漢方薬の原料である当帰(とうき)をご存知ですか?
市場では、北海道産の当帰を「北海当帰」と呼び、奈良県産の当帰を「大和当帰」とよんでいるそうです。
当帰は、「根」の部分に、血行を良くする成分が含まれているので、
●冷え症
●貧血
などに良いとされています。
また、その薬効から、漢方薬の原料として使用されており、
●鎮静作用
●鎮痛作用
●利尿作用
●抗菌作用
●強壮作用
などがあるとされ、特に婦人科系の生薬のほとんどに使われているので、漢方薬を利用している女性には、身近な植物ではないでしょうか。
その当帰ですが、葉の部分は漢方薬の原料ではありません。
当帰の葉は、ビタミンやミネラルが豊富で、セロリに似た独特の香りがあるそうです。
天ぷらやハーブの様に香りづけに使えるとの事で、当帰の産地である奈良県が、当帰の葉の活用を進めているそうです。
漢方薬の原料である当帰。
当帰の根だけでなく、葉も皆様の健康維持にお役立ていただける日が来ると、奈良県民としては嬉しいです。
【ハービックス】店長の岩屋でした。