おはようございます
今日は七草ですね。スーパーにいくと、いまどきは七草セットが売られてますが、昔は雪国ではどうしてたのかなぁ~なんて考えてたら、昨日のTVで、「納豆汁にセリを入れて代用してた」という話を聞きました。
その納豆汁がね、実に美味しそうだったんです。話題は、山形県の堀込セリ でした。紹介されていたのは、その堀込セリを栽培している農家の納豆汁。
ポイントは、納豆をすり鉢で20分くらいかけてよ~くすっておくこと、だそうです。そうしてつくったとろみが、からだを長く温めてくれるんだとのこと。
そう、とろみのあるものは、ゆっくりじんわりとからだを温めてくれますね。生姜湯やあんかけ豆腐などもそうですが、とろみのついた食品そのものが冷めにくいですから。
納豆汁の具には、セリのほかに、ダイコンやニンジンなどの根菜に、里芋の茎を干した芋がら(ズイキ)を戻したもの、ネギ、豆腐、油あげ、こんにゃく、シメジやマイタケのようなキノコ類が使われるようです。
味付けはお味噌。つまり、具沢山の味噌汁に、すりつぶした納豆が入っている感じ。仕上げに刻んだセリが加えられて、薬味に唐辛子。これは、ホントに温まりますよ、きっと。
植物性タンパク質、ビタミン、ミネラルと栄養バランスもよくて、しかも食物繊維たっぷり。これは健康食ですねぇ。カリウムと食物繊維が豊富な芋がらが入ってることも、雪国の生活の知恵ですねぇ。
我が家に芋がらはないので、代わりにゴボウでも入れて、つくってみようと思います。納豆を20分間もするのは、ちょっと大変そうですけど。
山形の納豆汁、↓こちらのサイトで由来や作り方を見れますよ。
山形市観光協会の納豆汁
山形県観光物産協会の納豆汁
伊藤こずえのうっかり放送局 山形の冬は納豆汁
山形といえば、以前「味覚の秋ですね~」 とか「樹上脱渋柿?」 とかでご紹介した庄内柿、今度は干し柿で届きました。これがまた、美味しいんですよ~。
柿 は甘寒性で、からだの熱を取って、咳を鎮める作用を持っています。そう、生の柿はからだを冷やして潤しますが、太陽の光を浴びた干し柿は冷やしません。しかも、ビタミンAやポリフェノールが豊富。美容食です。
七草については、過去に「今日は人日、七草粥」 やら「七草の効用って?」 を書いてますので、そちらをご参考にどうぞ。
一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
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