では、
自分の歯を磨いたり排泄したり…
あ、これはもちろんウソだ。
本来のD.I.Y精神に当てはまならない。
D.I.Y.とは第二次世界大戦で
ナチス・ドイツ軍の激しい空襲で
廃墟と化した英国ロンドンで、
1945年の終戦とともに
破壊された街を自分達の手で
復興させる国民運動が始まり、
そのスローガンとして
D.I.Y.が生まれたのだ。
廃墟に立った元軍人たちが業者に頼らず
「何でも自分達でやろう!」と、
街の再建に取り組んだのが始まりである。
これが本土での戦災が少なかった
アメリカへ飛び火し、
いつの間にか「復興」から
「週末レジャーや余暇の一つとして楽しむ」
という概念へと変化していったのだ。
ところで私は、
「世の中には2種類の人間がいる」
と思っている…というよりも、
“人間2種類説”遊びが好きだ。
以前も書いたかもしれないが、
私が考案したこの遊びは
「世の中には2種類の人間がいる。
それは○○な人と○○な人である」
という風に、
それぞれの○○に相応しいコトバを
上手く当てはめるゲームだ。
まるで笑点やIPPONグランプリ
のお題のようだが、
これはなかなか深い考察を要し、
通勤電車内でのヒマ潰しと
アタマの体操に最適なのだ。
今回の記事のテーマに沿って考えたら、
それは作ることが得意な人と
売ることが得意な人…というのが
GMチェアマンの模範解答である。
優れたモノを作る才能があるけど
それを売ることが苦手な人…
モノを作るのは苦手だけど
何でもよく売る才能がある人…
どっちが上か下かはこの際関係ない。
実はどちらも想像力が必要だからだ。
両方できる人は、
社会的に成功する確率は高いだろう。
私の場合はどうだろう?
長年洋服の販売をやっているから
売るのが得意ということに
なるのかもしれない。
しかしだからといって、
モノ作りに興味がないわけでもない。
むしろスゴくある。
棚でも器でも野菜でも…
曲でも小説でも映画でも…
絵でも雑貨でも料理でも…
それは、
売ってばかりいる反動かもしれないし、
何かを作る行為が自身のバランスを保つ
秘訣なのかもしれないし、
実は作る側の方が向いている可能性だって
あるかもしれない…。
企画開発部と営業部の対立構図など
企業ではよくある話だが、
これは両方経験することが…
あ、しまった!
この話だけで1つ記事が書けるな…
こんないい話、
ついでに書くのモッタイナイから
取り置きしておこっと…。
最近妻がハマっているのがマステ収集だ。
マステ…
すなわち「マスキングテープ」のことだ。
マスキングテープ…
すなわち「マステ」のことだ。
(ん?なんか変だぞ…)
ペンキ塗りの時しか使わない私にとっては
ただのツールでしかないが、
確かに最近のマステは
色や柄のバリエーションだけでなく
アート性も高く見た目も美しい。
女性にとっては
トキメキのアイテムであることは頷ける。
そのマステを飾る棚が欲しいから作って!
という発注が私のもとに舞い込んだのだ。
どうやらマステ専用棚というモノは
ほとんど市販されてないらしい。
そこで私のD.I.Y.の出番である。
私の技術では凝ったモノはムリだ。
それでも見せる収納を目指した私は、
食事中もトイレ中も接客中も?
たくさんのアイデアを考えた。
D.I.Y.の醍醐味の一つは
想像しながらアイデアを練ることで、
これはこれで楽しい時間である。
あくまでマステが主役だから、
装飾は排除し構造はシンプルで
サイズはコンパクトに…というのが
私のデザインコンセプトだ。
あ、もっともらしく聞こえるが、
裏を返せば
やりたくても装飾はできないし、
複雑な構造もできないし、
サイズを大きくすると
妻が大量のマステを買い集める
悪い予感があったからだ。
そんな中で一番いいと思われたデザインを
ラフスケッチしてみた。
うん、これならイケる!
早速私は次の休みに、
一日中過ごせるほど大好きな
ホームセンターへ材料調達に行った。
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木はホームセンターでカットしてもらい、
いよいよ製作開始。
妻も満足したらしく、
「材料費ぐらい出すよ」
と言うので、
「あ、いいよ、いいよ。
これ、クリスマスプレゼントだから」
と答えたら、
「えっ⁉️ ウソでしょ!」
と返された。
材料費がたったの千円だったのを
どうやら見抜かれていたらしい…。
でも…
これなら量産できるかもしれない。
さぁて、
これどうやったら売れるかな…
なんだか今回は
自慢話のようになってしまったが、
これはれっきとした自慢話だからいいのだ。
~おわり~
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「Peter Gabriel」
“D.I.Y.”
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メンズビギ横浜店 GMより
コチラも見てネ❗️

