福島原発は誰のためにあったのか? | 春月の『ちょこっと健康術』

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おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


各地の小学校で行われた入学式。子どもたちの笑顔ほど、元気づけてくれるものはありませんね。とくに、前歯の抜けた笑顔なんて、走り寄って抱きしめたくなるほどです。


一昨日の余震で、東北の広範囲が停電になりました。復旧したばかりの電気供給が、また止まっちゃっうなんて、大震災という試練の上に、また重なる被害。「ここまで…」と天を恨みそうになりました。


広範囲な停電の原因は、火力発電所が緊急停止したこともありますが、仙台にある変電所の故障が大きいようです。一昨日のニュース映像で、ものすごく光ったところが見えて不気味に感じてましたが、あれが変電所の事故を示すものだったんですね。


東北電力の状況を説明するニュースをみながら、あらためて気づいたことがあります。福島原発って、東京電力なんですよ。東北電力管内の福島県にあるけど、首都圏に電力供給するためにつくられたんですよ。


今さら何を言う…と思われるかもしれませんけど、首都圏のためにあった福島原発が起こした事故で、東北電力管内の福島県の方々が、どえらい被害を受けてるんですよ。そこんところに、今さらですが、気づいたという次第です。


つまり、福島原発から送られる電気の恩恵を受けてきたのは、これまで使い過ぎるほどに電気を使ってきた首都圏に住む私たちだってことに、思いが至ったワケです。もちろん、福島原発のある地域では、援助金とか何とかあったことはわかってますけど。


東京電力の計画停電が行なわれたときに、被災地のことを思って、不便を受け入れながらも、「何で東京だけのために?」と疑問を持たれた方は少なくないはず。


その考えは根本から違ってた。首都圏に暮らす私たちが、節電しなきゃならないのは当然のことなんです。これまで使い過ぎてたんですから。福島原発の存在そのものが、首都圏のためにあったんですから。


電力供給を増やすために原発がつくられたのは事実。首都圏につくれなくて、福島県に受け入れてもらったのも事実。こんな事故を起こした原発を…です。


こう考えていくと、原発の安全管理が甘かった東電だけじゃなく、そもそも電気を使い過ぎていた首都圏の人や企業にも、責任はあるんじゃないかって思えてきました。首都圏全体で福島県を支えるべきじゃないかしら。


何か、何か、できることはないの?と考えていたら、思い出しました。確か白河三來さんが、福島県のためのチャリティーについて記事にされてたことを。それはこちら→★16、17日、福島に愛を届けよう♪  


土日は仕事の春月、「SAVEふくしま チャリティーバザー」には参加できません。残念です。そこで、『ちょこっと健康術』をお読みくださってる方で、首都圏にお住まいの方またはお仕事のある方にお願いします。


4月16・17日、お時間ありましたら、ぜひ、「SAVEふくしま チャリティーバザー」にお立ち寄りください。詳しくは三來さんの記事でご確認くださいね。よろしくお願いします。


三來さんは、避難所で生活される女性たちのためのHappy Lipsプロジェクトを開催されています。こちらにもご賛同くださる方が増えたら、とってもうれしいです。


また、福島県へ直接募金できる窓口を見つけました。それは↓こちら。

・福島県ホームページ 寄付金について  義援金について  

・福島県社会福祉協議会 福島県災害ボランティア支援募金 募集のお知らせ


首都圏に暮らして、節電することは、もはや当然すべきこと。これまで電気を湯水のように使ってきたのは私たちなんだもの。福島県のみなさま、多大なるご迷惑をかけて、本当にごめんなさい。些少ですが、募金に協力させていただきます。


一天一笑、今日も笑顔でいい1日にしましょう。


春月の『ちょこっと健康術』-椿
1本で赤・白・まだらの花が咲く遅咲きの椿


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