肩関節の動きをよくする体操 その2 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


台風が南西方向にいたので、昨日は気温がグ~ンと下がった千葉県です。台風が近づくにつれて、気温も上がり、風雨も強くなりました。沖縄付近で迷走した後、本州に近づく直前に大きくなった台風15号。被害に合われた地域の皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。


こんなお天気だと、関節のコリや痛みは悪化しやすいですね。気圧が低いと、血圧も低めになって、血流も悪くなりやすい感じがします。単純に冷えるってこともありますけど。


五十肩(四十肩)で、整形外科の医師から「多少痛くても、動かすように」と言われるケースは、肩関節そのものが問題なのではなくて、肩関節を動かす筋肉に問題があります。痛みを伝える神経の過剰反応とも言われますが、その原因はいまだによくわかってない。


その昔、母が五十肩の痛みを抱えていたときに、引っ越ししたことで物干し竿の位置が少し高くなったところ、いつの間にか治ってしまいました。背のび気味に洗濯物を干す毎日が、はからずも肩関節の動きをよくする結果になったようです。母の五十肩も、動かすほうがいいケースだったんですね。


「肩関節の動きをよくする体操」 を一度ご紹介していますが、今回はその2として、五十肩予防にもなって、肩関節の可動域を維持するあるいは広げる体操をご紹介しましょう。


これは、ピラティスインストラクターのrumiop さんに教えていただいたもので、しばらく続けてたら以前より肩がラクに動かせるようになりました。rumiopさん、ありがとう♪


春月の『ちょこっと健康術』


① 床の上に横向きに寝ます。

② 両足をそろえて、椅子に座るような形で、股関節・膝関節を90度に曲げます。

③ うでは伸ばした状態で、両手を合わせて、からだの前に置きます。

④ 上になったいる手(↑上図では左手)で、肩関節を中心に、まずは後ろ回しで、次に前回しで、指先が床から離れないように、ゆっくりと大きな円を描きます。

⑤ 反対向きで、反対側の手も同様に。


指先をできる限り遠くにつけるようにして、描く円をできる限り大きくするのがコツです。だからといって、肩に余分な力が入らないようにしましょう。力まずに、リラックスして、後ろ回し・前回しを3~5回ずつくらい。


最初のうちは、指先が床から離れてしまうかもしれません。でも、続けているうちに、指先が床から離れなくなり、しかも指先のつく位置が少しずつ遠くになっていきますよ。


お風呂上りや、肩関節の痛みに効くツボ のケアをした後がおススメですが、テレビを見ながらとか、できるときにちょこちょこやってみてくださいね。


一天一笑、今日も笑顔でいい1日にしましょう。


春月の『ちょこっと健康術』
東洋医学講座の目次→満月
ツボの目次→やや欠け月
リフレクソロジーの目次→半月
妊娠・産後・授乳・子どものケアの目次→三日月
アロマセラピーの目次→新月
『養生訓』の目次→星空
体操とストレッチの目次→夜の街
からだのしくみ・食・栄養の目次→打ち上げ花火
からだの不調と対処法の目次→お月見
養生法・漢方薬・薬草・ハーブの目次→桜
ブログの目的・利用法・楽しみ方の目次→観覧車
東日本大震災 関連記事の目次→富士山